「水の教会」は安藤忠雄デザインの幻想的で美しいスポット!冬場は絶景!

北海道の星野リゾート トマム内にある「水の教会」は、世界的建築家である安藤忠雄がデザインした建築物です。特徴的なL字の壁作りや、自然の幻想的な姿などが見られ、こちらで挙げる結婚式も人気です。この記事では、水の教会のご紹介やアクセスなどをまとめています。

「水の教会」は安藤忠雄デザインの幻想的で美しいスポット!冬場は絶景!のイメージ

目次

  1. 1結婚式にも人気!安藤忠雄作「水の教会」をご紹介
  2. 2安藤忠雄がデザインしたトマムの「水の教会」とは
  3. 3日本を代表する芸術的な建築家「安藤忠雄」とは
  4. 4幻想的な水の教会で挙げる人気の結婚式
  5. 5水の教会は予約不要で見学も可能
  6. 6水の教会へのアクセス方法
  7. 7水の教会で安藤忠雄デザインを堪能しよう!

結婚式にも人気!安藤忠雄作「水の教会」をご紹介

北海道旅行が大好きという方も多いかと思いますが、トマムの星野リゾート内に建てられている「水の教会」はご存知でしょうか。こちらは世界的な建築家として活躍している「安藤忠雄」先生による作品で、建築に造詣がなくとも楽しめる美しいスポットとなっています。結婚式が挙げられるため、式場を検討している方も必見です!

安藤忠雄がデザインしたトマムの「水の教会」とは

今回ご紹介する「水の教会」は、建築家の安藤忠雄が"自然との共生"をテーマに設計した教会です。北海道の勇払郡、占冠村(しむかっぷむら)の「トマム」に位置しています。

日常の喧騒から隔絶されたような、穏やかで静かな教会の佇まいとなっていて、視界そのものが建築のようだとも言われる美しい建築物です。

最大の特徴は、敷地内が巨大な「L」字の壁で仕切られていることです。また、大きなガラス張りが効果的に使用され、全方位に自然を感じるつくりになっています。この2つの要素が「水の教会」の非日常感を演出しています。

水の教会は、安藤忠雄の「教会三部作」のうちの一つです。他には、兵庫県神戸市灘区の六甲山上にある「風の教会」、大阪府茨木市北春日丘にある「光の教会」があります。

水の教会が見られる「星野リゾート トマム」

水の教会は、高級リゾートホテルで人気の「株式会社星野リゾート」が運営する「星野リゾート トマム」内に建てられています。敷地内には「トマム ザ・タワー」というツインタワーの高層ホテルもおかれています。

水の教会は、建物の見学の他にも、結婚式を挙げることも可能です。この美しい教会で結婚式を挙げるカップルも多く、人気のおすすめ教会となっています。

そのため、星野リゾート トマムのホテルは、観光やアクティビティ目的の他にも、結婚式に呼ばれたゲストのための宿泊施設としても使われています。

星野リゾート トマムはアクティビティやホテルも人気

星野リゾート トマムの敷地内には、水の教会やホテルの他にも、北海道の雪を満喫できる「スキー場」、冬季だけ現れる氷の町「アイスヴィレッジ」がおすすめです。ガラス張りの温室にて常夏気分が楽しめるインドアビーチ「ミナミナビーチ」など、多くのアクティビティが人気です。

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日本を代表する芸術的な建築家「安藤忠雄」とは

水の教会をデザインした建築家・安藤忠雄をご紹介します。1941年、大阪(大阪市港区)に三人兄弟の次男として生まれました。ちなみに弟は双子の弟さんとのことです。

人生の転機は中学生の頃で、住まいの一軒家に二階を増築する工事が行なわれた時です。このときに大工仕事を手伝ったことが、建築に初めて携わった瞬間でした。

天井を剥がしたときに差し込んできた「光」が、部屋の雰囲気を大きく変えたことに衝撃を受けたという安藤忠雄。彼が携わった建築物は、光の効果を積極的に取り入れているので、その影響の大きさが伺えます。

高校を卒業したものの、家庭の経済的な理由で大学には進学しませんでした。では「どのようにして建築家になったのか」と当然疑問に思うものですが、安藤忠雄は、建築事務所でのアルバイトと独学「のみ」で、建築士の資格を取得してしまったのです。

一級建築士は難易度の高い資格試験とされ、通常は4年制大学の建築科を卒業した人が受験しても、合格率は「2割以下」です。一般の人が4年間勉強しても受かるかどうかという難易度を、たった1年の独学でパスしているという、安藤忠雄の努力家かつ天才的な側面が垣間見えるエピソードです。

更に見聞を広めるべく、24歳の時から4年間、放浪の旅に出て世界中を周ります。アメリカ、ヨーロッパ、アフリカ、アジアなどを巡る中で、様々な文化に出会います。その中でも特に影響が大きかったのが、インドのガンジス川だと言います。

ガンジス川といえば、人の亡骸がそのまま流されているのが日常であったり、その隣で沐浴する人がいたり、牛が優遇されて泳ぎ渡る様など、まさに生と死が入り乱れた場所、混沌とした場所として広く知られています。

