2019年08月17日公開
2019年08月17日更新
釣堀紀州攻略ガイド!真鯛やブリなどの釣果や料金・仕掛けの方法まで紹介!
和歌山県有田郡広川町にある「釣堀紀州」は海上の釣堀として、特にマニアの間で人気になっています。通常の海釣りでは釣果に結びつきにくい、真鯛やシマアジも釣れます。そんなおすすめの人気「釣堀紀州」の、料金や予約方法や釣果や仕掛けまで、詳しく紹介します。

目次
和歌山の人気釣り堀「釣堀紀州」をご紹介!
釣り堀といえば、街の中の池や山の清流の養魚場のイメージがありますが、海にも釣り堀があります。それも本格的な海釣りができる釣り堀です。和歌県にある「釣堀紀州」は、海の釣り堀として充実した施設としっかりした釣果が期待できる釣り掘りで、おすすめの人気釣堀になっています。
釣堀紀州とは?
「釣堀紀州」は、和歌山県有田郡広川町の唐尾湾沖の小島にある海上の釣り堀です。高速を降りてから約5分とアクセスがよく、売店では釣りエサや釣り道具も充実しています。貸し竿もあります。有料ですが、釣った魚のウロコ取りや内臓取りサービスもあります。
船で約5分の距離にあるイカダが釣り場となります。釣り堀には小さな売店とトイレもあります。釣り堀には魚が放流されていて、マダイやハマチ、カンパチ、シマアジ、イシガキダイなどが釣れます。放流回数は4回~5回で釣れる時間が安定しています。
釣堀紀州のおすすめポイント
海釣りは慣れている人と初心者では、様々な点で差が出てきます。釣果については初心者でもたくさん釣れることはありますが、初心者が迷うのは、何をどのようにして魚を釣るかです。
釣り道具すらわからないことが多くあります。その点、釣堀紀州では、専門のスタッフが詳しく教えてくれ、初心者向けの様々な便宜を図られています。
おすすめポイント①船酔いしにくい
釣堀紀州は、5分ほど渡船に乗ってイカダに渡って、そこで魚を釣るのですが、イカダそのものが島影にあるので、多少の風でも揺れはひどくなく、船酔いが心配な人や初心者でも安心して釣りができる釣り場といわれています。
確かに高額で船を借りて漁場で船酔いしたまま、釣りができず、船内で横たわるようなことはないようです。
おすすめポイント②釣れなかった場合も安心
正式な手順で釣りを頑張ったにもかかわらず、釣果ゼロの場合でも、マダイ2匹がもらえます。マダイ1匹しか釣れない時には、マダイが1匹もらえます。
とにかく、ボウズ(釣果ゼロ)の場合でも、マダイ2匹がもらえるので、現実を知らない人には2匹釣りましたと言えなくはないようです。初心者におすすめの人気システムです。
おすすめポイント③お得なセットプラン
「釣堀紀州」には、お得なセットプランがあります。まず、「おまかせ貸し竿セット」があります。貸し竿、エサ6種盛、スチロールケース、氷、貸しイスがセットになっていて、通常価格は3300円相当が、2500円で利用できます。釣掘初心者や手ぶらで来ても釣堀が楽しめます。ただし、釣行する2日前までに予約が必要です。
もう一つのおまかせエサセットは、エサ6種盛、生き鯵5尾、スチロールケース、氷、貸しイス一式が、通常価格2800円相当が、セットで2000円になります。自分の釣り竿を使用する方向きのおすすめのセットです。
釣堀紀州で気を付けるポイント
釣堀紀州は海上ですから注意するポイントがあります。さらに、多数の方々が楽しく釣りをするための最低限のルールもあります。
釣堀紀州の禁止事項は、イケスで使用できる釣竿や釣り針は1本だけです。決まった釣座以外へ移動できません。ルアーの使用や撒きエサやサビキ釣りは禁止です。
タバコや空き缶やペットボトル、釣り針、ハリスやゴミなどを海への投棄は厳禁です。釣り堀イケス以外で釣りはできません。泥酔状態の入場は危険がともない禁止です。楽しく釣りを行うために、釣りの開始時間及び終了時間は、釣堀紀州スタッフの指示に従って行動しましょう。
釣堀紀州で釣れる魚種
