「高子沼グリーンランド」は福島の廃墟テーマパーク!現在は心霊スポットで有名?

福島にある高子沼グリーンランドは、現在廃墟となっています。ここでは、かつて遊園地として営業していた高子沼グリーンランドについて紹介します。現在はどのようになっているのかなどについて紹介します。現在は心霊スポットになっているとも言われています。

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目次

  1. 1福島の廃墟テーマパーク「高子沼グリーンランド」とは?
  2. 2「高子沼グリーンランド」の遊園地としての歴史
  3. 3「高子沼グリーンランド」の現在
  4. 4「高子沼グリーンランド」が心霊スポットと言われる理由
  5. 5「高子沼グリーンランド」は世界でも有名!
  6. 6「高子沼グリーンランド」の場所は?
  7. 7「高子沼グリーンランド」って現在立ち入ることができるの?
  8. 8心霊スポットに行く時の注意点
  9. 9たくさんの噂がある「高子沼グリーンランド」

福島の廃墟テーマパーク「高子沼グリーンランド」とは?

福島にはかつて高子沼グリーンランドという遊園地がありました。現在は営業はやめており、廃墟となっています。高子沼グリーンランドが営業していた時期に訪れたことがある人も少なくないのではないでしょうか。現在どのようになっているのかなどを紹介します。実は世界的にも有名な場所になっています。

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「高子沼グリーンランド」の遊園地としての歴史

福島の高子沼グリーンランドの遊園地としての歴史を紹介します。高子沼グリーンランドは、1973年にオープンしました。オープンした当初は、福島県で最大の遊園地だったので、大変たくさんの人が訪れました。当時はジェットコースターが乗れる遊園地は、福島県でここだけでした。そのため、とても多くの注目を集めました。

1999年に遊園地の施設が老朽化したことや、客足が著しく減少して、経営が悪化したため閉鎖となってしまいました。遊園地として営業していた時代は、入園料が大人700円・子供500円ということで、お値打ちに入場できました。

乗り物に乗る時に別途料金がかかるという設定になっていました。たくさん乗り物に乗れば乗るほど高い料金になってしまいました。

遊園地が閉鎖した後の2003年に公開された「仮面ライダー555パラダイス・ロスト」のロケ地として使用されました。遊園地が閉鎖した後に、映画のロケ地として使われるという皮肉な結果になってしまいました。廃墟となってしまった遊園地の姿が、映画の舞台としてぴったりだったのでしょう。

さらに2006年ソニーエンターテインメントから発売されたホラーゲームの「SIREN2」で廃墟となった観覧車が登場します。この観覧車が高子沼グリーンランドのものでした。ホラーゲームにも登場するくらいになってしまいました。

現在では高子沼グリーンランドが遊園地として活躍していた時代を知っている人は、少なくなったでしょう。このような歴史があったことをぜひ知ってください。

「高子沼グリーンランド」の現在

福島の高子沼グリーンランドの現在がどのようになっているかを紹介します。2006年後半頃から、放置してあった遊具類の撤去が開始されました。そして現在は遊具類の撤去が終了して、高子沼グリーンランドがあったところには、ソーラーパネルが設置されています。そのため、ここに遊園地があったとは思えないくらいになっています。

廃墟マニアの人の中には、残されていた遊具類が撤去されて残念に思った人もいるでしょう。閉鎖後に誰も管理しなくなった遊具類は、どんどん朽ち果てていきました。当然のことながら鉄筋などで造られているため、自然に消滅することはありません。

朽ち果てた遊具類を近くで見たいために、閉鎖後の高子沼グリーンランドに立ち入る人もたくさんいました。リアルに朽ち果てた遊具類を近くで見られるところはなかなかありません。そのため、いつまでも残してほしいと思った人も少なくなかったかもしれません。行政側からしたら、この敷地を有効活用をしたいと思ったのでしょう。

福島県は東日本大震災によって甚大な被害を受けてしまいました。そのため、福島第一原発が使えなくなってしまい、原発に替わる電力の需給方法を検討する必要がありました。現在設置されているソーラーパネルは貴重な電力の需給手段となっています。

廃墟だったところが、現在は福島県の人にとって必要となる電力を得るためのソーラパネルとなりました。県内の人の生活にとってはプラスとなるでしょう。

「高子沼グリーンランド」が心霊スポットと言われる理由

福島の高子沼グリーンランドは心霊スポットと言われています。どうして心霊スポットと呼ばれているのかの理由を紹介します。廃墟となった場所が心霊スポットとなる例はたくさんありますが、高子沼グリーンランドについても例外ではありません。心霊スポットと呼ばれる場所となったことには、しっかりとした理由があります。

現在ではソーラーパネルがたくさん設置されており、かつて遊園地だった面影はほどんどありません。そのため、若い人や福島県に新たに引っ越してきた人などは、ここは遊園地だった場所と教えてもらわなければわからないでしょう。

高子沼グリーンランドがどうして心霊スポットと呼ばれるようになったかを紹介するので、ぜひ知ってください。

理由(1) たくさんの噂

高子沼グリーンランドが心霊スポットと呼ばれる場所になった理由の1つに、たくさんの噂話があります。そのうちのいくつかを紹介します。いずれも、遊園地として営業していた時代に起こった話ですが、事実として知っている人は誰もおらず、あくまで噂話として知られています。こういう噂は広がると真実として受け止められてしまいがちです。

