笹川流れは新潟の景勝地!遊覧船観光などおすすめの楽しみ方やグルメも紹介!

新潟県にある「笹川流れ」は、日本海や奇岩の絶景をさまざまな角度から楽しめる人気の観光スポットです。観光はもちろん、美味しい海の幸も堪能できるグルメスポットにもなっている「笹川流れ」について、おすすめの楽しみ方をご紹介していきます。

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目次

  1. 1笹川流れは新潟の人気観光スポット
  2. 2笹川流れってどんな場所?
  3. 3笹川流れのおすすめのお楽しみ方
  4. 4笹川流れのおすすめグルメ
  5. 5笹川流れで人気のグルメスポット
  6. 6笹川流れへの行き方
  7. 7笹川流れ観光を楽しもう

笹川流れは新潟の人気観光スポット

新潟県村上市の海岸に沿って続く「笹川流れ」は、広大な日本海や海岸に連なる奇岩などの絶景が楽しめる人気の観光スポットです。

そんな「笹川流れ」でのおすすめの楽しみ方や美味しいグルメスポットなどをご紹介していきます。「笹川流れ」は子どもから大人まで年代を問わず楽しめる人気のスポットとなっているので、ぜひ訪問してみてください。

笹川流れってどんな場所?

おすすめの楽しみ方やグルメなどをご紹介する前に、まずは笹川流れについて、どんな場所なのかをご紹介していきます。

笹川流れは、1927年に国の名勝および天然記念物に指定され、日本百景にも選定された場所でもあります。ここでは笹川流れの概要や名前の由来をご紹介しますので、まずはどんな場所なのかを知ってから観光を楽しんでみてください。

笹川流れの概要

笹川流れとは、新潟県村上市にある浜新保集落内の「鳥越山」から寒川集落内の「狐崎」までの、約11kmにわたる海岸線です。透明度の高い日本海は季節によりさまざまな表情を見る事ができ、波の浸食でできた奇岩などもあるので自然が作り出した景色を間近に堪能する事ができる人気の観光スポットです。

また、笹川流れは日本海に沈む夕日もながめる事ができるスポットとしても知られています。さらに、笹川流れのきれいな海水で育った海の幸のグルメも楽しむ事ができ、観光もグルメも堪能できる人気のスポットとなっています。

笹川流れの名前の由来

笹川流れは、笹川村(現在は村上市笹川)の集落から岩の間を盛り上がるように流れる潮流が見られる事から、集落の名前をとって笹川流れと名付けられたといわれています。

11kmにわたる海岸線ではさまざまな景色をながめる事ができます。このあと、笹川流れのおすすめの楽しみ方をご紹介していきますので、ぜひ訪問してみてください。

笹川流れのおすすめのお楽しみ方

笹川流れでは、さまざまな角度から絶景を堪能する観光が楽しめます。ここでは、遊覧船から奇岩をながめたり、車や電車の車窓から笹川流れの景色をながめる、おすすめの楽しみ方をご紹介していきます。新潟県の人気観光スポット・笹川流れをすみずみまで堪能してみてください。

遊覧船で笹川流れの景色を楽しむ

笹川流れの中でも特に人気の奇岩がたち並ぶエリアは、海の上から遊覧船で観光するのがおすすめです。

笹川流れにある「笹川流れ観光汽船」では、ニタリ岩や眼鏡岩といった奇岩を間近にながめながらの船旅が楽しめます。北側にある四方穴岩のあたりで折り返す40分ほどの周遊コースとなっていて、船の右側の席に座ると奇岩を間近にながめられます。料金や出航時間については、このあとの項目で詳しくご紹介します。

船の上でカモメの餌付け

「笹川流れ観光汽船」では、折り返すと奇岩の近くではなく少し沖の方を通るコースとなります。そのため往路のような奇岩を間近にながめるという事はできませんが、復路では船内でカモメの餌の販売をしているので船の上でカモメの餌付けが楽しめます。

カモメの餌は、スナック菓子の人気商品の「かっぱえびせん」で、1袋100円で販売しています。かっぱえびせんは細長い形をしているので直接、手に持ってあげる事もできますが、船が揺れたりするとカモメのクチバシや羽根などが手に当たる場合もあるので、気を付けて餌付けを楽しみましょう。

遊覧船の料金と出航時間

遊覧船の「笹川流れ観光汽船」は、毎年11月21日から3月29日までは全便運休となりますが、それ以外のシーズン中は無休で遊覧船を運航しています。料金は大人1000円、子ども500円です。

