霧島山登山ガイド!初心者にも安心のコースやおすすめのトレッキングルートは?

鹿児島県にある霧島山は、現在も活動中の火山がある蓮山です。美しい山並みで知られ、多くのトレッキングコースがあります。霧島山にはおすすめのトレッキングコースも複数あり、初級者から上級者まで楽しめます。そんな、霧島山のおすすめのトレッキングコースの紹介です。

霧島山登山ガイド!初心者にも安心のコースやおすすめのトレッキングルートは?のイメージ

目次

  1. 1鹿児島と宮崎の県境にある「霧島山」をご紹介!
  2. 2初心者が霧島山を楽しむならこのコースがおすすめ!
  3. 3体力に自信のある人に人気の霧島山登山コース
  4. 4現在入山規制中の霧島山登山コース
  5. 5トレッキング初心者の注意点
  6. 6霧島山周辺のおすすめ観光スポット
  7. 7霧島山のお土産 
  8. 8最新情報をチェックして霧島山登山を楽しもう!

鹿児島と宮崎の県境にある「霧島山」をご紹介!

鹿児島県の風光明媚な山として知られる霧島山(きりしまやま)は、国立公園でもあり、観光スポットとしても知られています。今も一部の山が火山活動中ですが、そのほかの地域は普通に登山できます。初心者から上級者まで楽しめる様々な登山コースがあります。そんな、霧島山の紹介です。

霧島山とは?

霧島山(きりしまやま)は、鹿児島県と宮崎県にまたがる20あまりの火山からなる山々の総称です。山岳は春夏秋冬、四季それぞれに色鮮やかな表情をたたえ、多くの登山客がトレッキングルートを楽しんでいます。

初心者でも充分に楽しめるトレッキングコースから、本格的な縦走コースまで、あらゆる年代や性別にかかわらず、楽しめるトレッキングコースが揃っています。また、ミヤマキリシマの群落も見られ、貴重な自然が残る動植物に出会うこともできるルートです。

霧島山は、霧島連山、霧島連峰、霧島火山群とも呼ばれています。最高峰の韓国岳と、霊峰高千穂峰の間やその周辺に、魅力あふれる山々が連なっていて、登山愛好家に喜ばれている山です。

特徴ある山々

霧島山の最高峰、韓国岳(からくにだけ)は、鹿児島県と宮崎県にまたがり、霧島火山群の最高峰で、1700.3メートルの高さがあります。コニーデ火山で、山頂に直径900メートル、深さ279メートルの大きな火口があります。

韓国岳の名前は、高峰ゆえに遠くに韓国を見ることができるということから、付けられたと伝わっています。

えびの高原

えびの高原は、霧島山の韓国岳、蝦野岳(えびの岳)、白鳥山、甑岳に囲まれた盆地状の高原で、北面一帯には、不動池、六観音池、白紫池などの湖や、白鳥山、甑岳が並び、標高も1200メートルあり、絶好のトレッキングコースです。初心者であることができるコースです。

高千穂峰・御鉢

高千穂峰(たかちほのみね)は、標高が1574メートルあります。神が地上に降り立ったと「天孫降臨」の山として知られています。

神話の通り、霧島山の主峰の風格が十分に漂う山です。山肌に草木はなく赤褐色のままです。その高千穂の峰は、朝日と夕日を受けて1日に七色に変化する美しさがある山です。

御鉢(おはち)は、標高1420メートルの山で、美しい円錐状の形をしています。山頂には直径約500メートル、深さが約100メートルもある大噴火口があります。今でもガスが立ちのぼっています。大正3年(1914年)1月に大爆発しています。

えびの岳

えびの岳は標高が1293メートルありますが、小高いなだらかな丘のようにも見えます。えびの岳の火口の縁を一周する登山道の途中にある展望所からは、北側にえびの高原、南側に桜島や錦江湾が遠望できます。

えびの岳は霧島山の中では古い火山であるため、樹木が発達していて、春は木々が新緑で覆われ、秋には美しい紅葉が楽しめる山です。

初心者が霧島山を楽しむならこのコースがおすすめ!

