シェーンブルン宮殿の見どころは?行き方や所要時間・チケットの種類も紹介!
オーストリアの「シェーンブルン宮殿」といえば、ウィーン観光のクライマックスというべき観光名所です。宮殿と、広大な庭園を合わせた観光スポットの数々は、世界遺産に登録されています。ここではシェーンブルン宮殿観光の見どころや所要時間、行き方などをご紹介します。

目次
- 1シェーンブルン宮殿はオーストリアの誇る世界遺産!
- 2シェーンブルン宮殿はウィーン観光で一番人気!
- 3シェーンブルン宮殿の歴史
- 4世界遺産シェーンブルン宮殿と庭園群をご紹介!
- 5入場の際に留意しておきたいこと
- 6シェーンブルン宮殿の見どころ
- 7シェーンブルン宮殿の庭園群の見どころ!
- 8シェーンブルン宮殿の庭園群1:グロリエッテ
- 9シェーンブルン宮殿の庭園群2:ネプチューンの泉
- 10シェーンブルン宮殿の庭園群3:動物園
- 11シェーンブルン宮殿の庭園群4:パルメンハウス
- 12シェーンブルン宮殿の庭園群5:オランジェリー
- 13シェーンブルン宮殿の庭園群のその他の観光について
- 14シェーンブルン宮殿でのお食事はここ!
- 15ウィーンのカフェ文化は無形文化遺産!
- 16カフェレストラン・レジデンツのコーヒーは絶品!
- 17シェーンブルン宮殿への行き方とは?
- 18シェーンブルン宮殿の基本情報
- 19シェーンブルン宮殿のチケット売り場
- 20シェーンブルン宮殿の入場チケットの種類・料金
- 21シェーンブルン宮殿で行列を回避する方法
- 22シェーンブルン宮殿に行こう!
シェーンブルン宮殿はオーストリアの誇る世界遺産!
マリア・テレジア・イエローと呼ばれる、独特の色遣いが印象的な世界遺産「シェーンブルン宮殿」は、ヨーロッパで最も美しいバロック宮殿のひとつとして称えられています。
6歳の幼いモーツァルトが演奏した「鏡の間」や、あのマリー・アントワネットが嫁ぐまでの間居住したことでも知られています。趣向が凝らされた庭園にもたくさんの見どころがあり、今日も訪れる人を魅了して止みません。
シェーンブルン宮殿はウィーン観光で一番人気!
シェーンブルン宮殿といえば、オーストリアの首都ウィーン観光のクライマックス。オーストリアで最も有名な観光地のひとつであり、いつでも混雑しています。
同じくウィーンにあるホーフブルン宮殿はどこか重厚感があり、落ち着いた雰囲気ですが、それに比較するとシェーンブルン宮殿は華やかです。
シェーンブルン宮殿の歴史
神聖ローマ皇帝レオポルト1世が、息子ローマ王ヨーゼフの夏の離宮のための宮殿をウィーンに建設することを決意します。それがシェーンブルン宮殿の長い歴史の始まりです。
シェーンブルンとは「美しい泉」という意味であり、この地に湧き出す泉が由来とされています。18世紀には女帝マリア・テレジアにより改築が行われ、現在のシェーンブルン宮殿の姿となりました。
シェーンブルン宮殿では、女帝マリア・テレジアが愛する家族と過ごし、過去にはフランツ・ヨーゼフ皇帝やエリザベート皇妃などそうそうたる顔ぶれも滞在しています。
世界遺産シェーンブルン宮殿と庭園群をご紹介!
