奈良・吉野山の桜の見ごろやアクセスを徹底解説!駐車場の混雑回避方法は?

3万本の桜が密集するという奈良の吉野山。見ごろは絶対に桜のころと、多くの観光客が春になると奈良の吉野山へと足を延ばします。混雑具合はどんなものか、アクセス方法や駐車場、おすすめの観光スポットなど気になります。今回は、奈良の吉野山の桜についてご紹介します。

奈良・吉野山の桜の見ごろやアクセスを徹底解説!駐車場の混雑回避方法は?のイメージ

目次

  1. 1吉野山の桜を愛でる旅への誘い
  2. 2吉野山はどこにある?
  3. 3吉野山はなぜ桜で有名?
  4. 4桜の名所である吉野山へ電車でアクセスする方法
  5. 5桜の名所である吉野山へ車でアクセスする方法
  6. 6桜の名所である吉野山の駐車場は?
  7. 7吉野山の桜の見ごろはいつ?
  8. 8桜の名所である吉野山の交通規制情報
  9. 9桜のころの吉野山の混雑を回避する方法とは?
  10. 10吉野山の桜のライトアップは?
  11. 11吉野山の桜の見所エリア1:下千本
  12. 12吉野山の桜の見所エリア2:中千本
  13. 13吉野山の桜の見所エリア3:上千本
  14. 14吉野山の桜の見所エリア4:奥千本
  15. 15吉野山の桜のおすすめイベント1:4月3日・御田植祭
  16. 16吉野山の桜のおすすめイベント2:4月8日・花まつり
  17. 17吉野山の桜のおすすめイベント3:4月10日・蔵王堂花供千本搗き
  18. 18吉野山の桜のおすすめイベント4:4月11日12日・大名行列
  19. 19吉野山の桜のおすすめイベント5:4月29日・吉野神宮春の大祭
  20. 20さらに足を延ばしたい奈良の桜の名所とは?
  21. 21吉野山の桜から春を探しに出かけよう

吉野山の桜を愛でる旅への誘い

ピンクが広がる吉野山の桜はぜひ見てみたいもの

日本一の桜の名所として知られる奈良県は吉野山。一生に一度はその美しい薄桃色の山並みをこの目で見てみたいと思ってらっしゃる方は多いのでは。今回は、そんな吉野山の桜の見ごろ、アクセス方法や駐車場情報、混雑具合、おすすめのイベント、さらに足を延ばしたい桜の名所などを合わせてご紹介したいと思います。

吉野山はどこにある?

吉野川の名で知られている紀の川

吉野山とは、奈良県の中央部に位置する吉野郡吉野町にある吉野川の南岸から大峰山脈へと続く山稜一帯。このあたりは、南北朝時代においては南町の中心地であり、金峯山寺(きんぷせんじ)を中心に社寺が点在するエリアでもあります。

遠い昔は、春の訪れが遅く、雪深い地域として知られていた吉野山。現代では交通アクセスもよくなり、かつてほど遠い山奥ではなくなりました。少し足を伸ばせば温泉や自然名勝などに囲まれ、桜の美しさを愛でると同時に、豊かな自然を堪能することも可能です。

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吉野山はなぜ桜で有名?

吉野山は桜で有名

吉野山に桜が植樹されたのは平安時代のころ。修験道の開祖とされる役小角が、桜を蔵王権現の神木であるとしたことで、行者たちは桜材を使って権現を彫刻して祀るようになりました。このため、蔵王権現に祈願する際に桜の苗を寄進する風習が起こり、平安時代から多くの桜が植えられるようになったのだとか。

また、後の天武天皇である大海人王子が、吉野の桜が満開になった夢を見て天下を定めたことから、桜が神木であるとされ、桜の愛護が始まったとも。こうしたいくつかの逸話から吉野山の桜が知られるようになり、多くの歌人が吉野山の桜を歌うようになりました。

さらに、江戸時代に入ると、人形浄瑠璃や歌舞伎の「義経千本桜」の大ヒットで、さらに吉野山の桜が有名に。こうして吉野山といえば桜という現代の定式が生まれるようになりました。こうして、吉野山が桜の名所として知られるようになったのです。

吉野山の桜は世界的にも有名

吉野山の桜は世界的にも知られている

こうして桜の名所として知られるようになった吉野山は、1924(大正13)年に国の史跡名勝に指定され、2004(平成16)年には吉野山や高野山から熊野にかけての霊場と参詣道が「紀伊山地の霊場と参詣道」としてユネスコの世界遺産に登録されました。また、1990(平成2)年には日本さくら名所100選のひとつにも指定され、現在に至ります。

