五箇山観光のおすすめスポットを紹介!合掌の里では宿泊体験もできる!

富山県にある五箇山は、合掌造りの建物が非常に美しいです。合掌造りの建物が並んでいる姿をなかなか見ることはできないでしょう。ここでは、五箇山観光のおすすめスポットを紹介します。合掌の里では宿泊体験もできるので、ぜひ参考にしてください。

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目次

  1. 1五箇山とはどんなところ?
  2. 2五箇山観光でおすすめの観光スポット・国指定重要文化財
  3. 3五箇山観光でおすすめの観光スポット・文化施設や資料館
  4. 4五箇山観光でおすすめの観光スポット・体験型の観光施設
  5. 5五箇山観光でおすすめのグルメ
  6. 6五箇山観光でおすすめのお土産
  7. 7五箇山観光でおすすめ宿泊施設「合掌の里」
  8. 8五箇山の基本情報・アクセス情報
  9. 9五箇山観光での注意点
  10. 10五箇山観光で合掌造りの建築美にふれよう

五箇山とはどんなところ?

富山県の五箇山は岐阜県の白川郷と共に世界遺産に登録されてから、多くの注目を集めるようになりました。白川郷には外国人観光客を含めて、かなりの観光客の姿が見られますが、五箇山は穴場スポットとなっています。五箇山も白川郷に負けず劣らず、素晴らしい観光スポットです。多くの人に五箇山のことを知ってもらいたいです。

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富山県南砺市に40ある集落をまとめた呼び名

五箇山は富山県南砺市にあり、40ある集落をまとめた呼び名です。五箇山には今でも多くの人が合掌造りの家で住んでいます。合掌造りの家は、世界的に見ても非常に珍しく、世界遺産にふさわしい建物と言えます。その建物がたくさん並んでいる集落を見る機会はとても貴重です。のどかなところにある五箇山の雰囲気を楽しみましょう。

五箇山のなかで合掌造りが残る2集落が世界遺産に登録

五箇山で世界遺産登録されたのは、相倉(あいのくら)と菅沼(すがぬま)の2つの集落です。この2つの集落と、岐阜県の白川郷の3つの集落がまとめて「白川郷・五箇山の合掌造り集落」という呼び名で世界文化遺産に登録されました。非常に価値がある建物であり、現地の人は後世に合掌造りの技術を伝えていく重要な役割も担っています。

五箇山観光でおすすめの観光スポット・国指定重要文化財

富山県の五箇山観光でのおすすめスポットを紹介します。国の重要文化財に指定されている建物ばかりです。五箇山では、合掌造りの家の中を観光スポットとして公開しているところがあります。合掌造りの家の中を見学することで、どのような造りになっているかを知り、またどのような生活をしていたのかを知る重要な資料となります。

岩瀬家

岩瀬家は約300年前に8年という長い歳月を要して造られました。岩瀬家は白川郷・五箇山を含めて最大です。岩瀬家は江戸時代に五箇山で製造された塩硝という火薬の材料を、加賀藩に納入する重要な役割がありました。岩瀬家では、囲炉裏でお茶を飲みながら、説明が聞けます。五箇山に住んでいるような感覚で説明を聞きましょう。

村上家

村上家は約350年前に建てられました。村上家でも囲炉裏でお茶を飲みながら、説明や五箇山の民謡であるこきりこ唄が聞けます。団体予約をすれば、こきりこ踊りの鑑賞ができます。村上家は和紙製造や塩硝製造といった民俗資料数千点を展示しています。五箇山の民謡こきりこ唄にはぜひ注目してください。五箇山の文化に触れられます。

羽馬家住宅

羽馬家住宅は江戸時代中期以前の古い形態の合掌造りが見られます。江戸時代中期以前の合掌造りの姿が見られるのは、間違いなく貴重なことです。年に数回一般公開することがあります。公開日に関しては、羽馬家住宅のブログを参照してください。通常が外観のみ見学できるため、内部が見られることはなかなかありません。

白山宮本殿

白山宮本殿では、毎年9月25日と26日にこきりこ祭りが開催されます。1502年に創建された、富山県で最古の木造建築です。通常は外観のみ見学でき、春秋の祭礼もしくは33年ごとに開催される御開帳の時に一般公開されます。一般公開される時は、ぜひとも内部を見学してもらうことをおすすめします。こきりこ祭りにも注目してください。

五箇山観光でおすすめの観光スポット・文化施設や資料館

富山県の五箇山観光でおすすめの観光スポットを紹介します。文化施設や資料館と体験型の観光施設とにわけて紹介します。まずは、文化施設や資料館です。文化施設や資料館は、五箇山のことを知ってもらうために必要な施設です。五箇山を訪れたら、まずは五箇山のことを知ってもらうと良いでしょう。重要な知識になるはずです。

