行田は「足袋」が有名?博物館や自販機もある!ドラマで話題のシューズも!

埼玉県行田はドラマ「陸王」で、足袋の町として一躍有名になりました。足袋の博物館や自動販売機の設置などでも話題を呼び、新たな観光スポットとなっています。足袋にゴムソールを取り付けたランニングシューズも、要チェックです。行田の魅力をご紹介します。

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目次

  1. 1足袋の町・行田へ出かけよう
  2. 2足袋で有名な行田市はどんな町?
  3. 3行田の足袋の歴史
  4. 4行田と足袋
  5. 5行田の足袋蔵は日本遺産
  6. 6行田の足袋製造会社を舞台にしたドラマ「陸王」とは?
  7. 7行田でドラマ「陸王」のロケ地を巡ろう!
  8. 8行田を舞台にしたドラマ「陸王」のモデルは?
  9. 9話題の足袋シューズ・きねや無敵
  10. 10行田の足袋の博物館
  11. 11行田には足袋の自動販売機もある?!
  12. 12ドラマ「陸王」だけじゃない!「のぼうの城」も有名
  13. 13足袋だけじゃない!行田市の観光スポット
  14. 14行田のグルメも楽しもう!
  15. 15風情のある町並みが魅力の行田に出かけよう!

足袋の町・行田へ出かけよう

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埼玉県の行田は、2017年に放送されたドラマ「陸王」で一躍スポットを浴び、足袋の町として知られるようになりました。行田市には足袋の博物館がりあ、イベントとして自動販売機が設置されたことでも話題を呼んびました。行田と足袋の歴史や町の魅力、観光スポットなどの情報をご紹介します。

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足袋で有名な行田市はどんな町?

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行田市は埼玉県の北部に位置し、利根川を隔てて群馬県に隣接する市です。「埼玉古墳群」があることから、埼玉県という名前の発祥の地としても知られています。江戸時代から足袋の産地として発展し、忍藩の「忍城址」があることでも有名です。行田は歴史を感じさせる街並みと、美しい自然に恵まれた魅力的なエリアです。

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行田の足袋の歴史

行田で足袋づくりが始まったのは、江戸時代の1700年代前半頃といわれています。当事、行田は忍藩の城下町として発展していました。忍藩のお殿様が、藩内の武士やその家族に、内職として足袋づくりを行うよう奨励したのが行田の足袋づくりの始まりといわれています。

行田と足袋

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和装の足元を守る足袋は、靴下のように使うこともあれば、直接地面を歩く地下足袋として使われることもあり、さまざまな種類のものが作られてきました。行田は木綿の産地だたころともり、江戸時代から足袋づくりが盛んでした。もともと行田で作られていたのは、刺し子をした丈夫な足袋で、江戸時代から「行田足袋」として有名でした。

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明治時代に入るとミシンを使っての製作が始まり、足袋の大量生産がスタートします。これによって行田の足袋は全国に広まり、昭和13年には、国内の足袋の販売量の8割のシェアを誇るほどに成長しました。足袋を使う人は少なくなりましたが、行田では足袋の歴史を守り、現在でも足袋の製造・販売が盛んに行われています。

行田の足袋蔵は日本遺産

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行田の足袋は、昔ながらのミシンを使って手作りで製造されています。作られた足袋は、足袋蔵と呼ばる蔵に保管されます。このため行田市には足袋蔵と呼ばれる蔵が点在しており、国の文化遺産にも指定されています。土蔵や石造りの蔵は当事の歴史を生き生きと伝えるレトロな外観で、行田の人気の観光スポットとなっています。

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行田の町を歩くと足袋を作るミシンの音が聞こえ、点在する足袋蔵が目を楽しませてくれます。足袋蔵は足袋を収める倉庫で、明治時代に建てられたものです。昔ながらのレトロな足袋蔵は、歴史的な建造物としても貴重です。現在、残っている足袋蔵は約80棟。これほど多くの足袋蔵が残っているのは全国でも行田だけです。