遊覧船の運航時間は第1便が午前9時ころからで、その後は40分から50分間隔で午後4時ころの第11便が最終となります。ただし12時ころと12時40分ころに出航する第5便・第6便は、中止となる場合もあるのでお気を付けください。

また、当日の天候などにより欠航や出航時間を変更する場合もあるので、心配な場合には事前に電話で問い合わせをしてから訪問してください。

また、4月から11月にかけて毎月1回催行される「笹川流れ夕暮れクルーズ」の料金は大人1200円、子ども600円となっています。

笹川流れは夕日の絶景スポットとしても人気があるので「笹川流れ夕暮れクルーズ」はおすすめの遊覧船ですが、完全予約制となっているので運航日と出航時間などをしっかりと確認してから予約をしてみてください。

住所 新潟県村上市桑川975-44
電話番号 0254-79-2154

車や電車で笹川流れの絶景を楽しむ

全長11kmにもおよぶ笹川流れには、海岸と並行するかたちで国道345号線とJR羽越本線の線路があります。

国道345号線は「日本海夕日ライン」とも呼ばれていて、夕日の絶景や時間帯によりさまざまな表情を見せる笹川流れの景色をながめる事ができ、人気のドライブルートとなっています。国道に沿ってグルメスポットやお土産店、無料の駐車場などが点在しているので、ドライブの途中で立ち寄るのもおすすめです。

また、JR羽越本線の車窓からも笹川流れの絶景が楽しめます。「桑川駅」には道の駅が併設されているので、途中下車をして景色やグルメを楽しむのもおすすめです。

笹川流れのおすすめグルメ

ここでは、笹川流れの遊覧船「笹川流れ観光汽船」に乗船する際におすすめのグルメスポットをご紹介します。

また、笹川流れには人気のグルメスポットがあるので、それについても別の項目でご紹介していきます。笹川流れの景色とともに美味しいグルメも堪能したいという時に参考にしてください。

チケット売り場で新鮮な海の幸が味わえる

笹川流れでは、きれいな海水で育った海の幸を堪能する事ができます。遊覧船のチケット売り場は2階建てになっていて、1階では干物などのお土産を購入したり、1階の食事処や2階のカフェでは笹川流れならではの海の幸などを堪能する事ができます。

遊覧船の出航まで時間がある時や、遊覧船の乗船後に立ち寄って、お土産の購入や美味しいグルメを味わってみてください。ここでは、遊覧船のチケット売り場で楽しめるメニューの中から厳選して2つご紹介します。

おすすめグルメ(1)イカ焼き

食事処の「笹川流れ炭火焼きコーナー」では、イカやホタテ、タコなどをその場で炭火焼してもらって食べる事ができます。

人気のイカ焼きは提供時に切ってもらえるので食べやすく、醤油の香ばしい味わいとイカのプリっとした食感が楽しめる1品となっています。お好みでマヨネーズを付けていただくのもおすすめです。

おすすめグルメ(2)おにぎりセット

「笹川流れおにぎりセット」は、地元の食材を使った地産地消の人気メニューです。新潟県産のコシヒカリと笹川流れの塩で作ったおにぎり2個に、地魚の天日干しや旬の食材を使った小鉢、お味噌汁などが付いた定食メニューとなっています。

笹川流れならではの料理を堪能する事ができるので、おなかがすいていたらぜひ注文してみてください。

このほかにもさまざまなメニューがそろっていて、テイクアウトできるメニューもあるので、ゆったりと食事をしたい人から気軽に食べたい人まで、また、子どもから大人まで年代を問わず立ち寄りやすいお店となっています。

笹川流れで人気のグルメスポット

先ほどの項目では、遊覧船のチケット売り場で楽しめるグルメをご紹介しましたが、笹川流れにはそのほかにもおすすめのグルメスポットがそろっています。その中から、絶景とともに食事を楽しめる人気のグルメスポットを2ヶ所ご紹介します。

1つめの施設は食事だけではなく観光も楽しめる道の駅、2つめは食事はもちろん宿泊もできる民宿となっているので、好みにあわせて立ち寄って、笹川流れならではの美味しいグルメを堪能してください。

道の駅 笹川流れ

「道の駅 笹川流れ」は日本海に面した立地で、絶景や美味しいグルメが楽しめます。駐車場は普通車44台分、大型車2台分、身障者用2台分となっています。また、JR羽越本線の「桑川駅」に併設されているので、電車でのアクセスも良好です。

道の駅の施設からは、国道345号線にかかる専用の橋「サンセットブリッジ」を通って安全に浜辺へとおりる事ができ、絶景を堪能できます。

夕日の絶景スポットとなっているので夕方の訪問がおすすめですが、いつ訪問してもそれぞれの時間帯やその季節ならではの景色が楽しめるので、ゆったりと過ごしてみてください。

