ジョージア（グルジア）の観光はどこがおすすめ？名所や旅行の見どころを紹介！

まずはジョージア(グルジア)と日本の時差やジョージア(グルジア)で使われている通貨、日本からジョージア(グルジア)へのアクセス方法などの基本情報をご紹介します。

さらに、皆さんが一番気になるであろうジョージア(グルジア)の治安についてもご紹介するので、ジョージア(グルジア)への旅行を考えていらっしゃる方は、ぜひ参考にしてください。

ジョージア(グルジア)は「グルジア時間(GET)」というタイムゾーンを使用しており、日本との時差はマイナス5時間で、日本の方が5時間進んでいます。

サマータイム制は採用していないので、一年中時差が変わることはありません。時差が小さい訳ではないので、時差ボケ予防が必要な方はしておきましょう。

ジョージア(グルジア)で使われている通貨は、「ジョージア(グルジア)・ラリ(GEL)」です。補助通貨はテトリといい、1ラリは100テトリで、日本円に換算すると約42円(2018年12月12日現在)です。

紙幣は1、2、5、10、20、50、100、200ラリの8種類、硬貨は1、2、5、10、20、50テトリ、1、2ラリの8種類があります。

残念ながら現在日本からジョージア(グルジア)へ運航している直行便はありません。そのため、どこかで乗り継ぎをして行くという方法しかありません。

ロシアのモスクワやトルコのイスタンブール、アラブ首長国連邦のドバイなどを経由するのが一般的で、その場合のフライト飛行時間はだいたい13時間から15時間です。

ジョージア(グルジア)の治安は、以前に比べると、とても良くなりました。しかし日本に比べると治安が良いわけではありません。

ここからは、そんな治安が良いとも悪いとも言えないジョージア(グルジア)を旅行する際に、気をつけるべきことをご紹介します。

一つ目のジョージア(グルジア)で治安上気をつけるべきなのは、夜の外出です。日本では夜遅くにコンビニストアに行ったり、散歩に行ったりしても、怖いことが起こる可能性は高くはありません。しかし、外国では別です。

夜ごはんを食べたあとはなるべく外に出ない方が安全です。もちろん、一人で外出するのもやめておきましょう。女性は特に、気をつけましょう。

二つ目にご紹介するジョージア(グルジア)で治安上気をつけるべきなのは、国境です。ジョージア(グルジア)はロシア、アゼルバイジャン、アルメニア、トルコに囲まれています。

南オセチア（ツヒンヴァリ地域）及びその周辺地域，アブハジア自治共和国及びその周辺地域は渡航中止勧告のレベル3、ロシアとの国境周辺地域は不要不急の渡航中止を促すレベル2が外務省により指定されています。

これらの地域は治安が悪いとされているため、できるだけ行かない方が良いでしょう。この治安情報は随時更新されるため、行く前に外務省の治安情報のページを確認してください。

はじめにご紹介するジョージア(グルジア)のおすすめ観光名所は、「Gelati Monastery」という修道院です。

クタイシという都市から北東に8キロメートル離れた場所にあるこの修道院は、中世の文化的拠点でもあり、12世紀の王様である「David the Builder」などの偉人が埋葬されている地でもあります。

1994年にはUNESCOにより文化遺産として世界遺産にも登録された素晴らしい修道院なので、ぜひ一目見てみてください。

二つ目にご紹介するジョージア(グルジア)のおすすめ観光名所は、ゴリという都市にある「Stalin Museum」というスターリンの博物館です。

ソビエト連邦の独裁者として知られているスターリンですが、実は当時ソビエト連邦の構成国のひとつだったジョージア(グルジア)西部に位置するゴリというところの出身なんです。

この「Stalin Museum」ではスターリンについてたくさん学ぶことができるので、歴史好きの方には特におすすめです。

次にご紹介するのは、「Prince Alexander Chavchavadze」という人が造った「Chavchavadze Estate」です。

19世紀のスタイルで造られた宮殿と、イギリススタイルのイチョウやセイコイアなどの植物が植えられている公園など、見るべきものはたくさんあります。

「Tsinandali」では絶対外すことができない観光名所なので、ツアーなどにもぜひ参加して観光してみてください。

四つ目にご紹介するジョージア(グルジア)のおすすめ観光名所は、「Svetitskhoveli Cathedral」です。

この大聖堂はジョージア(グルジア)式建築様式の黄金時代初期である11世紀に建てられました。当時としてはとても大きい大聖堂で、外や中も美しい石で装飾されています。

1994年には、UNESCOにより文化遺産として世界遺産に登録もされました。11世紀の雰囲気を味わうにはぴったりのスポットです。

「Georgian National Museum」が、五つ目にご紹介するジョージア(グルジア)のおすすめ観光名所です。ジョージアに関連する様々な作品が展示されています。

