2018年12月14日公開
2018年12月14日更新
ウズベキスタン料理の特徴やお味は?おすすめの名物メニューを紹介!
中央アジアにある内陸国、「ウズベキスタン」。この記事では、ウズベキスタンの基本情報やウズベキスタン料理の特徴、名物メニューなどをたっぷりご紹介します。ぜひウズベキスタンでウズベキスタン料理を食べる際の参考にしてみてください。

目次
- 1シルクロードを感じられるウズベキスタン料理
- 2ウズベキスタンの基本情報
- 3ウズベキスタン料理の特徴
- 4ウズベキスタン料理のおすすめ名物メニュー1:Lagman Soup
- 5ウズベキスタン料理のおすすめ名物メニュー2:Bademjan
- 6ウズベキスタン料理のおすすめ名物メニュー3:Chuchvara Soup
- 7ウズベキスタン料理のおすすめ名物メニュー4:Plov
- 8ウズベキスタン料理のおすすめ名物メニュー5:Tashkent Salad
- 9ウズベキスタン料理のおすすめ名物メニュー6:Manty
- 10ウズベキスタン料理のおすすめ名物メニュー7:Samsa
- 11ウズベキスタン料理のおすすめ名物メニュー8:Achichuk Salad
- 12ウズベキスタン料理のおすすめ名物メニュー9:Naryn
- 13ウズベキスタン料理のおすすめ名物メニュー10:Shurpa
- 14ウズベキスタン料理のおすすめ名物メニュー11:Holvaytar
- 15現地でウズベキスタン料理を食べてみよう
シルクロードを感じられるウズベキスタン料理
「ウズベキスタン(Uzbekistan)」は、中央アジアに位置する内陸国です。首都はタシケントです。
今回はそんなウズベキスタンの基本情報からウズベキスタン料理の特徴、名物メニューまで、様々な情報をシェアさせていただきます。
ウズベキスタンの基本情報
まずはウズベキスタンと日本の時差やウズベキスタンで使われている通貨、日本からウズベキスタンへのアクセス方法などの基本情報をご紹介します。
どれも覚えていて損はない情報なので、ウズベキスタンへ行く前にできるだけ覚えておきましょう。
ウズベキスタンと日本の時差
ウズベキスタンは「ウズベキスタン時間(UZT)」というタイムゾーンを使用しており、日本との時差はマイナス4時間で、日本の方が4時間進んでいます。
サマータイム制は採用していないので、一年中時差が変わることはありません。時差もそんなに大きくないので、時差ボケすることなく観光を楽しめそうです。
ウズベキスタンの通貨
ウズベキスタンで使われている通貨は、「スム(soʻm)」です。1スムを日本円に換算すると約0.01円(2018年12月12日現在)です。
紙幣は10000、5000、1000、500、200、100スムの6種類が多く、それ以外にも6種類の紙幣と6種類の硬貨がありますが、あまり使われていません。
日本からウズベキスタンへのアクセス方法
日本からウズベキスタンまでは、「ウズベキスタン国営航空(Uzbekistan Airways)」航空会社から直行便が冬季以外は運航されています。
東京(成田国際空港)からウズベキスタン(タシュケント国際空港)までのフライト飛行時間は約9時間です。
ウズベキスタン料理の特徴
ウズベキスタン料理と言えば、どんな特徴が思いつきますか?一番最初に挙げられる特徴は、文化の交差点とも呼ばれるシルクロードを感じられるというところです。
しかしここでは、ウズベキスタン料理の特徴を3つに分けて、より深くご紹介したいと思います。
ウズベキスタン料理の特徴1:羊肉
ウズベキスタンでは羊の放牧が盛んなので、牛肉や豚肉を好んで食べる日本とは違い、羊肉が一番よく食べられます。
羊肉を使った料理も色々な種類があるので、羊肉を冒険してみるのも楽しいかもしれません。
ウズベキスタン料理の特徴2:穀物
ウズベキスタンでは穀物がたくさん収穫できます。そのため、麺やパン、お米などがたくさん食べられるというのが二つ目の特徴です。
特に麺料理は、日本に負けないくらい種類が豊富なため、麺好きな日本人の口にも合うかもしれません。
ウズベキスタン料理の特徴3:油っぽい
ウズベキスタン料理の三つ目の特徴は、油っぽいということです。基本的にどの料理も油っぽいです。
そのため、ウズベキスタンでは、ごはんを食べながらお茶や紅茶などを一緒に飲むことが多いです。お茶には消化も助けてくれる役割があるんです。
ウズベキスタン料理のおすすめ名物メニュー1:Lagman Soup
はじめにご紹介するウズベキスタン料理のおすすめ名物メニューは、「Lagman Soup」です。ラーメンの中央アジアバージョンのようなものです。
麺、子羊、そして野菜から作られるこの麺料理はスープありのところもありますし、スープなしのところもあるそうです。また、どちらか選べるお店もあるようです。
Lagman Soupを味わえるレストラン:Minzifa
「Lagman Soup」を味わえるレストランで、おすすめなのが「Minzifa」というお店です。
海外の観光客が多く訪れるので、店員にも英語が通じます。ウズベキ語やロシア語を話せなくても大丈夫なのが嬉しいです。
