智恩寺・文殊堂の見どころや拝観時間は?アクセス&駐車場情報もあり!

「三人寄れば文殊の知恵」という格言でお馴染みの京都府の智恩寺。学業成就の祈願にたくさんの人が参拝に訪れる有名なお寺です。日本三景の一つである天橋立の近くにある智恩寺の見どころをご紹介!基本情報や可愛いお守り、そして文殊の知恵に授かる智恩寺の名物などをご紹介!

智恩寺・文殊堂の見どころや拝観時間は?アクセス&駐車場情報もあり!のイメージ

目次

  1. 1京都の天橋立にある「智恩寺・文殊堂」をご紹介!
  2. 2智恩寺とは?
  3. 3「切戸の文殊」「九世戸の文殊」とも言われる智恩寺
  4. 4智恩寺の見どころ
  5. 5智恩寺の可愛らしい「すえひろ扇おみくじ」が人気
  6. 6文殊の知恵を授る智恩寺名物「知恵の餅」
  7. 7智恩寺の御朱印
  8. 8智恩寺の拝観時間・拝観料
  9. 9智恩寺のアクセス・駐車場
  10. 10天橋立観光の人気スポット「智恩寺・文殊堂」に行こう!

京都の天橋立にある「智恩寺・文殊堂」をご紹介!

日本三景の一つとして有名な京都府宮津市の天橋立の近くに鎮座する智恩寺は「三人寄れば文殊の知恵」という格言でお馴染みの京都府にある学業成就にご利益のある有名なお寺です。本堂の文殊堂(もんじゅどう)には知恵の仏さまである文殊菩薩を御本尊に祀っています。合格祈願に多くの人が参拝に訪れる智恩寺をご紹介します。

智恩寺とは?

日本三景の1つである天橋立のある京都府宮津市に鎮座する智恩寺は、808(大同3)年に平城天皇の発願によって創建された祈願寺です。臨済宗妙心寺派のお寺。山号は天橋山(てんきょうざん)といいます。智恩寺の見どころの一つである文殊堂と呼ばれる本堂には、知恵を授ける神様である御本尊の文殊菩薩が祀られています。

凡人であっても三人集まって考えれば何かいい知恵が浮かぶものだという内容の「三人寄れば文殊の知恵」という格言で知られる日本三文殊の1つである御本尊の文殊菩薩は、秘仏であるので、残念ながらいつもその姿を拝むことはできません。お正月の三ヶ日、十日えびすの1月10日、智恩寺の出船祭の7月24日の、1年でこの5日だけ御開帳されます。
 

境内の松の枝には小さな扇がまるで花を咲かせたように鈴なりにぶら下っています。その様子も智恩寺ならではの景観です。このあとご紹介する扇子の正体を知ると、多くの人が合格祈願に参拝に訪れたことがわかります。

豆知識として覚えておこう:日本三文殊

「三人寄れば文殊の知恵」という格言は、だれもがどこかで聞いたことがある格言ですが、これは日本三文殊が唱える格言です。日本三文殊とは奈良県桜井市の安倍文殊院(安倍文殊)、山形県高畠町の大聖寺(亀岡文殊)、そして今回ご紹介している京都府宮津市の智恩寺(知恵の文殊)です。知恵を司る仏様を祀る日本のパワースポットです。

日本三景の一つである天橋立の一帯も文殊の信仰地!

智恩寺の寺伝によると、日本三景の一つで、京都の特別名勝である天橋立も智恩寺の信仰地であったと記載されています。天橋立は海中に全長3.6kmほどに渡って連なる、流砂が堆積してできた砂嘴(さし)からなる砂浜。

約5000本の松が茂る珍しい景観の地形を有していますが、昔はそれを望める成相山山麓の地である智恩寺の境内を含めた部分を天橋立といっていたそうです。それゆえに天橋立も智恩寺と一体の信仰地と考えられていると記載があります。

「天橋立」という名称は、天に架かる橋のように見えることからこのような名称がついたと言われますが、なるほど文殊菩薩の信仰地であったことを考えると「天に架かる橋」すなわち何事も上向きに成就するパワースポットだと、天橋立の景観から想像できます。