一番おすすめなのは、最上階です。最上階にはジョージア(グルジア)がソビエト連邦の構成国だったころの記録が残されています。

この博物館に行けば、ジョージア(グルジア)の歴史や文化を一度に学ぶことができるので、行ってみてください。

続いてご紹介するのは、「Kazbegi」にある「Tsminda Sameda Church」という教会です。

丘の上に建っているこの教会は、ジョージアの象徴にもなっているんだそうです。フォトジェニックなので、写真を撮るのも忘れずに！

「Kazbegi」から「Tsminda Sameda Church」までは徒歩で1時間から1時間半ほどで行くことができますが、タクシーで行く方がおすすめです。料金は40ラリから60ラリほどです。

七つ目にご紹介するのは、ジョージアの首都であるトビリシにある「Clock Tower」という観光名所です。

「The Gabriadze puppet theatre」の外にあるこの時計塔は、まるでおとぎ話から出てきたような見た目で、インスタ映えにもなります。

1時間に1度、ドアから天使が出てきて、ハンマーでベルを鳴らして時刻を教えてくれるというのも、とても可愛いです。

次にご紹介する旅行客に人気があるジョージア(グルジア)のおすすめ観光名所は、「Dry Bridge Market」です。

オリジナルで作られたアート作品や帽子、ジュエリー、グラス、ソビエト連邦の記念品など、様々なものが売られています。フリーマーケットなので、値段交渉をしてみるのもおすすめです。

営業時間は、月曜日から金曜日までは午前10時から午後5時まで、土曜日と日曜日は午前9時から午後6時までです。

九つ目にご紹介するジョージア(グルジア)のおすすめ観光名所は、「Batumi」にある「Ali & Nino Statue」という像です。

男性と女性の金属でできた7メートルもあるこの像は、「世界の最もロマンティックな像10選(World's 10 Most Romantic Statues)」にも選ばれているんです。

この像は実際の恋の物語をもとにして作られており、本にもなっているので、興味がある方はぜひ読んでみてください。

10個目にご紹介する旅行客に人気があるジョージア(グルジア)のおすすめ観光名所は、「Rabati Castle」です。

このお城の周りには、ホテルやレストラン、観光情報センター、ショップ、モスク、博物館などがあり、観光する上ではパラダイスのような場所です。

「Rabati Castle」周辺を巡るツアー(英語、フランス語、ドイツ語)もあるようなので、興味がある方は参加してみてもいいと思います。

次にご紹介する旅行客に人気があるジョージア(グルジア)の観光名所は、「Lagodekhi Protected Area」という自然保護区です。

アゼルバイジャンとの国境の近くにある「Kakheti」東部の「Lagodekhi」という小さな町を3000メートル以上登ったところにあります。

保護区の中には渓谷やアルプスの湖、森林があり、カフカスツールやヒグマ、シャモア、ノロジカ、アカジカなどの生息地になっています。

続いてご紹介する旅行客に人気があるジョージア(グルジア)の観光名所は、「Borjomi-Kharagauli National Park」という国立公園です。

ジョージア(グルジア)、アルメニア、アゼルバイジャンにまたがる「小コーカサス山脈(Lesser Caucasus)」は、「大コーカサス山脈(Greater Caucasus)」に比べると有名でも高くもありませんが、とても美しいです。

「Kharagauli National Park」では、そんな小コーカサス山脈の景観を臨むことができるため、とても人気です。ネイチャーラバーの方はぜひ行ってみてください。

最後にご紹介するのは、「Prometheus Cave Natural Monument」というジョージア(グルジア)の観光名所です。クタイシから北西へ20キロメートル離れた「Kumistavi」というところにあります。

1.4キロメートルある洞窟には、6つの大きな穴があり、その奥には400メートルの地下湖が続いています。照明もあるので、洞窟内はそんなに暗くなく、しっかりと観察することができます。

6歳未満の子どもは洞窟内に入ることができないので、家族でジョージア(グルジア)に旅行予定の方はにはおすすめできません。

ここまでジョージア(グルジア)の基本情報や、旅行客に人気がある観光名所などをご紹介しましたが、いかがでしたか？

ジョージア(グルジア)へは行くのも容易くありませんし、治安も良いわけでもありませんが、日本では感じることのできない魅力がたくさんある国なので、ぜひ一度行ってみてください。