剱岳登山は初心者でも大丈夫?おすすめのルートや服装・注意点まとめ!

富山県の「剱岳」は垂直に近い鎖場の岩場を登ったり下りたりする事から、日本国内の一般登山ルートの中でも一番難易度が高いルートだと言われています。ここでは、そんな「剱岳」の登山ルートは初心者でも大丈夫か、おすすめのルートや服装、注意点などを詳しく紹介していきます。

剱岳登山は初心者でも大丈夫?おすすめのルートや服装・注意点まとめ!のイメージ

目次

  1. 1初心者でも大丈夫?剱岳登山に挑戦しよう!
  2. 2難易度の高い富山県の剱岳登山
  3. 3初心者が安全に剱岳登山するには?
  4. 4剱岳登山の注意点
  5. 5剱岳の初心者向けおすすめ登山ルート
  6. 6剱岳へのアクセス方法
  7. 7剱岳のおすすめの登山ルートを解説
  8. 8剱岳を登山する時は油断は禁物!

初心者でも大丈夫?剱岳登山に挑戦しよう!

富山県の「岩と雪の殿堂」と呼ばれる「剱岳(つるぎだけ)」は、垂直に近い鎖場の岩場を登ったり下りたりする事から、日本国内の一般登山ルートの中でも一番危険で難易度が高いと言われています。ここでは、「剱岳」の登山ルートは初心者でも大丈夫か、おすすめのルートや服装、注意点などを検証していくので「剱岳」の登山に挑戦してみよう!

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難易度の高い富山県の剱岳登山

日本国内で一般の登山者が登る登山ルートの中でも、一番危険で難易度が高いと言われている富山県の「剱岳」の登山ルートは、垂直に近い岩場を登ったり下りたりする「カニのタテバイ」「カニのヨコバイ」と呼ばれるはしごや鎖場がある事で有名です。

また、富山県の「剱岳」は冬の間、日本海側からの季節風を受け降雪量がとても増える事から登山規制がされ、12月1日から翌年5月15日まで「剱岳」に入山するには、事前の許可が必要となります。

富山県の剱岳について

標高2999mの「剱岳」は、富山県の上市町と立山町にまたがる北アルプス「飛騨山脈」の北部、立山連峰にある刀が立ち並ぶような井出立ちの威厳のある山です。日本百名山、そして新日本百名山に選ばれている富山県の「剱岳」の山域は、中部山岳国立公園内にあり、特別保護地区に指定されています。

約7万年前に始まり1万年前に終わったとされる「最終氷期」に、氷河によって削り取られて現在のような姿形となった富山県の「剱岳」は、「氷食尖峰」であり「岩と雪の殿堂」とも呼ばれています。古より山岳信仰の対象であった富山県の「剱岳」は、「立山」「鹿島槍ヶ岳」と同様に日本で数少ない氷河が存在する山です。

富山県の「剱岳」は、森林限界となっておりハイマツ帯が広がっています。また、高山帯の岩場やハイマツ帯のみに生息していると言われている可愛い「ライチョウ」にも度々出会う事ができます。また、アオノツガザクラやハクサンイチゲなどの高山植物の美しい花畑も辺り一面に広がっています。

剱岳登山の難易度について

「谷川岳」や「穂高岳」と共に「日本三大岩場」と呼ばれている富山県の「剱岳」の岩場は、垂直に近い岩場を登ったり下りたりしないとならない「カニのタテバイ」「カニのヨコバイ」という鎖場がある為、日本国内の一般登山者が使用する一般登山ルートの中では、最も危険度が高い難易度の高い山だとされています。

難易度が高い富山県の「剱岳」では実際に毎年、多くの登山者が滑落や遭難によって命を落とすという死亡事故が発生しています。「早月尾根ルート」の登山口「馬場島(ばんばじま)」では、毎年6月1日に「剱岳山開き安全祈願祭及び鎮魂祭」が行われています。

富山県の「剱岳」のベスト登山シーズンは、夏期の7月から8月頃ですが夏の間でも雪が残っている箇所が多く存在します。冬の間の富山県の「剱岳」は、日本海側から季節風が吹く為に降雪量がとても多くなります。

富山県の「剱岳」の登山で滑落や遭難を避ける為には、登山前に必ず天気予報を確認し、当日天気が悪い場合は登山日を変える事も大事です。天気が悪いと足場が濡れて滑り易くなり、事故が起こり易くなります。また、天気が悪いと視界も悪くなり、道に迷って遭難してしまう可能性もあります。

初心者でも登山は可能?

