京都『祇園祭』の日程や歴史は?山鉾巡行や厄除けちまきなどを徹底ガイド!

関西に本格的な夏が来た事を知らせてくれる京都「祇園祭」、日本を代表するお祭りとして有名です。「祇園祭」は期間が長い事でも知られており、京都の人々を初め国内外から多くの観光客が訪れ毎年大いに盛り上がります。暑い京都がより熱く燃え上がる、夏のイベントです。

京都『祇園祭』の日程や歴史は?山鉾巡行や厄除けちまきなどを徹底ガイド!のイメージ

目次

  1. 1日本三大祭りのひとつ『祇園祭』をご紹介!
  2. 2平安時代まで遡る祇園祭の歴史
  3. 3京都・祇園祭の日程
  4. 4京都・祇園祭最大の見どころ「山鉾巡行」
  5. 5山鉾巡行の前夜祭として人気の「宵山」
  6. 6京都・祇園祭りの神事も見逃せない
  7. 7京都・祇園祭の厄除けちまきも要チェック
  8. 8八坂神社の見どころ
  9. 9京都の魅力あふれる祇園祭に行こう!

日本三大祭りのひとつ『祇園祭』をご紹介!

日本三大祭りの一つ京都の「祇園祭」、7月1日から1か月間長期に渡り続くお祭りです。「祇園祭」と聞くと、じりじりとした本格的な夏をイメージされる方も多いと思います。京都市東山区祇園町の北部に在る「八坂神社」のお祭りである「祇園祭」、今回は見どころも多く長い歴史のある「祇園祭」について日程等詳しく紹介して行きたいと思います。

平安時代まで遡る祇園祭の歴史

余りにも有名な京都の「祇園祭」ですが、その歴史まで知る方は多くないのではないでしょうか。「祇園祭」の歴史は、遠く平安時代にまで遡ります。平安時代の初め頃京都では、伝染病が大流行して多くの人が命を落としてしまいました。

平安時代の前期869年(貞観11年)京都に伝染病が大流行して、それを鎮める為に祈った儀式が始まりと言われています。「祇園祭」の始まりとされるその儀式は、京都中京区の「神泉苑」と呼ばれる広大な庭園で行われた祈りの儀式でした。

当時の儀式は国の数である66本の鉾を立て、大国主命らを迎えて儀式を行ったとされています。その時の鉾が「祇園祭」の山鉾巡行に観てとれます。山鉾の美しさと豪華さは、動く美術館と例えられる程素晴らしいものとして「祇園祭」では注目を集めます。江戸時代にも火災に遭いましたが、民衆の支えにより現在までその文化は守られています。

京都・祇園祭の日程

京都の夏の風物詩「祇園祭」は、長期にわたって執り行われます。日程は毎年梅雨明け前の7月1日から31日まで、長い日程で京都祇園の街をあげて行われるのが「祇園祭」なのです。

この日程の期間毎日の様に、何処かで何かしらの神事が執り行われています。ただこの神事は一般の人々が参加する物では有りませんので、殆ど目にする事はなく行われています。それでは一般の人々はいつ京都「祇園祭」を楽しめるのでしょうか。

一般の人々が「祇園祭」を楽しむには、「宵山」や「山鉾巡行」等が見どころとなります。「山鉾巡行」は7月17日の前祭に行われ、宵々山(15日)と宵山(16日)の二日間は歩行者天国になり出店が軒を連ねます。7月21日から23日は後祭と呼ばれ、24日には再び「山鉾巡行」が行われます。お旅所では17日から24日迄「神輿」を見物出来ます。

祇園祭では花火は上がるの?