五箇山民俗館

五箇山民俗館は、五箇山に伝わっているいにしえの暮らしを現代の人に伝える資料館です。菅沼集落にある最も古い合掌造りの内部を改築して造られており、昔の人が使用していた生活道具や残っている資料が約300点展示されています。2階建てになっており、1階は塩硝関連の道具や農機具などが、2階は養蚕のための道具などが展示されています。

相倉伝統産業館

相倉伝統産業館は、昭和44年7月7日に開館しました。相倉合掌造り集落が国の史跡に指定されたのがきっかけで、相倉合掌造り集落の人々の生活用具などを展示するために造られました。1号館と2号館があり、2つとも茅葺合掌造りの家が利用されています。相倉合掌造り集落に暮らす人々の生活のことを理解してもらうきっかけになるはずです。

五箇山観光でおすすめの観光スポット・体験型の観光施設

次は富山県の五箇山の体験型のおすすめ観光スポットを紹介します。五箇山に古くから伝わっている産業などの体験をすることができます。五箇山で行われている産業の体験ができることは、五箇山をより身近に感じてもらうきっかけになるはずです。いろいろな体験を通じて、五箇山のことを多くの人に、より深く知ってもらいたいです。

五箇山和紙漉き体験館

五箇山和紙漉き体験館では、古くから伝わる和紙づくりが体験できます。和紙づくりで大切なことといえば、紙漉き作業です。紙漉き作業を実際に体験してもらうと、和紙づくりがいかに大変なのかを知ってもらえるでしょう。自分でオリジナル和紙を作りあげた時の感動は、一生忘れられないものになるかもしれません。貴重な体験をしてみましょう。

塩硝の館

塩硝の館は、加賀藩政時代に300年にわたって続けられてきた火薬の原料となる塩硝についての展示があります。塩硝を作るための製法は、鉄砲が伝来してから、20年後くらいには五箇山に伝わっていたとされています。どのように塩硝を作っていたのかを知ることができます。五箇山の重要な産業であった、塩硝について学習するのもおすすめです。

どんぐりの館

どんぐりの館では、五箇山豆腐づくり体験できるスポットです。五箇山豆腐は普通の豆腐と違って、とても堅いのが特徴です。五箇山豆腐は今でも、五箇山で生活している人の重要な食となっています。実際に五箇山豆腐を作ってみて、どのような完成品になるのか楽しみにしましょう。五箇山を訪れたら、実際に食べてみてください。

五箇山観光でおすすめのグルメ

五箇山観光でおすすめのグルメを紹介します。五箇山豆腐・手打ちそば拾遍舎では、五箇山の名産品である五箇山豆腐を使った料理や自家製粉したそば粉を使った手打ちそばを提供しています。山甚では、うどんやそばのメニューがいろいろ取り揃えています。おすすめは山菜定食で、五箇山の山の幸の味をしっかりと堪能できるでしょう。

喜茶「和」ででれこでんでは、五箇山のおいしい水で淹れたコーヒーが楽しめます。栃もっふるや栃餅ぜんざいといったオリジナルメニューもあります。作助では、手作りの五平餅がおすすめです。その他、五箇山の味が楽しめるミニセットがあります。

五箇山観光をしたら、ご当地のグルメをぜひ味わってください。普段なかなか味わえないグルメが楽しめるでしょう。

五箇山観光でおすすめのお土産

五箇山観光でおすすめのお土産を紹介します。五箇山を訪れたら注目してもらいたいのが、五箇山ならではの工芸品です。五箇山で古くから作られてきた工芸品が販売されています。五箇山和紙など、地元の人が一生懸命作った商品に注目です。お酒が好きな人は、ご当地の地酒がおすすめです。たくさんの種類のお酒からじっくり選んでください。

五箇山豆腐は、五箇山で昔からの味です。五箇山豆腐を使った加工食品も販売しています。漬物の種類も豊富で漬物が好きな人には、どれにしようか頭を悩ませるかもしれません。かまぼこや栃餅も五箇山の名産品なのでおすすめです。

紹介した商品は、五箇山にあるお土産店に行ってもらえれば、だいたい揃っています。五箇山観光の思い出に素敵なお土産を手に入れてください。

五箇山観光でおすすめ宿泊施設「合掌の里」

富山県の五箇山を訪れたら、日帰りも良いですが、宿泊もおすすめです。五箇山でおすすめの宿泊施設は合掌の里です。ここでは、合掌の里の魅力や設備を紹介します。合掌の里がどのようなところなのかを知ってもらえれば、安心して宿泊してもらえるはずです。合掌造りの建物での宿泊体験は、なかなかできないので、多くの人におすすめです。