住所 | Old Town 1st trading dome, Bukhara, 200118, Uzbekistan |
電話番号 | +998 93 960 23 26 |
ウズベキスタン料理のおすすめ名物メニュー2:Bademjan
二つ目にご紹介するウズベキスタン料理のおすすめ名物メニューは、「Bademjan」という、ナスのサラダです。アペタイザーとしてよく食べられています。
薄切りにしたナスとラディッシュを胡椒で味付けし、上にパセリをかけたシンプルなものですが、ウズベキスタンの国民に愛されている料理です。
Bademjanを味わえるレストラン:Afsona Restaurant
「Bademjan」を味わえるレストランは、首都・タシュケントにある「Afsona Restaurant」です。
お手頃な価格で、伝統的なウズベキスタン料理を味わえるとあって、地元の人たちや観光客から大人気です。営業時間は午前11時から午後11時までです。
住所 | T. Shevchenko St.,30, Tashkent, Uzbekistan |
電話番号 | +998 71 252 56 81 |
ウズベキスタン料理のおすすめ名物メニュー3:Chuchvara Soup
次にご紹介するのは「Chuchvara Soup」という塩水またはブイヨンで茹でた小さい餃子を使ったスープ料理です。
「Suzma」と呼ばれるサワーミルクを胡椒、玉ねぎ、トマトペースト、ブラックペッパー、そしてサワークリームで味付けしたスープもとても美味しいです。
Chuchvara Soupを味わえるカフェ:Bon! Chain of French Coffee Houses
「Chuchvara Soup」を味わえるカフェは、「Bon! Chain of French Coffee Houses」というお店です。
ウズベキスタンでは珍しいベジタリアンに優しいカフェで、「Chuchvara Soup」の他にもサンドウィッチやケーキなど、様々なものを食べることができます。
住所 | 63, U.Nasir str., Tashkent, Uzbekistan |
電話番号 | +998 71 150 18 33 |
ウズベキスタン料理のおすすめ名物メニュー4:Plov
四つ目にご紹介するウズベキスタン料理のおすすめ名物メニューは、「Plov」というお米を使った料理です。
お米、お肉、すりおろしたニンジンと玉ねぎ、そしてレーズンを使ったピラフのようなもので、カザフスタンでは主に特別なときに食べるんだそうです。
Plovを味わえるレストラン:Central Asian Plov Centre
「Plov」を味わえるレストランは「Central Asian Plov Centre」という首都・タシュケントにあるお店です。
レストランの名前に「Plov」とついているように、このお店は「Plov」専門店なので、様々な種類の「Plov」を味わうことができます。
住所 | Ergashev & Abdurashidov, Tashkent, Uzbekistan |
電話番号 | +998 71 234 29 02 |
ウズベキスタン料理のおすすめ名物メニュー5:Tashkent Salad
「Tashkent Salad」が、五つ目にご紹介するウズベキスタン料理のおすすめ名物メニューです。ウズベキスタンの首都の名前がつけられているくらい、国民に好まれているサラダです。
茹でた牛タン、ラディッシュ、野菜などをヨーグルトのドレッシングで和えて、上にはカリカリに揚げた玉ねぎをトッピングした国民的サラダ、ぜひ味わってください。
Tashkent Saladを味わえるレストラン:Ristorante Semo de Roma
「Tashkent Salad」を味わうことができるレストランは、「Ristorante Semo de Roma」というお店です。
「Ristorante Semo de Roma」はイタリアンなどの地中海料理を提供しているお店ですが、アペタイザーとして「Tashkent Salad」を食べることができるそうです。
住所 | Chekhov Str., 40, Tashkent, Uzbekistan |
電話番号 | +998 71 150 18 35 |
ウズベキスタン料理のおすすめ名物メニュー6:Manty
続いてご紹介するのは、「Manty」という、サワークリームと一緒に食べる餃子の料理です。
餃子の中身はお店によっても違うようで、お肉を使っているところ、野菜を使っているところなど、様々なようです。自分の好みの「Manty」を見つけてみてください。
Mantyを味わえるレストラン:Chasmai-Mirob Restaurant
「Manty」を味わうことができるレストランの名前は、「Chasmai-Mirob Restaurant」です。
このレストランは、食事しながらタシュケントの景色を一望できるのが魅力のひとつです。どの時間帯に行ってもきっと満足できます。
