「猿ヶ森砂丘」じつは日本一の広さだった!場所や立ち入りできるのかも調査!

青森県下北半島北部にある猿ヶ森砂丘は実は国内最大の面積を持つ砂丘です。普段立ち入りが制限されており、知る人ぞ知る穴場スポットですが、鳴き砂があり美しい特徴も持ち合わせています。猿ヶ森砂丘の詳細と立ち入り可否について徹底調査しました。

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目次

  1. 1猿ヶ森砂丘特集
  2. 2猿ヶ森砂丘とは?
  3. 3猿ヶ森砂丘の立ち入り
  4. 4猿ヶ森砂丘の下北試験場
  5. 5猿ヶ森砂丘の鳴き砂
  6. 6猿ヶ森砂丘の埋没林
  7. 7猿ヶ森砂丘のアクセス
  8. 8猿ヶ森砂丘を歩く
  9. 9猿ヶ森砂丘を眺める
  10. 10猿ヶ森砂丘の周辺観光
  11. 11猿ヶ森砂丘へ行こう!

猿ヶ森砂丘特集

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広さ日本一を誇る猿ヶ森砂丘は青森県下北半島の先端である尻屋崎の南に縦に伸びている海岸です。鳥取砂丘とは違い観光向けではなく、大部分が国の施設の敷地で立ち入りが禁止されていますが、柵までは砂丘の中を歩いていくことが可能です。自然や立地など、他の海岸にはない魅力のある当場所を、地理や歴史もカバーしながらご説明します。​

猿ヶ森砂丘とは?

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猿ヶ森砂丘は青森県下北半島の太平洋側の海岸に沿って伸びる砂丘です。東通村(ひがしどおりむら)の尻労(しつかり)と小田野沢の間に広がっています。またの名を下北砂丘ともいいます。いわゆる鳥取砂丘のような高く隆起した丘は少なく、どちらかというと砂浜に近い様相を呈しています。日本一の広さとあり、広大な砂浜が広がります。

猿ヶ丘砂丘は青森県下北半島先端に東西約1~2km、南北約17kmに渡り広がっています。面積は16,000haで日本一の大きさを誇ります。鳥取砂丘が550haであることを考慮すると30倍もの広さです。ネット上では当砂丘を空撮した写真なども見られますが、とてつもなく広いということがおわかり頂けるのではないでしょうか。

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「鳴き砂」や「ヒバ埋没林」などこの場所ならではの特徴があり、この場所に足を運んでみる価値が多いにあります。砂丘内には20にも上る砂丘湖があり、中でも大沼と左京沼は数少ないヒメマリモが生息しています。最初は海だった場所が、波が運んだ砂の堆積で内陸に囲まれていったとされています。長い年月をかけて出来上がった光景です。

猿ヶ森砂丘の立ち入り

観光向けに整備された鳥取砂丘と違い、猿ヶ森砂丘は立ち入りが制限されています。その理由は砂丘のほぼ全体が自衛隊の施設となっているためです。厳密には防衛装備庁管轄の下北試験場になっていて、弾道試験が実施されています。観光向けに整備されていないこと、立ち入りが制限されていることなどが猿ヶ森砂丘の知名度が低い原因です。

猿ヶ森砂丘の下北試験場

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猿ヶ森砂丘の敷地の大半が含まれる下北試験場ですが、防衛装備庁の管轄にあります。防衛装備庁とは防衛省傘下の組織で、武器のサプライやマネージメントを行っている庁です。下北試験場では銃弾の発射実験などを日本一の広さを誇る当場所で広範囲に実施しています。猿ヶ森砂丘を歩いている途中に銃弾の発射音が聞こえてくることもあります。 ​

猿ヶ森砂丘の鳴き砂

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晴れた日に猿ヶ森砂丘の砂を踏みしめて歩いてみてください。「キュッ、キュッ」という心地よい音が聞こえてくればラッキーです。これは「鳴き砂」といって、石英の混じった砂同士が擦れあって音が出ています。詳しくは石英を65%以上含む場合だそうです。英語では「singing sand」(直訳で「歌う砂」)で、夢のある名前がついています。

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鳴き砂は、一帯の砂の出入りが少ないこと、ゴミの付着が少ないこと、などの条件をクリアしないとできないため、国内でも鳴き砂が見られる場所は限られています。国内で代表的な場所は宮城県の十八鳴浜や石川県の琴が浜などがあります。知名度こそ低いものの、青森県猿が森砂丘の鳴り砂はまさに自然が作り出す産物で一見の価値があります。

猿ヶ森砂丘の埋没林

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埋没林とは火山活動や海面上昇など地球の活動により森林が地中や水中に沈み込んだものです。猿ヶ森砂丘の歴史になりますが、かつて当砂丘一帯はヒバが生い茂る林でした。しかし、約2500年前から波が内陸へと押し寄せるようになり、一帯に砂が堆積するようになったのです。やがてヒバは立ち枯れ、その積もった砂に埋もれてしまいました。