ここからは「シェーンブルン宮殿と庭園群」として世界遺産に登録されている、シェーンブルン宮殿の見どころを、具体的にご紹介していきます。
シェーンブルン宮殿での観光に要する所要時間についてですが、シェーンブルン宮殿の敷地はとにかく広大なので、所要時間は2時間から3時間が目安になります。
宮殿内だけの観光だと所要時間60分から90分くらいですが、庭園を散策したり、グロリエッテまで歩くとさらに60分から90分くらいの所要時間が必要です。所要時間を多く有することになる、行列や混雑への参加はできる限り回避したいものです。
所要時間を節約するためのポイントもご紹介しますので、これからシェーンブルン宮殿を訪れる予定の方は、ぜひ最後までお付き合いください。
入場の際に留意しておきたいこと
エントランスへ入ると、まずクロークがあります。大きな荷物や傘を持っていると係員に注意されるかもしれないので、ここで預けておくとよいでしょう。
入場ゲートは「優先レーン」と「一般レーン」に別れています。一般レーンからの入場ともなると、通常の時間帯であれば約1時間の所要時間は覚悟が必要です。また残念ながらシェーンブルン宮殿内は撮影禁止です。
シェーンブルン宮殿の見どころ
ウィーンは複数の宮殿を有しますが、シェーンブルン宮殿はウィーン最大規模を誇ります。なんと部屋数1,400室を有するといわれており、現在はそのうちのごく一部である、約40室が一般に公開されています。過去には約1,000人の住人に、調理場が139ヵ所もあったのだとか。
観光の所要時間についてですが、40室とはいえシェーンブルン宮殿は広大なので、60分から90分くらいの所要時間がかかります。日本語音声ガイドがよくできており分かりやすいので、歴史に詳しくない方でも十分に楽しめるでしょう。
ウィーン会議の舞踏会の会場となった大広間「グローセ・ギャラリー」、フランツ・ヨーゼフ1世とエリザベート皇妃の部屋、皇帝一家の使った部屋、マリー・アントワネットやナポレオンといった歴史的な人物の部屋。
すでにご紹介した、6歳のモーツァルトが御前演奏をした「鏡の間」もここにあり、音楽ファンの方にとっては必見のスポットです。
馬車博物館では皇帝の婚礼や葬送に使われた馬車や婚礼衣装、エリザベート皇妃が着続けていたというブラック・ドレスなどを見学できます。馬車博物館は専用チケットを買わなければ入場できないので、比較的空いてことが多いでしょう。
子供博物館では、宮殿での生活で実際に使っていた道具の展示を見物できます。子供が当時の宮廷衣装を着て写真撮影できるので、大人も子供も大喜び間違いなしです。
シェーンブルン宮殿の庭園群の見どころ!
シェーンブルン宮殿の広大な庭園には「ネプチューンの噴水」「グロリエッテ」「迷路庭園」「動物園」「カフェ」「ヨーロッパ最大の温室」「日本庭園」などなど、たくさんの見どころスポットがあり観光客を飽きさせません。
時間がない方はネプチューンの泉とグロリエッテだけでも、十分に楽しめると思います。ここからはシェーンブルン宮殿の庭園群の見どころをご紹介します。
庭園群の散策時の注意点
庭園は6時30分から21時まで無料開放されています。入園自体は無料ですが、有料の施設もありますのでご注意ください。
また園内はどこまでも広大であり、それなりに歩くことになります。夏などで暑いときの水分補給はもちろん、日陰に入るなどして体力と相談しながら散策してみて下さい。
ミニトレインを利用する
また宮殿の前から庭園へ続く「ミニトレイン」が運行しています。特に夏場の体力温存のためにはもちろんのこと、目的の場所だけ観光したい方、目的の場所への行き方がわからない方も、このミニトレインを上手に使いましょう。
楽しく便利なのでぜひご活用ください。園内には9つの駅があり、一周するための所要時間は約45分です。1時間に2本の感覚で運行しており、料金は1名7€です。
シェーンブルン宮殿の庭園群1:グロリエッテ
シェーンブルン宮殿はマリア・テレジアの住居であり、その娘であるマリー・アントワネットも15歳まで暮らしていました。宮殿から徒歩20分ほどの所要時間で行ける距離にある「グロリエッテ」は、フランスへ嫁いだマリー・アントワネットからのすすめでマリア・テレジアが建てたものです。
戦勝記念と戦没者の慰霊のために建てたこのグロリエッテを、母マリア・テレジアは、ことのほか愛したのだといいます。第二次大戦で倒壊されたのちに再建し、現在のグロリエッテの姿となります。
再建の際に同時にカフェ・レストランも併設されました。シェーンブルン宮殿と同じくマリア・テレジア・イエローの外観で、屋根には鷲の像。
屋上に登るには大人1名3.8€、子供1名3€の入場料金がかかりますが、そこからの眺望は見どころです。丘の上に建つグロリエッテの屋上からは庭園や宮殿、さらにはウィーンの街並みが一望できます。