住所 | Khodja Nurobobod Str | Opposite de Complex Po-I-Kaylan, Bukhara, Uzbekistan |
ウズベキスタン料理のおすすめ名物メニュー7:Samsa
七つ目にご紹介するのは「Samsa」という三角のパイのようなものです。サクサクとフワフワ、両方の食感を出すためにタンドールオーブンというオーブンで焼くのがポイントなんだそうです。
「Samsa」も先ほどご紹介した「Manty」と同じように、お店によって中身が違ってくるので、たくさんのお店に行って味比べするのもおすすめです。
Samsaを味わえるレストラン:Plov-Samsa.uz
「Samsa」を味わうことができるレストランは、「Plov-Samsa.uz」という名前のお店です。
お店の名前にも「Samsa」と入っている通り、お手頃な価格で美味しい「Samsa」を堪能することができるのでおすすめです。
ウズベキスタン料理のおすすめ名物メニュー8:Achichuk Salad
次にご紹介するウズベキスタンのおすすめ名物メニューは、「Achichuk Salad」というサラダです。
ウズベキスタンにはベジタリアン向けの料理があまりないのですが、このサラダは薄切りしたトマトと玉ねぎをスパイスで味付けしただけのものなので、ベジタリアンの方でも食べることができます。
Achichuk Saladを味わえるレストラン:Pizza Stuzzico
「Achichuk Salad」を味わうことができるレストランは、「Pizza Stuzzico」というイタリア料理のお店です。
イタリア料理のお店ではありますが、「Achichuk Salad」のメニューがありそうです。ウズベキスタン料理をたくさん食べて少し飽きてしまったときに来ると良いかもしれません。
住所 | Mirobod, 6, Tashkent, Uzbekistan |
電話番号 | +998 71 252 33 80 |
ウズベキスタン料理のおすすめ名物メニュー9:Naryn
九つ目にご紹介するウズベキスタンのおすすめ名物メニューは、「Naryn」という料理です。
手作りの麺と茹でたジャークミートをみじん切りした玉ねぎや黒コショウと一緒に食べるもので、お肉は馬の肉を使うのが一般的だそうです。
Narynを味わえるレストラン:Caravan
「Naryn」を味わうことができるレストランは、「Caravan」というウズベキスタンの首都にあるお店です。
このお店はベジタリアンやヴィーガン、またイスラム教徒の方用のメニューがあるので、万人から愛されているようです。店内に流れている音楽も良い感じです。
住所 | Abdulla Qahhor 22, Tashkent, Uzbekistan |
電話番号 | +998 71 150 75 55 |
ウズベキスタン料理のおすすめ名物メニュー10:Shurpa
続いてご紹介するのは、「Shurpa」という脂っこいお肉(大抵マトン)とトマトやニンジン、玉ねぎなどを使ったウズベキスタンのスープ料理です。
この「Shurpa」には、新鮮なお肉から作られる「Kaytnama」と、揚げたお肉から作られる「Kovurma」の2つのバージョンがあるそうです。
Shurpaを味わえるレストラン:National Food
「Shurpa」を味わえるレストランは、「National Food」という名前のお店です。ランチやディナーを提供しています。
「National Food」という名前通り、ウズベキスタンの国民食を提供しており、地元の人たちからも親しまれているレストランです。
住所 | Milliy Taomlar | Gafur Gulom, Tashkent, Uzbekistan |
電話番号 | +998 71 244 77 03 |
ウズベキスタン料理のおすすめ名物メニュー11:Holvaytar
最後にご紹介するウズベキスタンのおすすめ名物メニューは、「Holvaytar」です。ウズベキスタンを代表するスイーツはあまりありませんが、これはおすすめです。
「Holvaytar」はハルバのウズベキスタンバージョンのようなもので、クリーミーなナッツの風味がするのが特徴です。
Holvaytarを味わえるカフェ:Ecorn
ウズベキスタンの美味しいケーキ、「Holvaytar」を味わうことができるカフェは「Ecorn」というお店です。
「Holvaytar」だけでなく、ウズベキスタンのコーヒーやサラダなど、様々な軽食を食べることができます。ベジタリアンの方にもおすすめです。
住所 | Sadiq Azimov Street, 53, Tashkent, Uzbekistan |
電話番号 | +998 71 236 15 76 |
現地でウズベキスタン料理を食べてみよう
ここまでウズベキスタンの基本情報やウズベキスタン料理の特徴、名物メニューなどをご紹介しましたが、いかがでしたか?
ウズベキスタンは日本と同じアジアにある国ではありますが、料理は日本食とは全く違う魅力があるので、それを現地で感じてみてください。