桜の名所である吉野山へ電車でアクセスする方法

電車を使って吉野山のそばまでたどり着ける

吉野山の最寄り駅は近鉄の吉野駅です。このため、大阪を経由する場合は、近鉄の大阪阿部野橋駅から特急で75分程度で吉野山へ到着します。

京都を経由する場合、橿原神宮前駅を経由して、特急で40分程度で吉野山へ到着します。名古屋や東京方面から新幹線で訪れる場合も、京都まで新幹線などを利用するとわかりやすいです。

名古屋から近鉄を使って吉野山へ向かう場合は、近鉄名古屋駅から大和八木駅、橿原神宮前駅で乗り換えて吉野山へと向かいます。

吉野駅からは、桜の時期のみ運行される臨時バスに乗ると、如意輪寺前、如意輪寺、中千本公園に停車します。中千本公園からは吉野大峯ケーブルバスまで歩き、竹林院前から奥千本口まで10分で到着します。

桜の名所である吉野山へ車でアクセスする方法

ライトアップの桜も美しい

いずれの方面から吉野山へ向かう場合でも、最終的には国道169号線を使い、吉野川沿いを吉野大橋北詰へと入っていきます。とくに大阪や京都方面からアクセスする場合、橿原市に入ったあたりで国道169号線にアクセスしやすくなっています。

名古屋方面からアクセスする場合、国道369号線や370号線を使って奈良県へと向かいます。津風呂湖を過ぎたあたりで国道169号線に入り、吉野川沿いから吉野大橋北詰へと入っていきます。

車は移動に便利ですが、桜のころの吉野山は混雑や交通規制などが心配されます。車を使わなければならない方は、早めに到着するように旅の計画を立てるか、逆に交通規制を避けるために夜間の桜のライトアップを楽しむというのもおすすめです。ライトアップは例年18時~22時ごろまでですので、時間を忘れて観光することが可能です。

桜の名所である吉野山の駐車場は?

車で出かける際は駐車場の情報に注意を

吉野山には駐車場がいくつもあります。通年利用できる駐車場はもちろん、桜の時期のみ営業する郊外駐車場などもあります。とはいえ、吉野山の桜を見に車でアクセスする際は、渋滞や混雑、交通規制などがあるため、余裕を持って観光するようにしましょう。イライラして事故まどを起こさないように混雑を心得ておくうように。

通年利用できる駐車場

通年利用できエルからといって桜のころに利用できるとは限らない

吉野山で通年利用できる駐車場は、吉野山の中心となる吉野山観光駐車場と如意輪寺駐車場があります。ともに無料で利用できます。

吉野山観光駐車場は、吉野山の中心となる駐車場で、大型バスも利用できる広々とした駐車場。トイレや売店もあり、駐車場から奥千本方面へ有料のバスも運行されています。乗用車は400台ほど駐車可能。ちなみに、桜のころにはバス専用になることもあります。

如意輪寺駐車場は中千本エリアにある駐車場で、参拝者用の駐車場となっています。トイレも完備されていますが、マイカー規制日は利用できないため、注意が必要。乗用車は200台ほど駐車することができます。

なお、奥千本エリアに15台ほどしか駐車ない駐車場があります。トイレもあるため便利ですが、桜のころなどは閉鎖される可能性が高く、事前に確認が必要です。

桜の時期に利用できる駐車場は

駐車場料金は有料となる

桜のころの吉野山の駐車場は有料となります。2018年は普通車で1500円でした。臨時駐車場などもオープンしますが、詳細は観光前に確認すること。

吉野山観光駐車場と中千本公園まで、無料バスが運行されます。バスの運行時間は8時~17時半までです。また、4月の週末のみ臨時駐車場が郊外にオープンします。営業時間 は7時~18時まで(入場は15時まで)です。

しかし、桜のころはかなりの混雑が予想され、マイカー規制などもあります。車で移動しなければならない事情がある場合以外は、なるべく公共交通機関を利用することをおすすめします。車を利用される方は混雑していてもイライラしないように。

吉野山の桜の見ごろはいつ?