シェーンブルン宮殿の庭園群2:ネプチューンの泉
グロリエッテの丘を下りると、ネプチューンの泉があります。シェーンブルン宮殿のもっとも有名な観光スポットのひとつであり、見どころのひとつです。
シェーンブルン宮殿とグロリエッテの中間にある噴水で、ギリシャ神話の海神・ネプチューンに祈る女神テティスらから噴水が湧き出る様子を、美しく象っています。
シェーンブルン宮殿の庭園群3:動物園
1752年に神聖ローマ帝国皇帝フランツ1世が、妻であるマリア・テレジアのために創設した動物園です。運営されている動物園のなかでは、世界最古の動物園です。
お馴染みの動物から、珍しい動物もいるので、ぜひ会いに行きましょう。入場料は大人1名18.5€で、子供1名9€です。
皇帝のパビリオン
動物園のほぼ中央に「皇帝のパビリオン」というカフェがあります。皇帝夫妻はここで、世界各地の珍しい動物を眺めて食事を楽しんだといいます。
妻の誕生日に、八角形のパビリオンは真っ直ぐ陽の光が差し込むよう、緻密に計算された造りになっており、皇帝の妻への愛の深さが感じられる素敵な建物です。
シェーンブルン宮殿の庭園群4:パルメンハウス
45,000枚のガラス板が使用された温室です。ハプスブルン家が世界中の植物をコレクションするために建造したパルメンハウスは、温室としてはヨーロッパ最大規模です。
そのサイズは全長111m、建築面積2,500平方m、ガラス屋根延べ4,900平方mというケタ違いの大きさで、訪れる人を圧倒しています。
シェーンブルン宮殿の庭園群5:オランジェリー
宮殿が建設された当初からコンサートが行われてきた場所で、現在でも毎晩コンサートが行なわれています。立地の良さにかかわらず敷居は低く、観光客でもふらっと立ち寄れるコンサートなので、ぜひ足を運んでみましょう。オランジェリーでは、モーツァルトとシュトラウスの曲を中心に演奏しています。
シェーンブルン宮殿の庭園群のその他の観光について
砂漠地帯に生息する動植物が展示された「砂漠館」、美しい「バラ園」、フランツ・フェルディナント大公が日本へ旅行に来た際に、日本の文化に触れて興味を持ち造ったといわれる「日本庭園」。
そして「皇太子の庭園」「オベリスクの泉」「迷路庭園」など、ここではご紹介しきれないほどの見どころスポットがあります。ぜひ現地を訪れ、ご自身の目でご確認ください。
シェーンブルン宮殿でのお食事はここ!
また園内にある「カフェレストラン・レジデンツ」は、観光地のレストランと思いきや、そのお味はかなりのもの。そのおいしさから評判になり、観光客がひっきりなしに訪れます。華やかなシェーンブルンの庭園らしく、賑やかな雰囲気のなか食事を楽しめるお店です。
ゆったりした優雅な雰囲気のなかでいただく、ファストフードであるはずのハンバーガーも面白いです。ハンバーガーも味がよく、普段いただくとハンバーガーとは一味もニ味も違います。
またこのお店の自家製のレモネードは3種類あり、疲れた体に染み渡るでしょう。おすすめのドリンクメニューです。軽食だけでなく、メイン料理もいただくことができるのが嬉しいポイント。
ちなみにカフェレストラン・レジデンツにはスタッフが少ないのか、提供時間が長いことがあります。そのためゆっくり食事をされる方におすすめですが、お急ぎの方はご注意ください。営業時間は9時から20時です。
住所 | Schloss Schonbrunn. Kavalierstrakt 52 vom Haupttor links, 1130 Wien |
電話番号 | +43 1 24 100 300 |

ウィーナーシュニッツェル
カフェレストラン・レジデンツのウィーナーシュニッツェルは厚みがあり、とても柔らかくおいしいと評判です。ウィーナーシュニッツェルとは、ウィーンでもっとも有名な名物料理のひとつ。
子牛か豚肉の薄切りを、叩き平らに伸ばして塩コショウをし、小麦粉や溶き卵、パン粉を付け油で揚げる料理です。オーストリアではポピュラーでありながらも、格式ある料理とされています。
お菓子の実演ショー
カフェレストラン・レジデンツの最大の見どころが、オーストリアの伝統のお菓子アプフェル・シュトゥルーデルと、そのアプフェル・シュトゥルーデル作りの実演ショーです。11時から16時までの間、1時間おきに見られます。タイミングよく岡路作りが見られればラッキーです。
またカフェラストラン・レジデンツでは、なんとアプフェル・ストゥル-デルのオリジナルレシピがもらえるので、参考にすれば家で作ることができます。お菓子好きな方には必見、シェーンブルン宮殿の、知る人ぞ知る見どころスポットです。
ウィーンのカフェ文化は無形文化遺産!
