「高岡大仏」はイケメンで有名?大佛寺へのアクセスやおすすめの見どころ紹介!

富山の大佛寺にある「高岡大仏」は、圧倒される大きさの大仏として評判です。イケメン大仏としても知られていて、話題になっています。大佛寺の「高岡大仏」の情報をピックアップしました。富山に行った時にはその大きさを自分の目で確かめてみてください。

「高岡大仏」はイケメンで有名?大佛寺へのアクセスやおすすめの見どころ紹介!のイメージ

目次

  1. 1富山・高岡大仏を見に行こう!
  2. 2富山にある「高岡大仏」とは?
  3. 3「高岡大仏」について知ろう
  4. 4「高岡大仏」の見どころ
  5. 5「高岡大仏」では台座内部の見学もおすすめ
  6. 6夜の「高岡大仏」はいっそう神々しいたたずまい
  7. 7「高岡大仏」で御朱印を頂こう
  8. 8「高岡大仏」の参拝情報
  9. 9「高岡大仏」のアクセス情報
  10. 10「高岡大仏」とあわせて行こう:高岡古城公園
  11. 11大佛寺で凛々しい面持ちの「高岡大仏」を見よう

富山・高岡大仏を見に行こう!

富山の大佛寺にある「高岡大仏」は、大きさが迫力満点であると人気の大仏です。大きさはもちろん、そのお顔がイケメンであることでも話題になっていて、多くの人が訪れるおすすめの見どころ観光スポットの一つです。大佛寺の「高岡大仏」について、アクセスや見どころなどの観光情報とあわせて紹介します。

富山にある「高岡大仏」とは?

富山県高岡市の大佛寺にある「高岡大仏」は、人気急上昇中のおすすめ観光スポットであり、多くの人が参拝に訪れます。

大変大きな大仏であり、住宅や商店などが立ち並ぶ現代的な街の中にある大仏で、まるで地域の人を見守っているかのように感じられます。

大佛寺の境内に鎮座する大仏で端正な顔立ちがイケメンとの評判

「高岡大仏」は、大佛寺の境内に鎮座している阿弥陀如来坐像です。大変端正なお顔立ちをされていて、イケメン大仏としても話題になっていて、おすすめの見どころスポットとして人気があります。

大仏の台座の内部は回廊となっていて、仏画などが展示されていて、時間内であれば拝観することができます。

諸説あるものの「日本三大仏」の一つに数えられている

「高岡大仏」は、奈良の東大寺の大仏・鎌倉の高徳院の大仏と共に日本三大仏の一つであるともされています。ただし、規模や歴史などの観点から、3つめの大仏については諸説あります。

また、富山県射水市の蓮王寺にある小杉大仏・富山県砺波市の光照寺にある庄川大仏と共に越中三大仏の一つであるとされています。

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「高岡大仏」について知ろう

「高岡大仏」は、銅製の大仏であり、奈良や鎌倉の大仏には敵わなくてもその大きさは迫力満点であり、一見の価値ありの見どころ大仏として評判です。

地元の人からとても愛されいて、古くから大切にされてきた大仏です。富山に行ったら是非行ってみて欲しいおすすめのスポットの一つです。

「高岡大仏」が建造された由縁と歴史

「高岡大仏」は、1221年頃に源義勝が現在の高岡市と氷見市にまたがってある二上山のふもとに約5mの木造大仏を建立したことが最初であるとされています。

1609年には加賀藩の藩主であった前田利長によって現在の場所に大仏が移されました。しかし、大仏は、火災による焼失と再建が繰り返され、そのまま江戸・明治と時代が過ぎて行きました。

1907年(明治40年)となり、火災に強い大仏の再建の声が高まり、松木宗左衛門の発願によって、地元高岡の銅産業の技術を利用して大仏再建に取り掛かることとなりました。

約30年という長い歳月をかけて大仏は作られ、1933年(昭和8年)に現在見ることができる大仏が完成し、開眼式が行われました。大きさもスケールも地元の人の思いも大きな大仏となりました。

今では、富山・高岡の見どころの一つとしておすすめ観光スポットとなり、国内・海外から多くの人が参拝に訪れます。

「高岡大仏」の大きさ・重量・各部分の詳しいサイズなど

「高岡大仏」は、総高約15.85メートルあります。台座が約8.42メートルで、大仏の大きさ(像高)は約7.43メートルとなっています。この「高岡大仏」の大きささは、奈良の大仏のちょうど2分の1の大きさで作られたとも言われています。

顔の大きさは約2.27メートル、目の長さが36センチメートル、耳の大きさが1.21メートル、手の大きさが2.12メートル、総重量は約13125キログラムと、御尊体のどこの部分でも迫力ある大きさであり、その大きさは見どころの一つでもあります。