日本三大祭りと称され世界文化遺産にも指定されている京都「祇園祭」、お祭りには花火が付き物ですが「祇園祭」ではどうでしょうか。残念ながら、「祇園祭」には花火は上がりません。

屋台も出てお祭りらしく大盛り上がりするのですが、あくまでも神事と言う事で花火は上がらないそうです。京都で新しい花火スポットが出来ましたので、ここで少しご紹介しておきます。京都競馬場で行われる芸術花火、今年2019年は第2回目となります。

2019年の開催日は5月29日(水)、19時50分から打ち上げが始まります。開場は17時からで前席予約制ですので、事前にチケットを購入する必要が有ります。音楽と打ち上げ花火のアートの競演です。昨年も多くの人々が訪れ大盛況でしたので、興味のある方はぜひ訪れてみては如何でしょうか。きっとうっとり感動のひと時を過ごせる事と思います。

京都・祇園祭最大の見どころ「山鉾巡行」

京都「祇園祭」の最大の見どころはやはり「山鉾巡行」、前祭の「山鉾巡行」そして後祭の「山鉾巡行」と二度に渡って「山鉾巡行」が観られる様になりました。

「山鉾巡行」の前3日間は、宵山行事としてお祭り気分が本格的に盛り上がります。歩行者天国を屋台グルメを食べながらそぞろ歩くのも楽しいものです。おはやしの音もお祭り気分を大いに盛り上げてくれ、日本人に生まれて良かったなと実感する事でしょう。

大迫力の辻回し

京都の夏の風物詩「祇園祭」その楽しさは宵山行事の屋台等もそうですが、やはり一番の見どころイベントとしては「山鉾巡行」ではないでしょうか。

前祭・後祭ともに「山鉾巡行」は一番の見どころとなっています。前祭では山鉾は23基、後祭では10基出揃って京都の町を練り歩きます。そんな「山鉾巡行」の見せ場とも言えるのが、「辻回し」と呼ばれるイベントです。

前祭の辻回しは17日、後祭では24日と「山鉾巡行」の時に行われます。前祭時と後祭時とではルートが違って来ますが、何れにしろ角を曲がる時に90度角度を変えなければならないのです。その時に辻を曲がる事を「辻回し」と呼び見せ場となっています。大きな山鉾の角度を変えるのには技が必要で、大きな見どころとなっていて大迫力です。

山鉾巡行が行われる前祭と後祭

7月17日の前祭「山鉾巡行」と後祭での「山鉾巡行」と、二度楽しめる様になっている京都「祇園祭」の伝統行事ですが歴史がある様です。1966年(昭和41年)からは17日に続いて巡行していたのですが、2014年(平成26年)からは24日に再び巡行しています。

再び後祭で「山鉾巡行」を行う様になった理由は、元の風習に戻って正確に京都「祇園祭」の風習を後世に伝えて行きたいと言う考えから現在の様になったそうです。17日の「山鉾巡行」を見逃した方が、規模は小さいとは言え再び24日に観れると言う事です。

山鉾巡行のルート

京都「祇園祭」での大きな見どころ「山鉾巡行」は見たいけど、どんなルートで巡行するのか気になる所です。前祭時と後祭時とではルートが違うのか、その辺も知りたい所だと思います。

前祭での「山鉾巡行」ルートから、ご紹介して行きたいと思います。7月17日の前祭での「山鉾巡行」ルートは、四条烏丸を9時に出発して四条河原町を9時35分頃通過します。その後は河原町御池に10時20分頃、新町御池に到着するのは11時20分頃となります。

7月24日の後祭での「山鉾巡行」のルートは、烏丸御池を9時30分に出発して河原町御池に10時頃到着します。その後は四条河原町に10時40分頃、終着地の四条烏丸には11時20分頃到着予定になっています。各通りの辻では見どころの「辻回し」を観る事が出来ます。自薦に場所をチェックしてから行かれる事をおすすめ致します。

山鉾巡行の前夜祭として人気の「宵山」

京都「祇園祭」の大きな見どころは「宵山巡行」と言いましたが、宵山と呼ばれる前夜祭もお祭り気分が盛り上がって大人気です。歩行者天国が敷かれ屋台のグルメを楽しんだり、金魚すくいをしたり大人から子供まで大いに楽しむ事が出来ます。