夕日レストラン

「道の駅 笹川流れ」にある「夕日レストラン」では、笹川流れならではのグルメが楽しめます。メニューは、「刺身定食、夕日丼、新潟たれかつ丼」や、季節限定の「岩ガキ」、アルコールやソフトドリンクなどがそろっています。

中でも「藻塩地のりラーメン」は、笹川流れの藻塩と使った塩スープと地のりの香りが楽しめる、おすすめの1杯となっています。

また、カフェコーナーで人気の「日本海ソフトクリーム」は、ほんのりと塩味が効いた味わいを楽しむ事ができ、日本海をイメージした水色のソフトクリームとなっていて、こちらもおすすめの1品となっています。

夕日レストランの営業時間は午前11時から午後7時(ラストオーダーは午後6時30分)までで、定休日は水曜日となっています。カフェの営業時間は午前10時から午後5時30分までです。営業時間は季節などにより変動する場合もあるのでお気を付けください。

住所 新潟県村上市桑川892-5
電話番号 0254-79-2017

民宿・食堂 ちどり

「民宿・食堂 ちどり」は、先ほどご紹介した「道の駅 笹川流れ」のすぐ目の前にある民宿・食堂です。民宿のお部屋も食堂も、目の前には笹川流れの景色が広がっているので、宿泊をすれば時間ごとに景色がうつりかわるようすを堪能する事ができます。

また、宿を出るとすぐに砂浜という立地のため、海水浴シーズンの訪問もおすすめです。海水浴や釣り、遊覧船などを楽しんだあとに宿泊で利用して、夕食や朝食で笹川流れの景色をながめながら美味しい料理をいただいたりして、ゆったりと過ごしてみてください。

宿泊する時間が取れないという場合には、食堂でのランチがおすすめです。地元の食材を使った「ちどり定食、焼き魚定食、岩ガキ定食、刺身定食」や「あわび刺身、サザエつぼ焼き」などのメニューがそろっています。

また、6月から8月までの夏季限定の「うに」や、10月から12月までの冬季限定の「はらこ丼」といったメニューもあり、季節ならではの料理も楽しめます。食堂の営業時間は午前10時から午後7時までで、無休で営業しています。駐車場は6台分となっています。

住所 新潟県村上市桑川904-3
電話番号 0254-79-2417

笹川流れへの行き方

ここでは、笹川流れまでのアクセス方法をご紹介していきます。笹川流れは約11kmにもおよぶエリアとなっているため、今回は先ほどご紹介した遊覧船の「笹川流れ観光汽船」へのアクセス方法をご紹介します。

車でアクセスする場合は、日本海東北自動車道の「神林岩船港インターチェンジ」または「村上瀬波温泉インターチェンジ」をおりて、23kmほどとなります。「笹川流れ観光汽船」には専用の駐車場があり、収容台数は普通車60台ほど、大型車6台ほどとなっています。

JR「新潟駅」から電車でのアクセス方法は、羽越本線快速電車に1時間ほど乗車してJR「村上駅」で下車します。羽越本線に22分ほど乗車してJR「桑川駅」で下車し、「笹川流れ観光汽船」までは徒歩15分ほどとなります。

JR「新潟駅」までの電車でのアクセス方法は、東京駅からは上越新幹線で1時間40分ほど、名古屋からは東海道新幹線と上越新幹線で4時間50分ほど、大阪からは東海道新幹線と上越新幹線で5時間55分ほどとなります。

飛行機の場合は、大阪・札幌・名古屋・福岡から「新潟空港」へ向かい、リムジンバスに25分ほど乗車してJR「新潟駅」となります。

JR「村上駅」から路線バスを利用する場合は、35分ほど乗車して「桑川漁港入口・遊覧船乗場」バス停を下車して、徒歩1分ほどで「笹川流れ観光汽船」となります。ただしこちらのバスは土曜日と日曜日が運休となっているので利用する際にはお気を付けください。

住所 新潟県村上市桑川975-44

笹川流れ観光を楽しもう

新潟県にある「笹川流れ」のおすすめの楽しみ方や美味しいグルメをご紹介してきましたが、魅力は伝わりましたか?「笹川流れ」は四季折々の絶景が楽しめるスポットとなっているので、ぜひ訪問してゆったりと観光やグルメを楽しんでみてください。

今回ご紹介した「笹川流れ」にある施設の営業時間や料金などについての情報は今後、変更になる場合もあるのでお気を付けください。

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この記事のライター
mayuge