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和装が当たり前だった時代、足袋は冬になると需要が高まり売上が伸びます。このため冬の販売商戦に向けて、夏頃から足袋を作り始め、足袋蔵に納められていました。酒や醬油など重い物を収納する蔵ではありませんから、足袋蔵の中央には柱がなく、床が高く設けられていまるのが特徴です。

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中央に柱がないのは足袋の出し入れをスムーズに行うため、床が高いのは足袋が湿らないよう通気性をよくするためだそうです。足袋蔵を含む町並みが高く評価され、「和装文化の足元を支え続ける足袋蔵のまち行田」として2017年に文化庁の日本遺産に認定されました。

行田の足袋製造会社を舞台にしたドラマ「陸王」とは?

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行田が一躍人気となったのは、2017年にTBS系のテレビドラマ「陸王」が放映されたのがきっかけです。池井戸潤氏の小説を原作にしたもので、行田の足袋製造・販売会社「こはぜ屋」を舞台に、足袋の良さを取り入れたランニングシューズ「陸王」開発に力を注ぐ人々を描いたヒューマンドラマです。

ドラマでは主人公のこはぜや社長を役所広司さんが演じ、仕事仲間と力を合わせてランニングシューズを開発していく姿が描かれ、さまざまな障壁を乗り越えていく姿に、多くの人々が感動しました。ドラマでは実際に行田市でロケが行われており、ドラマのロケ地は人気の観光コースとなっています。

行田でドラマ「陸王」のロケ地を巡ろう!

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行田市は「陸王」のドラマ撮影が行われるに当たってロケ地探しを積極的に行い、駅伝やマラソン大会の撮影では道路を封鎖するなど、市を上げてドラマ制作をバックアップしました。行田の町を訪れると、ドラマで撮影された風景を実際に見たり歩いたりでき、ドラマの世界をより身近に感じることができます。

ドラマ「陸王」の舞台となった会社・こはぜ屋の社屋のモデルとなったのは、イサミコーポレーシヨンスクール工場です。学校や企業の制服の製造や体操服、足袋の企画などを行っている会社です。戸外のシーンでよく登場するのが、忍城址と水上公園です。忍城は関東7名城の1つで、歴史ファンから人気の高いお城です。

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水城公園は忍城址の近くにある公園で、忍城の外堀の跡地に作られました。大きな池があり、桜の名所としても知られています。このほかにもドラマで大和食品の選手が走るコースや、宮沢がマラソンシューズ陸王の試作品を履いて走るコース、駅伝や国際マラソンで走るコースなど、さまざまなロケ地を見てまわることができます。

行田を舞台にしたドラマ「陸王」のモデルは?

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ドラマ「陸王」では、老舗の足袋製造会社「こはぜ屋」が舞台でした。このこはぜ屋のヒントになったといわれているのが、きねやの名称で親しまれている「きねや足袋株式会社」です。ただ、きねやがモデルというわけではなく、作家の池井戸潤氏が取材に来られ、作品のヒントにされということです。

きねやは足袋の製造・販売を手がける会社で、現在は3代目社長の中澤貴之が中心となって営業を行っています。ミシン・道具・人を大切にしながら製造される足袋は、細部までていねいに作り込まれており、足をふっくらと包み込んでくれるのが特徴です。昔ながら製法を受け継ぎながら、現代にも通じる足袋の製造・販売で定評のある会社です。

話題の足袋シューズ・きねや無敵

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これまでも爪先が2つに割れた足袋型のランニングシューズは販売されていますが、きねや無敵はそれらのシューズとは異なり、ソール部分にはクッションが付いていません。このため自然に爪先から地面に着地するようになり走れるのが特徴です。本来あるべき走り方が会得できる、新感覚のシューズです。