実際に毎年、滑落や遭難の死亡事故などが起きている富山県の「剱岳」は、初心者には難易度が高い山となっています。しかし、しっかりとした登山用の服装や用具を揃え、登山ルートなどについて前もって調査し、「カニのヨコバイ」や「カニのタテバイ」などの難関に備えトレーニングをすれば、初心者でも登山は可能だと言われています。

命に係わる危険な場所が多く、難易度の高い富山県の「剱岳」では、天気が悪い場合や体調が優れない場合は、初心者は無理をせず登山日を変更する事も大切です。富山県の「剱岳」の登山の場合、1泊2日で登山計画を立てる登山者が多いですが、初心者は無理をせず2泊3日の登山予定を組むのもおすすめです。

初心者ではなくベテランの登山者でも登山途中に天気が急に変わったり、体調が悪くなったりする事があります。これが、初心者の方の命取りになる事もあります。そんな時の為に、ガイドや経験のあるベテランの登山者に同行してもらうのも一案です。

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初心者が安全に剱岳登山するには?

上記でも述べたように難易度の高い「剱岳」の登山ルートの特徴や、「剱岳」登山に必要な服装や持ち物についてなど、初心者が安全に「剱岳」の登山にチャレンジする為に知っておきたい登山情報が沢山あります。ここでは、初心者が安全に「剱岳」登山にチャレンジできるように、これらの情報を詳しく紹介していきます。

ルートをしっかり把握すること

富山県の「剱岳」の登山ルートには、難易度が高い箇所が所々にある「別山尾根ルート」、長距離で体力勝負となるより難易度の高い上級者用の「早月尾根ルート」、ロッククライミングの経験が必要となる「バリエーションルート」などがあります。そして、おすすめの「剱岳」の登山ルートは、登山技術や体力によって変わってきます。

先ずは、それぞれの登山ルートの特徴をしっかり把握し、自分にあった登山ルートを選ぶ事が大切です。「別山尾根ルート」にも「早月尾根ルート」にも鎖やはしごがありますが、初心者の方には「別山尾根ルート」がおすすめのルートとなっています。しかし、どのルートも大事故に繋がる恐れがあるので、慎重に行動する事が重要です。

服装や持ち物は何を用意したらいい?

先ず、「剱岳」の登山日当日の朝に、必ず天気予報を確認する事をおすすめします。「剱岳」登山に限らず悪天候の中での登山は視界が悪くなり、足場も滑り易くなる為、天気の良い日に比べ事故が発生する可能性が増えます。

富山県の「剱岳」の登山では、一番難易度の高いロッククライミングの経験が必要な「バリエーションルート」を使用しない限り、防寒具・雨具・登山用の靴・地図・コンパス・ヘッドライト・スナック・飲み物など一般的な登山用の服装に、登山用具があれば問題無く登山をする事ができます。

そして、登山の際には死亡事故にも繋がる恐れのある落石や滑落対策としてヘルメットは必需品となります。また、雪渓にチャレンジするならピッケルやアイゼンも必要になります。テント泊は掛かる費用は安く済みますが、食料や飲み物、そしてテント用具や調理器具などが必要になり重い荷物を担いでの登山となります。

富山県の「剱岳」の「バリエーションルート」を使用する方は、ロッククライミングの装備が必要となります。また、「剱岳」の登山日が悪天候の場合は、天気の良い日に比べ気温も下がるので、登山中に低体温症に陥らないような服装対策が必要です。登山日が悪天候の場合は、安全の為に登山日の変更を考慮する事もおすすめします。

「剱岳」登山時の服装は、一般的な登山用の服装で大丈夫です。肌着の役割をするベースレイヤー、ベースレイヤーとアウターレイヤーの間に着用するミドルレイヤー、ジャケットのアウターレイヤーとの重ね着が一般的な登山用の服装となります。山の天気は変わり易いので、レインコートや防寒着などの服装も用意しておくと重宝します。

これらの登山用の服装に加え、日差しが強い時に備えて帽子やタオル、サングラスなどもあると重宝します。岩場など足場の悪い箇所の多い「剱岳」の登山時の靴は、足にフィットする歩き易い登山靴を履く事をおすすめします。

登山にかかる費用はどのくらい?