「高岡大仏」の構造

「高岡大仏」は頭部の鋳造からはじまり、その後に御尊体が下から順番に鋳造されました。一番下から膝のあたりまでは一体で鋳造されたと考えられています。

胸部や腹の辺りでは、あらかじめ四角いパネル状のパーツに分けて事前に作られたものをのちにはめこんだとも考えられています。

「高岡大仏」は、顔と身体のバランスが人間のバランスとよく似ていて、少しほっそりとしていて、大変実写的であり、だからこそ親しみを持って多くの人に愛されてきました。

「高岡大仏」の見どころ

「高岡大仏」は、大きさはもちろん、イケメンと言われているお顔や手印など多くの見どころがあります。

「高岡大仏」を参拝に行く時には、一つ一つじっくり見てみると新たな発見があり、さらに興味がわいてくることでしょう。

与謝野晶子が「イケメン」と称した顔つき

「高岡大仏」のお顔は、大変穏やかで優しいお顔をしています。眺めていると誰もがほっとさせられることでしょう。

明治から昭和にかけての作家・歌人として知られている与謝野晶子は、1933年(昭和8年)に高岡を訪れ、「高岡大仏」を参拝したと言われています。その際に大仏に感動した晶子は「鎌倉や御仏なれど釈迦牟尼は美男におはす夏木立ちかな」という句を詠んだとされています。

与謝野晶子がイケメンだと絶賛した「高岡大仏」のお顔をじっくりと拝顔しに訪れてみることをおすすめします。

円光背とキリーク

「高岡大仏」は後ろに円形の輪があることが特徴・見どころの一つです。この輪は、「円光背」と呼ばれ、大仏建築の約25年後の1958年(昭和33年)9月にあとから建載されたものです。

当初は「円光背」にはぐるりと大仏を囲むように光明の徳を表している十二光仏が配置される予定でした。

しかし、重量などの理由から実現せず、現在は「円光背」の一番上の部分に阿弥陀仏の仏徳を一字で表現しているインドなどで主に利用されている梵字である「キリーク」が書かれています。

手印

「高岡大仏」の手は、膝の上で組まれ、印を結んでいます。「高岡大仏」が結んでいる印は「阿弥陀定印」と呼ばれていて、右手を左手の上に置いて丸をつくるような形にし、人差し指を上に折り曲げて立て、親指をその指の根本に付けるように結ばれています。阿弥陀如来像が結ぶ典型的な印であり、上品に・優雅に組まれています。

「高岡大仏」では台座内部の見学もおすすめ

「高岡大仏」は、大きな台座に鎮座されていて、その台座部分は誰もが見学できる施設となっています。

「高岡大仏」の台座部分の内部は見どころの一つなので、拝観時間内にアクセスし、是非拝観してみることをおすすめします。

台座内部での見どころ(1)二代目高岡大仏のご尊顔

「高岡大仏」の台座部分は、回廊となっていて、季節や天気に関係なく、ゆっくりと巡ることができるようになっています。

回廊の一番奥の部分にあるのが「二代目高岡大仏のご尊顔」です。1900年(明治33年)に起きた大火ではお堂などをはじめ大仏の大部分も焼失してしましました。

しかし、その中で焼失を免れたのが当時の大仏の頭部部分で、現在「二代目高岡大仏のご尊顔」として台座部分の内部の回廊で展示されています。現在の大仏よりも少し硬い表情をされているのが特徴・見どころです。

「二代目高岡大仏のご尊顔」を展示することは、「大火のことを忘れない」「二度と同じことを繰り返さない」と地元の人の決意の表れであり、火災の予防を訴える役割も果たしています。

「二代目高岡大仏のご尊顔」の周囲には、当初「円光背」に配置される予定であった十二光仏を見ることができます。

台座内部での見どころ(2)色彩鮮やかな仏画13作

「高岡大仏」の台座部分の回廊で特に目を惹くおすすめの見どころは13作の仏画です。戦後に高岡にゆかりのあった10名の画家の作品であり、大変繊細で色鮮やかで、一見の価値ありの作品となっています。眺めるだけで徳を頂けるように感じられる作品です。

仏画は、高岡の御神木として長い間地元の人から崇められいて、昭和2年に老朽化や道路の拡張などの理由で伐採された杉の巨木「七本杉」をキャンパスとして描かれています。「七本杉」は高さ約40メートル、幹の周りは約12メートルあったと言われていて、高岡の歴史を見守ってきた大切な存在でした。

夜の「高岡大仏」はいっそう神々しいたたずまい

「高岡大仏」は高岡の観光スポットとして人気であり、地元の人はもちろん、多くの観光客が参拝に訪れます。

大仏の外観は昼でも夜でも参拝に行くことができるので、富山・高岡に観光に行く時には少し時間を取って大仏の参拝に行くと良いでしょう。

毎晩行われているライトアップは必見

「高岡大仏」は、夜間にはライトアップがされ、昼間とは一味違った幻想的な様子を見ることができることでも人気があります。昼も夜も見てみるとその違いに感激すること間違いなしです。

「高岡大仏」の夜間ライトアップは、毎日17時から22時までとなっています。周辺は住宅がたくさんある場所なので、特に夜間ライトアップ時間で参拝する場合は、節度を持って参拝に訪れることが大切です。

「高岡大仏」で御朱印を頂こう

「高岡大仏」のある大佛寺では御朱印を頂くことができます。御朱印は、中央に「阿弥陀如来」、右側に「奉拝」の文字と日付、左側に「鳳徳山 大佛寺」と書いて頂けます。初穂料は300円となっています。

