長命寺は琵琶湖を一望できる観光名所!御朱印・アクセス・駐車場まとめ!

長命寺は滋賀県琵琶湖畔にある歴史と伝統あるお寺です。重要文化財のお寺や仏像など、観光の見どころが多く御朱印も人気です。石段と車での登り方の2種類があり、びわ湖からのアクセスも良好です。長命寺周辺のランチ、駐車場情報も参考にしていただければ幸いです。

長命寺は琵琶湖を一望できる観光名所!御朱印・アクセス・駐車場まとめ!のイメージ

目次

  1. 1滋賀県近江八幡市の長命寺について
  2. 2長命寺は山腹にある
  3. 3長命寺の観光と見どころ
  4. 4太郎坊権現社本殿には巨岩が寄り添う
  5. 5長命寺の御朱印
  6. 6長命寺の御朱印帳
  7. 7長命寺周辺のおすすめランチのお店をご紹介!
  8. 8長命寺周辺のおすすめ宿泊施設をご紹介!
  9. 9長命寺の基本情報・アクセス・駐車場
  10. 10長命寺のおまけ情報1「月参り巡礼」
  11. 11長命寺のおまけ情報2「徒歩巡礼」
  12. 12長命寺のおまけ情報3「特別拝観」
  13. 13長命寺のおまけ情報4「スイーツ巡礼」
  14. 14長命寺のおまけ情報5「外国人巡礼」
  15. 15長命寺を訪れて絶景を堪能しよう!

滋賀県近江八幡市の長命寺について

滋賀県の長命寺は「健康長寿の観音さん」として親しまれています。さらに、重要文化財のある聖徳太子ゆかりの美しいお寺です。今回は、滋賀県長命寺を紹介します。御朱印の種類や新発売の御朱印帳、ランチ、アクセス、駐車場情報も参考にしていただければ幸いです。ぜひ、観光やランチに足を伸ばしてみてはいかがでしょうか。

長命寺の歴史

滋賀県近江八幡市の観光名所、西国三十一番札所の長命寺は、琵琶湖に面した姨綺耶山(いきやさん)の中腹にあります。開基は聖徳太子 (しょうとくたいし)という、大変需要なお寺です。

本尊は十一面千手千眼観世音菩薩立像です。開創は619年、推古天皇27年でした。天台宗単立という宗派になっております。西国三十三札所第三十一番札所になっているほか、重要文化財の多いお寺です。

長命寺の所縁は300歳以上生きた大臣

聖徳太子の諸国歴訪の前に、景行天皇二十年、武内宿彌(たけのうちすくね)という当時長寿で有名だったのでしょう、大臣(おとど)がこの 姨綺耶山 (いきやさん)という山に登り長寿を祈ると300歳以上も長生きして6代の天皇に使えたと言われています。その後、いったん歴史は区切れます。

長命寺の命名者は聖徳太子

そして「寿命長遠諸願成就」の文字を柳の巨木に記したそうです。その後、聖徳太子が諸国歴訪の際、柳の巨木の「寿命長遠諸願成就」の文字と観世音菩薩の御影の前で、老翁に出合います。

翁は「此の霊木で千手十一面聖観音三尊一体の聖像を刻み、伽藍を建立すれば武内大臣も喜び、万人が崇拝するだろう」という事を告げ、聖徳太子はお告げに従って尊像を刻まれ伽藍を建立し「長命寺」と名前を付けられたといいます。これが長命寺の基礎となりました。

長命寺は山腹にある

階段の真ん中に、鉄製の手すりがありますが、特に休憩所はなく、屋根もないので、登山時には履物や着替えの予備、お茶などがあると良いようです。さらに、石段の両側には木々が生い茂っています。虫よけスプレーなども持っていきましょう。また、石段とは別に、観光者が車で登れる新参道もあるようです。

長命寺の観光と見どころ

ここでは、長命寺の観光の見どころを紹介します。長命寺はびわ湖が一望でき、808段の階段と、重要文化財の建物などが見どころです。その他、御朱印ガールに人気の御朱印、周辺ランチスポットも充実しています。周辺の観光、アクセス、ランチ情報は後半で紹介しています。

『三重塔』本堂右手石段上にある(重文)

山門から808段の階段を上っていくと、本堂右手石段上に朱色の三重塔が見えてきます。この石段の道が参道になります。山の中にたたずむ姿がとても美しい三重塔は、本堂の裏手にそびえるように見えます。三間塔婆、杮葺、総丹塗で、塔高は24.35mです。

朱色山あいに映えます。本堂右手石段上にある重要文化財です。観光の重要ポイントです。こちらでも、御朱印帳に御朱印がいただけるようです。

昔ながらの石段です。山門まで、まっすぐな階段が続きます。観光で登る人も多いです。後で、ランチや温泉など休憩してはいかがでしょうか。

山門は冠木門?