「合掌の里」の魅力

合掌の里で宿泊する魅力は、何と言っても合掌造りの建物で宿泊できることです。合掌造りコテージが用意されており、1棟借りることができます。合掌の里には、合掌造りコテージが13棟あります。菅沼集落の雰囲気をそのまま体験できるため、家族やグループでの宿泊に人気があります。五箇山での生活がどのようなものかをぜひ体験しましょう。

団体で宿泊する場合は、はり絵や絵付け、もちつき、わら細工、民謡講習などの体験ができます。個人では味わえない体験ができるのが、団体で宿泊するメリットです。より、五箇山の人の生活に近づけるに違いありません。

五箇山での生活が味わえる合掌の里での宿泊をおすすめします。五箇山での素敵な時間を満喫してください。

「合掌の里」の設備

合掌の里にある設備を紹介します。合掌の里の設備の目玉は、何と言っても囲炉裏でしょう。合掌造りの家では囲炉裏があるのが当たり前で、食事の時は囲炉裏を囲んで食べる習慣があります。合掌の里で宿泊する時にも、囲炉裏を囲んで食事をしましょう。その他に、炊事用品や冷蔵庫、電子レンジ、お風呂、トイレなどが完備されています。

合掌造りの建物以外は、現代の生活で必要なものが完備されているため、合掌造りの建物で昔の人と同じ生活体験ができるか不安な人でも安心です。なお、食材や調味料、アメニティなどは、自分で持参しなければいけません。

合掌の里の合掌造りコテージには、必要な設備は揃っているので、気軽に宿泊しましょう。五箇山で一晩過ごすだけでも大きな経験になります。

五箇山の基本情報・アクセス情報

富山県の五箇山の基本情報やアクセス情報を紹介します。五箇山のことを紹介してきましたが、五箇山が実際にどこにあるのかを知ってもらわないといけません。そして、どのようにアクセスすれば良いのかを知ってもらわないといけません。各方面からのアクセス方法を紹介するので、五箇山への行き方をしっかりと頭に入れておきましょう。

基本情報

五箇山は富山県南砺市にあります。富山県南砺市は旧平村・旧上平村・旧利賀村が合併してできた都市です。相倉合掌造り集落の営業時間は8時30分から17時までです。菅沼合掌造り集落の営業時間は、4月から11月が8時から17時、12月から3月が9時から17時となっています。必ず営業時間内に訪れるようにしてください。

東京方面からのアクセス方法

東京方面から五箇山にアクセスする方法です。東京市街地から中央道で岡谷ジャンクションまで行きます。長野道に入り、松本インターで下ります。それから国道158号線・安房峠道路を利用して、高山インターまで行きます。高山インターから高山清見道路で飛騨清見インターまで行き、東海北陸道に乗り、五箇山インターで下りてください。

大阪方面からのアクセス方法

大阪方面から五箇山にアクセスする方法です。大阪市街地から名神高速に乗り、米原ジャンクションまで行きましょう。そこから北陸自動車道に乗り、小矢部砺波ジャンクションまで行き、東海北陸道に入ります。東海北陸道で五箇山インターで下りてください。米原ジャンクションを通り過ぎ、一宮ジャンクションから東海北陸道に乗っても大丈夫です。

名古屋方面からのアクセス方法

名古屋方面から五箇山にアクセスする方法です。名古屋市街地から名古屋高速に乗り、一宮インターを目指します。一宮インターで名神高速に乗ったら、すぐに一宮ジャンクションで東海北陸道に入ります。東海北陸道で五箇山インターまで行きましょう。名古屋方面からのアクセスが最もわかりやすいかもしれません。

五箇山観光での注意点

五箇山観光をするための注意点を紹介します。五箇山の相倉・菅沼集落には、現在も集落の人が生活しています。住んでいる生活の人に迷惑をかけるような行為は絶対にやめてください。両集落に宿泊する以外は、両集落が営業している時間帯以外には足を踏み入れないようにしてください。観光のルールは絶対に守りましょう。

合掌造りは後世に伝えていかなければいけない大切な建物です。その建物を汚したり、壊したりするなどの行為も絶対にやめてください。1人がルールを逸脱することによって、五箇山を観光することができなくなる可能性があります。

みんなでしっかりとルールを守って、五箇山を大切に守っていきましょう。五箇山を訪れたら、現地のおいしいグルメやいろいろな体験などをしてみましょう。

五箇山観光で合掌造りの建築美にふれよう

富山県の五箇山のことについて紹介してきましたが、五箇山に一度は行ってみたいと思ってもらえたら幸いです。合掌造りの世界遺産は白川郷が目立っていますが、五箇山にも注目してください。のんびりと合掌造りの建築美にふれてもらえるでしょう。できれば宿泊してもらい、五箇山で生活している人の気持ちを知ってもらうと最高です。

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この記事のライター
ベロニカ