雲辺寺は紅葉やスキー場など見どころが満載!ロープウェイの料金や乗り場は?

四国霊場八十八箇所の第66番札所にあたるのが「雲辺寺」です。四国霊場の中で最も高い場所にあります。住所上では徳島になりますが、讃岐の第一札所です。紅葉の名所で、近くにスキー場もあり、観光もおすすめです。そんな雲辺寺の見どころやアクセス方法など紹介します。

雲辺寺は紅葉やスキー場など見どころが満載!ロープウェイの料金や乗り場は?のイメージ

目次

  1. 1雲辺寺ってどんな場所?
  2. 2雲辺寺の歴史 
  3. 3雲辺寺は観光におすすめなスポットが満載!
  4. 4雲辺寺の見どころを紹介
  5. 5雲辺寺山頂のスキー場
  6. 6雲辺寺ロープウェイの利用案内
  7. 7雲辺寺へのアクセス
  8. 8雲辺寺情報のまとめ
  9. 9雲辺寺を参拝しよう

雲辺寺ってどんな場所?

四国霊場八十八箇所の第66番札所にあたるのが「雲辺寺(うんぺんじ)」です。阿讃山脈の雲辺寺山(標高927メートル)にあり、四国八十八箇所の霊場中で最高峰に位置しています。別名「四国高野」とも呼ばれています。住所では、徳島県三好市にありますが、四国八十八箇所霊場の中では、香川県の第1番札所になっています。

観光名所も兼ねる雲辺寺

「雲辺寺」は、四国霊場八十八箇所の66番札所になっていますが、雲辺寺山の山頂にあり、眺望の良さがあります。また、「五百羅漢」「おたのみなす」「大師乳銀杏」「スノーパーク雲辺寺」と各種観光名所があり、お参りだけでなく観光も楽しめます。

さらに、初夏には紫陽花が咲き、秋の紅葉は見事です。冬の雪景色も詫び寂びの風情があり、参拝客だけでなく、観光もおすすめできる観光寺でもあります。

雲辺寺は徳島県三好市の寺院

「雲辺寺」は、徳島県三好市池田町の雲辺寺山山頂近くにある、真言宗御室派の寺院です。巨鼇山(きょごうざん)千手院(せんじゅいん)と号します。ご本尊は千手観世音菩薩様です。 

徳島県ですが讃岐の「涅槃の道場」の始まりになります。八十八箇所中で最も高い場所にある霊場で、関所寺(せきしょでら)の一つです。関所寺は、四国の各県ごとに一ヶ所あり、その県で一番の難所となっています。

難所「遍路ころがし」

「雲辺寺」は、関所寺のとおり、900メートル以上の雲辺寺山の頂上にあり、歩き登山でお寺へ向かう場合は、険しい登山道を登っていかなければなりません。お遍路さんを苦しめる「遍路ころがし」のひとつといわれています。複数の登山ルートがあるようですが、人によりますが、いづれも急こう配で2時間近くかかるそうです。

雲辺寺の歴史 

「雲辺寺」の伝えによれば、弘法大師・空海が、延暦8年(789年)、当時16歳の空海は、佐伯真魚と名乗っていましたが、香川の「善通寺」を建立するための建材を求めて雲辺寺山に登り、深遠な霊山と感得し、この地に堂宇を建立したのが、雲辺寺の起源とされています。

その後も空海は大同2年(807年)、34歳のときに唐から請来した宝物をもって、秘密灌頂の修法を行い、さらに弘仁9年(818年)になり、空海が45歳のときには、嵯峨天皇の勅命を受けてご本尊を彫造して、七仏供養を行い、その後に僧侶の修行道場となっています。

承徳2年(1098年)に火災で全山が消失しましたが、堂宇は再建され、平安末期の願西上人が住職のときに、現在も残るご本尊・千手観音と毘沙門天が造仏されています。

四国の覇者・長宗我部元親も参拝

天正5年(1577年)には、土佐を統一した、戦国大名・長宗我部元親が雲辺寺を訪れて、当時の住職・俊崇坊に四国統一の夢を語ったそうです。その後、長宗我部元親は四国統一を果たしています。

昭和62年(1987年)には、香川県観音寺市側の山麓から雲辺寺ロープウェイが開設され、雲辺寺へのアクセスが格段に良くなり、お遍路さんだけでなく観光客も増えています。

雲辺寺は観光におすすめなスポットが満載!

