高瀬神社まとめ!アクセスやご利益・なでうさぎなどの見どころ紹介!

富山県南砺市にある高瀬神社は、かつて富山県が越中国であったころにもっとも社格の高い神社、越中国一宮として崇拝されてきました。高瀬神社は、ご利益のあるなでうさぎで有名な神社でもあります。高瀬神社のアクセスやご利益・厄払い、なでうさぎなどの見どころをご紹介します。

高瀬神社まとめ!アクセスやご利益・なでうさぎなどの見どころ紹介!のイメージ

目次

  1. 1富山県南砺市にある高瀬神社はなでうさぎで有名!
  2. 2富山県南砺市にある高瀬神社とは?
  3. 3高瀬神社の境内でおすすめの見どころ
  4. 4高瀬神社で受けられるご祈祷
  5. 5高瀬神社でぜひ目にしたい祭事
  6. 6高瀬神社の基本情報・アクセス情報
  7. 7高瀬神社を参拝してなでうさぎにふれてみよう

富山県南砺市にある高瀬神社はなでうさぎで有名!

富山県南砺市にある高瀬神社は、かつては越中国一宮として名をはせた神社でもあります。戦国時代には、戦乱によって荒廃した時期もありましたが、江戸時代には加賀藩主・前田氏により手厚く保護されて復興しています。富山県の一宮として有名であった高瀬神社は、なでうさぎが有名でご利益のある神社として、今でも崇められています。

越中国一宮として長い間崇められてきた高瀬神社は、厄払い・家内安全・商売繫盛・縁結びなどで訪れる人も多いです。今でも崇められている富山県南砺市にある高瀬神社のアクセスやご利益・厄払い、なでうさぎなどの見どころをご紹介します。

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富山県南砺市にある高瀬神社とは?

ここでは、富山県南砺市にある高瀬神社の御祭神や歴史、ご利益などについてご紹介していきましょう。富山県の高瀬神社は、主神と配祀が祀られています。とてもご利益のある神様が祀られていて、さらには、神話「因幡の白うさぎ」に登場するうさぎの銅像である「なでうさぎ」もあり人気があります。

富山県南砺市にある高瀬神社の歴史を紐解いていくと、とてもご利益のある神社ということがわかります。越中国一宮ということもきっと理解していただけることでしょう。

高瀬神社の御祭神

ここでは、高瀬神社の御祭神についてご紹介しましょう。主神は、日本神話にも登場する大国主命(大己貴命)です。大国主命は、福の神・縁結びの神であり、国土開拓・農耕の神・医薬医療の神として崇められています。配祀は天活玉命で無病息災・延命長寿の神で、もうひとつは五十猛命で農林殖産・交通安全、厄除・病気平癒の神です。

末社としては神明宮は天照皇大神で、風宮は級長戸辺命、稲荷社は宇迦之御魂大神、天満宮は菅原道真公が祀られています。功霊殿には、南砺市・砺波市・小矢部市、高岡市一部出身の戦没者、地方開拓の功労者が祀られています。

主祭神は大国主命(大己貴命)ということで、福の神・縁結びの神様として知られていて、また、五十猛命も祀られているので厄払いのご利益もあります。

高瀬神社の歴史

ここでは、富山にある高瀬神社の歴史についてご紹介しましょう。富山の高瀬神社は、創建の年代は不明で、景行天皇の時代とも言い伝えられています。越中国の一宮として長い間、越中国の人々から崇められてきた神社でもあります。また、越中国一宮ということもあり、朝廷からの信仰も厚く、正一位を授かったこともある神社です。

戦国時代には、他の神社と同様に、荒廃してしまいます。しかし、戦国時代が終わり、平和な江戸時代に入ると、加賀藩主・前田氏により手厚く保護されて蘇ることになります。明治や大正、昭和に入っても神社としての格が上がっています。

高瀬神社のご利益

ここでは、富山にある高瀬神社のご利益についてご紹介しておきましょう。大国主命は、福の神・縁結びの神ということで、縁結びのご利益があるということでカップルにも人気があります。祀られている天活玉命は無病息災・延命長寿の神ということもあり、健康や長寿のご利益もあるのでおすすめです。

五十猛命は、林業の神として信仰されていますが、厄除・病気平癒の神ということもあり、厄払いなどにもご利益がありそうです。

高瀬神社の境内でおすすめの見どころ

ここからは、高瀬神社の境内でおすすめの見どころについてご紹介していきましょう。なでうさぎで有名な高瀬神社ではありますが、その他の見どころもおすすめなのでお見逃しなく、境内を散策してみてください。おすすめの見どころは、ご本殿をはじめ、功霊殿や高瀬稲荷社、なでうさぎ、さざれ石、茶筅塚、手水舎、宝物殿、大鳥居があります。

