「くじらようかん」は宮崎名物菓子!買える店や賞味期限など紹介!

宮崎県佐土原町の名物として知られる「くじらようかん」。柔らかいお餅をたっぷりのあんこで挟んだちょっと変わった見た目のこのお菓子です。今回は、宮崎名物「くじらようかん」がおいしいお店と賞味期限、そしてくじらようかんと並ぶ幻の「宮崎銘菓」もご紹介致します!

「くじらようかん」は宮崎名物菓子!買える店や賞味期限など紹介!のイメージ

目次

  1. 1宮崎名物「くじらようかん」をご紹介!
  2. 2宮崎名物の「くじらようかん」とは?
  3. 3江戸時代から食されている「くじらようかん」
  4. 4「くじらようかん」の特徴
  5. 5「くじらようかん」が買えるお店紹介
  6. 6「くじらようかん」は日持ちする?
  7. 7賞味期限が短い幻の宮崎銘菓1:わらべの「チーズまんじゅう」
  8. 8賞味期限が短い幻の宮崎銘菓2:高岡名物「長まんじゅう」
  9. 9賞味期限が短い幻の宮崎銘菓3:青島・本間商店の「ういろう」
  10. 10宮崎で美味しい「くじらようかん」を食べよう

宮崎名物「くじらようかん」をご紹介!

もちもちとした求肥(ぎゅうひ)の食感と、その周囲をぐるりと取り囲むあんこがとても美味しい「くじらようかん」。楕円形の形をしたその姿が、なんとなく鯨にも似ているこのお菓子は、宮崎県佐土原町で江戸時代に生まれました。

以来400年近い年月、代々この地で受け継がれてきたこの名物は、賞味期限が非常に短く、通販などでは販売することができない幻の銘菓として、テレビなどでも話題となっています。

今回は、甘くて美味しい宮崎名物「くじらようかん」の作り方や、歴史、そして美味しいくじらようかんが買える地元の名店も含めて、情報満載でお伝えします。

宮崎名物の「くじらようかん」とは?

宮崎牛、チキン南蛮、冷や汁、宮崎マンゴー。宮崎の美味しいものと言うと、どうしても農産物やご当地グルメを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか?

あまり知られていませんが、食材の宝庫である宮崎県には、実は、お料理だけでなくお菓子にも美味しい名物が多いのです。

宮崎は、九州各県の中では、比較的米の生産が盛んな地域で、昔から餅菓子やもち米を使ったお菓子がたくさん作られてきました。今日でもよく目にする宮崎銘菓は、お菓子の日高の「なんじゃこら大福」のような餅菓子が多く見られます。

宮崎市佐土原地区に古くから伝わる美味しいあんこ菓子

くじらようかんは、宮崎市北部にある佐土原町で生まれた餅を使ったお菓子で、中央の求肥餅の部分を、両側からたっぷりのあんこで挟んで作るという独特の形状をしています。

蒸して仕上げる繊細な調理法を用いていることから、くじらようかんは、賞味期限があまり長くありません。いわゆる「なまもの」ですので、作ってすぐにしか味わえない非常に贅沢なお菓子なのです。

そんな宮崎名物「くじらようかん」は、テレビ番組にも登場。門外不出の幻の銘菓として大々的に取り上げられました。

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江戸時代から食されている「くじらようかん」

宮崎人にとっては、身近なお菓子である「くじらようかん」。美味しいと評判のこの名物菓子は、今から400年近く昔の江戸時代に、宮崎県の佐土原町で誕生しました。

江戸時代に、佐土原藩を治めたのは、鹿児島県の薩摩藩島津家の分家、島津貴久の弟の子・以久が1603年に独立して日向国那珂郡・児湯郡内に領地3万石を与えられて独立したのが始まりです。

城が置かれたのは、現在の宮崎市佐土原町上田島周辺の地域で、そこから300メートルほどの距離に、佐土原藩の歴史を今に伝える資料館「鶴松館」も建てられています。

「くじらようかん」の歴史

薩摩藩の支藩として発展してきた佐土原藩でしたが、第4代藩主島津忠高が26歳で早世するという悲劇に直面。その後、お家騒動へと発展したという歴史があります。

くじらようかんは、亡くなった島津忠高の息子・万吉丸はわずか2歳。万吉丸の母であった松寿院は、万吉丸の無事の成長と、佐土原藩の発展を祈念して、「大海を泳ぐ鯨のように力強くたくましく育つように」と願いを込めて鯨に似せた羊羹を作らせたそう。

松寿院の願いのおかげか、くじらようかんのおかげか分かりませんが、万吉丸は後に島津惟久となり、佐土原藩の藩主として立派に藩政を治めたそうです。

「くじらようかん」の特徴

子の無事の成長を願う母の思いがたっぷりつまったくじらようかん。美味しい宮崎名物は、お殿様に献上するための菓子として今から400年近く前に、佐土原藩で誕生しました。