シェーンブルンでカフェときたからには、ウィーンのカフェ文化についても触れなければなりません。ウィーンのカフェ文化は「無形文化遺産」にも登録されており、ウィーンの人々の間ではカフェは生活の一部として根付いているとまでいいます。
そのためウィーン市内にはなんと100年以上続く伝統を持ったカフェが数多存在します。カフェ自体がウィーンの観光といわれるほどのカフェ文化を持つウィーンで、もっともよく飲まれるコーヒーがメランジェです。
ウィーンではただコーヒーというだけでは聞き返されてしまうことがあるほど、コーヒーと種類にこだわりがあります。メランジェがここウィーンでは一般的に飲まれており、コーヒーとミルクが1対1、そしてそのたっぷりのミルクが泡立ててあることが特徴です。
カフェレストラン・レジデンツのコーヒーは絶品!
もちろんカフェレストラン・レジデンツには世界各国から観光客が訪れるので、ただコーヒーと注文するだけで通じますが、ウィーン市内では通じないことも多いので注意しましょう。そんな時はとりあえずメランジェ、と答えれば間違いはありません。
もうひとつのウィーンのコーヒー「フランツィスカーナー」は、そのメランジェに生クリームを乗せて、さらにはチョコレートパウダーをかけたものです。カフェレストラン・レジデンツのフランツィスカーナーは絶品です。訪れた際にはぜひお試しください。
シェーンブルン宮殿への行き方とは?
シェーンブルン宮殿への行き方は、地下鉄4号線に乗り「Schönbrunn(シェーンブルン)駅」で下車するのが、もっとも簡単な行き方です。シェーンブルン宮殿は、シェーンブルン駅から徒歩5分ほどの所要時間を要する位置にあります。
まずシェーンブルン駅西口を出てシェーンブルナー・シュロス通りに出たら、右方向に歩いて行きます。大勢の観光客がシェーンブルン宮殿に向かっているため、ここまで来れば行き方で迷うことはないはずです。
そのまままっすぐ進めばシェーンブルン宮殿の入口なので、とても簡単な行き方です。地下鉄4号線が乗り入れるおもな駅には「Wien Mitte(ウィーン・ミッテ)駅」「Karlsplatz(カールスプラッツ)駅」といった大きな駅なので、シェーンブルン宮殿までの行き方も乗り継ぎなしで便利です。
シェーンブルン駅はウィーン・ミッテ駅からだと8駅目で約15分の所要時間、カールスプラッツ駅からだと6駅目という効率的な行き方になります。また、カールプラッツ駅の程近くにはウィーン楽友協会があるのでついでにチェックできます。


シェーンブルン宮殿の基本情報
開館時間は時期によって異なります。4月から6月まで、同じく9月から10月までの開館時間が8時30分から17時30分までです。日が長くなる7月から8月までは8時30分から18時30分までと、年間を通してもっとも長い開館時間です。
逆に11月から3月からの開館時間は8時30分から17時までと短くなります。いずれも閉館時間の45分前までに入場している必要があります。
住所 | Schönbrunner Schloßstraße 47, 1130 Wien |
電話番号 | +43 1 81113239 |
シェーンブルン宮殿のチケット売り場
シェーンブルン宮殿の入口を入って左手に、チケット売り場があります。チケット売り場では、朝一番でも多くの観光客で賑わいます。
チケットの購入は窓口だけでなく、自動券売機からでもできます。自動券売機は英語を中心とした5ヵ国語対応であり、日本語には対応していないのでご注意ください。
併設されたインフォメーションでは、日本語にも対応したパンフレットが、ありがたいことに無料で配布されています。見取り図や見どころが記載されているので、広大なシェーンブルン宮殿の観光を楽しむためにかならず活用しましょう。またチケット売り場にはお土産屋も併設されています。


シェーンブルン宮殿の入場チケットの種類・料金
シェーンブルン宮殿では入場待ちの行列ができていることが多く、長時間になることが多々あります。1時間ほどの所有時間は見ておきましょう。
あらかじめネット予約を利用することで、大幅に所要時間が短縮されます。出費はかさみますが、それ以上のメリットを感じることができるでしょう。ここではシェーンブルン宮殿の入場チケットの代表的なチケットをご紹介します。