釣り堀ですから、魚がいることは間違いありません。その是非は別にして、釣堀紀州では、釣りができる時間内に、4回~5回ほど放流があります。それほど恵まれた釣り環境はあまりありません。釣れるかどうかは腕次第といいたいのですが、多少の運もあるようで、逆にそれが初心者に人気でおすすめのようです。
魚種①真鯛
真鯛=マダイですが日本人が大好きな魚で、日本の魚を代表しています。「鯛」といえば狭義にはこの魚を指します。大相撲の優勝力士が手にするように、日本ではお目タイ魚です。結婚式でも人気の魚です。
全長が1メートルを超えるほどに成長しますが、市場に多く流通するのは30~70センチメートル程度です。釣り人からは、釣りの対象魚にされることも多く、大物が釣れるとかなり誇らしいものです。
魚種②シマアジ
縞鯵=シマアジは、アジ類の中では味も良く、姿もベストで、高級魚扱いです。シマアジは「幻の魚」とも云われています。釣りあげるのも難しく、高級魚ゆえ庶民の手に届かないこともあって、そのように呼ばれているようです。釣れ客には大人気のターゲットです。
シマアジは釣り上げる時の手応えが強く、口が弱いことから、ゆっくり釣り上げる釣りの技量も求められ、太公望には圧倒的に人気の魚です。
魚種③ブリ
鰤(ブリ)は北西太平洋に生息する大型肉食魚です。通常は全長1メートル、体重8キログラム程度まで成長します。細長い紡錘形で背は暗い青色、腹は銀白色です。
ブリは出世魚として、大きさにより呼び名が異なります。東京では全長20センチメートルくらいを「ワカシ」、30~40センチを「イナダ」、50~60センチを「ワラサ」、70センチ以上になって「ブリ」と呼びます。
釣堀紀州のおすすめ仕掛け方法
海に棲む魚は、それぞれの生息水域があります。また、好むエサもあります。自分が釣りたい対象魚に適した仕掛けを使うことで、釣果は変わってきます。
「釣堀紀州」には、おすすめの「真鯛・シマアジ用の仕掛け」と「青物用の仕掛け」があります。楽しい海釣りができるように参考になります。
真鯛・シマアジ用の仕掛け
「真鯛・シマアジ用の仕掛け」は、竿は釣堀用ロッド3~4メートルで中型スピニングリール、道糸はナイロン5号PE3号、ウキは2~3号、ハリスは3~4号で1メートルです。針は伊勢尼10号になります。
魚への誘いは、ウキを横に動かしたり、竿を軽く立てたりして、エサの存在をアピールしましょう。釣果に結びつきます。
青物用の仕掛け
「青物用の仕掛け」は、竿は釣堀用ロッド3~4メートルで、中・大型スピニングリール、道糸はナイロン7号~8号PE3~5号、ウキは5~8号、ハリスは5~7号で、ゴム張オモリ1~3号に針は伊勢尼12号になります。この仕掛けで、青物の釣り大会で優勝した名人もいるそうです。参考にしましょう。
釣堀紀州の釣果情報
「釣堀紀州」の釣果情報ですが、これだけは魚を釣る方の経験や技量、当日の天候などがありますが、インターネット上の情報によりますと、3人で合計33匹ほど釣り上げたという情報があります。
釣りになれた方々、大人3人ですが、マダイ19匹、シマアジ2匹、メジロ10匹、ヒラマサ、カンパチまで釣り上げたそうです。このくらい釣れれば楽しい釣りの日になります。
釣堀紀州の料金と予約方法
「釣堀紀州」の一般イケスでの使用料金ですが、男性(中学生以上)は、10500円+渡船料500円になります。女性は、7500円+渡船料500円です。子供(小学生以下)は5500円+渡船料500円です。見学者は渡船料込みで1000円です。
「釣堀紀州」では貸切もできます。貸切料金(小イケス8台)で、最大12名まで利用可能です。平日は63000円からになります。平日の貸切は6名以上よりで、貸切の場合は料金の計算が男女・子供に関係なく10500円×人数となります。別途、渡船料金、1人500円が必要になります。
土・日・祝日の貸切は8名以上で、84000円からになります。渡船料金500円も人数分必要です。貸切の料金については、放流プランの選択もあり、さらに詳しい区分もあり、予約時に必ず確認願います。
貸切で最大16名まで楽しめる!
