2018年12月11日公開
2018年12月11日更新
グラーツ観光の見どころ紹介!行き方や時計塔などおすすめスポットを厳選!
グラーツはオーストリアにある街で、観光としてはまだ日本では知名度は低いですが世界遺産にもなっている旧市街にはシンボルでもある時計塔をはじめ歴史的な建物も多くあり、街全体が中世の時の建物ばかりです。そのグラーツのおすすめ観光スポットや見どころをご紹介します。

目次
オーストリアのグラーツを紹介!
グラーツはオーストリアの都市で中世の建物が大変良い状態で残っていることから世界遺産になっている街です。観光地としてはオーストリアでもちょっとあまり知られていない感じですが、見どころは意外と多いです。その中世の姿で残っているグラーツの見どころなどお伝えします。
オーストリアのグラーツって
グラーツはオーストリアのシュタイヤマルク州にある都市でオーストリアの首都ウィーンの次にい続く都市です。
中世の建物がどこよりも良い状態で残っていて、それでいて、他の街のように新しい建物などほとんどないため、訪れると中世の時代にいるような感覚になります。
観光地としては、日本ではそれほどメジャーな印象はないですが、世界遺産にもなっている旧市街には歴史的建造物も多く、のんびり街歩きするのには最適な街です。
そして、観光都市としてのイメージはウィーンなどと比べると、いまいち、これという代表的なものが少ないためそれほどないですが、見どころの観光スポットは結構あります。
ストレスフリーな街グラーツ
のんびりした雰囲気のあるグラーツは、ストレスがない街としてオーストリアでも知られ、街もちょっと歩けばすぐにあちこち行け、トラムの数多く走ってるため、観光でも迷子になることもなく、散策を楽しめます。
そして、グラーツは世界遺産でもある旧市街にある街の雰囲気などから、国際的にも認められ、欧州文化首都にも2003年に指定されたりと、日本ではあまり知られていない街ですが、ヨーロッパなどでは意外と知られていたりしてます。
グラーツは旧市街すべてが世界遺産
観光地としてはオーストリアでもちょっとマイナーな感じがするグラーツですが、旧市街のほとんどは世界遺産になっているほど、その街並みは美しく、中世の雰囲気を残すというよりも中世の時代そのものと言っていいほどです。
街中にある建物のほとんどが長い歴史をもつ建物で、その時代その時代の特徴である建築様式や、貴重なものがあちこちに残されていて、訪れると意外と見ごたえがあり、見るべき場所の多い街と実感します。
グラーツの見どころ
グラーツへ観光に行くなら、その見どころはやはり歴史ある建物がのこる旧市街です。中世の建物がここまで多く、そして良い状態で残っているのはあまりなく、さらに他の街のように新しい現代の建物がないので、中世の時代そのままが残っていると言っていいほどです。
その中でもグラーツと言えば、街のどこからも見えるシンボルでもある統計塔や、王宮の二重螺旋階段、大聖堂、エッゲンベルグ城、武器博物館など、見どころをあげると結構あります。
グラーツ観光の見どころ1:時計塔とシュロスベルクの丘
時計塔は街のどこからも見えるシュロスベルクの岩山の上にあって、高さが473メートルもあります。この時計塔からみるグラーツの景色はおすすめです。中世の建物が今もそのままある、その旧市街の赤い屋根がひろがり、当時と変わらない景色を見ることが出来ます。
このシュロスベルクは時計塔だけでなく、城塞としても有名で、ナポレオンが首都のウィーンを占領し破壊した時も、この城塞だけは壊せなかったそうです。ハプスブルク家の城があったのですが、その城は壊されて今は廃墟が残っています。
ギネスにも登録されている時計塔
このグラーツの時計塔は、今までどんな攻撃をうけても破壊されず、いつの時代もありつづけた城塞としてギネスにも載っているほどです。
この時計塔、ナポレオンが攻めてきた時に、グラーツの人々がお金を払って、この時計塔を買って、破壊されにようにしたそうです。
時計塔の針の長さが逆
その後、分を表す針をつける時に、短い針を使用して取り付けたので、このグラーツの時計塔の時計は慣れないと間違えてしまいます。長針と短針が逆なので、グラーツでこの時計塔を見た時は気をつけてください。
1712年に時計がついたこの時計塔ですが、よく見ると実は時計の長針と短針が逆です。建てられた当時からずっと正確に時を刻んでいるこの時計塔の針は、初めは時間だけで分は表していなかったそうで、遠くからも見やすくするため時間だけを表していて長針でそれをしてたそうです。