鯨に似せて作ったというくじらようかんの形状は、真ん中のお餅の部分が鯨の腹のしましまの部分、そして周りのあんこの部分が鯨の胴体にもなんとなく見えます。

このぷっくりとしたかわいらしい形こそ、くじらようかんの最大の特徴です。お店で販売されているパックには、切り離したものが縦向きに並べられていますが、調理するときには、横に寝かせて蒸しているそうです。

「くじらようかん」の原料や作り方

くじらようかんの餅の部分には、上新粉と上白糖が使用されています。お店によって配合は異なりますが、餅を柔らかく仕上げるために、たっぷりの水と、上新粉とほぼ同量近い大量の砂糖が使われているのが特徴です。

あんこは「蒸しようかん」と呼ばれる羊羹で、小豆のこしあんをベースにしたあんこの中に、黒砂糖、薄力粉が入っています。薄力粉を入れることで、あんこが崩れるのをふせぎ、まとまりやすく、くじらの形に成形しやすいように工夫されています。

先に求肥餅の部分を混ぜて蒸し器にかけ、出来上がった餅の生地を、二等分にして細長く打ち伸ばします。それを二段に重ねておき、別に作った蒸しようかんの固めのあんこを上下に丸く盛り上がるようにくっつけます。

「くじらようかん」の食感や風味

すべてあんこをつけ終わったら、水溶き片栗粉を薄くあんこの周囲に塗ってそのまま蒸し器に入れて蒸しあげます。水溶き片栗粉と、あんこに混ぜた薄力粉が「糊」の役割を果たし、なめらかでツルッとした食感に仕上げてくれます。

たっぷりのあんこは、塩がよく効いていて、決して甘すぎず、見た目よりもずっと食べやすいのが特徴です。また、求肥餅の部分は、べろーんと伸びてとても柔らかく、端やフォークでつまむと、ほとんどくっついてしまうほどです。

くじらようかんが美味しいと言われるのは、あんこはしっかりとしているのに、餅が柔らかく、なめらかな舌触りを味わえることもその理由の一つです。

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「くじらようかん」が買えるお店紹介

美味しい宮崎名物「くじらようかん」。その歴史と調理方法も分かったところで、ここからは、くじらようかんを買える名店をご紹介していきたいと思います。

くじらようかんを販売しているのは、宮崎市佐土原町にある老舗「阪本商店」「長峰商店」そして、「安田屋」などが販売しています。

最近では、宮崎名物として地元のパンメーカーや製菓メーカーなども類似品を販売しているようで、宮崎市内の大手スーパーなどでは、廉価品のくじらようかんがいろいろと販売されているようです。

長峰商店のくじらようかんは、宮崎空港でも一部販売されていますので、飛行機でこれから帰るという方は、こちらを利用するのもおすすめです。

テレビ番組をご覧になられた方は、ご存知かもしれませんが、くじらようかんは、賞味期限が短く、お店によっては数量限定で販売していることから、佐土原まで行かないと買えないものもあります。

「くじらようかん」の販売店(1)

宮崎市佐土原町にあるくじらようかんの名店、一店目は、テレビ番組にも登場した「阪本商店」です。江戸時代から続く佐土原藩内で栄えた商家で、阪本家の歴史を伝える資料館もあるほどの豪商です。

阪本商店のくじらようかんは、一日30本限定となっており、佐土原の店舗まで行かないと買えません。お店は、朝8:00から15:00まで営業しており、どうしても買いたい方は朝一番でゲットするのがおすすめです。

老舗ということで、美味しいと評判のお店ですが、食感は他のくじらようかんに比べてかなり柔らかめ。筆者は、個人的に、次にご紹介する「長峰商店」のくじらようかんの方が好みです。

「くじらようかん」の販売店(2)

宮崎名物「くじらようかん」、続いてご紹介する名店は、同じく佐土原町で経営されている長峰商店。午後にはすっかり完売してしまうことも多い、長峰商店のくじらようかんは、佐土原の店舗のほか、宮崎空港などでも一部販売されています。

中の餅は、昔に比べてややもっちりとした食感です。周りのあんこは甘さ控えめで、あんこが苦手な方でも食べやすいと評判です。昭和レトロな駄菓子屋さんでもある長峰商店。ここだけ時が止まったかのようなノスタルジックな雰囲気も素敵です。

「くじらようかん」の販売店(3)

最後にご紹介するくじらようかんの名店は、同じく宮崎市佐土原町に店を構える安田屋。賞味期限が短いくじらようかんですが、安田屋は、ネット販売もしているお店です。

安田屋のくじらようかんは、冷凍保存しているそうで、クール宅急便を使って販売しているようです。宮崎名物を扱う東京・新宿の物産館にも、くじらようかんを下ろしているようですが、やはり食感が固くなってしまうようです。

お値段は、一箱6個入りで771円。12個入りは1543円です。遠方からでなかなか宮崎まで来れないという方は、こちらを購入して試してみてはいかがでしょうか?

「くじらようかん」は日持ちする?