美しい吉野山のピンクのグラデーション

吉野山の桜の見ごろは、例年4月初旬から下旬まで。ただし、見ごろの時期は、年によって大幅にずれることもありますので、見ごろの詳細は事前に確認すること。3月ごろから公式サイトを見ておくと参考になります。

吉野山には、シロヤマザクラを中心に200種の桜が3万本ほど密集しています。吉野山には、下千本(しもせんぼん)、中千本(なかせんぼん)、上千本(かみせんぼん)、奥千本(おくせんぼん)と呼ばれるエリアがあり、標高の低い下千本から桜の開花がはじまり、標高の高い奥千本へと桜の彩が上がっていき、長く見ごろを楽しむことができます。

また、桜の開花に合わせてライトアップも行われます。昼間の美しさとはまた異なった幽玄な雰囲気に包まれます。この時期にしか楽しめない桜の見ごろ、せっかくだからのんびりと桜尽くしを満喫するのも忘れがたい旅となります。

桜の名所である吉野山の交通規制情報

桜の時期の吉野山は交通規制がすごい

例年、吉野山の桜の時期は交通規制となります。通行禁止や一方通行区間などができるほか、ロープウェイが運航中止となり、混雑する週末などはマイカー規制もあります。桜の時期が近くなりましたら、交通規制の詳細はサイトなどで確認するようにしましょう。

桜の混雑時期に車でアクセスされる方は、郊外駐車場を利用するのが便利です。郊外駐車場は、吉野川のそばにオープンします。この郊外駐車場から無料シャトルバスで中千本公園までアクセスできます。

さらに、下千本から中千本までは歩行者天国になり、中千本から上千本のあたりは、例年、一方通行区間となるほか、通行禁止になります。混雑に巻き込まれないためにも、駐車場は少し離れたところを利用した方が得策です。

桜のころの吉野山の混雑を回避する方法とは?

桜のころは混雑が予想される

桜の時期の吉野山の混雑を回避するためには、早めに行動することが大事。臨時駐車場がオープンしても、満車となってしまったらどうにもなりません。車で吉野山へアクセスするのであれば、駐車場がオープンする時間のころに到着していたいです。

また、観光の帰りも混雑するため、早く帰らなければならない方はお昼前には出ることをおすすめします。駐車場から出るのも大変な可能性もあります。

混雑を回避するためには、やっぱり公共交通機関を使って移動するのが一番です。やむを得ない事情がない限りは、電車での移動を選びましょう。混雑している中を運転してもストレスになるばかりで楽しい観光ができないかもしれません。

あるいは、宿泊しながらのんびりと観光するというのも選択肢のひとつです。桜の時期は限られていますので、存分に桜のグラデーションを楽しむのも旅のぜいたくです。

吉野山の桜のライトアップは?

見事な夜桜に心が逸る

吉野山の桜のライトアップは、例年、3月終わりごろから4月終わりごろまでです。開花状況などによって時期が変わりますので、詳細は確認すること。ライトアップされる場所は、下千本の七曲りのあたり、中千本の五郎平のあたり、上千本の大塔の宮のあたりです。ライトアップは18時ごろ~22時ごろまで。幻想的な夜桜に酔いしれたいです。

吉野山の桜の見所エリア1:下千本

吉野山の桜はここからはじまる

標高230~350mとされる吉野山の下千本エリア。4月初旬前後になると、まずこの下千本エリアで開花され、桜の見ごろを迎えます。シダレザクラが美しい嵐山、お野立ち跡から眺望できる七曲り坂、下千本展望所、七曲り坂を上り終えたあたりにある大橋など、フォトジェニックなポイントが点在します。

世界遺産の金峯山寺は必見ですが、ほかにも吉野神宮や弘願寺などの寺社もあります。美しい桜の見ごろを楽しみながら、合わせて観光しましょう。

なお、七曲りのあたりは、夜になるとライトアップされる夜桜ポイントです。昼間とは違った見ごろを楽しめます。幻想的なその姿、桜の見ごろの時期しか目にすることはできませんので、ぜひ満喫を。

世界遺産の金峯山寺へアクセスを

金峯山寺は世界遺産に登録されている

世界遺産の金峯山寺は、開祖である役小角(えんのおづぬ)が金剛蔵王権現という仏様を出現させ、その姿を吉野山に祀ったという由緒があります。2004年には金峯山寺本堂蔵王堂と仁王門が世界遺産に登録され、桜の見ごろと合わせて見学すると、荘厳な木造建築との情緒ある姿に感動するはず。

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吉野山の桜の見所エリア2:中千本

逸話の多い吉水神社

如意輪寺は、戦に出る楠木野正行が辞世の句を刻んだことでも知られています。庭園は有料ですが、見ごろを迎えたシダレザクラの美しさは筆舌に尽くしがたく、ぜひその目で鑑賞するべき。