その中でもおすすめの見どころを厳選してご紹介しましょう。御社殿と高瀬稲荷社、なでうさぎ、さざれ石についてそれぞれ詳しくご紹介します。

御社殿

最初にご紹介する高瀬神社の境内でおすすめの見どころは、「御社殿」です。御社殿(ご本殿)は、実は戦争によって翻弄されたこともありました。それは、老朽化した御社殿を国費で立て直しをする計画でしたが、終戦を迎えたときにGHQによって、国費による立て直しができなくなりました。

しかし、高瀬神社の窮状を知った方々からの多額の寄付や銘木の寄進を受けることによって、昭和22年に御本殿が、翌年には拝殿、昭和62年には向拝殿が建設されて、かつての栄光を取り戻すかのような御社殿が完成しました。

高瀬稲荷社

次にご紹介する高瀬神社の境内でおすすめの見どころは、「高瀬稲荷社」です。高瀬稲荷社は、神社にはよくある稲荷社で、ここ高瀬神社にも五穀豊穣・商売繁盛の神様として祀られています。この高瀬稲荷社は、伏見稲荷大社の御分霊を奉戴したお社になります。3つの真っ赤な鳥居のある稲荷社で、由緒ある稲荷社になります。

遠い昔から信仰の厚い伏見稲荷大社の御分霊が祀られているということで、とてもご利益のある稲荷社なので、見どころのひとつとなっていますので、お参りをお忘れなく。

なでうさぎ

次にご紹介する高瀬神社の境内でおすすめの見どころは、「なでうさぎ」です。皆さんは、日本神話の「因幡の白うさぎ」はご存知でしょうか。高瀬神社の御祭神である大国主命が、過ちを犯して傷ついたうさぎのケガもその過ちを犯した心も癒したとされる「因幡の白うさぎ」という神話です。

高瀬神社の境内には、このうさぎの銅像があり、うさぎと同じく、悪いところを撫でると高瀬神社の御祭神である大国主命の御神徳を得られるというのが、この「なでうさぎ」になります。

この「なでうさぎ」を撫でる際には、御祭神の大国主命に願いを唱えながら、うさぎを撫でると良いとされています。ここ高瀬神社にお越しの際には、「なでうさぎ」を撫でてからお帰りください。

さざれ石

次にご紹介する高瀬神社の境内でおすすめの見どころは、「さざれ石」です。さざれ石は、我が国の国家である「君が代」にも詠まれていることは知っていますでしょうか。そのため、「さざれ石」は、日本全国のあちこちにあるんです。ここ高瀬神社の境内にもこの「さざれ石」があります。

さざれ石は、細かい石・小石という意味で、小石が少しずつ年月をかけて大きな巌になると、「君が代」の中でも詠まれています。小石が徐々に大きな巌になるということから、子宝の石とも呼ばれていて、子宝のご利益もあると言われいるのでおすすめです。

その他にも、高瀬神社の境内にはおすすめの見どころがたくさんあるので、時間をかけて散策すると良いのではないでしょうか。

高瀬神社で受けられるご祈祷

ここでは、高瀬神社で受けられるご祈祷や申し込み方法についてご紹介していきましょう。高瀬神社では、主神には日本神話にも登場する大国主命が祀られているのをはじめ、その他にも、天活玉命や五十猛命も祀られているので、厄払い・家内安全・商売繫盛・縁結びなど、実にたくさんのご祈祷をすることができるのでおすすめです。

高瀬神社では、特に厄払い・家内安全・商売繫盛・縁結びなどが人気のご祈祷となっていて、毎日、たくさんのご祈祷依頼者がやってきます。

厄払い・家内安全・商売繫盛・縁結びなどのご祈祷について、ご祈祷の申し込み方法と併せてご紹介していきましょう。

厄払い・家内安全・商売繫盛・縁結びなど

高瀬神社でよくご希望のある厄払い・家内安全・商売繫盛・縁結びなどについてご紹介していきましょう。まずは、厄払いですが、人は人生の中で人生の節目のときに体の変調や災難がやってくるものです。そのために、厄年には神社にて厄払いがおすすめです。その他にも、家内安全・商売繫盛のご祈祷希望も多いです。

また、高瀬神社の主神は、日本神話にも登場する大国主命ということもあり、縁結びの神様としても知られているため、良縁成就のご祈祷も承っています。

高瀬神社の良縁成就のご利益は絶大という噂なので、縁結びのご利益を受けたい方には、おすすめの神社になります。

ご祈祷の申し込み方法

ここでは、ご祈祷の申し込み方法についてご紹介しましょう。それぞれのご祈祷は、受付が9時から16時30分までとなっています。予約は不要で、毎日受け付けています。ただし、祭典や結婚式などが執り行われているときには、少しお待ちいただくこともありますので、ご祈祷をご希望の方は電話で聞いておくと良いでしょう。

各種ご祈祷は、ご祈祷料が5000円からとなっています。厄払いなどは、1升か2升のお酒も納めると良いでしょう。神社でのご祈祷時の服装は正装で、男性はネクタイ着用で、女性はスーツやワンピースが良いようです。