美味しい宮崎名物として、テレビでも紹介された「くじらようかん」。とても柔らかく、繊細な調理法を使用していることから、「菓子の刺身」とも形容されています。

これまでお伝えした通り、くじらようかんは、あまり日持ちがしないお菓子で、県外に持ち帰ることが難しいことから幻の銘菓とも言われています。

「くじらようかん」の賞味期限

そんなくじらようかんの気になる賞味期限は一体どれぐらいあるのでしょうか?くじらようかんの賞味期限は、なんと1日のみです!

購入した当日に食べてしまわないと、翌日は、お餅の部分がめちゃくちゃ固くなります!昨日までの美味しさは一体なんだったんだろう?と思うほど、餅の部分が固くなるのです。

賞味期限の短いくじらようかん、食べ時を逃してしまった場合は、即冷凍して、蒸し直すとそれなりに美味しくいただけるようです。

賞味期限が短い幻の宮崎銘菓1:わらべの「チーズまんじゅう」

ここからは、くじらようかんと同じく、宮崎で地元民に愛されている美味しいお菓子をご紹介していきます。トップバッターは、宮崎銘菓「チーズまんじゅう」。

お菓子の風月堂が有名ですが、筆者のおすすめは、地元民御用達の「わらべ」。わらべのチーズ饅頭は、ANAの客室乗務員に紹介されたことでテレビなどでも話題となり、現在は、県外からもわざわざ買いに来る方がいるほどの人気商品。

こちらのチーズまんじゅうは、賞味期限が要冷蔵で3日のみ!くじらようかんと同レベルで、県外への持ち出しが難しい名物となっています。手作りにこだわり地方発送を一切行っていないので、宮崎市のお店に行って購入するしかありません。

アクセスと周辺の観光スポット

美味しい宮崎名物「チーズまんじゅう」が人気の「お菓子のわらべ」へのアクセスは、宮崎駅から徒歩またはバスで15分ほどの距離にある大王町にお店があります。

宮崎駅周辺には、宮崎一の繁華街「橘通り」もありますので、お買い物や宮崎グルメを食べにいくのも良さそうです。

賞味期限が短い幻の宮崎銘菓2:高岡名物「長まんじゅう」

続いてご紹介する美味しい宮崎名物は、宮崎県高岡町の銘菓「長まんじゅう」。こちらも地元民なら誰でもしっているとっても美味しいお菓子です。

大福のような柔らかい求肥餅を薄く伸ばし、中に同じく柔らかく仕上げたあんこがたっぷり入った長まんじゅうは、その名の通り、細長い長方形の形をしています。

一口食べるとベローンと伸び、とにかく柔らかいのが特徴です。お店は、朝早くから営業していますが、午前中いっぱいで売りきれてしまうこともしばしば。とにかく人気のある商品です。

アクセスと周辺の観光スポット

高岡名物「長まんじゅう」も、くじらようかんと同じく、賞味期限は当日限り!県外への発送なども一切行っていないので、その日購入しないと食べられない幻の名物と言われています。

長まんじゅうは、高岡の本店で買えるほか、宮崎市内の山形屋デパートの「ひむかよかもん市場」にて購入できます。本店の場合は朝7:30から行列ができます!

高岡町には、桜の名所として名高い「天ヶ城公園」があります。お城を復元した資料館のほか、アスレチックもありますので、ご家族連れでのおでかけやお花見にもおすすめです。

賞味期限が短い幻の宮崎銘菓3:青島・本間商店の「ういろう」

最後にご紹介する幻の宮崎名物は、宮崎市青島エリアにある「本間商店」のういろう。ねっとりとした食感が特徴の生ういろうは、青島のお土産として昔から親しまれています。

本間商店のういろうは、白と黒の二種類。白は、上白糖、黒は黒砂糖は使われており、どちらも素朴な甘味があるのが特徴です。

本間商店のういろうも、くじらようかん同様、賞味期限がたったの1日。翌日には固くなってしまうので、当日中に食べるのがおすすめです。

アクセスと周辺の観光スポット

本間商店へのアクセスは、青島駅から車で約4分。徒歩だと20分ほどかかりますので、車でのアクセスがベターです。駐車場がありませんので、お店の前にそのまま車を横付けして購入してください。

周辺には、宮崎の有名観光スポット「青島神宮」もありますので、ぜひ、観光と合わせておでかけください。4月下旬からは、青島神宮のすぐ近くで「青島ビーチパーク」もオープン。海水浴も楽しめます。

青島神宮の近くには、亜熱帯植物園もあり、宮崎マンゴーのソフトクリームが食べられるカフェも入店しています。ご当地スイーツを満喫してみてください。

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宮崎で美味しい「くじらようかん」を食べよう

美味しい宮崎名物「くじらようかん」をご紹介致しました。賞味期限がたったの一日しかない幻の銘菓「くじらようかん」。

江戸時代から受け継がれる伝統の味は、門外不出と言われています。何でもネットで買える時代に、そこへ行かなければ食べられないというのも、かなり貴重なお菓子です。宮崎へお越しの際は、ぜひ、くじらようかんをご賞味ください!

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この記事のライター
Yukilifegoeson

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