ここでは、「剱岳」の登山にかかる費用が大体どの位なのか見ていきます。下記の登山にかかる費用以外にも、チップトイレが一回使用で100円、1日から3日間の昼食1500円から2000円、そして飲み物代などもかかってきます。

「富山駅」から「室堂」までの交通運賃を見ていきます。「富山駅」から「立山駅」までの富山地方電鉄立山線の運賃が大人1200円・小人600円、「立山駅」から「美女平」までの立山ケーブルカーの運賃が大人720円・小人360円、「美女平」から「室堂」までの立山高原バスが大人1710円・小人2160円です。

「立山駅」から「室堂」までの往復前売り券も大人4310円・子供2160円で購入できてお得です。また、夏季には富山地方鉄道が運行する「夏山バス」も、「富山駅」から「室堂」まで大人6000円・子供3000円にて利用できておすすめです。

次に宿泊料金も見ていきます。「みくりが池温泉」の宿泊料は相部屋男女共用・女性専用が9300円から9500円、デラックスが10000円から12500円、2名個室が12800円から14500円、3名個室が11400円から14500円、4名個室が10000円から12500円、5名個室が9300円から10500円、6名個室が9300円から9500円です。

「雷鳥荘」の宿泊料金は相部屋の1泊2食が9650円、相部屋の1泊夕食が8550円、相部屋の1泊朝食が7750円、相部屋の素泊りが6650円です。2名個室の1泊2食が11050円から14850円、2名個室の1泊夕食が9950円から13750円、2名個室の1泊朝食が9150円から12950円、2名個室の素泊りが8050円から11850円です。

3名から6名個室の1泊2食が10250円から、3名から6名個室の1泊夕食が9150円から、3名から6名個室の1泊朝食が8350円から、3名から6名個室の素泊りが7250円から、弁当が1100円です。

「剱御前小舎」の宿泊料金は1泊2食が10500円、1泊夕食が9500円、1泊朝食が8500円、素泊りが7500円、弁当が1000円です。「剱澤小屋」の宿泊料金は1泊2食が10800円、1泊夕食が9800円、1泊朝食が8800円、素泊りが7500円、弁当が1000円です。

「剣山荘」の宿泊料金は1泊2食が10500円、1泊夕食が9500円、素泊りが7500円、弁当が1000円です。「雷鳥沢キャンプ場」のキャンプ泊料金は1人1泊500円、「剱沢キャンプ場」のキャンプ泊料金は1人1泊500円です。「みくりが池温泉」の入浴料は大人700円・小人500円、「雷鳥荘」の入浴料は700円です。

剱岳登山の注意点

「日本三大岩場」と呼ばれる富山県の「剱岳」には、垂直に近い岩場を登ったり下りたりする「カニのタテバイ」「カニのヨコバイ」と呼ばれる鎖場があり、日本国内で一般登山者が使用する一般登山ルートの中でも最も難易度の高い山だと言われています。ここでは、そんな「剱岳」の登山の際の注意点を幾つかあげていきます。

「カニのタテバイ」「カニのヨコバイ」などの鎖場

「剣山荘」を越えた場所にある「剱岳」で最も難易度の高い難所として有名な「カニのタテバイ」「カニのヨコバイ」には、垂直に近い険しい岩場を登ったり下ったりできるように鎖場やハシゴが整備されています。またよく見ると、「カニのタテバイ」「カニのヨコバイ」の岩には、登りと下りのおすすめルートが矢印で記されており便利です。

難易度の高い「剱岳」には、全部で13箇所の鎖場が存在します。「剱岳」の難所「カニのタテバイ」「カニのヨコバイ」では転倒や滑落、落石に注意してヘルメットを被るようにしましょう。また、登山時よりも下山時の方が足元が見づらい為に、より多くの事故が起こると言われています。細心の注意を払い下山しましょう。

因みに「剱岳」の山頂へ登る時の難所が「カニのタテバイ」、「剱岳」の山頂から下りる時の難所が「カニのヨコバイ」です。

実際に多いのは難所以外の場所で起きる滑落事故

富山県の「剱岳」に限らず実際に登山をする時に起きる滑落事故は、一番の難所と言われる場所を通り過ぎ一安心して気が抜けた時に起きる事が多いと言われています。危険度の一番高い難所では、登山はみんな一歩一歩細心の注意を払い進みますが、それ以外の場所でも気を抜かずに細心の注意を払い進むようにして下さい。

