2019年01月11日公開
2019年01月11日更新
ニュージーランドの時差や日本からの飛行時間は?時差ボケ対策法も紹介!
美しい自然と温かい国民性で知られている「ニュージーランド」。日本人の間でも観光地として大人気のニュージーランドですが、日本との時差や飛行時間についてご存知ですか?時差やサマータイム、飛行時間、おすすめの時差ボケ対策などをまとめてご紹介します。

目次
- 1ニュージーランドの日本の時差について知ろう!
- 2ニュージーランドと日本の時差は何時間?
- 3夏限定の時差?ニュージーランドのサマータイム
- 4ニュージーランドのサマータイムの時差計算
- 5日本からニュージーランドへの飛行時間は?
- 6日本からニュージーランドへの飛行時間1:直行便の場合
- 7日本からニュージーランドへの飛行時間2:乗り継ぎ便の場合
- 8ニュージーランドに行くと時差ボケしやすい?
- 9ニュージーランドに限らない時差ボケの症状
- 10そもそもなぜ時差ボケが起こる?その原因とは
- 11ニュージーランドで時差ボケしやすい人の特徴
- 12ニュージーランドを満喫するための時差ボケ対策
- 13ニュージーランドのおすすめ時差ボケ対策1:出発前
- 14ニュージーランドのおすすめ時差ボケ対策2:到着後
- 15時差ボケ対策をしてニュージーランドを楽しもう!
ニュージーランドの日本の時差について知ろう!
「ニュージーランド」といえば、美しく豊かな自然とフレンドリーで温かい国民性で知られている、オセアニアの国。毎年多くの日本人観光客が訪れている大人気観光地です。そんなニュージーランドを訪れる前に知っておきたいのが、時差や飛行時間について。時差やサマータイム、飛行時間、そしておすすめの時差ボケ対策をまとめてご紹介します。
ニュージーランドと日本の時差は何時間?
それではまず、日本とニュージーランドに時差について見ていくことにしましょう。ニュージーランドでは、通常日本よりも3時間、時間が先に進んでいます。つまり時差は「3時間」。日本が午前8時であるとき、ニュージーランドは午前11時ということになります。
ニュージーランドの時間は「GMT」と呼ばれる「グリニッチ標準時(イギリスの標準時)」よりも12時間早く進んでおり、世界で最も早く日付けが変わる国の一つとしても知られています。世界一早く太陽が昇る国としては「キリバス共和国」が有名です。
ニュージーランドの時差を考えるときに注意したいのが「チャタム諸島(Chatham Islands)」。ニュージーランド南島から約1000キロメートル離れたチャタム諸島では別のタイムゾーンが採用されており、日本との時差は通常「3時間45分」となっています。
夏限定の時差?ニュージーランドのサマータイム
上記で日本とニュージーランドの時差についてご説明する際に「通常」という言葉を用いたのには、とある訳があります。それは、ニュージーランドには「サマータイム(Summer Time)」が存在するためです。サマータイムは「夏時間」とも呼ばれます。
サマータイムとは、日の出時刻が早まる時期、つまり夏に時計の針を1時間進めるという制度のことを指しています。このサマータイムは、太陽が出ている間の時間を有効的に活用することを目的としており、ニュージーランドを含む世界各国で導入されています。
北半球に位置している国、例えばアメリカやカナダ、ヨーロッパ各国などでは、サマータイムは毎年3月から11月ごろにかけて導入されています。日本も北半球に位置していることから錯覚してしまいやすいのですが、南半球のニュージーランドはその逆になります。
南半球に位置している国では、北半球に位置している日本とは季節が逆。そのため、当然サマータイムの時期についても変わってきます。ニュージーランドのサマータイムは、毎年9月の最終日曜日の午後2時から翌年4月の第1日曜日の午前3時までとなっています。
ニュージーランドのサマータイムの時差計算
9月の最終日曜日から4月の第1日曜日にかけての期間にニュージーランドへの渡航を予定している方は、サマータイムの計算方法についても押さえておきましょう。サマータイムをうっかり忘れてしまうと、飛行機やツアーの時間を間違えてしまうこともあり得ます。
上記でご紹介したように、ニュージーランドのサマータイムでは、時計の針を1時間先に進ませなければなりません。通常の日本とニュージーランドの時差は3時間なので、そこに1時間プラスしてあげましょう。つまり、4時間の時差であると考えればいいのです。
ニュージーランド滞在中に、サマータイムの終了時刻である4月の第1日曜日の午前3時を迎えることになったら、そこでまた1時間、時計の針を元に戻してあげましょう。また次のサマータイムが訪れるまで、再び日本とニュージーランドの時差は3時間に戻ります。
ニュージーランド国内でもチャタム諸島に限ってはタイムゾーンが異なり、日本との時差も3時間ではなく3時間45分であるとご説明しました。チャタム諸島でも同様にサマータイムが適応されているので、サマータイムでは4時間45分の時差があることになります。
日本からニュージーランドへの飛行時間は?