ガンジス川の辺りに座って、「生きることとは何か?」を自問し続けた安藤忠雄は、「人生は、自分の目指すこと・信じることを貫き通したい。人生が闘いであるからには、必ず敗れるときが来るが、その時は自然に任せよう。」というゲリラ的な生き方を決心したと言います。

帰国後の1969年、「安藤忠雄建築研究所」を大阪に設立しました。当初の仕事の殆どは個人住宅・小規模建築で、1980年代に入ると商業施設や寺院・教会といった中規模の設計に携わります。

そんな中、大阪市住吉区の「住吉の長屋」が1979年に日本建築学会賞を受賞しました。打ちっぱなしのコンクリート、幾何学的なフォルムは、安藤忠雄独自の表現として確立され、世界的な評価を得るに至ります。

1990年代からは更に大きな建築に携わるようになり、公共の建築、美術館のほか、海外の建築物の仕事も増えています。

北海道で見られる安藤忠雄デザインの建築物

北海道に来たらおすすめなのが、安藤忠雄の作品を見てまわることです。北海道で見られる安藤忠雄の作品は、水の教会以外に3つの建築物があります。1つ目は、北海道札幌市中央区北1条西に位置する「北菓楼札幌本館」です。

1926年に北海道庁立図書館として建てられたもので、この歴史的建造物を安藤忠雄がリノベーションし、現在は北菓楼の店舗として活用されています。

歴史的建造物の趣ある外観はそのまま活かし、建物内部を3層の吹き抜けにして開放感のあるつくりにリニューアルしています。2016年のグッドデザイン賞のほか、赤レンガ建築賞の大賞を受賞しています。

2つ目は、北海道札幌市中央区南に位置する「渡辺淳一記念館」です。北海道出身の直木賞作家である渡辺淳一の、作品と活動を紹介する施設となっています。

ななめになった梁は、安藤忠雄作品の中でも印象的です。これは、「雪の中で片足を上げている白鳥」がモチーフになっているそうです。一階は吹き抜けが開放的な図書室があり、上から光が注ぎます。書架も特徴的で、壁一面に設置されています。

3つ目にご紹介するのが、北海道札幌市南区滝野に位置し、真駒内滝野霊園にある「頭大仏殿」です。こちらの頭大仏は2016年に登場した新しい作品で、ラベンダー畑から頭だけ見える大仏様となっています。

インパクトのある頭大仏ですが、コンクリート打ち放しの丘の中が礼拝の空間になっています。例年7月からラベンダーが見頃となりますので、ぜひ見学に訪れてみてはいかがでしょうか。真駒内滝野霊園自体も見どころ満載のおすすめスポットです。

安藤忠雄が込めた水の教会への想い

北海道の「水の教会」は、どのような想いが込められているのでしょうか。安藤忠雄によれば、「あるがままの自然を、人間の意志によって切り取った空間こそ『聖なる空間』である」という考えに基づいて作っていると言います。

中央山岳部の平原に位置する水の教会は、周辺に樹木が生い茂っていて、春から夏にかけては特に緑の美しい場所です。そして厳しい冬になると、一面の銀世界となります。

水の教会付近を流れる川から水を引き込んで作った、人工湖があります。ここで"「水」という自然が、どのように建築や人と関わるか、教会を通じて考えた"と言います。

人工の湖を取り囲むようにして、L字型の壁を作っています。建物の背後をまわりつつ、長い壁沿いにアプローチする仕組みで作られています。ここで大事なのが"水音は聞こえるが、水は見ることができない"ということ。これが人々の期待感を高める効果的な構造となっています。

壁をくぐって180度反転すると、眼の前に水面が広がります。水の音を聞き、緩やかなスロープを登っていけば、四方をガラスに囲われた場所へと導かれます。ここは「光の箱」と呼ばれる場所です。天井が開放されていて、造形的な十字が4つ、向かい合って立っています。

水音や風音、鳥の鳴き声などを聞き、自然と触れ合うことができます。これは、「視覚だけでなく、五感に訴えかけてくる建築をつくりたいと思った」という考えに基づいています。

円弧状になった暗い階段を降りていくと、そこはいよいよ「礼拝堂」です。美しいガラス張りの眼前には、人工湖が広がり、十字架が立っています。

前面に広がる人口湖の水面は、抽象的ともいえる一枚の「鏡面」であるとしています。礼拝堂から見える風景はいわば"自然を切り取った風景"ですが、刻一刻と変化していき、水面に映し出されていきます。

このような自然の作り出す移ろいによって、人々は「聖なる自然」が感じられるのではないか、と安藤忠雄は述べています。

全方位に自然を感じる巧みな空間作りが魅力的な水の教会は、BoAや梁静茹のミュージックビデオ撮影が行われたことで、更に幅広く認知されるようになりました。

幻想的な水の教会で挙げる人気の結婚式

北海道・トマムの「水の教会」は、建物見学はもちろんですが、なんと結婚式を挙げることも可能です。自然に囲まれ、非日常的で幻想的な「水の教会」での結婚式は、結婚したお二人にとっても、ゲストにとっても、一生の思い出になること間違いありません。

個性的な結婚式を挙げたい方や、安藤忠雄の建築コンセプトに惹かれたという方に人気があり、これから式場探しという方にもおすすめです。ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。

冬の水の教会は絶景の冬景色と幻想的な教会に

北海道・トマムの厳しい冬は、水の教会に美しく幻想的な風景をもたらしてくれます。礼拝堂からは、雪原に佇む白樺の樹木が視えます。夜間はライトアップされているので、より幻想的な風景になるでしょう。冬の水の教会は、結婚式にぴったりな神聖さが人気で、おすすめの季節です。

水の教会で挙げる結婚式は春夏秋冬いつでも人気!

