「日本三大まんじゅう」とは?決め方やお土産にも人気の絶品銘菓を紹介!

日本三大まんじゅうは、東京・岡山・福島にそれぞれ本店を置く和菓子店の代表的銘菓です。日本の定番和菓子ですが、その代表3つとなると、特に気になります。今回は、日本三大まんじゅうの決め方などを紹介します。どれも人気でオンラインショップでも購入できます。

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目次

  1. 1日本三大まんじゅうとは?
  2. 2日本三大まんじゅうの決め方
  3. 3日本三大まんじゅう①志ほせ饅頭
  4. 4日本三大まんじゅう②薄皮まんじゅう
  5. 5日本三大まんじゅう③大手まんぢゅう
  6. 6「日本三大まんじゅうサミット」でまんじゅうを世界に発信
  7. 7そもそも「まんじゅう」とは
  8. 8日本三大まんじゅうを堪能しよう!

日本三大まんじゅうとは?

「日本三大」シリーズの1つとして「日本三大まんじゅう」もあります。まんじゅうは、製法や、あんの有無、あんの種類がバラエティに富んでおり、昔も今も、人気の和菓子です。

また、まんじゅうの種類によって、生み出された時代が異なるようです。最も古いものは、数百年の歴史があります。生ではなく焼いてあるので日持ちも良く、お土産などにも人気です。今回は、日本三大まんじゅうを紹介します。知っておきたい日本三大まんじゅうを一度味わってみませんか。ぜひ、おすすめです。

東京・岡山・福島で販売中のおすすめの和菓子

早速ですが、日本三大まんじゅうは、ずばり、「柏屋 薄皮まんじゅう」(福島県)、「塩瀬総本家 志ほせまんじゅう」(東京都)、「大手饅頭伊部屋 大手まんじゅう」(岡山県)です。それぞれ趣の異なる個性豊かた3つの製品が挙げられています。

どのようにして日本三大まんじゅうの3品が決められたのか、その決め方ですが、公式なものではありませんでした。決め方については後ほど紹介します。

これを見ると、様々なおまんじゅうがあることがわかります。意外と、知らなかったという人も多いようです。美味しいまんじゅうを探している、という人もぴったりの日本三大まんじゅうを一度お茶とともに味わって一息ついてみてください。お土産にすれば、話に花が咲くこと請け合いで、ぜひおすすめです。

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日本三大まんじゅうの決め方

日本を代表する和菓子、日本三大まんじゅうの決め方を紹介します。日本三大まんじゅうの決め方といっても、公的機関が認定したものではないようです。3つが何であるか、意見が分かれる場合もあります。

例えば、「日本三大銘菓」は、「金沢森八・長生殿」、「長岡大和屋・越の雪」までは意見が一致していますが、以下3位が「松江風流堂・山川」なのか「福岡松屋菓子舗・鶏卵素麺」なのかは意見が分かれています。

このように、3つ以上の候補で人気が分散していることもあるようです。決め方が公式でないということは有形文化財など国の認定などではないため、意見が分かれても仕方ないのかもしれません。民間の自発的な活動ですが、決め方に反論があるのかもしれません。

はじまりは『日本の「三大」なんでも事典』

日本三大○○といわれるようになったきっかけが存在するのをご存知でしょうか。最近の日本三大○○は、2007年、三笠書房出版『日本の「三大」なんでも事典』にまとめられています。

しかも、この本がきっかけとなって、日本三大まんじゅうが広まったということですから驚きです。2007年といえば、つい十数年のこと。最近なのですが、それ以前からおまんじゅうは人気であり、その総合的な評価をランキングで明確にしたのが日本三大まんじゅうといえます。この本で決め方や、これら3品の和菓子がおすすめの理由も分かります。

日本三大まんじゅう①志ほせ饅頭

「塩瀬総本家 志ほせまんじゅう」を紹介します。660年もの歴史を持つまんじゅうで、宗から日本を訪れた僧によって製造販売されて伝わったもので、まんじゅうという名前ではありましたが、総菜系のものだったそうです。

現在の「志ほせまんじゅう」は、和菓子の形状が一口サイズで可愛らしく、白くてふんわりとした中に焼き印の茶色いがある姿は伝統的で上品です。見た目の良さに加えて食感も良く、全国の販売店やオンラインショップで購入でき、お土産にもおすすめです。

ふわっと柔らかい一口饅頭「志ほせ饅頭」

「志ほせ饅頭」は職人の手作業による伝来当時からの製法でふわっと柔らかい一口饅頭なので、女性へのお土産にもぴったりです。中にこしあんが入っているそうです。

「志ほせ饅頭」は、一口薯蕷饅頭(ひとくちじょうよまんじゅう)といい、そのふんわりとした食感は、生地にすりおろした山芋も入っているからでしょう。一般的にまんじゅうのしゅるいで「塩瀬」といえば薯蕷まんじゅうを指すこともあります。