「インペリアルツアー」「グランドツアー」「クラシックパス」「シシィチケット」は、一般公開されている40室全てを見学できます。
インペリアルツアーとグランドツアー、クラシックパスは30分ごとの入場時間指定があります。シシィチケットは時間制限がありません。
インペリアルツアーパスは宮殿内22室の見学ができるチケットです。大人1名14.2€、6歳から18歳の子供は1名10.5€です。
グランドツアーパスの料金は大人1名につき17.5€で、6歳から18歳の子供は1名11.5€。クラシックパスはシェーンブルン宮殿見学にプラスして皇太子の庭園、グロリエッテに迷路庭園、さらにはオランジェリーの観光が可能なお得なパスです。大人1名24€、6歳から18歳の子供は1名15.2€です。
最後にシシィチケットですが、シェーンブルン宮殿見学はもちろん、グランドツアーの内容に加え、ホーフブルク宮殿と王宮家具博物館の見学ができます。大人1名29.9€、6歳から18歳の子供は1名18€とやや値は張りますが、最大限に観光を満喫できるでしょう。
このチケットの最大の利点はなんといっても、購入してから1年間の間、優先レーンから入場できる点にあります。せっかくシェーンブルン宮殿まで足を延ばしたのであれば、貴重な時間を割けるこのチケット。ぜひとも選択肢に入れておきたいです。
シェーンブルン宮殿で行列を回避する方法
前日にホーフブルク宮殿を訪れてシシィチケットを購入しておくと、スムーズな観光が可能になります。またシェーンブルン宮殿公式ホームページから予約しておくと、チケット売り場で並んだり、予約時間まで待つ必要がなくなります。
シシィチケット以外の3つのチケットは日時指定して予約する必要があるので、時間指定がわずらわしければシシィチケットを予約してしまいましょう。とくに初見で訪れる際は勝手がわからないので、思い切り楽しむためにもシシィチケットの存在は心強いはずです。
シシィチケットという選択肢以外で、混雑を避けて楽しみたい方には、14時以降の数時間に訪れるのがおすすめです。この時間帯であれば比較的空いています。
もっとも空いているのは、やはり6時30分の開館と同時に入館してしまうこと。あまり知られていませんが、シェーンブルン宮殿の庭園部分は6時30分に開放されています。ほとんどの観光客はあくまで内部見学の開始時間である8時30分にやって来きます。
すこし早い気もしますが、観光客はまったくといっていいほどいないこの時間帯。少し早起きをして、広大な庭園を独り占めしてみましょう。
シェーンブルン宮殿に早朝から行くために
すでにご紹介の通り、シェーンブルン宮殿への行き方は、地下鉄4号線に乗りシェーンブルン駅で下車するのがもっとも簡単な行き方です。
地下鉄4号線が乗り入れる主な駅はウィーン・ミッテ駅やカールスプラッツ駅であり、この辺りに宿泊しているとシェーンブルン宮殿まで乗り継ぎなしという、この上ない行き方になります。その周辺に宿泊することができれば、朝早くからでも比較的観光しやすいでしょう。

ツアーに参加する
はじめてシェーンブルン宮殿を訪れる方、効率的に散策できるか心配な方は、ツアーに参加するという方法もあります。日本語ガイドによる入場料が含まれたツアーであれば、チケットを購入する手間や、行き方についての余計な心配も省けます。
ただでさえ広大なシェーンブルン宮殿は見どころが多い代わりに、数回目に訪れる方でも目的の場所への行き方を見失うほどです。せっかくの貴重な時間を割いて訪れるので、余裕があればツアーへの参加を検討しましょう。
シェーンブルン宮殿に行こう!
とにかくシェーンブルン宮殿は広大なので、すべてをしっかりと観光するとなると膨大な所要時間が必要です。そのため、よほど効率的な行き方で回らない限り、おそらく一度の訪問では回り切れないと思います。
また、ここでは紹介しきれないほどの見どころがまだまだたくさんありますので、気になった方はぜひ一度、ウィーンにある広大なシェーンブルン宮殿を訪れてみてください。
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