タリン観光の人気スポット&治安まとめ!おすすめのお土産やホテルもチェック!
エストニアの首都タリンには、まるごと世界遺産に登録されている旧市街、独自のカフェ文化と、たくさんの見どころがあります。ここではおすすめの観光地からホテル、さらにはお土産や治安情報まで、タリンのすべてを徹底的にご紹介します。その魅力のすべてに触れてみましょう。

目次
- 1エストニアの首都「タリン」とは
- 2タリンの街並みには遊び心がたくさん!
- 3タリンのカフェ文化は女子ウケ間違いなし!
- 4タリンの旧市街を観光しよう!
- 5タリン旧市街のおすすめ観光地1:トーンペア地区
- 6タリン旧市街のおすすめ観光地2:トーンペア城
- 7タリン旧市街のおすすめ観光地3:ラエコヤ広場周辺
- 8タリン旧市街のおすすめ観光地4:三人姉妹
- 9タリン旧市街のおすすめ観光地5:ふとっちょマルガレータ
- 10タリンへのアクセスには
- 11タリンの気になる治安は?
- 12タリン近郊の気を付けるべき場所
- 13タリンの物価は高いの?
- 14タリンの低価格・高品質ホテルは立地も最高!
- 15タリンのおすすめホテル「Rixwell Old Town Hotel」
- 16タリンでのお土産はなにがおすすめ?
- 17ヨーロッパ旅行はタリンに行こう!
エストニアの首都「タリン」とは
バルト三国「エストニア」「ラトビア」「リトアニア」のひとつである、エストニア共和国。他のバルト三国に比べ、一番観光客が多く活気もあるエストニアですが、なかでも首都「タリン」はエストニアの文化の中心地です。
首都であるタリンは、貿易を中心に栄えてきました。エストニアはバルト三国同様、様々な国から支配されてきましたが、その伝統と文化は現在もなお守られています。首都タリンの「旧市街」は、まるごと世界遺産に登録されています。
中世の街並みがいまも大切に保管されており、活気に満ちています。首都タリンを訪れた観光客からは、「可愛さ」「素朴さ」「楽しさ」が、たくさん詰まった街!と評判です。
タリンの街並みには遊び心がたくさん!
歩いてるだけで楽しいと評判の、世界遺産の首都タリンの街並み。特定の場所だけでなく、どこをとっても見どころ満載の街では、童心に戻りキョロキョロしながら街歩きを楽しめます。道が入り組んでいてまるで迷路かテーマパークのような旧市街。
しかしどの道に迷い込んでも、そのすべてが思い出に代わる素敵な場所。どこを見ても、中世の装飾が目を引く、遊び心満載のオブジェ。とくに建物の「扉」に特徴があるので注目してみましょう。
他国では見られないこだわりがたくさんの美しい扉を、無数に見かけることでしょう。おしゃれな扉探しにも、つい夢中になってしまいます。数あるヨーロッパの街並みの中でも、とくに中世の雰囲気が味わえるタリン。
中世の街並みに包まれたいのなら、首都タリンはまさにぴったりの街といえます。とくに女性ウケまちがいなし!の街です。女子におすすめなのは、素敵な中庭を眺められるカフェが点在することにもあります。
タリンのカフェ文化は女子ウケ間違いなし!
エストニアに訪れたからには、カフェを見逃す手はありません。カフェ文化が浸透したエストニアには、なんとあのスターバックスがありません。それだけエストニアではカフェに強いこだわりがあります。
スターバックスに限らず、チェーンのカフェがほとんどありません。どのカフェに入っても個人で営業しているのが当たり前であり、エストニア独自のこだわりあふれるカフェ文化が楽しめます。なかでもおすすめのお店が「Pierre CHOCOLATERIE(ピエールショコラトゥリー)」です。
ここは首都タリンで有名なお店で、とくに自家製チョコレートがおすすめです。エストニアのカフェはその味だけでなくロケーションにもこだわりが強いお店が多く、場所によっては城壁の上を歩けてしまうなど見晴らしのよいカフェが点在しています。
タリンの旧市街を観光しよう!