日本とニュージーランドの時差について押さえることができたところで、続いては日本からニュージーランドへと向かう際の飛行時間についてもチェックしていくことにしましょう。当然ですが、直行便と乗り継ぎ便では飛行時間は異なってきます。以下では、直行便での飛行時間と乗り継ぎ便での飛行時間についてそれぞれまとめてご紹介していきます。
日本からニュージーランドへの飛行時間1:直行便の場合
まず、日本からニュージーランドへ直行便を利用して向かう場合の飛行時間について。日本からニュージーランドへと向かう際に、ニュージーランドの空の玄関口となるのがオークランドにある「オークランド国際空港(Auckland International Airport)」です。
オークランド国際空港への直行便が就航している日本の国際空港は、東京の成田国際空港および大阪の関西国際空港の二空港となります。現在のところ、日本とニュージーランドを繋いでいる直行便を運航しているのは、ニュージーランド航空のみとなっています。
東京の成田国際空港からオークランド国際空港までの飛行時間については、約10時間30分となっています。運航便数に関しては、1日1便以上。毎日運航されている便のフライト時刻は、18時30分発(日本時間)翌9時着(ニュージーランド時間)となっています。
大阪の関西国際からオークランド国際空港までの飛行時間についても、約10時間25分とほぼ変わりません。運航便数に関しては、週に3便。運航されている便のフライト時刻は、21時発(日本時間)翌11時25分着(ニュージーランド時間)となっています。
日本からニュージーランドへの飛行時間2:乗り継ぎ便の場合
東京の成田国際空港や大阪の関西国際空港以外の国際空港を利用する場合には、ニュージーランドへの直行便が就航していないため、第三国で飛行機を乗り換える必要があります。経由地としてよく利用されているのが、中国、韓国、オーストラリアの三ヶ国です。
中国だと広州の広州白雲国際空港、北京の北京首都国際空港、韓国だと仁川国際空港、オーストラリアだとシドニー国際空港(Sydney International Airport)、メルボルンのメルボルン国際空港(Melbourne International Airport)が乗り継ぎ空港となります。
日本から各経由空港までの飛行時間は、広州白雲国際空港までが約4時間から5時間、北京首都国際空港までが約3時間30分から5時間、仁川国際空港までが約1時間から2時間、シドニー国際空港までが約9時間30分、メルボルン国際空港までが約10時間20分です。
各乗り継ぎ空港からオークランド国際空港までの飛行時間は、広州白雲国際空港からは約11時間、北京首都国際空港からは約12時間10分、仁川国際空港からは約11時間10分、シドニー国際空港からは約3時間、メルボルン国際空港からは約3時間30分となります。
ニュージーランドに行くと時差ボケしやすい?
アメリカやカナダ、ヨーロッパ各国など、日本からの飛行時間が長い上に日本との時差も大きい国に行くと時差ボケに襲われることがあります。その点、ニュージーランドに関しては日本からの飛行時間もそれほど長くなく、日本との時差も大きい方ではありません。
このことから考えると、日本からニュージーランドに行ったとしても時差ボケは起こらないようにも思えるのですが、実は日本からニュージーランドに行くと時差ボケしやすいというのが本当のところなのです。これには、ニュージーランドの位置が関係しています。
ニュージーランドは、日本よりも東に位置しています。東に位置しているということは日本よりも時間が進んでいるため、ニュージーランドに到着した日には前日よりも一日の時間が短くなります。そのため体内時計を早めなければならず、時差ボケが起こるのです。
ニュージーランドに限らない時差ボケの症状
一口に「時差ボケ」といっても、その症状は本当にさまざまです。ニュージーランドに限ったことではありませんが、時差ボケにはどんな症状があるのかを見ていくことにしましょう。一般的に見られる時差ボケの代表的な症状をいくつかピックアップしてみました。
まずは、身体のだるさ。日本から海外に到着したときに、全身の倦怠感を感じることがあります。それに加え、目眩がしたり頭痛がしたりという症状が現れることもあります。時差ボケをすると、このようにただの移動疲れだけではないような症状が出てくるのです。
また、注意力が散漫してしまったり、無性にイライラしてしまったりという症状も、時差ボケの代表的な症状として挙げることができます。そのほかにも食欲が沸かなくなったり、普段眠くならないような時間に眠気に襲われたりという症状が出ることもあります。