石段を上がっていよいよ境内に入る入口には、扉のない門があり、古い木でできているのでしょうか。みなれない雰囲気の鳥居といった感じです。この両側に、西国三十一番札所、長命寺と記してあります。観光の記念に写真などいかがでしょうか。観光では、途中まで車で登ることもできます。

また、山門を入ると、屋根のある手水舎があります。こちらにも、色々なお札(ふだ)のようなものがかかっており、静寂な場所となっているようです。観光客は多そうです。お参りのしきたりとして、まずは手を清めるという事が必要とされているほか、気分も清められます。

『三仏堂(持仏堂)』元暦元年 (1184年) 建立

三仏堂は、釈迦如来、阿弥陀如来、薬師如来の三尊を祀っており、持仏堂とも呼ばれています。平安時代や古い時代を思わせるような、上品でとても美しい建物です。

入母屋造、檜皮葺、桁行五間、梁間四間で、元暦元年 (1184年) 建立の古いものでしたが、永正13年(1516年)焼失により再建されました。

三仏堂内陣須弥壇で、釈迦如来、阿弥陀如来、薬師如来の三尊が安置されています。金色に御威光が安心感を与えてくれます。周囲の調度品にも格式を感じ、見学するうちに石段を上った疲れも飛んでいくでしょう。山腹にこのように立派な美しい場所があるのにも驚くかもしれません。さすが、日本、さすが、聖徳太子です。

『本堂』 (重文)こちらで御朱印が頂ける

本堂は、入母屋造、桁行七間、梁間六間となっています。現在の本堂は大永四年 (1524年) 再建だそうです。檜皮葺の屋根の形など、とても見事です。

檜皮葺本堂の前に「西国三十一番札所 長命寺」と書かれた寺標があります。御朱印も、こちらで授与していただけるようです。

本堂内陣は、聖徳太子がお告げに従って、長命の大臣由来の柳の木をを彫って作ったと言われる本尊千手観音立像(重文)や、左聖観音立像(重文)、右十一面観音立像(重文)が祀られています。

『鐘楼』 (重文)梵鐘は鎌倉古鐘

鐘楼 (重文)は、檜皮葺、重層袴腰、入母屋造の、これまた繊細なつくりの見事な物です。屋根や手すり、土台の入り口まで、あっと言わせるような美しい姿です。

内部に入って鐘を付かせていただくこともできるようです。内部も精巧な作りです。梵鐘は鎌倉古鐘で、その楼内の響きはすごいものがあります。

鐘楼の横には如法行堂という小さなお堂もあります。内部には勝運将軍地蔵尊、知恵文殊菩薩、福徳庚申尊の三尊が祀られています。ぜひ、立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

琵琶湖を一望!

長命寺はびわ湖が一望できるお寺として有名です。長命寺の広場からでも、場所によっては見えない場所もあるそうですので、琵琶湖の方向を確認してみられることをおすすめします。太郎坊権現社から振り返るときれいだという口コミがありました。少し奥まっていますが上ってみましょう。

太郎坊権現社本殿には巨岩が寄り添う

びわ湖を一望できる太郎坊権現者付近には巨岩があり、京都愛宕山より飛来した巨岩です。拝殿のすぐわきに拝殿に寄りかかりそうになっています。天文年間、長命寺に住んでいた普門坊と云う僧が寺護持の為に魔王に姿を変えて祠を建てこの権現を呼んだと言われています。長命寺の総鎮守社といわれる太郎坊です。写真はイメージです。

長命寺の御朱印

全国で人気御朱印や御朱印帳ですが、ここ長命寺では様々な御朱印の種類があるようです。書かれる事はその時々で異なるのかもしれません。「長命寺」の他、「三佛堂」、「毘沙門天」などがあります。また、新発売の御朱印帳も華やかで美しいです。ぜひ、一度お願いしてみてはいかがでしょうか。

御朱印の種類

また、西国三十三所巡礼が草創1300年として、各寺毎月持ち回りの月参り巡礼日用には記念印入りの特別な御朱印を用意してるようです。その日に限りの御朱印で貴重です。また、御朱印の横に1300年記念の押印もあるそうです。1300年が過ぎても続けていく予定だそうです。

