明治神宮のおみくじの種類や意味とは?受付時間や吉凶がない理由を調査!

東京にある「明治神宮」はパワースポットとして大変人気があります。「明治神宮」には白色と黄色の2種類のおみくじがあり、吉凶が書いていないことが特徴です。「明治神宮」のおみくじの種類や意味、頂ける場所や時間などを中心に情報をピックアップしました。

明治神宮のおみくじの種類や意味とは?受付時間や吉凶がない理由を調査!のイメージ

目次

  1. 1明治神宮でおみくじを引こう!
  2. 2明治神宮の歴史を簡単に解説
  3. 3明治神宮のおみくじ「大御心」
  4. 4明治神宮のおみくじは30種類
  5. 5明治神宮のおみくじに吉凶がない理由
  6. 6明治神宮の参拝時間
  7. 7明治神宮へのアクセス
  8. 8明治神宮の周辺観光
  9. 9明治神宮でおみくじを引いてみよう

明治神宮でおみくじを引こう!

「明治神宮」は、東京でおすすめの観光場所の一つであり、大きなパワーが頂けるパワースポットとしても人気があります。「明治神宮」でも白色と黄色の2種類のおみくじを引くことができますが、おみくじには吉凶などの記述がありません。その意味やおみくじが頂ける場所や時間などについて、まとめました。東京観光の参考にしてください。

明治神宮の歴史を簡単に解説

「明治神宮」は、東京都・渋谷区にある神社です。本殿などがある緑豊かな内苑の他にも、野球場やテニスコートなどさまざまなスポーツ施設がある外苑、結婚式やパーティーなどができる場所がある明治記念などから成っている大変広い敷地のある神社です。

「明治神宮」は、明治天皇と昭憲皇太后がご祭神として祀られています。明治天皇は明治45年7月30日に、昭憲皇太后は大正3年4月11日に崩御されました。

その後、国民からお二人の御霊をお祀りして、御聖徳を敬いたい・崇めたいなどの機運が高まったため、大正9年11月1日に、この場所に「明治神宮」が創建されました。

現在「明治神宮」があるこの場所にはもともと、江戸時代が始まったころには肥後藩藩主の加藤家の別邸があり、その後寛永17年(1640年)からは彦根藩藩主の井伊家の下屋敷がありました。

大名の邸宅であったこの場所は、明治維新の後、1874年(明治7年)に政府に買われ、南豊島御料地となっていました。

「明治神宮」は、今では東京観光の時に外せない人気の観光場所となっていて、パワースポットとしても評判であり、国内はもちろん、海外からも多くの人が参拝に訪れます。

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明治神宮のおみくじ「大御心」

「明治神宮」では、「大御心(おおみごころ)」という名前で呼ばれているおみくじを引くことができます。

「大御心(おおみごころ)」は、「明治神宮」のオリジナルのおみくじであり、「明治神宮」または明治天皇・昭憲皇太后からのお告げのような意味があります。

「明治神宮」のおみくじは2種類の色から成っていて、吉凶が書いてないなど、他の神社のおみくじとは一味違い、少し異なる意味合いのおみくじであることでよく知られています。

「明治神宮」のおみくじ「大御心」が引ける場所や時間、おみくじにはどのような意味の内容が書いてあるのか、何故吉凶がないのか、などの詳しいおみくじ情報について、紹介します。

おみくじを引ける場所・時間

「明治神宮」でおみくじを引くことができる場所は、本殿の右側(東側)にある神楽殿と、すぐ向かいにあるお守りなどを頂くことができる場所で引くことができます。初穂料は100円です。

「明治神宮」のおみくじは、筒の中に棒があり、筒を振って棒を一本だけ振り出し、そこに書いてある番号のおみくじを頂く方式となっています。

「明治神宮」でおみくじを引くことができる時間は、「明治神宮」が開門してから閉門するまでの間の時間となっています。

「明治神宮」は大変広い敷地があり、本殿やおみくじを引くことができる場所に行くまでにも時間がかかるので、しっかりと参拝した後に、ゆっくりとおみくじを引き、その意味をじっくり考えたりするためにはゆとりを持った計画を立てておくことが大切です。「明治神宮」に閉門間際に到着などとなることがないように気をつけましょう。

また、年末年始などの大変多くの参拝者が「明治神宮」に参拝に訪れる時期には、おみくじを引くのにも混みあい、行列となっていることがあります。その場合には、おみくじを引く行列の最後尾をしっかりと確認し、行儀よく並んで順番が来るのを待ちましょう。