エストニアの首都タリンはハンザ都市として交易で栄えました。なかでも中世の面影を色濃く残す旧市街は、まるごと世界遺産に登録されています。
そして街全体がテーマパークのよう!と称されるエストニアの首都タリンの旧市街には、人気の観光地がたくさんあります。城壁に囲まれたタリン旧市街には、14世紀から15世紀から残る街並みが、いまでも色褪せず息づいています。
城壁の門をくぐると、絵画の世界に迷い込んだような感覚に陥ります。パステルカラーに彩られた、とんがり帽子のような建物が立ち並ぶ街は活気にあふれています。
タリン旧市街のおすすめ観光地1:トーンペア地区
エストニアの首都タリンでもっともおすすめしたい観光スポットは、世界遺産にも登録されている「歴史地区」です。
旧市街は歴史地区と下町で分かれており、歴史地区には複数の展望スポットがあり、とくに人気のスポットです。見どころも多く街も可愛いので、ただ散策するだけでも十分に楽しめるでしょう。
タリン旧市街のおすすめ観光地2:トーンペア城
歴史ある堅牢なトーンペア城も見応えがありますが、とくに観光客に人気の「パットクリ展望台(Patkuli vaateplats)」に向かいましょう。この周辺からタリン旧市街を眺めてみると、まるで絵画のような、眩いほどに美しい街並みが広がります。
ここからだと、天気がよい日はフィンランド湾を見渡すこともできます。小高い丘の上にあるトーンペア地区には、かつての支配者や貴族の住居があった場所であり、現在は緑豊かな公園となっています。タリンに訪れた際にはぜひ訪れたい観光スポットです。
タリン旧市街のおすすめ観光地3:ラエコヤ広場周辺
街の中心に位置するラエコヤ広場には、パステルカラーに彩られた建物が建ち並びます。このラエコヤ広場はかつて処刑場にも使われていたという広場です。しかし現在ではお祭りやクリスマスマーケットが開催されるなど、多くの人で賑わい広場になっています。
この周辺は観光スポットらしくレストランやお土産屋さんが多いので、民族衣裳に身を包む売り子さんにも出会えるでしょう。売り子さんは中世の街並みにもじつに上手に溶け込んでいて、観光客を楽しませてくれるでしょう。
タリン旧市街のおすすめ観光地4:三人姉妹
そのスラリと3軒が寄り添うように建ち並ぶホテルの姿は、3人の女性を連想させます。そのことからこの「三人姉妹」と呼ばれています。
現在は高級ホテルですが15世紀の商人の住宅です。伝統的なエストニア建築を改装しこの高級ホテルには、かつて天皇陛下、エリザベス2世も宿泊されたことがあるとか。
タリン旧市街のおすすめ観光地5:ふとっちょマルガレータ
ユニークな名前と、その名前に負けないどっしりとした丸いシルエットが特徴の鉄塔です。砲塔の役目を終えた、倉庫や牢獄として利用され、現在では海洋博物館として機能し観光地となっています。
この「ふとっちょマルガレータ」は牢獄として使われていた時、囚人のお世話をしていた太った女将さんの名前が由来とされています。
タリンへのアクセスには
日本からヘルシンキまでは、成田から毎日運航しています。日本からヘルシンキまでは約10時間20分の運行時間、1日1便午前中に出航しています。
ヘルシンキからエストニアへのアクセスはタリンへはヨーロッパ各地から飛行機のほか、フェリーで約2時間という移動手段もあります。またエストニアはタクシー料金も安いので、移動手段の選択肢として外せません。
タクシーでの移動について
タクシーは見知らぬ地を観光する際に欠かせない、万国共通の移動手段です。しらない場所まで送ってくれるし、荷物があってもものともしません。
しかし油断はできません。エストニアでは、タクシーによる詐欺被害が発生しています。観光客だとわかったとたん、タクシー料金を何倍にも吊り上げる事例が報告されているのです。くれぐれも注意しましょう。
タリンの気になる治安は?
とはいっても治安は基本的にはとてもよいです。女性でも夜一人で歩いているのも見かけることができるほどの治安のよさです。
そのため人があまりいない場所でもまったく危険を感じることはありません。エストニアは人がとても親切で穏やか、安全で治安のよい国なのです。
しかしどんな場所でもそうですが、平和なエストニアであっても避けるべき場所はあります。タリン中心部には観光スポットが点在しており、治安もよいので、とりあえず中心に向かえば間違いはないでしょう。
観光ではない場所へは、無計画に行かない方が無難です。タリン郊外のエリアは住宅街が多いので、そもそも観光で行くべき場所ではありません。
タリン近郊の気を付けるべき場所
それでもタリンの郊外にでかける必要があるなら気を付けるべきスポットを知っておきましょう。まずToomparkという公園のなかのToompea Hillの西側の治安には注意しましょう。
ここにある運動場ではなにかしらのトラブルに巻込まれてしまう可能性があるので、近寄らないことが大切です。とくに夜は治安があまりよくないので、近づかないようにしましょう。
タリンの郊外にも注意しましょう。半島のKopliという場所では、スリなどに遭遇してしまうかもしれません。ここはとくに観光名所というわけでもありません。あえて行くべきではないでしょう。
ショッピングモールの治安にも要注意?
タリンにあるショッピングモールも治安があまりよくないことで知られています。とくにスリの被害の報告が目立ちます。エストニアに限らずですが、冬のヨーロッパは極寒です。
そのためなのかスリがショッピングモールに集うのです。暖かくて人々が集まるショッピングモールは、スリにとっては恰好の場所なので、治安は決してよいとはいえません。
タリンの物価は高いの?