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現在は、一度地下に埋もれた枯れ木が地上に露呈した景観を見られます。これが猿が森砂丘のヒバの埋没林です。松林に点在する埋没林はこのエリアの歴史を伝えてくれます。太古からの時の流れを感じずにはいられない不思議な空間です。埋没林まではむつ市内から国道338号線に沿って40分のドライブです。ここに寄り、砂浜に出ても良いでしょう。

猿ヶ森砂丘のアクセス

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観光向けに整備されておらず、交通の便もそれほど良くありません。例えば、砂丘南側の小田野沢に車で向かう場合、下田百石インターチェンジを下りて80kmほど走ります。約2時間のドライブで、ようやく小野田沢漁港に辿り着きます。広い駐車場はありますが、地元の方が昆布干しで利用されていることもあるので、確認してから駐車しましょう。

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あるいは、東通村の猿ヶ森ヒバ埋没林に徒歩で行く場合はバス乗車をおすすめします。むつバスターミナルから下北交通バスの泊行きに乗車し、40分ほど乗ります。下田代バス停で降り、更に40分歩いて猿ヶ森ヒバ埋没林に到着です。簡単にアクセス出来ない分、自分の足で辿り着き、知る人ぞ知るヒバ埋没林と砂丘を目指してみてはいかがでしょう。

猿ヶ森砂丘を歩く

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日本一の広さを誇る猿ヶ森砂丘。ちょっと行ってみたいけど、立ち入りが制限されているとなると、行ってもお目にかかることはできないのでは、と心配になる方も多いことでしょう。確かに砂丘の大部分は立ち入り禁止で、柵で囲まれています。ただ、砂丘の南部分(小野田沢付近)は歩ける場所もあります。柵まで歩いてみることをおすすめします。

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晴れた日には砂浜の白が陽の光に照らされて輝く様子が大変美しいです。見学可能な場所は全体のうちの一握りの場所とはいえ、さすが日本一の広さを誇る砂丘とあり、スケールの大きさを肌で感じることができます。風がない日を狙ってこの地を訪れ、草の上に座って波の音に耳を傾けてみましょう。きっと心が落ち着く効果があるはずです。

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立ち入りができる場所は限られているものの、それでも日本一の広さを肌で感じることができる猿ヶ森砂丘のウォーキング。鳴き砂を触ったり、遠くに桑畑山を望めたり、日向ぼっこするウミネコに出会えたり、突出した奇岩があったりと発見も多いです。人もまばらなので、静かに散策を楽しむことができます。寒冷地とあって、冬は雪で覆われます。

猿ヶ森砂丘を眺める

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日本一の広さを誇る当砂丘。もちろん歩いて広さを感じるのも良いですが、上から眺めるというのもそのスケールが感じられて良いです。空撮写真で青森県下北半島北端にズームしていくと、南北に細長く伸びる白い帯状の砂地が見られ、その広大さを知ることができます。「鳥取砂丘の約30倍の広さ」という意味が良くわかります。

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青森県下北半島が擁する山々に登って砂丘を眺めてみるという選択肢もあります。当砂丘が望める場所としておすすめなのは、桑畑山と片崎山です。桑畑山は本州最北端の地である尻屋崎に面してそびえる、標高400mの山で、砂丘の北東です。片崎山は標高300mの山で砂丘の東側にあります。(山頂への登山は東通村への事前確認が必要です。)

猿ヶ森砂丘の周辺観光

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猿ヶ森砂丘へ立ち寄るついでに、当砂丘がある東通村や下北半島を観光してみるのも、青森県の魅力を堪能できるのでおすすめです。まず、東通村ですが、過去に「ひがしどおり来さまいフェスタ」や「東通村ふれあい牧場祭り」が開催されています。能舞や獅子舞、大神楽といった民俗芸能も盛んな村です。伝統をとても大切にしている地域です。

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東通村の主な観光地としては、明治9年にイギリス人設計家によって建てられた灯台を擁し、昔から難破崎として知られてきた尻屋崎や、釣り人で賑わう物見崎などがあります。ここには断崖や奇岩の数々があります。ここからの風景は、雄大で厳かな雰囲気で見応えがあります。同村には漁港もあり、ホタテ、タコ、イカ等海産物の水揚げも多いです。

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東通村の周辺でおすすめの観光地はむつ市です。こちらは下北半島の観光の拠点にもなっていて、青森きっての観光地である日本最大霊場の一つ「霊場恐山」があります。またむつ市では年2回大きな祭りが開催され、県内外から多くの観光客が訪れます。その他にもカルデラ湖である宇曽利山湖や恐山温泉、夜景が楽しめる釜臥山展望台などが見所です。

猿ヶ森砂丘へ行こう!

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知る人ぞ知る日本最大の砂丘である猿ヶ森砂丘。限られた場所しか立ち入りできませんが、是非ご自分の足で歩いてみて、鳴き砂や埋没林など猿ヶ森砂丘ならではの特徴を味わってみることをおすすめします。当場所には下北試験場もあることから、日本の地理のみならず、国の安全保障にも思いを馳せることができるでしょう。

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この記事のライター
Ohisama

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