吉野山の中腹にあたる標高350~370mとされる中千本エリア。下千本のが見ごろを迎えてしばらくすると、中千本も見ごろを迎えます。中千本には、世界遺産の吉水神社、太平記ゆかりの如意輪寺、義経伝説で知られる勝手神社など、桜の見どころはもちろん、観光したい社寺も点在します。

勝手神社はのちの天武天皇である大海人王子が社前で琴を奏でた際、天女が舞ったという伝説があるほか、源義経と別れた静御前が、追手に捕らえられた際に舞を舞ったとされる池があります。境内の老桜は必見です。

世界遺産の吉水神社へアクセスを

世界遺産には足を延ばすべき

吉水神社は、南北朝時代、後醍醐天皇が行在所とした由緒のある神社です。この神社から中千本と上千本の桜を一度に見渡すことができ、すばらしい景色に圧巻するはず。神社階段下は桜鑑賞の名スポットで、豊臣秀吉が花見をしたことでも知られているとか。ぜひ吉水神社へ足を運びましょう。

吉野山の桜の見所エリア3:上千本

美しい滝のような桜の群生が見渡せる

標高370~600mほどに位置する上千本のあたりは急な坂道が増えてきます。おすすめなのが、花矢倉展望台からの眺望で、吉野山の桜というとここからの景色が最も有名なのだとか。下千本から中千本の桜や金峯山寺の蔵王堂が眼前に広がります。吉野山観光駐車場から歩いて1時間ほど。のんびりと桜の見ごろを楽しみながら吉野山を上ってみては。

上千本エリアには滝桜と呼ばれる桜の群生地があります。このあたりは桜が多く、そのすばらしい桜の姿がまるで滝を見上げているかのように見えることからそう名付けられたとか。中千本操車場から山道を上っていったあたりにあります。

吉野山の桜の見所エリア4:奥千本

山奥にひっそりと佇む桜を探しに

吉野山の山奥に位置する奥千本は標高600~750mのエリアです。下千本エリアの桜が開花してから一週間ほど遅れて開花するエリアだけあって、ヤマザクラがひっそりと咲く姿を鑑賞することができます。

世界遺産である水分神社の近くにある高城山展望台、吉野山の地主を祀る世界遺産の金峯神社、歌人西行法師が住んでいたという庵の周囲でも可憐なヤマザクラを鑑賞することができます。

世界遺産の金峯神社や水分神社へアクセスを

桜の見ごろに吉野山へ訪れたらぜひ奥千本まで足を延ばそう

水の神を祀る神社として知られている世界遺産、水分(みくまり)神社。子守神社との別称があるほど、安産祈願の神社としても有名です。重要文化財に指定されている桜門は朱色で艶やかですが、本殿は古風で独特な造りをしています。

神社階段した下にあるシダレザクラが趣を興じる金峯神社。左手には源義経が隠れていたとされる義経の隠れ塔があります。神社右手を上っていくと、西行庵に通じます。

奥千本エリアへは、吉野山観光駐車場から歩くと、およそ1時間半かかりますが、途中で奥千本行きのバスを利用すれば、1時間ほどで到着します。時間に余裕を見ながら鑑賞するようにしましょう。

吉野山の桜のおすすめイベント1:4月3日・御田植祭

田植えの様子を演じる御田植祭

毎年4月3日、上千本エリアの吉野水分神社にて13時~14時ごろまで執り行われる御田植祭。五穀豊穣を願う祭りとして、桜の訪れとともに盛大に行われる祭りです。

このお祭りでは、白衣の男の面をつけた男性と牛の面をつけた牛に扮した男性が拝殿に現れ、種まきから稲刈りまでの農仕事を表現する舞がユーモアを交えながらも厳粛に奉納されます。

この神事は、室町時代から700年ほどに渡って続けられるお祭りで、1年の豊作を祝います。白衣の男(田男)と牛の農作業の様子はユーモラスに演じられ、会場から笑いを誘うのだとか。

桜の見ごろと時期が重なったら、ぜひ吉野水分神社に立ち寄って、歴史ある神事の様子を見学しましょう。吉野山の春を知らせるおすすめのお祭りです。

吉野山の桜のおすすめイベント2:4月8日・花まつり

お釈迦様のお誕生日のお祝い

4月8日はお釈迦様のお誕生日です。この日をお祝いする行事が、櫻本坊、善福寺、金峯山寺などで行われます。お釈迦様は生まれたとき、周囲の花々が咲き乱れ、空から甘露の雨が降り、世界中が喜びであふれたと伝えられています。