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「切戸の文殊」「九世戸の文殊」とも言われる智恩寺

日本三文殊の一つである京都の智恩寺は、「知恵の文殊」と呼ばれるほかに「切戸(きれと)の文殊」とか「九世戸(くせど)の文殊」とも呼ばれます。「切戸の文殊」は智恩寺の地名、京都の宮津市文殊字切戸からこのように呼ばれます。「九世戸の文殊」とは智恩寺に残される文殊堂や天橋立の起源伝説が記載される「九世戸起源」の中に伝わる話です。

日本の国作りの際に、この地で暴れていた悪い龍を鎮めるために、中国から知恵のある仏様の文殊菩薩を呼び招き、悪さをする龍を教化し善に導いたという、「九世戸起源」の中に伝承される話から「九世戸の文殊」と呼ばれます。

本堂の文殊堂に祀られる秘仏の文殊菩薩が御開帳される7月24日の出船祭は、昔、悪龍を教化するために中国から海上を伝い文殊菩薩をお迎えしたという故事による伝説のお祭であり、このお祭りの日には、秘仏である文殊菩薩が御開帳されるのです。

智恩寺の見どころ

文殊菩薩の霊場であり、日本三文殊の一つでもある京都の「知恵の文殊」と言われる智恩寺の見どころは、立派な山門から始まります。境内は本堂の文殊堂をはじめ、多宝塔など重要文化財指定の建造物や諸堂が立ち並びます。ご利益を頂ける面白いパワースポットなども見どころです。

見どころ①山門

京都府宮津市の指定文化財である智恩寺の山門は、丹後地方で最大の山門です。1767(明和4)年に再建された山門で、この時、後桜町天皇から黄金を下した賜ったことから「黄金閣」とも呼ばれています。

この立派な山門は智恩寺の最初の見どころ。この重門は三間三戸の二重門で、2階には釈迦如来や十六羅漢が祀られています。1階は唐様が細かく施されているのが見どころ。見上げると2階部分の重さを持ち支えているとは思えぬほど、階下は柱の間に壁もなく開放的なところが不思議であり、魅力でもあります。

見どころ②文殊堂

国の重要文化財に指定されている文殊堂は、智恩寺の本堂です。昔は檜皮葺の屋根だったそうですが、現在は銅板葺屋根で、エレガントな宝形造が見どころでもあります。御本尊であり、1年に5回しか御開帳されない秘仏の文殊菩薩像が祀られています。

文殊菩薩像の両側には善財童子と王立像が祀られています。長い歴史の中で幾度か修理が行われたようですが、内陣の四天柱の形は中世に創建された姿が、そのまま伝えられていると言われています。

見どころ③多宝塔

智恩寺で目を見張る一つである多宝塔も国の重要文化財に指定されている建物です。室町時代中期に丹後国守護代で、府中城主であった延永修理進春信によって建立されました。丹後地方で唯一の室町時代の建物です。

上方を見上げると、左右に広がる屋根の軒反りがとても綺麗です。塔自体は細部にわたり細かな技巧が見て取れます。塔の中には大日如来が祀られており、來迎壁の背面には片足をあげた不動明王が描かれているのも見落とせません。

見どころ④知恵の輪

智恩寺の北側、山門の脇に位置するボート乗り場に、智恩寺の面白いパワースポットがあり、ちょっとした名物になっています。ここにある石灯籠の「知恵の輪」。昔、この知恵の輪は船の安全を祈願して航海灯として使われていたそうです。

ところがこの知恵の輪、いつの頃からか、知恵の輪を「3回くぐれば頭がよくなる」とか知恵の輪を「3回くぐると文殊の知恵を授かる」と伝えられるようになり、今ではこの知恵の輪は智恩寺の人気の名所となっています。でも実際は知恵の輪に体をくぐらすことなんてできません。

何せこの知恵の輪の実際の高さは2.5mほどもあるのですから、体を通すなど不可能です。ではどうやってこの知恵の輪を3回くぐるのかというと、知恵の輪に3回、頭だけ突っ込んだり出したりするのだとか。