高瀬神社でぜひ目にしたい祭事

ここでは、高瀬神社でぜひ目にしたい祭事についてご紹介しましょう。高瀬神社では、1月から12月まで実に様々な祭事が行われています。1月には、今年の誓いを新たにするお祭りである歳旦祭や一年間の無病息災を祈るお祭りである節分祭、豊作を祈るお祭りである春季祭、当神社の御縁日に執り行う一番重要なお祭りである例祭などがあります。

ここでは、高瀬神社でおすすめな代表的な祭事について、いくつかご紹介しておきましょう。このような祭事に合わせてお参りに来るのもおすすめです。

鎮火祭(3月)

最初にご紹介する高瀬神社でぜひ目にしたい祭事は、「鎮火祭」です。鎮火祭は、弥生である3月に執り行われる祭事のひとつで、火に感謝をして、火災が起きないように祈るお祭りのようです。鎮火祭が開催される日時は、3月8日の午前10時からとなっています。境内の敷地の中で、火を焚いて火の恵みに感謝しつつ、祈りを捧げます。

人形感謝祭(7月)

最初にご紹介する高瀬神社でぜひ目にしたい祭事は、「人形感謝祭」です。人形感謝祭は、文月である7月に執り行われる祭事です。皆さんのご自宅にも使わなくなったぬいぐるみや人形などが置いてあったりはしないでしょうか。人形やぬいぐるみには魂が宿るなんてよく言うものですが、ぬいぐるみや人形に感謝して、神社に奉納する祭りです。

神社に奉納されたぬいぐるみや人形は、祭事のあとに焼納してその魂を清めていただきます。人形感謝祭の開催日時は、海の日前の日曜日で午前10時から執り行われます。

七夕祭(8月)

最初にご紹介する高瀬神社でぜひ目にしたい祭事は、「七夕祭」です。七夕祭というと7月7日というイメージですが、ここ高瀬神社では、葉月である8月7日に執り行われます。通常の七夕と同じように、短冊に願いを書いて、その願いが叶うようにお祈りをするお祭りです。勘違いして7月7日に行かないようにご注意ください。

高瀬神社で行われる七夕祭の開催日時は、8月7日の15時からとなっているので、お子様と一緒に参加できる時間帯でもあります。

高瀬神社の基本情報・アクセス情報

ここでは、高瀬神社の基本情報・アクセス情報についてご紹介しておきましょう。基本情報では、神社の基本事項について再度ご紹介し、アクセス情報では、電車やバスなどの公共交通機関でのアクセス方法や車でお越しの場合の駐車場についての情報も併せてご紹介していきます。

基本情報

高瀬神社の基本情報について、少しまとめてご紹介しておきましょう。参拝はいつでもできますが、ご祈祷に関しては、9時から16時30分までの受付となっています。ご祈祷についてはおよそ20分ほどの時間となります。高瀬神社では、ご祈祷の他にも、神前結婚式なども受け付けています。結婚記念のご朱印帳もあり特別感があります。

高瀬神社のお札・お守りは、交通安全やえんむすび、合格、安産、子授けなどのお守りや絵馬なども購入できます。詳しくは、公式ホームページに記載されています。

電車でのアクセス方法

ここでは、電車でのアクセス方法についてご紹介しましょう。電車でのアクセスは、JR城端線の福野駅にアクセスしてタクシーで7分ほどの場所にあります。JR城端線の福野駅は、何とも言えない風情のあるホームになります。あいの風とやま鉄道の高岡駅などを経由して、JR城端線へと乗り換えてアクセスすることになるでしょう。

バスでのアクセス方法

高瀬神社へのバスでのアクセス方法ですが、JR城端線福野駅から庄川行バスに乗車していただき、「高瀬神社前」で下車していただくと、徒歩でおよそ5分ほどの場所に高瀬神社があります。バスの便数は1時間に1本ないしは、2時間に1本ほどなので注意してください。

車でのアクセス方法と駐車場

高瀬神社への車でのアクセス方法と駐車場についてご紹介しましょう。車では、北陸自動車道砺波ICから車でおよそ15分か、東海北陸自動車道福光ICから車でおよそ15分ほどになります。駐車場も90台ほど完備されていて、料金は無料となっていますので、車でのアクセスもおすすめです。

高瀬神社を参拝してなでうさぎにふれてみよう

富山にある高瀬神社について余すことなくご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。大国主命は、福の神・縁結びの神ということで、縁結びのご利益があるので、カップルにもおすすめの神社です。また、祭事も色々と行われているので、祭事に合わせて参拝に訪れるのもいいかもしれません。

高瀬神社では、厄払い・家内安全・商売繫盛・縁結びなどのご祈祷も承っていますので、厄年の方は厄払いをしてみるのもいいのではないですか。高瀬神社には「なでうさぎ」がいますので、うさぎを撫でて幸運を引き寄せてはいかがでしょうか。

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この記事のライター
旅するフリーランス