三保の松原の駐車場&アクセスまとめ!世界遺産観光の見所も紹介!

静岡の日本が誇る景勝地が三保の松原です。世界遺産にも指定された世界的な観光地です。もちろんアクセスしやすい場所ですし、駐車場も完備しています。近くでおいしいランチを楽しみながら、三保の松原にアクセスしてみてください。アクセス方法や駐車場情報をまとめています。

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目次

  1. 1世界遺産が見られる三保の松原
  2. 2三保の松原へのアクセス
  3. 3電車でアクセスする三保の松原
  4. 4しずてつバスでアクセスする三保の松原
  5. 5水上バスでアクセスする三保の松原
  6. 6マイカーでアクセスする三保の松原
  7. 7三保の松原で駐車できる駐車場
  8. 8無料で停められる市営駐車場「羽衣の松」
  9. 924時間いつでもOK民間駐車場「タイムズ清水日の出町駐車場」
  10. 10三保の松原の世界遺産観光の見どころはここだ!
  11. 11悠久の思いをはせる「神の道」
  12. 12長い歴史を感じる「御穗神社」
  13. 13伝説が目の前に!「羽衣の松」
  14. 14雄大な海岸と富士山
  15. 15せっかくなら日本平も
  16. 16三保の松原で楽しい休日を

世界遺産が見られる三保の松原

静岡県に観光にいくなら、忘れてならないのが三保の松原です。三保の松原はなんといっても世界遺産に登録されている世界的な観光地です。観光客が多く集まるので、おいしいものを食べる店も楽しく泊まれるホテルもあり、休日を充実して過ごせるでしょう。美しい風景を眺められる三保の松原をご紹介します。

三保の松原へのアクセス

6つのアクセス方法をご紹介

三保の松原は静岡県に位置しています。東京や名古屋といった都会からもほど近く、さまざまなアクセス方法があります。電車やバス、水上バスといった公共交通機関も発達していますし、マイカーやバイクでのアクセスにも対応しています。アクセスの仕方も観光の楽しみのひとつですから、自分のこだわりの好きな方法で行きたいものです。

電車でアクセスする三保の松原

JR東海道本線でアクセスする三保の松原

JR東海道本線で行くなら、JR清水駅で下車します。遠方からのアクセスの場合は東海道新幹線がおすすめです。こだまなど各駅停車の新幹線に乗り、静岡駅で東海道本線に乗り換えることができます。東海道本線はJRの基幹路線ですし、本数も多く便利な電車です。時間がある旅人なら、青春18きっぷなどでのんびりアクセスしてみるのも一考です。

東海道本線で旅行に行く醍醐味は、なんといっても車内でいただく駅弁やお酒です。食べ過ぎても飲み過ぎても無礼講と休日を存分に楽しむなら、気を使わない電車がいちばんです。車掌のアナウンスを耳にしながら、車窓から眺める太平洋の景色が郷愁を誘うでしょう。往復切符や周遊きっぷなど割引が効いたお得な乗り方をしてみましょう。

JR身延線でアクセスする三保の松原

JR身延線でアクセスする場合は、JR清水駅下車となります。身延線は 静岡県富士市の富士駅と山梨県甲府市の甲府駅を結ぶローカル路線です。世界的に有名な富士山山麓をひた走るので美しい車両写真を撮影できると人気です。富士山を背に勾配のきつい路線を走る身延線の姿にあこがれのような思いを募らせる人も多いことでしょう。

本来身延線は甲府から富士までの路線ですが、ワイドビューふじかわに限って言えば富士駅を通り越して静岡駅までいわば乗り入れしています。そのため、甲府方面から三保の松原にアクセスしたい場合は、このワイドビューふじかわに乗車することで清水駅まで行くことができるのです。風光明媚なローカル線の旅で三保の松原に行けます。

静岡鉄道でアクセスする三保の松原

三保の松原に静岡鉄道でアクセスする場合は、新清水駅で下車します。静岡鉄道は静岡~清水間をJRと並行して走る地元ローカル私鉄です。東海道本線より駅数も多く、地元色を感じながら三保の松原へアクセスできます。昔は茶畑から栽培したお茶を運んでいた路線なので、明治時代の運行状況を想像しながら乗車するのも一興です。

地元ローカル電車に乗るときには、さまざまな楽しみ方があります。平日であれば地元高校生や買い物のおばちゃまたちに囲まれて、のどかな海岸風景を楽しめるでしょう。2両編成という短い編成の車両が高頻度に短距離の駅間を行ったり来たりのローカル風情は情緒あふれます。乗務員もワンマン乗務なのでまさにローカルです。

しずてつバスでアクセスする三保の松原

JR清水駅からは、静岡鉄道のファミリー会社である「しずてつジャストライン」が運営するしずてつバスで三保の松原まで行けます。清水駅から25分バスに揺られ、三保の松原入口で下車します。だんだんと海が近づいてくるにつれて胸の期待感も高まっていきます。バス停を降りて歩き、松林を抜けると太平洋が広がっていて感動します。