もう一つの貸切料金(大イケス4台)は、最大16名まで利用でき、平日は8名以上で84000円からになります。土・日・祝日は12名以上からになり、126000円からになります。こちらでも、渡船料金として1人500円が必要になり、貸切の場合の料金計算は男女・子供に関係なく10500円×人数になります。
予約時期と受付時間
「釣掘紀州」の予約受付時間は、通常時期の営業日は、8時~17時、7月~8月は16時までになります。火曜日は定休日にあたり、15時~17時、7月~8月は16時までの受付になります。受付期間は、当日から2ヶ月先までの受け付けが可能です。予約は基本、電話で行います。
釣堀紀州の基本情報
「釣堀紀州」については、事前の計画が釣果を決定する大きな要素になるようです。まず、釣堀紀州に予約されることをおすすめします。釣りは、魚の習性から一般的に朝が早くなります。釣堀紀州も早朝営業があり、さらに、夏場は1時間早くなりますので注意が必要です。早起きは釣果に好影響のようです。
通常営業時間
「釣堀紀州」の通常時期の営業時間は、午前6時40集合し、受付開始時刻は午前6時40分からになります。釣行(ちょうこう)時刻は午前8時~午後1時までです。
当日のスケジュールの詳細は、6:40に釣堀紀州で受付開始し、受付が終了次第、出船して釣座まで5分で到着します。8:00から釣りを開始します。途中最低でも3~4回放流があります。釣り時間は5時間あり、13:00に釣りが終了し、13:30に解散となります。
7月1日~8月31日は、サマータイム営業になります。全ての時間が1時間前倒しとなり、早まります。受付時間は5時40分、釣り時間は7時~12時です。
住所 | 和歌山県有田郡広川町大字唐尾1147-5 |
電話番号 | 080-6128-9432 |
釣堀紀州のアクセス
「釣堀紀州」へのアクセスは、車が便利です。阪和自動車道から湯浅御坊道へ、「広川インター」で下ります。下りたら最初の信号を直進します。そのまま道なりに進み、唐尾湾に向かい、海岸線道路を左折して、30メートルほど進むと右手に唐尾港入り口があります。
唐尾港入り口をそのまま進入して進み、突き当たったところに「釣堀紀州」があります。唐尾港に近づくと看板が出ていますので、注意しながら看板の指示通りに進みましょう。
電車を使って「釣堀紀州」へアクセスする場合は、最寄り駅は「広川ビーチ」になります。広川ビーチ駅は、和歌山県有田郡広川町にある、JR西日本、紀勢本線の駅です。ビーチ駅ですが海に近くありません。釣堀紀州までは、広川ビーチ駅から徒歩で約25分かかります。
和歌山県有田郡はこんな町
「釣堀紀州」がある、和歌山県有田郡広川町には、ぜひ訪ねてもらいたい人気の観光名所があります。釣りは比較的早い時間で打ち上げになりますので、前日でも、釣りの後でもよいので町内の歴史的観光名所巡りをおすすめします。おすすめの見どころ満載の観光スポットです。
有田郡で人気の観光地1:稲むらの火の館
安政元年(1854年)の安政の大地震で発生した津波の時に、濱口梧陵公が田圃に積んであった収穫された稲むら(稲の束)に火をつけて、津波襲来の緊急事態を知らせ、村民の命を救ったという言い伝えが「稲むらの火」として、広川町に残っています。
濱口梧陵公の偉業と精神、教訓を学び、受け継いでゆくための施設として、濱口梧陵公ゆかりの地である、和歌山県有田郡広川町に、平成19年(2007年)4月22日に「稲むらの火の館」が建設されました。
「稲むらの火の館」には、濱口梧陵記念館と津波防災教育センターがあります。因みに、濱口梧陵公は醤油メーカー、ヤマサ醤油の7代目で、後に濱口儀兵衛と名乗っています。館は濱口梧陵ゆかりの邸宅を改修して誕生しました。
住所 | 和歌山県有田郡広川町大字広671 |
電話番号 | 0737-64-1760 |
有田郡で人気の観光地2:広八幡神社
広八幡神社(ひろはちまんじんじゃ)は、和歌山県有田郡広川町にある八幡神社です。神社の創建年代については不詳ですが、六世紀前半の欽明天皇のころに創建されたと伝えられています。江戸時代には和歌山藩主の帰依を得ています。明治維新になるまでは神仏習合により境内に多くの仏堂があったそうです。
広八幡神社には、国指定の重要文化財として、広八幡神社本殿と短刀銘来国光が所蔵されています。和歌山県の指定無形民俗文化財の、田楽舞「しっぱら踊り」と「乙田舞獅子(おとだまいじし)」が引き継がれています。歴史を誇る八幡様へ、釣りの大漁祈願をおすすめします。
住所 | 和歌山県有田郡広川町上中野206 |
電話番号 | 0737-62-2371 |


和歌山で釣りをするなら「釣堀紀州」で決まり!
「釣堀紀州」についてアクセスや予約方法から、釣果やおすすめの仕掛けまで紹介しましたが、如何でしたでしょうか。海釣りは時として危険がともなうこともあります。そんな点を考えると、「釣堀紀州」は、安全な海の領域にあり、常に専門スタッフが見舞っています。そんな安全で楽しい「釣堀紀州」へ出かけましょう!
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