一服剱と前剱を通り過ぎた場所にある前剱の門との間が、「剱岳」の登山で一番滑落事故が発生している場所だと言われています。

危ないと感じたらすぐに引き返すこと

富山県の「剱岳」の登山では、天気が悪いと霧が出て視界が悪くなり、雨が降ったりすると視界が悪くなるだけで無く、足元も滑り易くなりとても危険です。このような悪条件の中では初心者のみで無く、ベテランの方も命を落とすような大事故に繋がる事があるので、危険を感じたら絶対に無理をせず、直ぐに引き返す事が大切です。

また、自分の技術や体力に不安がある方、体調が万全でない方も危険を感じたら絶対に無理をせず、直ぐに引き返すようにして自分の命は自分で守りましょう。

剱岳の初心者向けおすすめ登山ルート

富山の「剱岳」のおすすめ登山ルートには、大きく分けて「別山尾根ルート」と「早月尾根ルート」の2つのルートが存在します。どちらの登山ルートにも鎖場やハシゴが整備されており、登山ルート付近にある山小屋に1泊する、1泊2日の登山計画を立てる登山者が殆どです。

ここでは、「別山尾根ルート」と「早月尾根ルート」の2つの登山ルートを詳しく紹介すると共に、初心者の方でも安心して登山できるか否か見ていきます。

初心者は「別山尾根ルート」がおすすめ

先ず、「剱岳」の「別山尾根ルート」は、立山黒部アルペンルートの「室堂ターミナル」から「剱岳」の山頂を目指して登る登山ルートで、初心者におすすめのルートとなっています。「別山尾根ルート」には鎖場やハシゴが整備されており、初心者には難易度が高い「カニのタテバイ」や「カニのヨコバイ」と呼ばれる岩場があります。

しかし、「カニのタテバイ」や「カニのヨコバイ」の岩場には、番号が書かれたプレートが設置されていたり、岩に矢印などが記されたりして初心者にも分かるように道順が振られています。

「別山尾根ルート」では、登山ルート付近にある山小屋に1泊して「剱岳」の山頂を目指す、1泊2日の登山計画を立てる登山者が殆どですが、初心者の方は2泊3日の登山計画を立てるのもおすすめです。

「早月尾根ルート」は上級者向けなので注意

「剱岳」の「早月尾根ルート」は、上市町馬場島から「剱岳」の山頂を目指して登る登山ルートです。「早月尾根ルート」は「別山尾根ルート」よりも距離が長い事が特徴となっています。「早月尾根ルート」に挑戦する登山者の方は、登山用の技術と体力が必要となってくるので初心者の方にはおすすめしない登山ルートです。

「剱岳」の「早月尾根ルート」は、馬場島から「剱岳」へ2264mもの高度をひたすら登る、北アルプス三大急登の1つと言われています。「早月尾根ルート」を使用する方は、「早月尾根ルート」には水場は無いので飲料水を多めに持って行く事をおすすめします。

「別山尾根ルート」よりも難易度が高く上級者用と言われる「早月尾根ルート」には、登山者が少ないので自分のペースでゆっくり、そして静かに登山を楽しむ事ができます。「早月尾根ルート」では、途中にある「早月小屋」に1泊して「剱岳」の山頂を目指す、1泊2日の登山計画を立てる登山者が多いです。

「早月尾根ルート」への交通アクセスは、車によるアクセスかタクシーによるアクセスに限られています。

剱岳へのアクセス方法

富山県の「剱岳」の山頂への登山口となっている「室堂」へアクセスするには、JR「富山駅」までアクセスする方法が、一番早くて安いのでおすすめです。ここでは、各大都市から「富山駅」へのアクセス方法、そしてJR「富山駅」から「室堂」までの、幾つかのおすすめのアクセス方法を紹介していきます。

富山駅へのアクセス(バス)

JR「富山駅」までアクセスするには、高速バスの夜行バスを利用してアクセスするのが安くておすすめです。「富山駅」へは高速バスが、東京・大阪・名古屋などの各大都市から出ていて便利です。東京からは西武バスや加越能バスが運行する高速バスがバスタ新宿・池袋駅東口・下落合駅・練馬駅・川越的場から乗車可能となっています。

大阪・京都からは阪急バスが運行する高速バスが阪急三番街バスターミナル(大阪)・新大阪・千里ニュータウン・千里中央・名神高槻・名神高槻・名神大山崎・高速長岡京・京都駅八条口・京都深草から乗車可能となっています。名古屋からは名鉄バスが運行する高速バスが名鉄バスセンターから乗車可能となっています。