冬のみならず、新緑の美しい春、穏やかな暑さで過ごしやすい夏から秋など、四季を通して人気のある式場です。寒さ厳しい冬季に比べ、過ごしやすい気候であることも事実です。ゲストの方が周辺をよりじっくりと見て回ることができるので、その点も楽しんでもらう為の大きなメリットと言えるでしょう。

水の教会は予約不要で見学も可能

北海道・トマムの「水の教会」は、ぜひ建物見学に訪れたい場所です。また、予約不要で見学可能ですので、気軽に訪れることができます。

「朝の教会」「昼の教会」「夜の教会」といった形で、見学できる時間帯・曜日によって分けられています。次から詳細とおすすめの見方をお伝えしていきますので、参考にしてみてください。

下記でご紹介する時間帯・曜日の他は、結婚式で水の教会を使用しているため、立ち入ることができませんのでご注意ください。

静かな水の教会が見たいなら朝がおすすめ

「朝の教会」は、6:30~7:15 (7:30閉館)の見学です。こちらのおすすめは"ゆっくり見学したい人"で、見学者が比較的少ないです。朝の綺麗な空気が生み出す、トマムの広い空や、爽やかな風が感じられます。

雨の日は、雨音が聞こえて静寂さが引き立ちます。小鳥の鳴き声や水音など、非日常感があり、朝にふさわしい「のんびりとしたひととき」が楽しめます。

水の教会のデザインを堪能するなら昼がおすすめ

「昼の教会」は、毎週日曜日のみ、11:30~12:00 (12:15閉館)の見学です。こちらのおすすめは"水の教会のデザインをより詳しく見たい方"です。夜になると見られない、外観の細やかなディテールなどをじっくり見られて、発見の連続になるでしょう。

昼間の穏やかな日射しが差しこみ、ガラス張りで切り取られた場面もより美しく楽しめます。水面に映る自然も堪能できます。日曜日のみの開催ですが、予定が合えばぜひ見学してみたい時間帯です。

幻想的な水の教会を堪能するなら夜がおすすめ

「夜の教会」は、20:30~21:25 (21:30閉館)の見学です。こちらのおすすめは"幻想的な雰囲気を楽しみたい方"です。夜はライトアップも施され、日中とは違った雰囲気が見られます。10分間隔で、3分程の「水の教会」の紹介ムービーを上映しているので、あまり詳しく知らないという方でも学びを得ることができます。

水の教会へのアクセス方法

水の教会へのアクセス方法をお伝えします。北海道勇払郡占冠村中トマムに位置する「水の教会」は、リゾート施設「星野リゾート トマム」内にある建物です。

公共交通機関の場合、JR「新千歳空港駅」から快速エアポートで3分の「南千歳駅」へ行き、特急で53分の「トマム駅」へ向かいます。トマム駅に到着後は、トマム駅前から水の教会行きの無料送迎バスが利用でき、5分程度で到着します。

車の場合、新千歳空港から「千歳IC」へ向かいます。道東自動車道に乗り、「トマムIC」まで約1時間15分程度走った後、一般道で水の教会へ向かいます。

札幌から星野リゾート トマムへのアクセス方法

上では最も至便な新千歳空港を拠点にご紹介しましたが、ここでは札幌から星野リゾート トマムへのアクセス方法をご紹介します。

公共交通機関の場合、JR「札幌駅」から、スーパーとかち・特急・帯広行快で約2時間の「トマム駅」へ行きます。トマム駅に到着後は、上記でご紹介した通り、トマム駅前から水の教会行きの無料送迎バスが利用でき、5分程度で到着です。

車の場合、札幌駅から「札幌北IC」へ向かいます。札樽自動車道に乗り「札幌JCT」へ、道央自動車道にて「千歳恵庭JCT」へ、道央自動車道で「トマムIC」の順に向かい、一般道で水の教会へ向かいます。

水の教会で安藤忠雄デザインを堪能しよう!

北海道・トマムの建築物「水の教会」をご紹介しました。安藤忠雄が自然との共生をテーマにデザインした水の教会は、おすすめの観光スポットです。また、結婚式にも人気の式場となっていて、幻想的な風景が思い出に残る式になりそうです。北海道旅行の際は、ぜひ立ち寄って、安藤忠雄ワールドを体験してみてください!

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この記事のライター
Yukari.M

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