2018年12月15日公開
2018年12月15日更新
グルジア(ジョージア)のワイン特集!おすすめの銘柄や特徴を詳しく紹介!
ワイン発祥の地であるグルジア、今はジョージアと呼びますが、そこで作られるワインは他とは違う製法で作られていて、無添加で作られるグルジアワインは健康にも良く、肌にも良いと人気です。そのグルジアワインの特徴や歴史、おすすめのグルジアワインをご紹介します。

目次
- 1グルジアワインの事をご紹介
- 2グルジアワインとは
- 3グルジアはワイン発祥の地
- 4グルジアワインの特徴
- 5グルジアワインの特徴的な造り方
- 6グルジアワインの産地や品種
- 7グルジアもジョージアも同じワイン
- 8グルジアワインは肌にもおすすめ
- 9お土産にもおすすめのグルジアワイン1:ムクザニ
- 10お土産にもおすすめのグルジアワイン2:キンズマラウリ陶器ボトル
- 11お土産にもおすすめのグルジアワイン3:シャラウリサペラヴィ
- 12お土産にもおすすめのグルジアワイン4:フヴァンチカラ
- 13お土産にもおすすめのグルジアワイン5:テトラ
- 14お土産にもおすすめのグルジアワイン6:カヘティアン・ツィナンダリ
- 15グルジアワインはどれもおすすめ
- 16奇跡のワイングルジアワインを味わってみましょう
グルジアワインの事をご紹介
最近だんだんとジョージアワインと言う名前が浸透してきたグルジアワインですが、グルジアワインは無添加のため身体によく、肌にも良いと女性からも人気のあるワインです。そのジョージアで造られるワインの特徴やおすすめ、グルジアワインの歴史等をご紹介します。
グルジアワインとは
ロシアと国境があり、黒海に面した南コーカサス山脈の近くにあるジョージアのワインをジョージアワイン又はグルジアワインと呼びます。最近ではグルジアワインとは表記せずジョージアワインと表記するところもだんだん増えてきました。
以前はグルジアと呼ばれていたのでグルジアワインと呼んでいましたが、今はジョージアと呼び名が変わったので、ジョージアワインと呼びます。
ジョージアは8000年前にはワインを造って飲んでいたといわれ、今でも、その証拠となる遺跡が残っていて、ワインの発祥の地と言われています。
グルジアワインは、ワインで有名なヨーロッパや、他の国のワインの造り方と違い、昔ならではの独特の造り方で、昔からその造り方で今もワインを造っています。歴史あるその造り方は唯一このジョージアだけで守られていて、無形文化遺産にもなっています。
グルジアはワイン発祥の地
ジョージアがワイン発祥の地というのは、他にも色々と説はあるのですが、約8000年前にワインを造っていたとする証拠になる、ワインの醸造をしていた跡がある遺跡があるためで、そして昔から変わらない歴史ある造り方も発祥の地ならではです。
ジョージアではヨーロッパや他のワインの産地と違い、約400から500の葡萄の品種があり、ワイナリーで生産している葡萄は38種類だそうです。
グルジアワインが有名で人気があったのはずっと昔からで、クレオパトラからも愛されていたワインとしても有名ですが、スターリンも愛したワインがグルジアワインで、有名な言葉も残しています。
オレンジワインも発祥の地
白ワインでつくるオレンジ色のワインであるオレンジワインですが、ジョージアでは白ワインの皮や種も入れて造るオレンジワインも造っていて、オレンジワインに関しても、ジョージアが発祥の地と言われています。
オレンジワインもジョージアでは色々ありますが、なかにはオレンジと言うよりもウイスキーに近い琥珀に似た色のオレンジワインも造っています。
グルジアワインは歴史的にも有名
歴史上の人物も虜にし、その味に魅了され、グルジアワインを買い占めたいなど言う著名人もいたほどです。クレオパトラにも愛されていたグルジアワインは今でも、そのスパイシーな味わいを再現し造られていて、なかにはスターリンが愛したワイナリーでは、当時とほとんど同じというワインを今でも造っています。