明治神宮のおみくじは30種類

「明治神宮」のおみくじは、全部で30種類あります。「明治神宮」のおみくじには、明治天皇・昭憲皇太后が読まれた歌が書かれていて、それぞれの歌を読んでその意味合いを自分なりに考えることによって、これからの生きる糧とします。

おみくじに書かれている歌30種類それぞれに番号が割り振られていて、引いた番号と同じ番号の歌を頂くことができます。

30種類の内訳は、明治天皇が読まれた歌である御製(ぎょせい)が15句、昭憲皇太后が読まれた歌である御歌(みうた)が15句となっています。

明治天皇が読まれた歌である御製は全部で930032首、昭憲皇太后た読まれた歌である御詩は27825首あり、「明治神宮」のおみくじとなっている歌はそのごく一部となっています。

おみくじの歌には解説文が書かれているので、それを参考にしながら自分でもその歌の意味をじっくりと考えてみることが大切です。

2色のおみくじ

「明治神宮」のおみくじには2種類の色があります。白色と黄色の2種類があり、どちらの種類が手元に来るのか、わくわくしながら待つのも楽しいでしょう。

「明治神宮」の白色のおみくじには明治天皇が読まれた歌である御製が、黄色のおみくじには昭憲皇太后が読まれた歌である御歌が書かれています。

「明治神宮」のおみくじは2種類とも柄入りの和紙が使われていて、高級感あふれる紙の種類であり、触り心地も抜群です。

おみくじの意味を紹介(一例)

「明治神宮」のおみくじに書かれている明治天皇が読まれた歌の御製、昭憲皇太后が読まれた歌の御歌の一部を紹介します。自分が引いたおみくじが何故自分のところにやってきたのか、その意味をしっかりと考えてみることをおすすめします。

道「ならび行く人にはよしやおくるともただしき道をふみなたがへそ」。これは、他の人より歩みは遅くても、最初の気持ちを大切に正しい道を進みましょう、という意味です。明治天皇が読まれた歌です。

峯「思ふことおほかる中にをりをりはなぐさむることもある世なりけり」。これは、とてもつらい出来事や思いを抱えていても、希望や未来はいつかは見えてくるものです、という意味です。明治天皇が読まれた歌です。

明治神宮のおみくじに吉凶がない理由

「明治神宮」のおみくじには、他の神社などで引けるおみくじと違い、吉や凶などのことが書いてありません。

「明治神宮」は、戦前の時代は国家の管理下にあり、お札の授与はしていましたが、おみくじはありませんでした。

戦争が終わり、「明治神宮」は一宗教法人となり、おみくじを始めることとしましたが、「明治神宮」のオリジナルでありここでしか手にすることができないおみくじはないか、と考えました。

そこで、その当時に「明治神宮」の総代をしていた國學院大學の教授であった宮地直一のアドバイスから、「明治神宮」のおみくじは、吉凶のおみくじではなく、ご祭神として祀られていてゆかりの深い明治天皇・昭憲皇太后が読まれた歌を書くこととしました。

明治天皇・昭憲皇太后が読まれた大変多くの歌の中から、人倫道徳・人の道を説くような歌をチョイスし、昭和22年のお正月から「大御心」という名前でおみくじが授与されるようになりました。

今のようなおみくじの形となったのは、昭和48年のお正月からのことです。また、今では「明治神宮」は、海外からの参拝者が大変多いということで、おみくじの中からさらに20種厳選して「英文おみくじ」の授与も行っています。

明治神宮の参拝時間

おみくじが引ける「明治神宮」の参拝時間は、1月が6時40分から16時20分、2月が6時20分から16時50分、3月が5時40分から17時20分、4月が5時10分から17時50分、5月が5時から18時10分、6月が5時から18時30分、7月が5時から18時20分となっています。

8月が5時から18時、9月が5時20分から17時20分、10月が5時40分から16時40分、11月が6時10分から16時10分、12月が6時40分から16時となっていて、基本的には日の出とともに開門して、日の入りと共に閉門となります。月によって開門・閉門時間が違うので、しっかりとスケジューリングをしておくことが大切です。

明治神宮へのアクセス

おみくじが引ける「明治神宮」に電車を利用してアクセスしようと思っている場合は、原宿口(南口)へアクセスするには、JR山手線の「原宿駅」、または東京メトロ千代田線・ 副都心線の「明治神宮前駅」などで降りるとアクセスすることができます。

代々木口(北口)へアクセスするには、JR山手線の「代々木駅」、都営地下鉄大江戸線の「代々木駅」、東京メトロ副都心線の「北参道駅」などで降りるとアクセスすることができます。