時計塔への行き方
時計塔の行き方は3通りあります。城塞といわれる岩山の中を全面ガラスのエレベーターで上まで行く方法と、ケーブルカーでのんびりとグラーツの景色を見ながら行く方法と、ちょっと大変ですが歩いて登る方法があります。
歩いて登る方法は260段という結構急な階段を登るのですが、大変ですが、時計塔を見上げ、グラーツの街を眺めながら行くには、大変な分、良い景色を見ることが出来ます。
のんびり行くなら100年の歴史がある、ケーブルカーもおすすめです。グラーツの景色を見ながらのんびりいくのも良いものです。
グラーツ観光の見どころ2:鐘楼
鐘楼は時計塔のあるシュロスベルクの丘にあって、時計塔と一緒に見るのをおすすめします。この鐘楼も時計塔と同じくグラーツの人々に守られたもので、グラーツに来て、この2つを見ずに帰るのは、グラーツに来た意味がないといわれるほどです。
そしてこの鐘楼には、大きな鐘があり、午前7時と昼の12時、そして午後7時に鐘がグラーツの街に響きます。この鐘も歴史あるもので、1587年にトルコ軍によって打ち込まれた大砲の玉を溶かして作ったそう尾で、打ち込まれた球数は101発で、101発の大砲の玉で作られた鐘です。
グラーツ観光の見どころ3:エッゲンベルグ城
エッゲンベルグ城はグラーツで最もおすすめする観光スポットで、グラーツの見どころです。このエッゲンベルグ城も世界遺産になっていて、中の庭園には綺麗な孔雀が放し飼いでいたりします。
このエッゲンベルグ城には、大阪城にある、惑星の絵が描いてある屏風がありますが、その惑星の絵が描かれた壁画があり、日本の間と言われるものがあったりします。
宇宙がテーマ
このエッゲンベルグ城は宇宙がテーマなって1625年に作られたのですが、季節を表す4つの塔、1年の12ヶ月それぞれの月を表す12の門、そして1年365日を表す365枚の窓と、その特徴的な建物は外観から見どころです。
エッゲンベルグ城は、城とありますが、博物館で、考古博物館やコインコレクション、綺麗で豪華な客室やギャラリーなど、色々ある建物で、見ごたえも十分にあるので、グラーツ観光ではおすすめのスポットです。
ツアーでしか見れない日本
個人では見れなく、ツアーに参加しないと見ることが出来ないのですが、惑星の壁画と、秀吉時代の大阪が描かれた屏風はツアーに参加してでも見ておくのをおすすめします。
全宇宙をテーマに1625年に作られたこの城には他にも色々と見どころがあり、グラーツでは行くべき場所のひとつでもありますが、この屏風は当時の大阪の街が描かれています。ツアー以外では見ることが出来ませんので注意してください。
グラーツ観光の見どころ4:王宮の螺旋階段と大聖堂
王宮は今は州政府が使用する建物なのですべてを見ることが出来ないのですが、螺旋階段がある場所だけ見学することが出来ます。この階段は石工で作られていて、最高傑作ともいわれる階段です。
階段を登るときは二手に分かれて行きますが次の階にいくとひとつになる、、ちょっと変わった不思議な階段です。そしてこの螺旋階段とセットで見ていただきたいのが、この王宮の向かえにある大聖堂です。
すごく大きな教会であるグラーツ大聖堂は、フレスコ画がすごく綺麗でステンドグラスの美しさといい、王宮の螺旋階段と共に見ていただきたいスポットです。ちなみに、このフレスコ画はグラーツでは一番古い街図です。
螺旋階段と大聖堂への行き方
ホーフガッセをずっと行くと自由広場があって、劇場があるのですが、ホーフガッセ15というのが、王宮の入口で、すすむと最初に庭があり、、それを更に進むと螺旋階段があります。
この螺旋階段がある王宮から、道を挟んだ向かいに大聖堂はあります。大変大きな建物ですので、すぐにわかります。
グラーツ観光の見どころ5:マウソレウムとドーム
歴史上非常に価値のあるもので、王宮の向かいにあって、ドームと言われる聖堂とならんであります。
ならんであるドームにはグラーツを襲ったと言われる3大苦難を表現した絵が飾られています。これはペストや、トルコ軍の戦いや、イナゴの大群を表した絵で苦難の絵というタイトルです。
こちらの行き方ですが、ドームは王宮の教会として作られたものでもありるので、行き方としては、マウソレウムとともに観光の際は一緒に訪れると良いです。
グラーツ観光の見どころ6:ヘレンガッセ
ヘレンガッセはグラーツの旧市街の中でも大きな通りで、交通の足であるトラムも沢山通る場所です。街歩きにも最適な通りで、様々な建物が建っています。フレスコ画で描かれたギリシャの神の壁絵や、豪華な建物は見ごたえ十分でグラーツの見どころでおすすめの通りです。