御朱印を頂ける場所・時間

御朱印の受付時間は午前8時から17時です。時期によっては、特別拝観や特別イベントなども用意してあるようです。詳細はホームページでご覧ください。混雑も予想されています。営業時間内に御朱印を頂けるようにしましょう。また、御朱印帳の種類は後ほど紹介しています。

長命寺の御朱印帳

また、新作の御朱印帳の販売も行われています。寺の境内や景観が江戸時代の錦絵のように描かれており、「参詣曼荼羅」と呼ばれているそうです。

「参詣曼荼羅」には、熊野の参詣者や霊場の賑わい、補陀洛渡海の那智の浜から大門坂、熊野那智大社、妙法山、那智の瀧、那智山青岸渡寺などが描かれているものだそうです。また、歴史上の人物も廃して仏教にまつわる物語にもなっているようです。

長命寺の御朱印帳の種類

御朱印帳とは納経帳のことで長命寺の御朱印帳は、ネットで購入できます。1300年記念バージョンや、ヒノキの御朱印帳、ひも綴じタイプ、水墨画入り、ビニールカバー付き、専用袋付きなど、様々なものがあり、親子で買い求める人もいるようです。ぜひ、お気に入りのものを探してみてください。

長命寺周辺のおすすめランチのお店をご紹介!

長命寺の参拝の前後にランチがしたいという人も多いです。ここでは、長命寺からアクセスしやすいランチスポットを紹介します。水茎焼の陶芸体験ができるレストランや絶景を見ながらテラスで食事ができる場所、びわ湖の中央部に位置していてランチの前後に散策ができる場所など、参考にしていただければ幸いです。

『ぴくにっくらんち』予約をとることをお勧めします

『ぴくにっくらんち』は、朝食、ランチ、ディナーで利用できるレストランです。その周辺には食事処が少なく、こちらでは水茎焼陶芸ができるので観光客が多く訪れて混雑します。「陶芸教室」の2階にあり、人気があるので、予約が望ましいです。

メニューは、特産の赤こんにゃく、近江牛などを使用した近江八幡郷土料理「近江牛と琵琶湖八珍懐石」や「長命寺湯豆腐セット」、味噌カツ定食1296円などが定番で人気のようです。

住所 滋賀県近江八幡市中之庄町620
電話番号 0748-33-1345

『ル・ポワン・ドゥ・ヴュ』雰囲気の素晴らしいお店

『ル・ポワン・ドゥ・ヴュ』はびわ湖の絶景が高い場所から眺められるレストランです。テラス席もあり、びわ湖からの風も感じることができます。また、洋風のおしゃれで上品な店内でサービスも良く、雰囲気が素晴らしいです。滋賀県内でも上位の人気レストランです。

「トラジャブレンドエクセレント」というコーヒー、「プロヴァンスの風」というハーブティなど本格的なフランス料理のメニューが人気です。キャンドルサービスやワインもあります。長命寺からのアクセスも良好です。

お店の近くの階段から降りたところにも駐車場はありますが、お店の前にもあるので、そちらがおすすめです。また、予約の際は、窓際の席を予約するとびわ湖が眺められるそうです。予算は多めに考えておきましょう。

住所 滋賀県近江八幡市長命寺町182
電話番号 0748-32-8515

『シャーレ水ケ浜』景色が絶品

こちらも、景色が素晴らしい湖畔のお店です。もちろん、料理も最高なので滋賀県でも大人気なのですが、近くにびわ湖以外の湖や、散策コースなどもあり、森の中に来たような感覚になります。

長命寺のすぐ近くで、びわ湖の広さを実感できるほぼ中央部にあります。遠方から訪れている人も多いので、予約してから行くようにしましょう。

メニューは、近江牛のバター焼、サラダ、スープ等のセットメニュー、近江八幡の竹炭を使用したコーヒーとケーキのセットなどが人気です。

住所 滋賀県近江八幡市長命寺町水ヶ浜184
電話番号 0748-32-3959

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長命寺周辺のおすすめ宿泊施設をご紹介!