「雲辺寺」は、讃岐最大の難所の「関所寺」です。関所時は「弘法大師さまの審判を受け、邪悪なものは先に進めない」とされています。しかし、雲辺寺を超えると、讃岐路は平穏に歩ききることができることになります。

讃岐国は「涅槃の道場」です。極めて高次元の世界です。煩悩から解き放され、不生不滅の高い境地に辿り着けるようです。

そんな、極めて高い精神性が体験できる環境にある雲辺寺には、観光するにふさわしい見事な景色や建造物があります。そんな、雲辺寺のおすすめの観光スポットを紹介します。

雲辺寺の見どころを紹介

「雲辺寺」は、四国霊場最高峰の標高911メートルの高所にあります。お寺にお参りするために登る登山道は「遍路ころがし」とよばれる難所が続きます。

それだけの難所であるだけに、おすすめの見どころがたくさんあります。最近はロープウェイで参拝する方が多くなっていますが、ロープウェイ自体が観光資源です。1200年の歴史がある雲辺寺のおすすめの見どころ、観光名所を紹介します。

雲辺寺の本堂

雲辺寺の本堂は、平成21年(2009年)に落成しています。本堂の中央には前立本尊の石造千手観音、その右前には黒不動明王立像、左側には地蔵菩薩立像が鎮座されています。

よく見て欲しいのが、前立本尊は虹色で、黒不動は赤色でライトアップされています。尚、本堂内の撮影は許可されています。ぜひお参りされることをおすすめします。

香川・徳島の絶景が楽しめる展望館

標高927メートルの雲辺寺山山頂にある、毘沙門天展望館からは、香川や徳島の美しい景色が眺望できます。360度見渡せる展望館は徳島でも有数のベストビュースポットになっています。現地見る四国の絶景はおすすめです。

「雲辺寺」は、香川県と徳島県の県境に建っています。いや、香川県と徳島県が誕生するよりも前に、雲辺寺は創建されています。後から、誕生した香川県と徳島県の県境が雲辺寺の境内に表示してあります。眺望とともに県境も観光しましょう。

重要文化財を収蔵する宝物館

宝物館は、本堂の裏側の斜面にあります。重要文化財の、ご本尊の木造千手観音坐像と木造毘沙門天立像が安置されています。さらに、鋳造金剛界大日如来坐像と四天王立像、初代の本尊の仏頭や手が収蔵されています。

もう一つの宝物館は、護摩堂の裏の斜面に建っています。重要文化財の不動明王立像が鎮座されています。

本堂横の「おたのみなす」

「雲辺寺」境内には「おたのみなす」という腰掛が、本堂の横にあります。腰を掛けて願掛けした後で、なす守りを授与所で拝受しましょう。

咲いたなすの花は無駄なく実になるといわれています。そこから「ナス」と「成す」の語呂合わせもあり、ナスは努力すれば、報われて願いがかなう縁起物の野菜だそうです。ナスをリアルに象った腰掛に腰掛けて祈願をおすすめします。

「大師乳銀杏」の伝説

雲辺寺に残る「大師乳銀杏(だいしちちいちょう)」と呼ばれている、古い銀杏の木があります。

その昔、弘法大師さまが、無事に生まれた赤ちゃんにあげる母乳が出なくて、困っていた母親のために銀杏の苗を植えられました。その木に弘法大師が母乳が出るようにお祈りし、母親は銀杏の木の幹を削り、煎じて飲むと、母乳が出たという言い伝えが残っています。

色鮮やかな紅葉を境内で楽しめる

「雲辺寺」は、雲辺寺山(標高927メートル)の山頂にあります。高所にあることで、平地よりも半月程早く紅葉します。それだけ早く紅葉観光が楽しめます。雲辺寺境内には約500本の紅葉やイチョウが自生しています。お参りして、境内を散策しながら紅葉狩りをおすすめします。

四国の巡礼場は見事な紅葉が見られる場所が多くあります。厳しいお遍路の旅で、見事な紅葉を眺めることで癒されるようです。紅葉時期にタイムラグがあり、高地のお寺で紅葉を見学し、平地の霊場で再び紅葉を眺めることをおすすめします。

「五百羅漢」

「雲辺寺」でも人気の見どころといわれるのが「五百羅漢(ごひゃくらかん)」です。「五百羅漢」の起源は、お釈迦様が入滅後、経典結集に集まった500人の聖者がオリジナルのモデルになっているそうです。雲辺寺の「五百羅漢」は、それぞれがリアルで個性豊かな表情になっています。

雲辺寺山頂のスキー場

四国は温かい地域ですから、雪は多く振りません。そんな中で、雲辺寺周辺は900メートルを超えるだけに、自然の雪が積もることが有ります。雲辺寺山頂のスキー場はそんな自然の雪と、主に人工造雪、降雪設備で開設されたスキー場です。

雲辺寺山頂のスキー場は、標高920メートルのゲレンデのトップから瀬戸内海、三豊平野、瀬戸大橋など絶景が楽しめる、観光を兼ねることができるスキー場です。併設されているチビッコゲレンデは大人気です。

スノーパーク雲辺寺

スキー場、スノーパーク雲辺寺の営業期間は、12月中旬~3月上旬の期間、数少ない四国のスキー場として営業しています。

スノーパーク雲辺寺は標高が920メートルにあるスキー場です。最下部は865メートルです。スキー場のコースの本数は1本、平均斜度は14度、リフト1基です。

ゲレンデの使用料ですが、ロープウェイ往復+入場料が、大人ː3060円、中・高生:2250円、小学生ː1500円です。リフト1日使用料金は、大人ː1000円、中・高生:750円、小学生ː500円です。

スキー場の営業時間は、平日9:00~17:00です。水曜のナイター営業が18:00~22:00、土曜、休日は9:00~17:00で、土曜ナイターは18:00~22:00に延長されます。400台停められる無料駐車場があります。