登山口「室堂」へ向かう

JR「富山駅」から「剱岳」の登山口となっている「室堂」へは、「富山駅」から「室堂」間を繋ぐ電車やケーブルカー、高原バスを乗り継いで行くアクセス方法、夏の間だけ「富山駅」から「室堂」間を走る「夏山バス」を利用するアクセス方法、車によるアクセス方法があるので、それぞれのアクセス方法を紹介していきます。

電車・ケーブルカー・バスによるアクセス

JR「富山駅」で下車後、富山地方電鉄立山線に乗り換え「電鉄富山駅」から「立山駅」までアクセスします。「立山駅」で下車後、立山ケーブルカーに乗車して「美女平」までアクセスします。「美女平」からは立山高原バスに乗り換え「室堂」までアクセスします。「立山駅」から「室堂」までのお得な往復前売券も販売されておりおすすめです。

7月14日から8月31日の平日、そして9月1日から10月14日の土日祝日の夏の間は、「富山駅」から「室堂」まで「夏山バス」も出ているので便利です。

車によるアクセス

「室堂」への車によるアクセス方法は、北陸自動車道の立山ICを下りた後、県道3号、県道6号を南に走らせます。そのまま走らせると富山地方電鉄「立山駅」に到着するので「立山駅」の駐車場に車を停め、立山ケーブルカーに乗車して「美女平」までアクセスします。その後、「美女平」から立山高原バスに乗り換え「室堂」までアクセスします。

北陸自動車道の立山ICから「立山駅」までの距離は約23km、所要時間は約30分です。「立山駅」の周辺には、約900台もの車が駐車できる無料駐車場や、混雑時のみ利用できる約600台分の無料臨時駐車場があって便利です。

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剱岳のおすすめの登山ルートを解説

初心者におすすめの「剱岳」の「別山尾根ルート」は、「室堂ターミナル」から「剱岳」の山頂までの距離が7.5km、一般的な登山に掛かる所要時間が約6時間15分で1泊2日か2泊3日の登山予定がおすすめです。因みに、一般的な「剱岳」から「室堂ターミナル」までの下山に掛かる所要時間は約6時間です。

「室堂ターミナル」から「雷鳥平」までが約55分、「雷鳥平」から別山乗越の「剱御前小舎」までが約1時間50分、別山乗越の「剱御前小舎」から「剱沢キャンプ場」までが約40分、「剱沢キャンプ場」から「剣山荘」までが約20分、「剣山荘」から「一服剱」までが約30分、「一服剱」から「前剱」までが約40分です。

「前剱」から「平蔵のコル」までが約40分、「平蔵のコル」から「剱岳」の山頂までが約40分です。ここでは、「剱岳」のおすすめの登山ルート「別山尾根ルート」を詳しく解説していきます。

室堂~みくりが池を目指す別山尾根ルート

標高2400mを超える場所にある「室堂ターミナル」は、北アルプスを貫いて富山県と長野県を繋ぐ「アルペンルート」の中で一番大きな規模のレストラン・ティーラウンジ・売店・トイレ・展望テラスなどが入っている日本最高所に建つ駅です。「室堂ターミナル」の周辺にはロッジなど沢山の宿泊施設があり、観光客や登山者で賑わっています。

「室堂ターミナル」周辺の歩道は観光客様に綺麗に整備されており、名水百選に選ばれている立山連峰の主峰・雄山の真下から湧き出る「立山玉殿の湧水」や、タテヤマリンドウ、チングルマなどの美しい高原植物の花々、立山火山の火口湖である「みくりが池」、登山の後に寄りたい「みくりが池温泉」などの見どころが沢山あります。

剱岳登山ルート①室堂から剣山荘泊

「室堂ターミナル」を出て整備された歩道を歩き「みくりが池」や「みくりが池温泉」を通り過ぎると、硫黄臭が漂う「エンマ台」という展望台があります。この「エンマ台」の下は火山ガス発生地帯となっています。

「別山尾根ルート」の歩道をどんどん進んでいくと、立山火山の火口湖である「血の池」という赤い色をした池が目の前に現れます。この「血の池」の水が赤い色をしているのは、酸化鉄を多く含んでいるからだと言われています。

そのまま「別山尾根ルート」を歩いて行くと「雷鳥荘」があり、「雷鳥荘」を通り過ぎると下の方に「雷鳥沢キャンプ場」が見えてくるので道なりに下っていきます。「雷鳥沢キャンプ場」を過ぎると流れの速い川に架かる小さな橋を渡ります。この橋を渡ると「別山尾根ルート」は急な上り坂となり、本格的な登山ルートが始まります。