時差ボケの症状もその重さもやはり人それぞれではありますが、やはりせっかく楽しみにしていた旅先でこのような症状に襲われてしまうのはつらいものです。ニュージーランドを快適に楽しむためにも、時差ボケのメカニズムと対策方法を押さえておきましょう。
そもそもなぜ時差ボケが起こる?その原因とは
そもそも、どうして時差ボケというものが起こるのでしょうか?人間には本来「生物時計」と呼ばれる、24時間周期で時を刻んでいる時計が存在しています。いわゆる「体内時計」というもので、時差ボケにはこの体内時計が大きく関係しているといわれています。
普段の環境(日本での生活)で正常に稼働していたこの体内時計が、飛行機などで時間の進み方が異なる海外に高速移動してしまうことにより、リズムが狂ってしまうのです。人間の身体はこのズレにすぐさま適応することができないため、時差ボケが起こります。
人間の身体は移動した先の環境に合わせて適応しようとしますが、これによって体内環境を乱してしまうことになります。体温調整がうまくいかなかったり、ホルモン分泌のリズムが狂ってしまうことで、上記のような症状が時差ボケとして現れるようになるのです。
ニュージーランドで時差ボケしやすい人の特徴
日本から海外に行くからといって、誰しもがひどい時差ボケに悩まされるわけではありません。もちろん日本と時差のある国、特に日本より東に位置している国に行くからには時差ボケは避けては通れない道ではあるのですが、時差ボケには多少個人差が見られます。
時差ボケしやすい人の特徴として挙げることができるのが「朝型生活」であるということです。普段から規則正しい生活を心がけているのは大変素晴らしいことなのですが、体内時計が規則正しいあまりに、環境の変化にうまく適応できず時差ボケしてしまうのです。
ニュージーランドを満喫するための時差ボケ対策
時差ボケが起こる原因や時差ボケが起こりやすい人の特徴について押さえることができたところで、おすすめの時差ボケ対策についてご紹介していきます。せっかくのニュージーランド旅行を時差ボケなんかに台無しにされないためにも、徹底して対策を行っておきましょう。出発前と到着後それぞれにおすすめしたい、時差ボケ対策をまとめてみました。
ニュージーランドのおすすめ時差ボケ対策1:出発前
まず、日本を出発する前におすすめしたい時差ボケ対策についてです。体内時計をニュージーランドの現地時間に合わせるため、出発前の2日間から3日間は早寝早起きを心がけましょう。ニュージーランドの現地時間に合わせて、就寝時間を調整してみてください。
ニュージーランド行きの飛行機に搭乗したら、その時点で時計やスマホの時間をニュージーランドの現地時間に設定してしまうのもおすすめです。そうすることによって「今は(ニュージーランド時間で)○○時だ」と認識し、急な環境変化にも身体が驚きません。
ニュージーランド行きのフライト中に、こまめに水分補給を行うというのもおすすめの時差ボケ対策です。身体の水分が不足すると、時差ボケの症状が現れやすくなるといわれています。水分補給する際にはアルコール類ではなく、お水を飲むことをおすすめします。
ニュージーランドのおすすめ時差ボケ対策2:到着後
続いて、ニュージーランド到着後におすすめしたい時差ボケ対策についてです。朝到着の便であった場合、できるだけすぐにニュージーランドの太陽を浴びましょう。太陽光は、体内時計を現地時間に合わせてくれる働きがあるのだそうです。紫外線には要注意です。
そして、人と会話することも時差ボケ解消にいい方法であるとされています。同行者とたくさん会話をしましょう。一人旅であっても、ニュージーランド人はフレンドリーで温かい国民性です。積極的に会話をしてみてください。適度に運動するのもおすすめです。
ニュージーランドに到着後、時差ボケの症状を感じてしまった方は、できる限りその日はゆっくりと休むようにしましょう。上記の改善方法もおすすめですが、やはり身体を休めるのが一番です。ニュージーランドを楽しむためにも、体調回復を第一に考えましょう。

時差ボケ対策をしてニュージーランドを楽しもう!
いかがでしたか?日本とニュージーランドの時差にサマータイム、日本からニュージーランドへの飛行時間、そしておすすめの時差ボケ対策などをまとめてご紹介しました。美しく豊かな自然が溢れる大変魅力的な観光地ですが、時差ボケしてしまってはせっかくの旅行も台無しです。しっかりと時差ボケ対策を行い、ニュージーランドを満喫しましょう。
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