建築の宝石箱とも言われる、このヘレンガッセ通りはバロックやゴシック、ルネッサンスと様々な様式の建物が、他の街に比べても特別良い状態で残っているため、どの建物も見どころといって良いほどです。
グラーツは音楽好きもおすすめ
グラーツは、イメージ的にはウィーンなどのような観光地としての華やかさはちょっとないですが、オーストリアの観光で抑えるとこはしっかりあります
中身のクオリティというと、さすがにウィーンには負けてしまうようですが、オペラハウスなどグラーツにもあり、コンサートなど楽しむことができます。とくにウィーンよりは、どうしてもクオリティは落ちるといっても、半額かくらいでチケットが購入できると考えるとかなりお得でおすすめです。
グラーツも食べ物はおすすめ
歴史ある建物が多く世界遺産になっているグラーツですが、オーストリアですので、食べ物は忘れてはいけません。カフェやレストランでの食事などは、さすがオーストリアだけあり、美味しいものばかりでおすすめです。
観光スポットとなっている場所にも結構カフェや、バー、レストランなどあり、どのお店にはいってもアタリです。どのお店もおすすめです。

グラーツは街全体がおすすめの見どころ
グラーツは、街全体の建物が大変良い状態で残されており、近代的な建物があるわけでないので、特に観光スポットとして目立つものがないというイメージもあります。
しかし、文化的、歴史的な部分で見ると大変貴重な建物や、価値あるものが他の土地と違って、当時のまま残っているため、歴史好きな方や、中世ヨーロッパが好きな方、写真好きな方には特におすすめの街です。
上記以外にも、グラーツの街の観光では沢山の観光スポットがあります。歴史のある建物が多いため、歴史の授業で聞いたことのある人物が関係していたり、聞き覚えのある言葉もあったりと、見どころが実はたくさんあります。
グラーツへの行き方
グラーツへの行き方ですが、日本からはドイツのフランクフルト経由で飛行機で行くか、オーストリアの他の空港を経由して行くかになります。
オーストリアのウィーンや他の街を観光してからグラーツへ行くなら、バスで行くか列車でグラーツへ行くというのが無難です。ともに2時間半くらいの乗車時間でウィーンからグラーツへ行けます。
ウィーンから列車での行き方
ウィーンからグラーツへ列車での行き方ですが、ウィーン中央駅から乗るのがおすすめです。チケットはオンラインで購入するか、窓口で購入するかですが、オンライン購入の場合、ドイツ語と英語でできますが、語学力がちょっと必要らしいです。
オンラインだとOBBというサイトで予約購入しますが、慣れている方なら良いでしょうが、そうじゃないと色々操作などあるようで、メールで送られてくるPDFファイルがチケットではなかったり色々あるようなので、チケットは窓口で購入するのをおすすめします。
列車はほぼ1時間ごとにあるので、ウィーンからグラーツへのアクセスはしやすいです。そしてウィーン中央駅から乗るなら自由席も結構座れるそうなのでおすすめです。
バスでのグラーツへの行き方
バスでグラーツへ行くなら、こちらも一時間毎にウィーンからバスがでています。多少時間帯によって料金が変わるみたいですが、列車だと40ユーロくらいですが、バスだと10ユーロくらいで行けます。
そして列車の場合グラーツ駅はちょっと離れてるため20分くらいあるかないと旧市街につかないですが、バスの場合グラーツ市内に直接到着するので、移動としてもバスがおすすめです。
どの街からもバスがおすすめ
グラーツへの行き方ですが、比較的ウィーンから行く方が多いようですが、基本的にどの行き方にしてもバスが一番おすすめです。
列車だとグラーツ駅から歩かないと行けないのと、荷物があった場合、トラムなどあうので、それに乗ればらくですが、バスだと直接市内に入るため便利です。費用もおさえれるというのもあるので、バスはおすすめです。


グラーツで中世の雰囲気をたのしんできましょう
グラーツはオーストリアのなかでも特に中世の時代を感じることのできる街です。歴史ある建物の数々をじっくり見ようとするなら一日では到底見て回ることは出来ないでしょう。いくつもの時代の特徴をもった建物と、それ維持している街グラーツへ、中世の素晴らしい景色を見に行ってきましょう。
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