雲辺寺ロープウェイの利用案内

雲辺寺ロープウェイは、日本でも最大級規模のロープウェイです。全長が約2600メートル、ロープウェイの山麓駅から山頂駅の高低差が約660メールあります。ロープウェイは毎秒10メートルのスピードで約7分で山頂に昇っていきます。

定員は101名で、スイスで製造されたものです。ゴンドラの窓越しから三豊平野や瀬戸内海が眺められ、対岸の中国地方から、本四架橋の瀬戸大橋も眺望できます。空中ゴンドラから周辺が観光できます。山麓駅周辺には、雲辺寺門前町としてお食事所や土産店もあります。

雲辺寺ロープウェイの乗り場

雲辺寺の登山口となる雲辺寺ロープウェイ山麓駅へのアクセスですが、車を利用する方が多くいます。

ただし、徒歩でロープウェイ山麓駅へアクセスできる距離まで、便利な観音寺市のコミュニティバスが乗り入れています。公共交通機関を利用して雲辺寺への参拝もできます。

雲辺寺ロープウェイの料金

雲辺寺ロープウェイの料金ですが、令和1年10月1日に改正された消費税込の料金です。往復運賃は、大人ː2200円、中・高校生:1650円、小学生ː1100円です。

片道運賃は大人ː1200円、中・高校生:900円、小学生ː600円です。小学生未満の子供さんは乗車券一枚につき一名が無料です。

雲辺寺ロープウェイの営業時間

雲辺寺ロープウェイの営業時間ですが、3月~11月の期間は、7:20~17:00(上り最終)になります。12月~2月の期間は、8:00~17:00(上り最終)になります。

スキー場営業期間中は最終時間が変更になります。ロープウェイは年中無休ですが、点検整備により臨時に運休する場合があります。基本的には、20分毎に運航し、毎時0分、20分、40分になります。

住所 香川県観音寺市大野原町
電話番号 0875-54-4968

雲辺寺へのアクセス

「雲辺寺」へのアクセスですが、まず、雲辺寺ロープウェイ山麓駅までアクセスして、そこからロープウェイを使って参拝する方法があります。ロープウェイ山頂駅から雲辺寺境内までは、徒歩で約10分です。ロープウェイ山麓駅には無料の大きな駐車場があります。

車を使ってアクセスする場合は、高松自動車道大野原I.C.から約20分です。距離は10キロメートルほどです。JR四国を利用してアクセスする場合は、JRの「観音寺駅」からタクシーで約24分、距離で約12キロメートルです。

四国お遍路の方には、徒歩で登山をおすすめします。観光目的の方は、車でロープウェイの山麓駅までのアクセスがおすすめになります。

バス停から3キロ歩いてでロープウェイの駅

公共交通機関をフルに使う場合ですが、JRの観音寺駅の駅前バス停から、観音寺市の運行する乗合バス「五郷高室線」に乗車して、谷上(教育センター)で降車します。運賃は全区間一律100円です。ここからロープウェイ乗り場まで約3キロメートル、案内標識に従って歩くことになります。

徒歩で登山のルート

市内の登山道から雲辺寺へ向かう場合は、JR観音寺駅から、乗合バスの粟井姫浜線に乗り、「谷口(奥谷)」バス停で下車します。そうして登山道へ向かいます。

登山道は、登り口付近を過ぎると未舗装山道が始まります。道路の手入れはされていて、比較的歩きやすいのですが、こう配がかなりきつい山道です。

倒木を避けて通るルートもあります。急こう配の未舗装の遍路道を約2キロメートルほど登ると、舗装林道に合流します。

林道は比較的なだらかで、林道2キロの距離で200メートルほど登っていきます。そのまま進むと、林道脇の未舗装路に再び突入します。未舗装路から再度舗装林道に合流して、そのまま歩くと雲辺寺境内に到着できます。時間は2時間弱ほどです。

雲辺寺情報のまとめ

「雲辺寺(うんぺんじ)」は、四国霊場八十八箇所の第66番札所です。正式には「巨鼇山 千手院 雲辺寺(きょごうざん せんじゅいん うんぺんじ)」と言います。真言宗御室派のお寺です。ご本尊は千手観世音菩薩様で、延暦8年(789年)に弘法大師・空海が開基しています。

本尊真言は「おん ばさらたらま きりく そわか」、ご詠歌は「はるばると 雲のほとりの 寺にきて つきひを今は ふもとにぞ見る」です。 

「雲辺寺」には宿坊はありません。駐車場は20台停められます。道路維持管理費の名目で、普通車の志納金500円が必要になり、箸がいただけます。その駐車場から境内まで徒歩で約10分です。

住所 徳島県三好市池田町白地763-2
電話番号 0883-74-0066

雲辺寺を参拝しよう

四国霊場八十八箇所の第66番札所、「雲辺寺」を紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。徳島県にありながら、讃岐の1番霊場になっていることからも、興味が湧くお寺です。900メートル以上の高所にあり、見事な紅葉が見られ、スキー場もあります。そんな、魅力いっぱいの雲辺寺を参拝しましょう!

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この記事のライター
yuribayashi

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