登山は2、3百メートルの街中の山に登るくらいなら極めて安全ですが、1000メートルを超える山々に登る時は、危険が伴う事態になることも、起こりえることは心得ておきましょう。

霧島山は1000メートル以上の山も多くありますが、トレッキングコースが整備されています。危険度は低いコースが多く、初心者向けのコースがあります。

大浪池トレッキングコース

大浪池(おおなみのいけ)は、大浪池の山の標高は1412メートル、水面の標高は1239メートルです。標高は高いのですが、比較的スムーズに登山ができる場所として人気です。大浪池の池の周囲は1.9キロメートル、水深11メートルの火口湖です。

この湖に身を投げた美しい庄屋の娘「お浪」が、実は湖に棲む「龍の化身」だったという「お浪伝説」がある神秘的な火口湖です。

大浪池は直径が630メートル、最高深度12メートルの正円形の池です。登山道にはモミ、ツガの原生林もあり、山頂までの登山道は歩きやすく、ルートは整備されています。池の周囲を約2時間で一周する、大浪池トレッキングコースも完備しています。

県道1号線沿いの大浪池登山口から大浪池避難小屋までが、約900メートルで、トレッキングに要する時間は、登りで約40分、下りで約30分です。

火山湖をめぐる池めぐりコース

池めぐりコースは、白紫池、六観音御池(ろっかんのんみいけ)、不動池の3つの火口湖を巡るトレッキングコースです。

まず、斜面を登り白鳥山山頂に着くと、間近に韓国岳が仰げ、遠くに桜島が見えます。美しいピンクな花が咲くミヤマキリシマはみごとで秋の紅葉も楽しめます。

コバルトブルーに輝く湖面の六観音御池は霧島連山中で、最も美しいといわれる絶景です。秋の季節は青い水面と紅い紅葉のバランスが最高です。全コースを約2時間ほどで一周できます。

池巡りコースは、林野庁が選ぶ「森林浴の森百選」に選定され、平成16年(2004年)に「歩きたくなる道五百選」に選ばれています。

体力に自信のある人に人気の霧島山登山コース

霧島山には20以上の様々な山々があり、初心者が楽しめるトレッキングコースから、体力自慢の上級者がトライできるトレッキングコースもあります。体力自慢で登山経験もあり、タフでハードなコースにトライしたい方々が楽しめるトレッキングコース、2箇所の紹介です。

高千穂峰への登山コース

高千穂コースは、天孫降臨の山として知られる高千穂峰にあります。高千穂峰は、標高が1574メートルで、頂上には、日本三奇(にほんさんき)のひとつとされ「天の逆鉾」があります。霧島登山のトレッキングコースの中でも人気のコースです。

日本で最初に新婚旅行に出かけた坂本龍馬が、妻・おりょうさんの手をとって進んだといわれる「馬の背」と呼ばれる御鉢火口縁など、歴史ロマンがあふれる登山コースです。

韓国岳への登山コース

韓国岳コースは、霧島連山の最高峰で標高1700メートルの韓国岳にあります。トレッキングコースは、えびの高原から出発して、日本で最高の高度にある火口湖の大浪池をめぐって、その後に山頂を目指すトレッキングコースです。山の美しさも、美しく移りゆく自然環境も、みごとなトレッキングコースです。

現在入山規制中の霧島山登山コース

霧島山には現在も活動中の火山があります。そのために、安全優先で入山規制がかかっている山々や、トレッキングコースもあります。そんな中で、入山規制がかかる前に人気のあったトレッキングコースもあります。入山禁止が解除された時のために、情報として紹介します。

中岳・新燃岳コース

中岳・新燃岳コースは、入山規制がかかるまでは人気のトレッキングコースでした。中岳(1350メートル)、新燃岳(1421メートル)の自然の中を歩くコースです。

平成23年(2011年)1月26日に、江戸時代中期の「享保噴火」(1716年~17年)の噴火以来、約300年ぶりに噴火が始まった新燃岳は、やはり火山の怖さが感じられます。

火口から約2000メートルの上空まで噴煙を上げ、3キロメートルも離れた場所に、長径約80センチメートルの火山弾が落下しています。

また、中岳中腹のミヤマキリシマ群生地や新燃岳に向かう登山道のミツバツツジなどの希少植物も、今回の噴火で生育が危ぶまれています。 

現在のところ、新燃岳、中岳、獅子戸岳、大幡山は入山規制が続いています。安全第一で登山は禁止されています。 

霧島山縦走コース

霧島山縦走コースも、現在は縦走はできません。えびの高原からスタートして韓国岳(1700メートル)、獅子戸岳(1429メートル)、新燃岳(1421メートル)、中岳(1350メートル)を縦断して、高千穂河原へたどり着くコースです。アップダウンが厳しい本格的な登山コースです。