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きねやは、テレビ東京制作のドキュメンタリー番組「日経スペシャル ガイアの夜明け」にも取り上げられました。洋装が一般的となり、足袋の需要は激減しています。業績の伸び悩みに頭を抱えていた足袋の製造・販売会社のきねやが、生き残りをかけて開発した「きねや無敵」の挑戦は、ドラマ「陸王」の人気と相まって注目を集めました。

行田の足袋の博物館

きねやが運営する博物館「足袋の館」

きねやでは社内の敷地に、足袋の博物館「足袋の館」を開設しています。色とりどりの足袋や、足袋に関するさまざまな資料、パネル写真などが展示されています。博物館「足袋の館」に隣接されている「足袋のアトリエ」では、職人さんが実際に足袋を製造している様子が見学できます。

足袋の製造工程は複雑で、一人前の職人になるためには何年も修行しなければいけません。足袋のアトリエでは、細かな作業をていねいに行う熟練の職人さんの技を間近に見ることができ、大人気となっています。このため現在は、足袋の館と足袋のアトリエの見学は予約制となっています。

牧野本店の「足袋とくらしの博物館」

足袋製造会社の牧野本店の工場をリユースした、「足袋とくらしの博物館」も人気です。木造づくりの洋風建築の工場は当事の面影を伝えており、貴重な歴史的建築物となっています。以前は工場として使われていましたが、現在は博物館として活用されています。足袋作り体験も受け付けているので、興味のある方は申し込まれてはいかがでしょうか。

行田には足袋の自動販売機もある?!

足袋といえば白足袋のイメージが強いですが、行田の足袋には白足袋だけでなく、さまざまなカラーやデザインのものが製造・販売されています。デザイン性豊かな足袋を、自動販売機で販売するイベントが開催されました。行田市が自動販売機を製造し、期間限定でこの自動販売機を設置して足袋の販売を行ったのです。

自動販売機では9種類の柄足袋が販売され、販売価格は特別料金の1足1000円でした。通常、行田の柄足袋は、2,500円程度で販売されています。この自動販売機は、人気を呼んですぐに完売となり、現在では販売されていません。しかし行田の足袋を求める観光客が増えれば、自動販売機が復活する可能性も期待できるのではないでしょうか。

ドラマ「陸王」だけじゃない!「のぼうの城」も有名

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行田はドラマ「陸王」で、足袋の町として一躍注目を集めました。しかし、以前から「のぼうの城」の町としても知られていす。「のぼうの城」は2012年に公開された劇場映画で、そのモデルとなったのが行田市の忍城です。戦国時代の末期に城主だった成田長親が主人公で、狂言師の野村萬斎が演じました。

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忍城の周囲は湖に囲まれており、浮城とも呼ばれていました。この忍城を豊臣秀吉に命じられた石田三成が、水攻めにて落城させようとします。これに対して成田長親らは籠城作戦に出ます。映画「のぼうの城」では、この忍城をめぐる攻防戦が壮大なスケールで描かれていきます。

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戦国時代の歴史の一頁に思いを馳せ、今も行田を訪れる歴史ファンは大勢います。ドラマ「陸王」でも、忍城址や忍城の堀を利用した水城公園でロケをしたシーンがふんだんに盛り込まれていました。忍城は明治維新のときに取り壊しとなりましが、当時の面影が再現されています。行田市を訪れたら、忍城址にもぜひ足を運んでみてください。

足袋だけじゃない!行田市の観光スポット

悠久の歴史に思いを馳せる埼玉古墳群

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行田市は古代史のファンにも人気のある町です。悠久の歴史に触れられる「埼玉古墳群」があり、国の史跡にも指定されています。「さきたま風土記の丘」と名付けられた古墳群一帯は古墳公園として整備されており、散策にも最適です。古墳公園には稲荷山古墳や日本一大きい円墳「丸墓山古墳」など9つの古墳が集まっています。