しずてつジャストラインは元々は静岡鉄道のバス事業部でしたが、子会社化して別経営となっています。高速バスも運行しており、中部国際空港から清水駅までのリムジンバスもあります。空路、三保の松原を目指すなら、しずてつジャストラインを乗り継いでたどり着けます。低床バスは乗り降りもしやすく、気軽に利用できる足となっています。

水上バスでアクセスする三保の松原

JR清水駅のすぐ脇には清水漁港や船乗り場があり、三保の松原まで水上バスが運行しています。県内の主要駅のすぐわきに漁港がある、というシチュエーションはまさに静岡県ならではです。30分ほど海に揺られながら三保の松原へとアクセスするのも乙なものです。葛飾北斎はこのようにして浮世絵の富士山を描いたのだろうか、と感じます。

清水駅から出ている水上バスは海上を運行しています。当然ですがググッと南寄りを航行しますから、海の向こうに見える富士山がより真正面に見えて、写真撮影には最高のロケーションです。揺れる波、飛び交う野鳥、青空にくっきりそびえ立つ富士山と、実に絵になる光景はきっと忘れがたいものとなるでしょう。

マイカーでアクセスする三保の松原

静岡インターからアクセスする

マイカーで三保の松原を目指す場合は、東名高速がアクセスしやすい高速道路です。名古屋寄りからアクセスしたときは静岡インターで、東京寄りからアクセスしたときは清水インターで降りればいいでしょう。マイカーは好きな場所でランチも食べられ、気ままにドライブができるので自由度の高い行楽となります。歩かなくていいですね。

清水インターからアクセスする

東名高速を清水インターで降りたら、富士山を背にして南へ向かいます。東京から2、3時間で着くでしょうから、朝に出発すれば清水インターでちょうどランチタイムになっています。沿道のレストランでランチを取ってから三保の松原を目指すのがおすすめです。駐車場からも歩くので、腹ごしらえはしっかりとしておきましょう。

清水インターからは国道150号線で南下していきます。道路沿いにはレストランやコンビニエンスストアなどなんでもありますので、ランチにさしかかっても便利です。御前崎でワールドカップなどサーフィン大会があるときは、多少渋滞するかもしれません。三保の松原には間もなく到着します。

三保の松原で駐車できる駐車場

無料駐車場が完備

マイカーやバイクで三保の松原にアクセスしたときは、近くに駐車場がありますので利用しましょう。世界遺産ともなると有名な観光地ですから、外国からの旅行客もタクシーや大型バスで殺到することがあります。そうなっても止められないマイカーであふれてしまわないように、市営の駐車場が完備されているのです。

バイク用駐車場もある

三保の松原はバイクツーリングでくるにももってこいの観光地です。遠距離でも高速インターからほど近く、海風を顔に感じながらのライディングは最高です。いくらバイクが好きだからといっても、休憩はしたいですし、せっかくなので観光もしたいでしょう。三保の松原にはバイク用の駐車場が完備していますので、安心してアクセスすることができます。

無料で停められる市営駐車場「羽衣の松」

バイクでアクセスしたら第一駐車場へ

三保の松原に設置されている駐車場は、市営の無料駐車場です。第一駐車場はバイクと観光バスが停められる駐車場となっていて、マイカー組は隣接する第二駐車場へ停めることになっています。無料であり、ゲートもなく、開放時間もないため、特に時間を気にせずにのんびり観光を心行くまで楽しめます。200台ほど駐車できるスペースがあります。

マイカーでアクセスしたら第二駐車場へ

乗用車は第二駐車場に停めることになっています。途中でランチをとってくるのを忘れても大丈夫です。神社への参道近くにカフェレストランもありますので、心配ありません。さすが世界遺産だけあって、観光客が快適に過ごせるような気づかいが行き渡っています。

車中泊もできる無料駐車場

三保の松原の無料駐車場は、誰でも気軽に利用できる観光用の駐車場です。舗装されていないので、雨天時には若干足元に注意が必要かもしれません。観光案内所やシャワー付きトイレがあり、車中泊が好きなアウトドアな方にもおすすめできます。万一、満車になってしまっても、夕刻には空きがでるでしょう。

24時間いつでもOK民間駐車場「タイムズ清水日の出町駐車場」

駐車場満車の場合は民間駐車場へ

三保の松原は家族連れで風景を楽しめる優雅な観光地です。一生に一度はこの場所からの富士山を眺めたい、と訪れる方も多いため、夏休みやゴールデンウィークなどは観光客でにぎわいます。無料駐車場から埋まっていくので、場合によっては満車になりかねませんが、その時に活用できるのが「タイムズ清水日の出町駐車場」です。

24時間200円の舗装済み駐車場

民間駐車場のため、駐車料金は有料となっています。しかし、その金額を聞いて驚くことでしょう。なんと24時間駐車してたったの200円なのです。これなら、無料駐車場に駐車できなくてここに回されたとしても気分を害することはないでしょう。そのうえ、天下のタイムズ駐車場ですから、しっかりと舗装路面駐車場となっています。

三保の松原の世界遺産観光の見どころはここだ!