所要時間は途中休憩を取りながらでも6時間はかかります。初心者には難しい行程です。コース中には、鹿やヤマボウシやサルトリイバラなどの動植物とのふれあいが楽しめ、360度のパノラマが満喫できるコースです。

現在でも、新燃岳から2キロメートル以内は立入規制中です。霧島山縦走コースは走破することはできません。

トレッキング初心者の注意点

健康志向から、それほど体力を使わずに、自然環境になじむことができるトレッキングが人気になっています。

そうはいうものの、誤った方法でトレッキングを始めると、脚をねんざしたり、体力を必要以上に使い、ばてることもあります。今回はトレッキング初心者が気をつけるポイントをまとめました。

初心者向けトレッキングの歩き方の基本

トレッキング初心者がバテない歩き方として大事なことは、1.常に一定のペースで歩くことです。2.適当な間隔で休憩を取ります。目安は歩いた時間の1割は休憩しましょう。3.水分と栄養補給を行いましょう。のどが渇く前に水分は適量を摂取しましょう。4.無理せず、マイペースで進みましょう。

初心者向けトレッキングのウエアー・靴

初心者にとってウエアーはファッションと憧れの部分もありますが、機能性が重視です。基本はレイヤード、重ね着です。天候で調節できます。 

手袋は、岩場や急斜面や藪などを歩く時に使用するので、滑り止め付きがおすすめです。帽子は山の強烈な直射日光を避けるため必要です。

靴はトレッキングタイプが基本です。機能的で軽快な登山靴が望まれます。かかとを覆って固定するハイカットタイプの登山靴がおすすめです。

初心者向けトレッキングの必携品

現代生活の必需品、スマホは山でも大事です。充分充電しておきましょう。物を入れるザックは重要です。背中に吸い付くようなサイズで、日程にもよりますが、18から30リットルは入るサイズを選びましょう。

雨具は必携です。山の天気は変わりやすいので必ず携行しましょう。場合によれば防寒効果もあります。杖はあったほうがベターです。足場の悪い場所や下りの時に使用します。捻挫した時などの補助用にも使えます。

トレッキングには水筒は必携です。山で水分確保は最重要です。飲み水以外の使用では、怪我のときの応急消毒用として使えます。ペットボトルのお茶やスポーツドリンクも便利です。トレッキングのコースにもよりますが、2リットル程度は必要と考えましょう。 

初心者向けトレッキングで不測の事態に備えて

おやつは非常食としても重要になります。おやつで体力補給にもなる、飴、チョコレート、ビスケット、梅干などは持っていた方が良いようです。

何が起こるかわかりません。応急の医薬品として、傷テープ、三角巾、包帯、コールドスプレー、テーピングは持ちましょう。

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霧島山周辺のおすすめ観光スポット

霧島は昭和9年(1934年)3月16日に、霧島山周辺の東西約22キロメートル、面積202平方キロメートルの領域が霧島国立公園として、日本で最初の国立公園に指定された一つです。

それだけに、風光明媚な地域でおすすめの見どころが周辺にも数限りなくあります。そんな中から、2箇所を厳選して紹介します。

登山で疲れた温泉ですっきり!

登山やトレッキングで疲れた体を癒すのには温泉が一番です。霧島は今でも活動している火山があり、温泉がたくさんあります。そんな中から、日帰り入浴が楽しめる人気の温泉を3箇所、紹介します。それぞれの施設が特徴ある温泉になっています。料金等は、記事執筆時点の情報です。

旅行人山荘

「旅行人山荘」さんは、 野生の鹿がひょっこり顔を出す森の湯ともいわれています。浴槽が霧島山の大きな岩でできた「大隅の湯」、霧島から切り出した石でつくった「錦江の湯」の、2つの露天風呂がおすすめです。貸切風呂も、赤松の湯、もみじの湯、ひのきの湯、鹿の湯と、4つあります。登山者に人気が高いお温泉です。

基本営業時間は12:00~15:00です。入浴料は、大人540円、小学生270円です。無料の駐車場が完備しています。

住所 鹿児島県霧島市牧園町高千穂龍石3865
電話番号 0995-78-2831

さくらさくら温泉

さくらさくら温泉は、ミネラルたっぷりの白濁した泥湯温泉です。美肌効果がるといわれています。珍しい源泉泥湯が好評で、人気の高い温泉です。美肌作用だけでなく、体に塗った泥が発汗作用を促進し、ダイエット効果も期待できるそうです。