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「県立さきたま史跡の博物館」には、古墳群から出土したはにわや装身具などが展示されており、歴史ファンに人気です。このほかにも江戸時代の終わりごろに建てられた民家や、前玉神社、万葉集にも詠まれている小埼沼など史跡が多く残されています。また、春の桜など美しい自然が楽しめるスポットとしても有名です。

行田の絶景スポット・古代蓮の里

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古代蓮の里は、1400年から3000年前くらいに存在した古代の蓮である「行田蓮」が、咲き乱れる絶景スポットです。見頃は6月の終わりから8月の初めにかけてで、この時期に42種類の蓮の花が咲き誇ります。このほか水生植物園や牡丹園、梅林、桜が美しいお花見広場などもあり、四季折々の花々が楽しめます。

行田のグルメも楽しもう!

お菓子なの?!行田のご当地グルメ「ゼリーフライ」

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行田市のご当地グルメとして見逃せないのが、「ゼリーフライ」です。ゼリーフライとは、ジャガイモにねぎやにんじんといった野菜におからを加えて小判型に整えたものを油で揚げたものです。お菓子のような名前ですが、ゼリーフライのゼリーはお菓子のゼリーではなく、小判の銭から名付けられています。

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一見するとコロッケのようですが、もともとは中国料理の野菜まんじゅうが、行田に伝わったものだということです。野菜たっぷりなだけでなく、おからも入っているので、植物繊維が豊富でヘルシーかつ栄養満点! モチモチした食感と香ばしいソースの香りが美味しく、幾つでも食べられます。

揚げ物じゃないのにフライなんです「行田フライ」

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ゼリーフライと並んで、行田フライもご当地グルメとして人気です。フライと名付けられていますが、揚げ物ではありません。水で溶いた小麦粉をクレープのように薄く焼き、ネギやや卵、肉などの具を入れてたお好み焼きのような食べ物です。ソースかしょう油で食べるそうです。ふわふわの食感で優しい味わいは一度食べたら忘れられません!

行田は昔から小麦の生産が盛んな土地でもともとは農家の人たちが、おやつとして食べていたそうです。安価な上に携帯しやすく腹持ちもよいため、足袋工場に勤務する女性たちの人気を呼び、ヒット商品となりました。現在でも行田市内には、行田フライを販売するお店がたくさんあります。

歴史の町・行田ならではの「古代米カレー」

行田で新たなご当地グルメとして話題を呼んでいるのが、古代米カレーです。行田市出身の声楽家であり、料理研究家でもある田中利幸さんが、古墳の町・行田市の新たな名物として考案しました。行田で生産された古代米や食材を使い、ご飯は前方後円墳の形に盛り付けられています。

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古代米カレーは、行田市内のカフェやレストランなど、さまざまな飲食店がメニューに取り入れています。古代米のご飯を古墳の形に盛り付けることと、行田で生産された食材を使うことが行田の古代米カレーのルールです。味付けは自由ですから、お店ごとの独自のカレーが楽しめます。

ドラマ「陸王」にも登場した、行田名物「たび煎餅」

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たび煎餅は、戸塚煎餅店が販売する足袋の形をしたお煎餅です。ドラマ「陸王」にも登場しました。しょう油味をはじめ唐辛子や青のり、ザラメなど6種類の味が用意されています。炭火でていねいに焼き上げられたお煎餅はパリッとした食感と、香ばしい味わいが特徴です。

風情のある町並みが魅力の行田に出かけよう!

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ドラマ陸王で一躍スポットを浴びた行田市は、まさに足袋の街。現在でも足袋製造会社が集まっており、足袋蔵をはじめ足袋の博物館など、訪れた人たちが足袋の魅力に触れられるよう町ぐるみで取り組んでいます。休日には行田市に足を運ばれてはいかがでしょうか。きっと、新しい発見があるはずです!

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この記事のライター
佐伯りょう

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