屋台が並ぶ歩行者天国は18時から23時まで行われますので、開始時間から数時間は大変込み合います。遅めの時間になって来ると空いて来ますので、歩き易くなって来ます。あまり遅いのも少し心配な方は、21時あたりがおすすめです。

そして宵山の楽しみは、屋台や歩行者天国だけでは有りません。京都「祇園祭」は「八坂神社」の神事としてのお祭り、八坂神社で伝統芸能も鑑賞する事が出来るのです。折角ですのでお祭り気分を楽しみつつ、伝統芸能にも触れてみるのも良いかも知れません。石見神楽(いわみかぐら)と言う、鳥取県の歴史ある伝統芸能を観る事が出来ます。

京都の夜を彩る「提灯落とし」

京都「祇園祭」の宵山に行かれるのなら、是非観て頂きたいのが「提灯落とし」です。函館鉾の提灯が時間になると、灯されている火が消えて一斉に落とされます。わっと歓声が上がる、宵山で一番盛り上がる瞬間です。

この様子を偶然観た方は感動をして、又「提灯落とし」を観たいと再び京都へ足を運ばれる事も多い様です。これは実際に行って目の当たりにしなければ、その圧巻の様子は想像し難いかも知れません。ぜひ一度、京都へ足を運びご覧になって頂きたいと思います。

京都の伝統文化に触れる「屏風祭り」

京都の個人のお宅や老舗店が宵山の時に秘宝を展示して、一般の人々に披露する「屏風祭り」と言う行事があります。「静の美術館」とも呼ばれるこの行事は、さすが京都らしい粋な計らいだと感じます。

京都「屏風祭り」の名の由来は、こうした秘宝に屏風が多かったからです。秘宝の公開はそれぞれのお宅で日程や時間が違っていますし、予約してからしか見学出来ない所もあります。歴史ある行事、興味のある方は事前に調べてみられては如何でしょうか。

歩行者天国で食べ歩き

京都「祇園祭」宵山の楽しみ方をご紹介して参りましたが、やはり屋台は無くてはならない楽しみと言えます。屋台の開店する時間帯は9時から23時迄となっていますが、朝や昼から開いている屋台もあります。

屋台が出る場所は限られていて、新町通り・室町通り・烏丸通に立ち並びます。歩行者天国に関しては、屋台が並んでいない通りにも広く用意されます。屋台の並ぶ通りは大変な混雑ですから、少し外れた通りで楽しむのもお勧めです。

屋台は様々な屋台が揃っていて、何を購入すればいいか迷ってしまうかも知れません。そこでおすすめの屋台を、いくつかご紹介しておきましょう。様々なグルメがあって選ぶのも一苦労ですが、京都の名店が出店する「祇園祭」限定のグルメがお勧めです。ちまきパン・しみだれ豚まん・水あずき等の屋台を探してみて下さい。

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京都・祇園祭りの神事も見逃せない

京都「祇園祭」の大きな見どころ「山鉾巡行」が終わると、山鉾によって清められた所へ神輿が繰り出します。八坂神社の歴史ある神事として、京都の街を練り歩きます。

「祇園祭」の歴史ある神事として、「神幸祭」と「環幸祭」が執り行われます。これらの神事に付いて、ご紹介して参りたいと思います。「山鉾巡行」とは、又違った趣きがあります。

熱気あふれる「神幸祭」

3基の神輿が、1000人以上の引き手によって巡行する様子は圧巻です。前祭の17日八坂神社の氏子がいるエリアを練り歩き、四条寺町に在る御旅所に入って行きます。後祭の日程が来るまで、神輿は四条寺町の「御旅所」に置かれます。

この巡行の先頭には、荒御霊を象った駒形を首から掛けた可愛い駒形稚児が馬に乗って先導をします。その姿も可愛らしく、見どころの一つとなっています。この神事は八坂神社の「祇園祭」本来の行事とも言えるのです。