東京の塩瀬総本家について

また、現在は、東京に本店があるようです。また、東横のれん街店、大丸東京店、松屋銀座店、日本橋高島屋店、京王新宿店にも店舗があります。

山芋アレルギーがある場合に注意して、その口あたりの良さ、まろやかさは絶品です。見た目にもしっとりと艶があり、紅白まんじゅうとして作られているのはこの山芋の入った薯蕷まんじゅうだということです。

東京の塩瀬総本家は総本家になるまでに数百年の歴史があり、その間、歴史の中心地にいたといっても過言ではありません。時代の中心人物も愛したまんじゅう。ここでは、塩瀬総本家の変遷を紹介します。

奈良から京都・東京へ

塩瀬総本家は、中国の僧・林淨因が日本にまんじゅうを売るために奈良で開業したのが始まりで、その後、林淨因の子孫は分家して京都に移転した方が現在の塩瀬家だということです。

京都では、応仁の乱で営業を継続できなくなり、三河国の塩瀬村に移住します。林家の子孫は姓を「塩瀬」に変更して、再び京都に戻り、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康にもそのまんじゅうは気に入られていたといいます。

関ヶ原の合戦後に分家して江戸に移り住んだ塩瀬家。現在の塩瀬総本家になっています。天皇家、将軍家、宮にも献上されるなど、とにかく愛されてきたまんじゅうだということです。

塩瀬のその他の商品

商品は、饅頭の他、羊羹、焼き菓子、最中などもあります。オンラインショップで詰め合わせやギフト用がありますが、「志ほせ饅頭詰合せ(饅頭・洋菓子)」3,240円などが人気です。「塩瀬」といえば、山芋入りのふわっとした饅頭で、一口サイズで重たくもならないのでお土産にもおすすめです。

日本三大まんじゅう②薄皮まんじゅう

福島県の「柏屋薄皮まんじゅう」を紹介します。「柏屋薄皮まんじゅう」は、福島県郡山市に本店を置く嘉永5年(1852年)から続く和菓子店の銘菓で、温泉まんじゅうの元祖だということです。

あんこの種類はつぶあんとこしあんです。また、あんこがふんだんに詰まっている薄皮まんじゅうですので、和菓子好きな人はもちろん、健康志向の型にも小豆はおすすめです。

福島で人気の「薄皮まんじゅう」

福島県柏屋の「薄皮まんじゅう」は温泉まんじゅうとも呼ばれます。「薄皮まんじゅう」、「温泉まんじゅう」の代名詞でもあるのです。

温泉まんじゅうは一般的に茶色ですが、小麦粉の生地に黒砂糖が練り込んであるからだそうです。コクのある生地が人気です。小豆のあんが黒いですが、まさにその発祥地が福島県です。江戸末期の1852年に生み出された、まんじゅうの中でも新しい種類です。

福島の柏屋について

全国どこででも見られるようになった薄皮まんじゅうですが、実は、発祥地は福島県郡山市です。福島県郡山市で初代が始めた「薄皮茶屋」から全国各地に広まり、また、販売もされるようになったようです。

こしあんを薄い皮で包むという斬新な方法は1852年に初代が製作したものが初めてだったようです。意外に新しい薄皮まんじゅうですが、全国でコピー商品のようなものが見られます。

しかし、本場は柏屋の「薄皮まんじゅう」。先ほども紹介しましたが、「薄皮まんじゅう」は「温泉まんじゅう」とも呼ばれています。福島県郡山市は、当時、奥州街道の郡山宿があり、旅の途中に温泉などに立ち寄る人が多かったそうです。その後、薄皮まんじゅうもどんどん進化していきます。

「薄皮まんじゅう」のおすすめの食べ方と人気のイベント

「薄皮まんじゅう」の食べ方を紹介します。「薄皮まんじゅう」は、様々な調理法があり、凍らせることもあります。定番は、焼いてたべること。揚げまんじゅうも人気です。

このように、食べ方やアレンジ方法がいろいろとあるのが、薄皮まんじゅうですが、それをさらに盛り上げるイベントもあります。2010年、「春のまんじゅう祭り」が開催され、薄皮まんじゅうがなんと159kgで、薄皮大萬寿開きといって入刀儀式などもあり、賑わったそうです。

日本三大まんじゅう③大手まんぢゅう

岡山「大手まんぢゅう」を紹介します。岡山の「大手まんぢゅう」は、大手饅頭伊部屋が製造元です。「大手まんじゅう」の歴史も古く、1837年から受け継がれています。

岡山の「大手まんじゅう」は、初代である伊部屋永吉が生み出した酒まんで、小麦粉に甘酒を入れているのが大きな特徴です。酒まんの元祖といわれています。もちろん、中には小豆のあんがたっぷりと詰まっています。

岡山以外にも、全国に普及している酒まんですが、酒まんは劣化しやすいため、地元や近所で販売されることが多いようです。ふわふわ・しっとりのご当地酒まんが各地で見られ、作り立ての風味が大人気です。