御朱印は、大仏の左側にある寺務所で頂くことができます。時間は9時から18時までとなっています。御朱印を頂く場合は、大仏の台座の回廊に行く前に御朱印帳をお渡ししてお願いしておき、帰りに受け取ると良いでしょう。

寺務所では、御朱印以外にお守りなども頂くことができるので、是非手にしてみることをおすすめします。

「高岡大仏」の参拝情報

「高岡大仏」は、富山県高岡市にある大佛寺の境内にあります。大仏は、いつでも自由に参拝することができるます。拝観料は、志納となっているので、浄財箱に入れましょう。台座回廊の拝観時間は、6時から18時までとなっています

観光スポットとして注目を浴びていますが、神聖な場所であることをしっかりと頭に入れて参拝をすることが大切です。

「高岡大仏」のアクセス情報

「高岡大仏」のある大佛寺へは各地からアクセスしやすい場所にあるので、富山に行った時には是非訪れてみることをおすすめします。

「高岡大仏」への電車や車などを利用してアクセスする方法を紹介します。雪が降る季節などは特に気をつけてアクセスしましょう。

電車でのアクセス方法

富山の大佛寺にある「高岡大仏」の最寄りの駅は、あいの風鉄道の「高岡駅」です。関東方面からアクセスする場合は、「東京駅」から北陸新幹線に乗り約150分の「新高岡駅」で降りて在来線に乗り換えます。

関西方面からアクセスする場合は、「大阪駅」から特急サンダーバードに乗り約160分の「金沢駅」で降りて普通列車に乗り換えます。または、「金沢駅」から北陸新幹線に乗り約14分の「新高岡駅」で降りて在来線に乗り換えても行けます。

名古屋方面からアクセスする場合は、「名古屋駅」から特急しらさぎに乗り約180分の「金沢駅」で降りて普通列車に乗り換えます。または、「金沢駅」から北陸新幹線に乗り約14分の「新高岡駅」で降りて在来線に乗り換えても行けます。

高岡駅からのアクセス方法

あいの風鉄道の「高岡駅」を降りてからは、徒歩約10分でアクセスすることができます。大きな通りから一本中に入った通りにありますが、大きな大仏が見えるので、それほど迷うことなく行くことができるでしょう。

路面電車の万葉線に乗り換える場合は、「坂下町停留所」で降りると徒歩約5分でアクセスすることができます。
 

車でのアクセス方法と駐車場

車でアクセスする場合は、能越自動車道の「高岡インターチェンジ」で降りると約10分でアクセスすることができます。北陸自動車道の「高岡砺波スマートインターチェンジ」で降りても約20分でアクセスすることができます。

大佛寺の「高岡大仏」のすぐ後ろ側に参拝者専用駐車場があります。約8台分の駐車スペースがあり、無料で利用することができます。営業時間は、10時から17時までとなっています。

大佛寺のすぐ横にも参拝者専用駐車場があります。約4台分の駐車スペースがあり、無料で利用することができます。営業時間は、8時から18時までとなっています。

「高岡市営御旅屋駐車場」は、大佛寺の北東方向にある駐車場です。自走式の立体駐車場で、約355台分の駐車スペースがあり、身障者専用駐車スペースもあります。24時間年中無休で営業しています。

料金は、入庫から20分までは無料、60分までは324円で、その後は7時から22時時までは30分108円、22時から翌朝7時までは120分108円です。最大料金は、入庫から24時間までは1080円、以降は24時間ごとに864円となっています。

「高岡大仏」とあわせて行こう:高岡古城公園

「高岡古城公園」は、富山県高岡市にある公園です。高岡城があった場所に整備された公園であり、桜が美しいことでも評判で、日本さくら名所100選に選ばれています。

広い敷地の園内は、四季を感じることができる場所となっていて、四季折々の風情を楽しめます。園内には動物園や博物館などもあり、興味や趣味、年齢などにあわせてさまざまな過ごし方ができると人気です。市民の憩いの場所ともなっていて、多くの人が訪れます。

「高岡古城公園」に電車を利用してアクセスする場合は、あいの風鉄道の「高岡駅」で降りると徒歩約15分でアクセスすることができます。車の場合は、能越自動車道の「高岡インターチェンジ」で降りると約15分でアクセスすることができます。

公園は、いつでも誰もが自由に利用することができます。マナーを守って利用しましょう。動物園の営業時間は9時から16時30分までで、毎週月曜日と年末年始などは休園日です。入園料は無料です。博物館の営業時間は9時から17時までで最終入館は16時30分までです。毎週月曜日と年末年始などは休館日です。入館料は無料です。

大佛寺で凛々しい面持ちの「高岡大仏」を見よう

富山の大佛寺の「高岡大仏」は、人気の観光スポットとして話題になっています。大変大きな大仏であり、圧巻であると評判です。清らかな心で眺めれば、大きなパワーを頂けることでしょう。富山に観光に行く時には是非スケジュールに入れてみることをおすすめします。

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この記事のライター
m-ryou

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