ただこれは知恵の輪にまつわる一説に過ぎず、本当のところはどうやって知恵の輪を3回くぐるのかは謎なの話なのです。どんな知恵を使ってこの知恵の輪を3回くぐるのかがわかった人は、文殊のご利益を授かった人なのかもしれません。

見どころ⑤力石

智恩寺の山門をくぐり、本堂の文殊堂へ向かう途中の多宝塔の右側エリアにある大きな3つの石は、「力石」と呼ばれる智恩寺の名物のパワーストーンです。3つのこの石は智恩寺の文殊に伝わる力石と呼ばれる石で、この石に触れた人は力と知恵が授けられると伝えられています。

昔はお祭りや集会の余興に若者たちがこの石を持ち上げて、力試しをしたものです。今は智恩寺に奉納され、誰でも自由に触れることができ、石のパワーにあやかれる智恩寺のパワースポットとして人気を呼んでいます。

大きい石は約130kg、中くらいの大きさの石は100kg、一番小さな石で70kgもの重さがあります。文殊菩薩にあやかれる、智恩寺のちょっと面白いスポットです。

智恩寺の可愛らしい「すえひろ扇おみくじ」が人気

さて智恩寺の境内の松の木に花咲くようにぶら下がっている扇の正体はというと、なんと智恩寺の名物のおみくじでした。

「すえひろ扇おみくじ」と呼ばれている智恩寺のユニークなおみくじです。扇を開くと、中央に吉か凶かと期待する運勢の結果が赤字で記載されており、扇の左右には「願い事」「進学就職」「恋愛」「健康」など様々な運勢の内容文が書かれています。

とても可愛いおみくじなので、そのまま持って帰りたくなってしまうところですが、結果の良しあしに関わらず、境内に吊るしていくのが習わしであり、それゆえに境内の松の枝にはたくさんの扇がぶら下っているのです。1回300円。智恩寺ならではの可愛い運試しができます(おみくじの金額は2019年4月28日現在の料金です)。

文殊の知恵を授る智恩寺名物「知恵の餅」

智恩寺名物の「知恵の餅」は天橋立の名物でもあります。智恩寺門前に並ぶ4軒の茶屋でしか購入することができない、食べると文殊の知恵を授かることができると言われるご利益のある名物お餅です。発祥は1300年代。

ルーツを探ると、昔、1人のおばあさんが夢に現れた文殊菩薩のお告げに従って、餅を作り人々にふるまったところ、そのお餅を食べた子供が大人よりも秀でた賢い者になったことから「知恵の餅」といわれ、現代に伝わっているのだそうです。

この名物「知恵の餅」を売っている4件の茶屋「吉野茶屋」「彦兵衛茶屋」「勘七茶屋」「ちとせ茶屋」は、智恩寺の許可を得て販売することができるという話を聞くと、ますます、文殊菩薩の知恵のご利益が詰まったお餅に感じます。

4軒の茶屋の「知恵の餅」の味はそれぞれ違う!

智恩寺、また天橋立の名物「知恵の餅」はご利益だけではなく、味も美味しいと人気です。販売が許されている4軒の茶屋の「知恵の餅」の味わいは甘さやお餅の柔らかさなど、それぞれ特徴があり、「知恵の餅」を食べ比べてみるのもおすすめです。

ちなみに「吉野茶屋」の知恵の餅は甘さ控えめで上品な味わい、「彦兵衛茶屋」の知恵の餅はお餅が柔らかで餡の色がやや濃いのが特徴、「勘七茶屋」の知恵の餅は餡の色は薄いけれどなめらかな上品な甘さの餡が特徴、「ちとせ茶屋」の知恵の餅は4軒の茶屋の中で一番餡の色が濃く、昔ながらの小豆の美味しさがずっしり味わえます。

智恩寺の御朱印

以前は写経を納めなければ頂けなかった御朱印ですが、近年、謹んで参拝した証しに御朱印を頂けるようになり、いつもご利益にあやかれるようにと、御朱印巡りをする方も増えました。智恩寺でも一人一人に手書きされる御朱印を頂くことができます。御朱印の種類は3種類。ただし繁忙期などは1種類の御朱印しか頂けないときもあります。