参宮橋口(西口)へアクセスするには、小田急線の「参宮橋駅」などで降りるとアクセスすることができます。

「明治神宮」はさまざまな種類の電車でアクセスすることができ、公共交通機関でらくらくアクセスをすることができる神社です。

おみくじが引ける「明治神宮」に車を利用してアクセスしようと思っている場合は、首都高速4号新宿線の「代々木出入口」などで降りると約5分でアクセスすることができます。

おみくじが引ける「明治神宮」の境内には参拝者専用の駐車場がありますが、台数が限られているので、事前に周辺のコインパーキングの場所などについて、調べておくと、スムーズに行動することができ、慌てることがないのでおすすめです。

「タイムズ原宿駅前表参道口第2」は、約17台分の駐車スペースがある平地の自走式の駐車場です。営業時間は、24時間年中無休営業となっています。料金は、全日7時から22時までが20分300円、22時から翌朝7時までが30分100円となっています。最大料金は、入庫から6時間までが2300円で、繰り返し適用となります。

「タイムズ原宿第2」は、約11台分の駐車スペースがある平地の自走式の駐車場です。営業時間は、24時間年中無休営業なのでいつでも入庫・出庫できます。料金は、全日0時から24時までが15分300円となっています。最大料金は、入庫から24時間までが3000円、19時から翌朝9時までが1200円で、繰り返し適用されます。

明治神宮の周辺観光

「明治神宮」の近くには、たくさんのおすすめ見どころスポットがあり、観光の時にはあわせて訪れておくと良いです。

「明治神宮」の周辺のおすすめ観光スポットについて、厳選して紹介します。是非行ってみて下さい。

しながわ水族館

「しながわ水族館」は、東京都・品川区の勝島3丁目にある水族館です。イルカやアシカ、ペンギンなどのかわいらしさ満点の定番の大きな生き物や、癒されると話題のゆらゆら漂うくらげなど、さまざまな海の生き物を見ることができる人気の水族館です。

東京湾に住む生き物から世界に住む生き物までさまざまな海に住む生き物がエリアに分けて展示・飼育されていて、小さな子どもや海外の人にも分かりやすい展示が工夫されています。

トンネル水槽が大人気で、まるで海の中に入り込んでしまったかのように感じられると、ここで思わずスローペースとなりゆっくりと水槽を眺める人も多いです。

迫力満点のイルカショーやアザラシショー、アシカショーなどイベントも豊富で一日たっぷりと楽しむことができます。

「しながわ水族館」に電車を利用してアクセスする場合は、京急の「大森海岸駅」で降りると徒歩約8分、JR京浜東北線の「大森駅」で降りると徒歩約15分でアクセスすることができます。車を利用する場合は、首都高速1号羽田線の「鈴ヶ森出入口」などで降りるとアクセスすることができます。約96台分の来館者専用の駐車場があります。

開館時間は、基本的には10時から17時までで最終入館時間が16時30分となっていますが、時期によって変動することがあります。毎週火曜日や1月1日などは休館日です。

料金は、大人が1350円、小・中学生が600円、4歳以上の幼児が300円、65歳以上のシルバーが1200円となっています。

東京おもちゃ美術館

「東京おもちゃ美術館」は、東京都・新宿区の四谷4丁目にある、日本・世界中からさまざまなおもちゃが集まっているおもちゃ専門の美術館です。

貴重なおもちゃを見ることができるのはもちろん、子どもの年齢や興味などにあわせて自由におもちゃで遊ぶことができるエリアもあります。

ミュージアムショップでは、お気に入りのおもちゃを購入することもできるので、大切な人へのプレゼントや内祝いなどにもぴったりです。

「東京おもちゃ美術館」に電車を利用してアクセスする場合は、東京メトロ丸ノ内線の「四谷三丁目駅」で降りると徒歩約7分でアクセスすることができます。車を利用する場合は、首都高速4号新宿線の「外苑出入口」などで降りるとアクセスすることができます。

開館時間は、10時から16時までで、最終入館時間は15時30分となっています。毎週木曜日は休館日です。料金は、大人が800円、6か月から小学生までの子どもが500円、65歳以上のシニアは500円となっています。

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明治神宮でおみくじを引いてみよう

「明治神宮」は、人気の観光スポットです。「明治神宮」のおみくじは、他の神社のおみくじとは一味違っていて、2種類の色があるおみくじを引くことができることでも話題です。是非「明治神宮」を参拝した時には、おみくじを合わせ引いておくことをおすすめします。おみくじの内容をしっかりと心に刻むことで心が引き締まること間違いなしです。

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この記事のライター
m-ryou

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