「大手まんぢゅう」透明感のある薄皮の酒饅頭

先ほども紹介しましたが、岡山の大手まんじゅうは、当初からその生地である皮の部分に甘酒が仕込まれていました。そのため、他にはない透明感があり、しっとりと柔らかい風合いが持ち味です。また、保存剤なども使わないのが新鮮で良いのですが、甘酒は腐りやすく、日持ちしません。遠方へ持ち帰る場合は保存期間を確認するのがおすすめです。

岡山の大手饅頭伊部屋について

当初、岡山城大手門の側に店があり、大手まんじゅうはお城にも献上されていたことから、藩士からは大手まんじゅうと呼ばれ、大手まんじゅうという名前が与えられたということです。

代々の岡山藩主に愛され続け、伊部屋の大手まんじゅうは、現在でも、岡山県では吉備団子に負けず劣らずの人気です。

「日本三大まんじゅうサミット」でまんじゅうを世界に発信

日本三大まんじゅうは決まるだけではありません。決まった後には、三大まんじゅう3つの会社の代表をパネラーとし、2016年には、福島県と東京で2回開催の「日本三大まんじゅうサミット」が開催されています。

まず、「第一回日本三大まんじゅうサミット in Fukushima 2016」。「震災復興から未来へ!」というテーマでした。メディアでも取り上げられ、すかさず3つのまんじゅうが話題になりました。3つとも購入して比較した人も少なくないようです。

「日本三大まんじゅうサミット」の意義は、まんじゅうを未来に継承し、まんじゅう文化を世界に発信し、世界的に認められた日本文化になることを目指し結束するというもののようです。三大の決め方はどうあれ、名誉なことには変わりなく、和菓子の代表として、ますます存在感を出していくでしょう。

そもそも「まんじゅう」とは

ここでは、通常「まんじゅう」呼ばれているものはどのようなものなのかを紹介します。まず、まんじゅうの定義ですが、蒸した菓子で、中にあんが入っている、また、生地は小麦粉で作られている、というものだそうです。

中国から伝わり、中国では現在でも「饅頭」(マントウ)といえば、ぎょうざの餡のような野菜の具が入った(またはあんなしの)上の画像のような蒸しパンを指します。朝食のパンのようなもののようで、日本のように純粋なお菓子ではありません。

また、中国では小豆のあんではなく、餃子のあんと同じようなあん、またはあんなしのものだったのですが、僧侶は肉を食してはいけないので、日本では小豆を煮て包むようになったということです。

日本では最初は精進料理?

このように、奈良で和菓子としてでなく精進料理の一環として生み出され、その後、まずは寺院で、お菓子や軽食として伝わりました。

江戸時代になり、海外の菓子の製法が取り入れられて、蒸しまんじゅうから、カステラ風の生地で包み焼いた今の焼きまんじゅうへと姿を変えていきました。現在は、通常、「まんじゅう」といえば焼きまんじゅうを意味します。

諸葛亮由来の由緒ある食べ物

また、中国では、3世紀の蜀の時代の宰相である諸葛亮が考案したといいます。諸葛亮は、川の氾濫を鎮めるため、小麦粉を練って生地にし、中に肉のあんをつめ、人頭に見立てて人身御供の代わりにしたといいます。饅頭の歴史は非常に古く、また、ありがたい食べ物なのでしょう。しかし、工夫された美味しい食べものでもあります。

まんじゅうの種類は

日本のまんじゅうの種類は3つあります。茶まんじゅう、酒まんじゅう、薯蕷まんじゅう、水まんじゅう(葛まんじゅう・水仙まんじゅう)です。

このように、意外とバラエティに富んでいるのがまんじゅうの面白いところです。しかし、あんはいずれも、通常は小豆です。小豆のあんはやはり美味しいと人気で、腸活やダイエットなど、健康にも良いのでおすすめです。

日本三大まんじゅうを堪能しよう!

日本三大まんじゅうの情報はいかがでしょうか。和菓子の中でも王様ともいえるまんじゅうですが、三大の決め方やおすすめの理由など、意外と、知らない人も多いようです。

まんじゅうは世界的にも歴史が長く、中国から来た僧が売り出した総菜系の蒸しパンが期限です。現在の、一口サイズのおしゃれな「塩瀬」や、「薄皮まんじゅう」、「酒まん」など、種類も異なり製法も異なります。

まんじゅうとひとくくりにしてというよりはほとんど別の和菓子かもしれませんが、「まんじゅう」の枠の中で厳選された、歴史も人気もあるもので、お土産にもおすすめです。

日本三大まんじゅうの3品は、これまで、その人気に気づかなかったけれど、定番商品として実は目にしたことのあった商品かもしれません。いずれにしても、今は、オンラインやデパートでも購入できます。3つとも味わってみてはいかがでしょうか。

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この記事のライター
ISMY

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