この逸話から、お社kさまのお誕生日になると、たくさんの花々で寺院が飾られ、甘露の雨になぞらえて甘茶をお釈迦様の姿にかけるようになりました。参拝者には甘茶がふるまわれ、さまざまな行事が行われます。

おめでたい花まつり、吉野山の桜鑑賞の際に見かけることができるおすすめのお祭りです。ぜひ参拝しましょう。

吉野山の桜のおすすめイベント3:4月10日・蔵王堂花供千本搗き

縁起のいい行事にはぜひ参加を

金峯山寺の蔵王権現のご神木である山桜の満開を報告する行事として執り行われる花供千本搗き。平安期から伝わる行事で、全国から御供されたお米をたくさんの杵でお餅に搗きます。搗き上げられたお餅は、蔵王権現にお供えした後に御供撒きが行われます。この餅を食べると、その年は無病息災で過ごせるとも。

また、女人採灯大護摩供という火を使った儀式も行われます。女性行者が中心となって儀式が行われます。女性による採灯大護摩供が行われるのは、修験道の中でも金峯山寺だけなのだとか。めったに見ることがない儀式です。すばらしい旅の思い出にぜひおすすめ。

吉野山の桜のおすすめイベント4:4月11日12日・大名行列

美しい桜の中を大名行列に参加するのも楽しい

奴行列を先頭に、僧侶、稚児、山伏などが竹林院から蔵王堂まで練り歩く大名行列。両日とも朝10時に竹林院を出発します。午後1時ごろから、10日の千本づきでつかれた餅を撒く御供撒きが行われます。こうしたおめでたい行事には参加することをおすすめします。

吉野山の桜のおすすめイベント5:4月29日・吉野神宮春の大祭

春の終わりに吉野山を訪れる方はぜひ

後醍醐天皇を祭神とする吉野神宮。毎年4月29日には春の大祭が執り行われます。祭典では浦安の舞の奉納や民謡踊り、奉納詩吟などが催されます。吉野山の桜も終わりに近いころではありますが、もしもこの時期に吉野山への旅を考えてらっしゃる方はぜひ立ち寄ることをおすすめします。

さらに足を延ばしたい奈良の桜の名所とは?

もっと桜を見に行こう

奈良には、吉野山以外にも多くの桜の名所が点在します。せっかく吉野山まで足を運んだのに、そのまま帰るのはもったいないと思う人は多いはず。そこで、最後に吉野山から足を延ばして立ち寄ることのできる桜の名所をご紹介したいと思います。次の旅の計画にぜひ役立ててください。桜三昧のすばらしい旅になるはずです。

石舞台古墳(明日香村)

古墳と桜の妙たる姿をぜひ

日本最大級の横穴式石室を持つ古墳、飛鳥の石舞台古墳。春になると、古墳の周りに植えられたたくさんの桜が咲き乱れることで知られています。悠久の時間を感じながら、桜を楽しむことができるめったにない観光スポット。吉野山から車で40分ほどなので、立ち寄ることも可能です。桜の見ごろは3月下旬~4月上旬ごろ。

長谷寺(桜井市)

長谷寺も人気の桜スポット

花の御寺と知られる長谷寺。言わずと知れた桜の名所のひとつです。境内には、ヤマザクラやソメイヨシノ、奈良のヤエザクラなど、6品種の桜が6000本ほどを鑑賞することができます。吉野山からは車で1時間ほどですが、ぜひ立ち寄りたい観光スポットでもあります。桜の見ごろは3月下旬~4月中旬ごろ。

本郷の瀧桜(宇陀市)

奈良で最も人気の高い桜スポット

樹齢300年とも言われている見事なシダレザクラである本郷の瀧桜。多くの観光客を魅了し、奈良県内では最も人気の高い桜の名所でもあります。地元では又兵衛桜の名で親しまれ、幹周は3m、高さ13mという立派な姿に圧巻。吉野山から車で40分程度ですので、その見事な姿にぜひ会いに行きましょう。見ごろは4月上旬~中旬ごろ。

吉野山の桜から春を探しに出かけよう

吉野山から春を探しの旅へ

一生に一度はぜひ訪れたいと多くの人が願う奈良県の桜の名所、吉野山。そうはいってもなかなか訪れる機会がない方は、ぜひ次の春に旅の計画をしてみてください。混雑具合、交通規制情報、駐車場の場所などを事前にチェックし、効率のよい旅になることを祈ります。帰路に立ち寄りやすい桜の名所にも足を延ばし、春の訪れを存分に満喫しましょう。

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この記事のライター
水木まこ

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