「雷鳥沢キャンプ場」から「剣御前小屋」までの急な上り坂は、夏期でも沢山の雪が残っているのでレイヤーを重ね着した登山用の服装にアイゼンなどがあると重宝します。

「雷鳥沢キャンプ場」から「剣御前小屋」までのキツイ上り坂で、剣山荘を目指している方は左側の剣山荘方面、剱沢小屋に宿泊またはテント泊の方は右側の剱沢方面に進むようにサインが出ていますが、防寒着などの服装やアイゼンなど装着していない方は、右側の剱沢方面に進んだ方が雪が少なくて安心だと言われています。

因みに、「剣御前小屋」にはトイレがあるので便利です。この「剣御前小屋」が建つ別山乗越からは、天気さえ良ければ「剱岳」の絶景を楽しむ事ができます。そこを過ぎると「岩の道」と「雪の道」が交互に襲ってくる雪渓となるので細心の注意を払って登るようにして下さい。途中からひたすら下って行くと「剣山荘」が目の前に見えてきます。

剱岳登山ルート②剣山荘から剱岳山頂

「剣山荘」から「剱岳」の山頂までの登山ルートは、前剱の手前までは緩やかな尾根となっています。しかし、前剱の手前あたりから急な斜面に変わり、ゴロゴロと大きな岩がある岩場をひたすら登って行きます。この辺りは転倒や滑落、落石対策が必要となり、「剣山荘念」では1日500円でヘルメットを貸し出しています。

険しい鎖場の岩場を登っていき「平蔵の頭」を越えると、「剱岳」で最も危険度の高い難所である「カニのタテバイ」がその姿を現します。「カニのタテバイ」をクリアーすると、標高2999mの「剱岳」の山頂までは約30分であと少しです。

「剱岳」の山頂からは、後立山連峰の鹿島槍や白馬・八ヶ岳・富士山・槍ヶ岳・富山の街並みなどの絶景を全て一望する事ができます。

「剱岳」の山頂から下山する時は、この「剱岳登山ルート」の中で一番の難関と言われている「カニのヨコバイ」を下りないとなりません。「カニのヨコバイ」の方が足元が見えない分、怖さも危険度も増すので落ち着いて一歩一歩ゆっくりと下りて行きましょう。登山の際は「カニのタテバイ」、下山の際は「カニのヨコバイ」を使用します。

「剱岳」の登山では体力的にも精神的にも疲れてが溜まってきた下山の時に、より多くの事故が発生すると言われています。特に「前剱」から「一服剱」までのガレ場は、多くの転倒事故が起きていると言われています。落ち着いて一歩一歩ゆっくりと下りましょう。

剱岳登山ルート③剱澤小屋からみくりが池

「剣山荘」の付近から交互に襲ってくる「岩の道」と「雪の道」を、細心の注意を払って下りて行くと「剱澤小屋」までは約30分程です。「剱澤小屋」からは「剱岳」の迫りくるような絶景を見ながら下山していきます。「剣御前小屋」が建つ別山乗越までは下り坂となり楽ですが、岩や石が多いので足元に注意しながら下山しましょう。

「みくりが池温泉」や「みくりが池」の付近まで来ると、整備された綺麗な歩道となり「室堂ターミナル」まではあと少しです。「みくりが池温泉」にゆっくり入り、登山での疲れをとるのもおすすめです。

剱岳登山ルート④みくりが池から室堂

「雷鳥沢キャンプ場」を過ぎると「室堂」までは、結構キツイ登りの階段となるので頑張って登りましょう。「みくりが池温泉」を過ぎると、撮影スポットとして人気の「みくりが池」に出るので写真撮影をするのがおすすめです。「みくりが池」は「室堂バスターミナル」から約10分の場所にあるので、美しい景色を楽しみながら戻りましょう。

標高2405mにある立山火山の火山湖「みくりが池」は、6月頃までは雪で覆われていますが、7月から10月にかけては立山連峰を美しい紺碧の水面に映す「室堂」を代表する観光スポットとなります。

剱岳を登山する時は油断は禁物!

ここでは、日本国内の一般登山ルートの中でも一番難易度が高いと言わる「剱岳」の登山について紹介してきましたがいかがでしたか?「剱岳」の登山には危険が一杯で、登山する時は油断は禁物だと分かりました。しかし、「別山尾根ルート」は初心者でも細心の注意を払って挑めば大丈夫なので、「剱岳」の登山にチャレンジしてみませんか?

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この記事のライター
ビジネスキー紀子

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