祇園祭りのクライマックス「還幸祭」

後祭の24日は御旅所で前祭から後祭までの日程期間安置されていた、3基の神輿が八坂神社へと戻る日です。「神幸祭」とは反対に「環幸祭」と呼ばれる神事は、厳かに午後5時から行われます。

八坂神社に戻された神輿は、境内で担ぎ上げられ舞殿に戻されます。その様子を一目見ようと八坂神社に足を運ぶ人も多いのです。深夜になると、御霊を八坂神社の本殿へお返しする神事が執り行われるのです。

京都・祇園祭の厄除けちまきも要チェック

京都「祇園祭」では縁起物として「厄除けちまき」を販売しています。ちまきと言えば食べ物をイメージしますが、「祇園祭」のちまきは食べられるちまきでは有りません。

では一体どうやって「祇園祭」で販売している「厄除けちまき」を取り扱ったら良いのでしょうか。「厄除けちまき」の扱い方や、購入場所を詳しくご紹介して行きたいと思います。ぜひ参考にして頂いて、厄を払い福を呼び込んで頂きたいと思います。

厄除けちまきのご利益

笹の葉に包まれた縁起ものの「厄除けちまき」、そのご利益は病気や災難から身を守ってくれるお守りなのです。この縁起物の「厄除けちまき」を購入出来る場所は、各山鉾が置かれている会所で販売をしています。

販売日程については7月14日から16日、21日から23日の前祭と後祭の宵山期間に販売しています。限定「厄除けちまき」ですので、なるべく早めに購入される方が安心です。八坂神社でもオリジナルの「厄除けちまき」を、「祇園祭」期間中購入出来ます。

八坂神社の見どころ

「祇園祭」は京都東山区に在り、「八坂さん」「祇園さん」と呼ばれ親しまれている「八坂神社」主催のお祭りです。そんな京都を代表する歴史的観光スポットでもある、「八坂神社」についてご紹介したいと思います。

「八坂神社」には桜で有名な「丸山公園」が隣接していますので、春のお花見スポットとして併せて観光されるのもお勧めです。京都「八坂神社」の見どころの一つとして、四条通りに面して建つ国の重要文化財「西楼門」が挙げられます。

末社には縁結びの神様「大国主の命」

京都「八坂神社」の主祭神はスサノオノミコト、様々なご利益が授かる神社として親しまれています。境内には末社として「大国主社」が在り、大国主の命と因幡の白兎の銅像もみられます。

大国主の命は縁結びの神様として知られ、近年ここを訪れる若い女性が増えているそうです。可愛い銅像はインスタ映えもしますし、是非チェックしてみては如何でしょうか。もう一つ末社として美人祈願の「美御前社」も在ります。

恋みくじも人気

様々なご利益が有る京都「八坂神社」ですが、主祭神の内のスサノオノミコトとクシナダヒメノミコトは夫婦の神様です。その様な事から夫婦が助け合い、あらゆる困難を乗り越えて行くご利益が頂けるそうです。

そんな京都「八坂神社」は恋愛のパワースポットでもあり、「恋みくじ」が当たると大評判になっています。おみくじと言えば大吉から凶まで4段階が普通ですが、こちらでは半吉というものも有ります。半分は良いから半分は気を付けなさいと言う事らしいです。

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京都の魅力あふれる祇園祭に行こう!

1000年以上続く京都の歴史あるお祭り、八坂神社の神事として執り行われる「祇園祭」を紹介致しました。「祇園祭」の日程についてや、おすすめの見どころに付いてもご紹介して来ました。ぜひ京都「祇園祭」へ行かれる時の、参考にして頂ければ嬉しいと思います。日程が長いので何処で行くか、ポイントを押さえて楽しまれると良いと思います。

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この記事のライター
Hana Smith

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