バルト三国のなかでは比較的物価が高いエストニアですが、日本と比べるとやはり安く、ロングステイに適しています。
スーパーマーケットの商品がとくに安いので自炊も適しています。またホテルによっては10,000円もあれば4泊できるので、ゆったりと過ごすことができるでしょう。
タリンの低価格・高品質ホテルは立地も最高!
ここではタリン旧市街のおすすめホテルを紹介します。旧市街は宿泊施設やレストランなど、観光客向けの施設が多く、料金は高く設定されているのですが、ここでご紹介するホテルではその心配はいりません。
そして抑えておきたいのは、タリン宿泊の際は、旧市街の入り口からなるべく近い場所にする必要がある点です。
タリンでのホテル選びの注意点とは?
旧市街内は石畳が敷かれており、坂も多いのです。そのためスーツケースやキャリーバッグを持っての移動はできないと考えておいた方がいいでしょう。とくに観光客、大きな荷物を持っている方には苦労するでしょう。
自家用車の場合はこの限りではありませんが、以上のような理由から、タリンでは旧市街の入り口から近い距離に宿泊することが鉄則です。以上を踏まえたうえで、おすすめしたいホテルをご紹介します。
タリンのおすすめホテル「Rixwell Old Town Hotel」
観光に便利な立地のタリン周辺のホテルですが、そのなかでもおすすめしたいのは「Rixwell Old Town Hotel(リックスウェル オールドタウンホテル)」です。
リックスウェル オールドタウンホテルは、徒歩でアクセスするにもタクシーを利用するにも、最高の立地です。多くの日本人からも利用されてきた、実績あるホテルです。1泊シングルルームなら3,000円ほどから、ツインルーム4,000円ほどからです。
あまりに安い料金設定のホテルだと心配になることもありますが、このホテルではその心配は不要です。さらにこのホテルでは宿泊料金に朝食込みです。
朝食はシンプルですが、嬉しいことに「ニシンの酢漬け」「ライ麦パン」など、エストニアならではの料理も味わうことができます。
観光に最適な立地
このホテルはタリン旧市街の入り口付近にあり、「タリン中央駅」へも徒歩10分圏内と好立地です。ご紹介の通り、タリン旧市街の周辺に宿泊するには、なによりも入り口付近に宿泊することが求められます。
さらにご紹介したふとっちょマルガレータから徒歩1分の場所に位置しており、観光でのアクセスにも最適なのが嬉しいポイントです。
客室
このホテルでは低価格の金額設定にもかかわらずプライベートバスルーム付きです。テレビ、ミニバー(有料の飲物が入った冷蔵庫)や、金庫も完備されています。
部屋の掃除はしっかりと行き着いており、とても清潔感があります。シャワーの水圧は十分で、比較的あたらしいホテルなので、水回りのトラブルもありません。
設備について
シャンプーなど最低限の備え付けがありますが、歯ブラシなどのアメニティはないので持参しましょう。1Fにはコインランドリーも完備されているため、1泊から長旅の方にまでありがたい設備が完備されています。
ホテルレセプションは24時間営業、英語は十分に通じます。すてきなスタッフの皆さんが笑顔が接客してくれるため、気持ちよく過ごせるでしょう。
住所 | Lai 49, Tallinn, 10133, ESTONIA |
電話番号 | (372) 614 1300 |
タリンでのお土産はなにがおすすめ?
石造りの壁に囲まれた道「カタリーナ通り」。この通りにはアトリエが複数あります。タリンはその街並み通り、おしゃれな雑貨屋やお土産屋が多く揃います。
エストニアのお土産には伝統の温もり感じる伝統品から、モダンな雑貨まであり、女子ウケすること間違いなしです。
雑貨店では「手芸品」「マグネット」など定番のお土産が揃いますが、エストニアや首都タリンのお土産というえば、Kalevというチョコレートメーカーの「チョコレート」が有名です。さらにタリンに限れば「琥珀」も有名です。
その他ロシアの影響を受けた雑貨がたくさん見かけられますが、同じものでも他国のお土産屋に比べかなりリーズナブルです。
日本では知名度こそあるものの、意外と手に入らない「マトリョーシカ」はお土産にも最適。ロシアの名陶「インペリアルポーセレン」のお店もあります。インペリアルポーセレンはであり、ティーセット一式をそろえるコレクターも多くいることで知られます。
エストニア名産のお土産ではないうえに、楽天や通販でも取り扱いがありますが、ここではほかの国と比べてかなり安く手に入ります。
ヨーロッパ旅行はタリンに行こう!
ヨーロッパの街並みのなかでも、とくに中世の雰囲気が味わえる街であるタリンのご紹介をしました。中世の街並みに包まれたいのなら、首都タリンはまさにぴったり!
お土産選びやホテル選び、観光の際の参考してみてください。エストニアの歴史とその街並みに触れ、思い出深い旅行にしましょう。