グルジアワインが、それほどに愛された理由はその造り方です。ずっと変わらない、他では見ない特徴的な方法で造られてきたからこそ、グルジアワインは人々に愛され、そして今でも人気があり愛されるワインとして造られています。
グルジアワインの特徴
グルジアワインは、比較的甘めで、 フルーティなものが多く、すごく飲みやすいという特徴があります。造り方も特徴があり、その造り方であるために、他にはない味わいのワインになります。
そして、グルジアワインの特徴としては比較的セミスウィートと呼ばれる、やや甘口タイプのワインが多いという特徴もあります。もちろん辛口の赤ワインや白ワインもありますが、果実やベリー系の酸味や甘みがある赤、はちみつにもにた甘さを感じる白が多いのも特徴です。
グルジアワインの白は特徴ある甘口
グルジアワインでは、特に甘口の白ワインは、他の国の白ワインに比べて大変特徴的です。造り方が他国とは違い白ワインを造る方法と何も変わらな造り方で甘口の白ワインを造ったりします。
甘口の白ワインは通常は白葡萄の水分を飛ばし干し葡萄を作り、それを材料に造りますが、グルジアワインの場合、干し葡萄にしなくてもそれ以上に甘い白葡萄があり、その品種の葡萄を使うと、通常の白ワインと同じような感覚で飲める、他にはない甘口の白ワインになります。
グルジアワインの特徴的な造り方
グルジアワインの魅力は品種や、栽培される環境もありますが、一番特徴的なのが、その作り方です。一般的には樽を使いますが、ジョージアでは陶器のクヴェヴリと呼ばれる大きな壺を使って発酵、熟成させます。
葡萄も、一般的には絞ったぶどうジュースを使いますが、ジョージアでは葡萄の皮も種もすべて一緒に壺に漬け込みます。
そしてこの時、壺は地上ではなく土の中に埋めておいて、そこに葡萄を入れてつくるという、特徴的な作り方をします。
壺にも秘訣がある
さらに、この熟成には、通常なら数年熟成させたりするのですが、ジョージアで造られるこのグルジアワインの熟成期間は3ヶ月から半年と他の国のワインと比較してもすごく短い、短期間熟成のスタイルもグルジアワインの特徴です。
そしてワインを壺に入れて土の中で熟成させるので、土の匂いがつかないように、壺にはオーガニックの蜜蝋を使い、壺の内側全体をコーティングするように塗っています。この特徴もグルジアワインならではの昔から伝わる造る時の特徴です。
グルジアワインの産地や品種
グルジアワインを造っているエリアはジョージアでは代表的なエリアがカヘティエリアと、イメレティエリアになり、他にアジャリアエリア、カルトリエリア、ラチャ=レチフミとクヴェモ・スヴァネティエリアになります。
ジョージアでも代表格のカヘティエリアはグルジアワインに使われる葡萄の7割を生産していて、イメレティエリアは更に別れていて全部で12エリアからなっています。
主な品種はサペラヴィという品種で赤ワインの品種です。生産地の代表格であるカヘティエリアではツィナンダリという品種で辛口の白に使われる品種が多く、ムクザニという辛口の赤用の品種もあります。イメレティでは白ワインによく使われる品種でツォリコウリという品種が原産でよく造られています。
グルジアワインはブレンドも多い
グルジアワインは、他の国と同じようにいくつかの品種をブレンドしてワインを造ることも多く、単一品種の場合は、ほぼワインの名前に品種名がついています。
赤ワインも白ワインも、そしてオレンジワインも品種のブレンドはよくあり、単一品種のワインもありますが、日本ではちょっと入手しにくいものもあります。
グルジアもジョージアも同じワイン
グルジアワインとジョージアワインと表記してるお店がいろいろありますが、2015年になって日本がグルジアをジョージアと呼ぶとしてから、ジョージアワインとしてるところもあって、今のところ日本ではまだ両方の名前を使っています。