御朱印の授与場所と時間

智恩寺で御朱印を頂ける授与場所は本堂の中にあります。手書きされるため最初に御朱印をお預けして、参拝後に受け取ることも可能です。御朱印を頂ける時間は午前8時~午後5時までです。初穂料は御朱印1種類につき300円。御朱印帳をお持ちの方は、書いて頂くページを開いてお渡しします。

また授与場所で智恩寺の御朱印帳も購入することができます。種類は3種類。料金は1000円、1200円、1500円です。御朱印をこちらに書いてもらう場合は、この金額に初穂料の300円がプラスされます(初穂料および御朱印帳の料金2019年4月28日現在の金額です)。

智恩寺の拝観時間・拝観料

智恩寺は拝観自由で、開門や閉門時間はありません。いつでも自由に参拝可能です。拝観料金も無料です。ただし、おみくじやお守りを購入するのは本堂内の社務所が開いている午前8時から午後5時までなので、ご注意ください。境内はバリアフリーが整っているので車いすの方も心配なくご参拝頂けます。

智恩寺のアクセス・駐車場

智恩寺へのアクセスは京都駅から快速か特急電車で福知山駅で乗り換えて天橋立駅より徒歩でアクセスするか、高速バスでアクセスすることもできます。また車でアクセスする場合は、智恩寺の駐車場や周辺に駐車場がありますので、そちらをご利用ください。

電車でアクセスする場合は交通渋滞の心配もなく、到着時間が読めますが、高速バスや車でアクセスする場合、繁忙時などは道路が大変込み合いますので時間に余裕をもってご計画ください。

電車・バスでのアクセス

京都駅から電車でアクセスする場合、JR山陰本線の快速もしくは特急電車で「福知山」へアクセスし、福知山で京都丹後鉄道に乗り継ぎ「天橋立」駅で下車。そこから徒歩で約5分でアクセスできます。電車以外の公共交通機関でアクセスするには、京都駅中央口より丹後海陸交通の高速バスを利用するのが便利です。
 

京都駅から丹後海陸交通の高速バスを利用する場合は乗車券をあらかじめ購入しなければなりません。乗車券は1カ月前から予約販売できます。電話での予約も可能です。GW、お盆休み、年末年始などの繁忙期は、少なくとも3日前までに乗車券をご購入下さい。

高速バスは1日3往復のみです。また1人1つまでしか荷物の持ち込みができませんのでご注意ください。京都駅から「天橋立」駅までおよそ2時間10分ですが、交通渋滞で到着の時間が遅れることもあります。電車に比べると乗り換えもなく便利ですが、高速バスを利用した場合は時間通りに到着できないこともあります。

車でのアクセス

智恩寺へ車でアクセスする場合は京都縦貫自動車道「宮津天橋立IC」で下車、およそ5.3km、約10でアクセスできます。カーナビは「電話番号」か「智恩寺・文殊堂」か「天橋立智恩寺」で検索ください。車でアクセスする場合は、高速バス同様に道路事情により、予定通りに到着できない場合もありますので、時間に余裕をもって計画ください。

智恩寺の駐車場

車でアクセスされた場合は、智恩寺併設の有料駐車場を利用されると便利です。1時間600円です。また近隣に市営天橋立駐車場もあります。駐車料金も1時間600円で智恩寺の駐車場と同額です。

その他周辺に有料駐車場もありますが、料金が1時間800~1000円と少々高いので、まずは智恩寺の駐車場又は市営駐車場をチェックしてみてください(駐車場の料金は2019年4月28日現在の料金です)。

住所 京都府宮津市字文珠466
電話番号 0772-22-2553

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京都の特別名勝である天橋立にある智恩寺は、知恵を授ける仏さまの文殊菩薩を祀る日本三文殊の一つです。境内の杉の木の枝には、可愛い扇の花がいっぱい咲いてます。なんとこれは智恩寺のおみくじ。鈴なりの扇をみると、どれほどたくさんの参拝者が足を運んだかは一目瞭然。智恩寺の文殊菩薩に知恵をもらいにぜひ旅の計画を立ててみてください。

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この記事のライター
TinkerBell

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