「休暇村 近江八幡」はリゾートです。食事のみもできる最新の宿泊施設で、近江牛などの絶品が味わえるほか、温泉やマッサージ、図書・インターネットコーナー、カヌーなどのアクテビティもあります。最新の施設が利用でき、近代的で快適に過ごせるようです。家族で楽しめること間違いなしで、琵琶湖畔を満喫できそうです。

住所 滋賀県近江八幡市沖島町宮ヶ浜
電話番号 0748-32-3138

長命寺の基本情報・アクセス・駐車場

ここでは、長命寺の基本情報、場所や主なアクセス情報を紹介します。長命寺はどのようなお寺かまとめ直し、拝観料や営業時間も紹介します。さらに、電車・バス・車での交通アクセス、また、車で途中から石段に挑戦できる8合目駐車場、長命時までの所要時間など、観光の参考にしていただければ幸いです。

長命寺の基本情報

長命寺は、びわ湖畔に臨む山の中腹にある健康長寿、無病息災のお寺で、推古天皇27年の619年に聖徳太子によって創建されました。また、ご本尊は千手十一面聖観世音菩薩、三重塔など重要文化財が多数あるという美しいお寺です。

拝観料は無料です。拝観時間は午前8時から17時、納経時間は午前8時から17時です。また、様々な年間行事があります。

住所 滋賀県近江八幡市長命寺町157番地
電話番号 0748-33-0031

長命寺へのアクセス:公共交通機関

ここでは電車とバスによるアクセスを紹介します。JR東海道線近江八幡駅下車、近江バスで長命寺バスまで所要時間25分、下車後、石段の参道又は自動車道の新参道を上ります。バスの運賃として小銭を用意しておきましょう。また、歩きやすい靴で行きましょう。

また、「長命寺」バス停のある道路は、片側がびわ湖、片側が長命寺の山になっています。長命寺のある場所への石段もそこから始まっています。

長命寺へのアクセス:お車

ここでは車でのアクセスを紹介します。名神高速「竜王インター」下車、国道8号線を右折し、橋を2つ過ぎてすぐの信号を東へ、川を左折して北に8km進むと到着です。

または、彦根方面から国道8号線を通し、国道「武佐」から渡合橋を渡って北へ10kmほど進むと到着します。

山麓からは山上まで自動車による登山道がありますが、最初から石段で25分ほどで登る、または8合目の駐車場からの石段は100段で、石段を使用しても5分ほどで登れます。

長命寺の駐車場(山上駐車場)

駐車場は有料で、山上に50台分が用意されています。山上駐車場にも見どころがあり、亀の背に乗る長命寺寺標がみられます。聖徳太子が命名したとおり、長命で有名な亀の背に乗っています。石段は無理でも来るまでならアクセスしやすいという人も多いのではないでしょうか。

長命寺のおまけ情報1「月参り巡礼」

西国三十三所札所の草創1300年の記念事業の一環で、毎月、札所寺院持ち回りの法要が行われており、災害復興などが祈られています。法要当日の日には、担当寺院でのみ特別な御朱印が押していただけるようです。観音菩薩をイメージした御朱印スタンプとなっています。記念事業後も続けられていくそうです。

長命寺のおまけ情報2「徒歩巡礼」

西国三十三所札所が行う1300年記念事業の一環で、日本で最も古い巡礼の歴史を遺産として残すため、徒歩巡礼が推奨されています。閻魔大王から養老2年に徳道上人が授与された33の御宝印にちなみ、純恋者の満願成就を記念して行われています。バスや車でのツアーではなく、徒歩だという事です。

長命寺のおまけ情報3「特別拝観」

2019年10月20日(日)から10月31日(木)まで、長命寺では、三仏堂内陣拝観が企画されています。この特別拝観は2020年までの草創1300年記念事業の1つです。また、2018年は重要文化財本堂内陣特別拝観が2019年とほぼ同じ日程で行われました。今後のスケジュールは、西国三十三所札所特設サイトを確認してみてください。

長命寺のおまけ情報4「スイーツ巡礼」

西国三十三所札所では、スイーツ巡礼も推奨しているようです。熊野もうで餅やじゃばらタルトなど美味しそうなお菓子が購入できます。長命寺では、でっち洋館、むべの実、長命のつゆなどが、休暇村近江八幡や八幡山ロープウェー(売店)など周辺の観光施設や直売店で購入できます。お土産にいかがでしょうか。

長命寺のおまけ情報5「外国人巡礼」

ハーバード大学大学院在学中でアメリカ出身の僧侶ジェシー・ロバート・ラフィーバーさんが研究の合間に長期休暇を利用して巡礼修行を重ねているそうです。SNSで国内外に情報発信しているそうです。閲覧して知識を深めたり、知り合いの外国人の方に紹介してみてはいかがでしょうか。

長命寺を訪れて絶景を堪能しよう!

長命寺の情報はいかがでしたでしょうか。聖徳太子が開基の由緒あるお寺で、重要文化財になっている美しい建物や像もさることながら、アクセスの良さ、景色や周辺スポットも人気の理由でしょう。ぜひ、駐車場などのアクセスやランチ情報も参考にして琵琶湖や重要文化財を堪能してください。

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この記事のライター
ISMY

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