地名はジョージアでワインは今までどおりグルジアワインとしてるところもありますが、現地に行って仕入れをしているお店や輸入業者では、2015年以前からジョージアワインとしてるところが多く、名前は違いますが、同じものです。
ジョージアの人々が、実はグルジアと呼ばれることに対し、すごく嫌がっているというのもあって、以前からずっとジョージアワインとしてるところもありますが、基本的にどれも同じワインです。
グルジアワインは肌にもおすすめ
グルジアワインは、歴史的にも古く、その造り方も特徴的ですが、その特徴ある作り方のおかげで無添加のワインを造っています。そのため無添加なので健康にもよく、特に女性ではグルジアワインを飲むと肌の調子が良いと言われています。
そして、ポルフェノールは通常のワインの10倍ともいわれ、タンニンも通常のワインよりもはるかに多いため、通常のワインにはよく入っている酸化防止剤というも入っていません。
特徴的な作り方が、無添加であっても酸化しないワインを造っているため、グルジアワインは健康にもよく、お酒の弱い方でも、美味しく飲めて、頭痛や二日酔いといったのもないワインができ、女性には特におすすめのワインです。
お土産にも喜ばれる
通常のワインと違って、無添加のワインですので、身体に良いのは当然ですが、歴史や造り方に注目もされますが、一番は味と、飲んだ後です。
お酒が飲めなかったり、苦手な方でも、問題なく飲めたり、翌日の二日酔いといったものもなく、むしろ身体の調子が良い、肌の調子が良いといった効果があり、普段飲みでも、お土産としても十分におすすめできるワインです。
お土産にもおすすめのグルジアワイン1:ムクザニ
ムクザニはジョージアでは代表的なエリアのカヘティのムクザニエリアで造られている赤ワインです。品種は100%サペラヴィで3年間の熟成をオーク樽で行ったもので、ワインも深い赤色で、ちょっと強めのタンニンと濃縮した果実を感じます。飲み口も良く、滑らかで、飲み終わりの余韻が良いフルボディの赤です。
お土産にもおすすめのグルジアワイン2:キンズマラウリ陶器ボトル
キンズマラウリの陶器ボトルは品種がサペラヴィ100%のクヴェヴリになります。このワインはジョージアでも大変歴史ある古いワイナリーのキンズマラウリ社が手掛ける赤ワインです。
品種は自社畑のサラヴィ100%、歴史あるクヴェヴリ製法でしっかり蜜蝋でコーティングした壺を使って造られたワインです。
カシスなどのベリー系の濃厚な味にサペラヴィの品種の特徴であるタンニンがよく溶け込んでいるフルボディのワインです。
ペルペトゥのキンズマラウリ・クヴェヴリもおすすめ
ペルペトゥというワイナリーのキンズマラウリ・クヴェヴリもおすすめです。こちらは、あのスターリンが愛したワイナリーのワインで、スターリンが飲んでいた時代とほとんど同じ味と言われるワインです。
複雑で、沢山の香りや味わいがあり、いろんな印象が残るワインです。花畑を想像する優しい味かと思った瞬間にタンニンや葉巻をイメージする香りがあり、口の中の色々な場所で感じる印象がことなり、口に含む量などでも印象が違うワインです。
お土産にもおすすめのグルジアワイン3:シャラウリサペラヴィ
シャラウリ・サペラヴィはジョージアの東部に位置するシャラウリ・ワイン・セラーズが造るサペラヴィ100%の赤ワインです。歴史ある製法のであるクヴェヴリをつかって造るワインで、天然酵母を使って発酵さて、できるだけ人の手を加えず自然に任せるやり方で造っているワインです。
スパイシーな印象もありますが、ベリー系に似た酸味と甘さ、タンニンも程よくあり肉料理におすすめのバランスの良い上品な赤ワインです。
お土産にもおすすめのグルジアワイン4:フヴァンチカラ
ジョージアのラチャ=レチフミエリアの赤ワインで、フヴァンチカラというワイナリーで造られています。使われている品種はジョージアにもともと自生していた品種でアレクサンドゥレウリという品種を使っています。