営業時間は、10:00~20:00です。食事付入浴休憩室利用の時間は11:00~15:00です。利用料金は大人が700円、4歳~12歳の小人が350円です。食事付入浴は2650円からになります。無料駐車場があります。 

住所 鹿児島県霧島市霧島田口2324-7 
電話番号 0995-57-1227

杜の宿霧島湯之谷山荘

「杜の宿霧島湯之谷山荘」さんは、湯治場風情を残す昭和の温泉宿の雰囲気があります。泉質は硫黄泉と炭酸泉の2種類の温泉が湧き出ています。飲用すると胃腸ポリープ、便秘改善の効果があるといわれています。

営業時間は、10:00~14:00です。入浴料金は、大人が500円、小学生以下は250円です。駐車場もあります。 

住所 鹿児島県霧島市牧園町高千穂4970
電話番号 0995-78-2852

霧島温泉郷 霧島のパワースポット!霧島神宮

「霧島神宮」は南九州屈指のパワースポットとして知られています。天孫降臨の神話の主である、ニニギノミコトを主祭神としてお祀りする神社です。歴史は古く、伝欽明天皇元年(540年)の造営といわれています。

もともとは高千穂峰付近に社殿があったようですが、噴火により焼失し、何度か遷り代わり、現在の社殿は薩摩藩の第4代藩主・島津吉貴公の寄進でおおよそ300年ほど前に建てられています。

霧島神宮は見どころいっぱい!

「霧島神宮」はおすすめの見どころがたくさんあります。パワースポットにふさわしい、鎌倉時代から生き続ける、樹齢およそ800年の御神木の巨大な老杉があります。君が代にもある「さざれ石」もあります。お目出たい亀の形に見える亀石など、見どころがいっぱいです。

「霧島神宮」で人気のかわいい紙人形付きの「恋みくじ」は、若い女性から圧倒的な支持を得ています。

住所 鹿児島県霧島市霧島田口2608-5
電話番号 0995-57-0001

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霧島山のお土産 

鹿児島県を代表する名山の霧島です。そこは鹿児島の美味しい食べ物が食べられるところです。歴史ある名品もたくさんあります。霧島ならではの美味しい名物もあります。お土産にできる名物もたくさんあります。そんな中から人気の高い霧島のお土産2件の紹介です。

徳重製菓とらや「生かるかん」

「徳重製菓とらや」は明治17年(1884年)創業の老舗菓子店です。伝統が味に生きているお店です。お店独自の創作和洋菓子も製造販売されています。

名物「生かるかん」は、2015かごしまの特産品コンクールで「県知事賞」を受賞したスイーツです。かるかんは鹿児島の伝統的な和菓子です。伝統のかるかんの味を活かしながら、現代にマッチした食べやすい、かるかんにアレンジしたものです。

小豆あんの「霧かん」、桜あん(白生あん)の「櫻かん」、白生あんにみかん果汁が入った「橘かん」の3種類があります。賞味期間が10日間あり、お土産にも最適です。

住所 鹿児島県霧島市国分野口西456番1号
電話番号 0995-46-1117

ヘンタ製茶「霧島茶」

健康志向で人気の「霧島茶」ですが、霧島のお土産として注目のアイテムです。霧島山麓の適度な寒暖の差が美味しいお茶に適しています。

ここで栽培されたお茶の葉を厳選して、伝統の熟練技で仕上げたのが「霧島茶」です。緑茶が本来持っている香りと爽やかな味わいが特徴のお茶です。

霧島茶の歴史は、元応年間(1319年~1321年)の頃に、姶良郡湧水町の般若寺に開山した住持が、京都の宇治から茶種子を持ち込み栽培したことがスタートのようです。

ヘンタ製茶は霧島茶の生産から販売まで一貫体制で、土壌にもこだわり、時間と手間をかけて栽培した茶葉を育て、生産しています。

住所 鹿児島県霧島市牧園町下中津川1052番2号
電話番号 0995-77-2777

最新情報をチェックして霧島山登山を楽しもう!

霧島山は一部立ち入り制限地域がありますが、それ以外の地域でのトレッキングは問題ないようです。入山規制も変更になる可能性もあり、最新の情報確認をおすすめします。トレッキングコースとしては、比較的歩きやすいコースが多く、南国鹿児島で暖かい地域です。南国の大自然に触れながら、大いにトレッキングを楽しみましょう。

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この記事のライター
yuribayashi

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