三保の松原は日本の中でも一生に一度は訪れたいといわれていた名所中の名所です。しかし、国連の外郭団体であるユネスコによって世界遺産として指定されてからは世界的な有名観光地になりました。人が集まるようになると、宿泊できるホテルやお土産屋、ランチが取れるカフェなども増えてきますので、地元経済の活性化にもつながるでしょう。

三保の松原で見逃せないのが、世界的にも美しさで有名な富士山と太平洋の組み合わせです。自然が織りなすその絶妙のバランスは、誰もがカメラに収めたい、脳裏に刻みたい、絵画に描きたいと思う絶品の景色です。その風景をひと目見たら、また来たい!と思うこと請け合いの三保の松原をご紹介します。

悠久の思いをはせる「神の道」

駐車場にマイカーを停めてスポットにアクセスするのが「神の道」といわれる松林の通りです。俗な世界から神聖な世界へといざなうアクセス経路ということなのでしょう。三保の松原はたとえマイカーでアクセスしたとしてもかなり歩く観光地です。ランチを食べ忘れて空腹で行くときついので、それなりのランチを食べてくるのがおすすめです。

三保の松原の松林は、斜めに成長した松の木が並んでいます。海からの風によって傾いてしまった松は、独特の風情を醸し出しています。ここが三保の松原だと知らずに突然迷い込んでしまったら、何とも言えない不思議な感覚に襲われることでしょう。時間は不思議なものを作り出すものです。

長い歴史を感じる「御穗神社」

「神の道」を進んでいくと鎮座しているのが「御穂神社」です。「みほじんじゃ」と読みます。ここも世界遺産「三保の松原」に含まれている景勝地となります。実は世界遺産には「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」として登録されており、三保の松原も富士山を含む一連の世界遺産の一部となっています。日本の文化財でもあります。

三保の松原は「みほのまつばら」と読み、御穂神社は「みほじんじゃ」と読みます。漢字は違っても読みが同一なので、そこには同一の由来があると考えられます。海の彼方から神様をお迎えする役割があるといわれています。神秘的な海と、やはり神秘的なところがある山、富士山をつなぐ宗教的な役割があるのかもしれません。

伝説が目の前に!「羽衣の松」

三保の松原でもっとも有名な景勝地が「羽衣の松」です。天女伝説が残り、人間と神様のかかわりを思わせる場所となっています。羽衣の松の真ん前にはお土産屋や食堂がありますから、お腹がすいたらランチにするのもいいでしょう。もう少し選べば味にこだわったおいしいランチをいただけるかもしれません。

うっそうと茂る松林の中では、天気の日には木漏れ日がキラキラしています。流れるような光の筋を見ていると、まるで和服を干しているかのようです。こうした絶景から羽衣伝説が出来上がった、という考え方もできるでしょう。いずれにしても、こぼれるような光の中を散策するのは心躍る体験となります。

雄大な海岸と富士山

三保の松原へ来て羽衣の松と並んでこれだけは見ておきたい、というものが富士山です。ここ三保の松原が世界遺産になれたのも、元はといえば富士山があったからにほかなりません。ここから見る富士山はいわば表の顔です。流れるようなゆるやかな斜面が美しさを引き立てています。

三保の松原は太平洋に突き出した半島にあるため、海の向こうに富士山を眺められる、という独特の風景が楽しめます。濃い青の海面、少し薄い青の富士山、さらに薄い青の空とグラデーションになった青の風景が、ニッポンの心を揺さぶります。古代から日本人はこうして海や山を愛でながら生活をしてきたのかもしれません。

せっかくなら日本平も

三保の松原へ来たついでに寄っていく人が多いのが日本平です。久能山に登れば絶景が広がりますし、サッカー好きにはたまらない日本平スタジアムもあります。マイカーならほんのちょっと脚を伸ばせば行ける距離にありますので、ぜひ寄ってみてください。海岸沿いでランチをいただくのもいい方法です。

日本平パークウェイ沿いには楽しい観光地があります。海岸から日本平の山頂まで登れるロープウェイ、富士山を眺める絶好の日本平、体験型動物園の日本平動物園とファミリー向けの施設がたくさんあります。おじいちゃん、おばあちゃんが行きたい三保の松原へ行った後、孫のために日本平へ寄る、というのが定番になりそうです。

三保の松原で楽しい休日を

三保の松原は自然が作り上げた造形美を堪能できる、日本屈指の世界遺産です。この風景は決してディズニーにもユニバーサルにも造れません。自然と時間だけが作れるお金で買えない遺産を大切にしましょう。東京からも名古屋からもアクセスしやすいので、日帰り旅行でも十分楽しめる景勝地です。

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この記事のライター
Cloudノンちゃん

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