セミスウィートとちょっと甘口の赤ワインですが、品種特有のタンニンがあるので、コクがあり深みを感じる赤ワインですちょっと豆と言っても、和食にも遭うワインで食事をしながら飲むにもよく、鴨料理などベリーソースやちょっと甘い味付けの料理と相性が良いワインです。
お土産にもおすすめのグルジアワイン5:テトラ
テトラは王室御用達のワインとして、歴史もあり、古くから認められているジョージアでも有名なワイナリーのワインです。オレンジワインデインですが、白ワインそのものの味わいもきちんとあって、そこに葡萄をしっかり感じる味があります。
通常の甘口の白ワインと同じくらいの甘さがありますが、造り方が甘口のワインとはちがい、グルジアワインの通常の白ワインと同じ造り方ですので、甘いだけでなく、ちゃんとした白ワインを感じます。
このテトラは、他の産地で生産される葡萄品種と違い、ジョージアでも、限定された特別なエリアでしか作れない品種の白葡萄を使っていて、特に甘い葡萄の品種のため、普通の白ワインを造っても、すごい甘口のワインに仕上がります。
政府公認の限定エリアで栽培
テトラの品種の白葡萄は、ジョージアでも数少ない小さなエリアでジョージアの中でも特にワイン用の葡萄栽培に適したエリアとして認めている限定エリアで造っています。
そのエリアで造られた葡萄のみを使っているため、甘さはありますが、通常の白ワインと同じ感覚で料理とも相性がよく、チーズや、デザート系にもおすすめの白ワインです
お土産にもおすすめのグルジアワイン6:カヘティアン・ツィナンダリ
ジョージアのカヘティエリアにあるツィナンダリという場所で造られているワインです。このワインはグルジアワインではすごく有名な白ワインで、グルジアワインで辛口の白といえば、この一本がでるほど代表的な白ワインです。
このワインの品種はブレンドで、ムツヴァネという品種とルカツィテリという品種をブレンドして造っています。ももに似た感じのフェレッシュなワインで、サラダなどとも良く合う、辛口の白ワインです。
グルジアワインはどれもおすすめ
それほど日本には、まだ輸入されてないグルジアワインは、沢山の種類は手に入らないですが、それでも、少しずつですが、日本でも手に入るグルジアワインの種類は増えています。
ジョージアの人々も昔から料理と共にワインを楽しんでいたので、料理に良く合うワインが多く、パーティーや、女子会といった場面でもピッタリのワインです。
特にグルジアワインは歴史もありますが、その造り方のおかげで、タンニンやポルフェノールが10倍もあり、ビタミンCなども豊富にあるため、無添加でも酸化しないワインで、健康に良いのはもちろん、肌の調子も良く翌日の体調も良いと、おすすめポイントが沢山あります。
リーズナブルなワインも多い
王室御用達などのワインは確かにちょっと高価ですが、千円台のグルジアワインも十分に美味しいです。お酒が苦手という方にもおすすめできるワインですので、お土産やプレゼントにもおすすめできます。
グルジアワインは日本のどこに行っても同じワインがあるわけではないです。旅行先で偶然見つけたなど、お土産に購入するのも良く、とくに女性におすすめされるワインですので、女性へのお土産や、プレゼントにすると喜ばれています。
奇跡のワイングルジアワインを味わってみましょう
お土産や、プレゼントにも良いグルジアワインは、インターネットでは数多くの種類のグルジアワインがあります。どこかへ行くときのお土産や、女子会でのワインをグルジアワインにしてはいかがでしょう。味も良いですが飲んだ翌日が特に違うと、女性の評判が特に良いです。ワイン発祥の地、グルジアワインを味わってみましょう。
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