高子沼グリーンランドには展望台がありましたが、そこからカップルが自ら命を絶ったという話があります。展望台がどんなところだったかわからないので、どのように命を絶ったのかわかりませんが、このような噂話があります。

ジェットコースターから乗客が投げ出されて命を落としたという話もあります。現在だとジェットコースターから乗客が投げ出される事故が発生したら、全国ニュースのトップニュースになるくらいの大きな話になってしまいます。そして、そのジェットコースターは安全が確認できるまで、営業停止になるはずです。

それくらいの大きな事故ですが、目撃した人が誰もいません。当時はジェットコースターの安全性が現在ほどではないため、大きな事故が頻繁に起こっていた可能性もあります。しかし、これも噂話の域を出ることはありません。

高子沼グリーンランドの近くにあったペンションのオーナーが経営難に陥り、地下のワインセラーで命を絶ったという話もあります。これは、遊園地とは直接関係ない話かもしれませんが、遊園地の近くで起きたことなので、心霊スポットとなりうる話です。これも事実として確認されたわけではないので、真実かどうかわかりません。

当時は福島県で最大の遊園地だったので、いろいろな事故や事件が発生したかもしれません。そういった積み重ねが心霊スポットとしての話を大きくしたのかもしれません。いまだにこういった噂話が絶えることはありません。

理由(2) 心霊体験

高子沼グリーンランドが心霊スポットと呼ばれる理由には、いろいろな心霊体験をした人がいる点です。どんな心霊体験をしたのか主な例を紹介します。遊園地だった頃の入口付近に男性の霊を目撃したという話があります。入口に男性の霊なので、この付近で何か事故か事件があったことが推測されます。

夜にジェットコースターの近くに行くと、女性の悲鳴が聞こえてくるという話もあります。これは、ジェットコースターから投げ出されて命を落とした人の霊なのか、その他の事故や事件があった時のものなのかは全くわかりません。

ジェットコースターでは、たくさんの事故が発生したとされているので、ここで心霊体験をしても何ら不思議ではないかもしれません。

この他にもいろいろな心霊体験をしたという話があります。たくさんの話があるので、霊感が強くて、よく心霊体験をする人ばかりの話ではないことが推測されます。中には心霊体験をしたことがないけど、この遊園地では怖い思いをしたという人もいるでしょう。たくさんの心霊体験が高子沼グリーンランドを心霊スポットにしたのでしょう。

高子沼グリーンランドの遊具類が残されていた時の姿を見て、いかにも心霊スポットだと思った人もいるかもしれません。朽ち果てている遊具類は、心霊スポットに間違いないと感じる人もたくさんいるでしょう。

ホラーゲームに使用されたことも心霊スポットとされた要因に挙げられるかもしれません。高子沼グリーンランドが心霊スポットになった理由はたくさん考えられます。

「高子沼グリーンランド」は世界でも有名!

福島の高子沼グリーンランドは世界でも有名なスポットとなっています。なんと、アメリカのあるランキングサイトが作成した世界の恐ろしい場所TOP10に入っています。世界には恐ろしい場所がたくさんあるはずですが、その中に高子沼グリーンランドが入っているのがすごいことと言えるでしょう。

日本には高子沼グリーンランドよりも怖いところはたくさんあるかもしれません。それでも、世界の恐ろしい場所TOP10にランクインされているので、世界でも知名度がある場所となっています。現在は廃墟ではないですが有名な場所となっています。

世界の恐ろしい場所TOP10のところを見てみたいという人が足を運んだ時に、たくさん並んでいるソーラパネルを見れば、恐ろしいとは思えないでしょう。高子沼グリーンランドがこのランキングに入っているのは、廃墟だった時の画像がすさまじいことやホラーゲームで使用されたことも関連があるかもしれません。

高子沼グリーンランドが廃墟だった時の画像は、現在でもインターネットで検索すれば出てきます。また、動画投稿サイトでも廃墟だった時の姿を見ることができます。その動画を投稿した人は、怖い物なしと言えるかもしれません。

「高子沼グリーンランド」の場所は?

高子沼グリーンランドの場所について紹介します。遊園地があった場所は、福島市内中心部から東に行ったところにあります。現在の住所だと福島市瀬上町沼西という場所にあります。この場所へのアクセスは高子駅・向瀬上駅から徒歩11分のところにあります。現在はソーラーパネルがたくさんあるだけの場所になっています。

福島市内中心部からそれほど離れた場所ではないため、アクセスしやすい場所にありました。福島県で最大の遊園地だったため、行きやすい場所に存在することが重要なポイントだったのでしょう。ピーク時は周辺道路が渋滞したかもしれません。

高子沼グリーンランドはとても足を運ぶために便利な場所にありました。広大な敷地だったこともよくわかります。

「高子沼グリーンランド」って現在立ち入ることができるの?

高子沼グリーンランドは、現在ソーラーパネルが並んでいる場所なので、立ち入ることができなくなっています。遊園地としての面影は全くないと言えるので、わざわざ足を運んでも、あまり意味は感じられないでしょう。ただ、福島県を訪れたということで、東日本大震災や台風の復興のために力になれることはもちろんあります。

ソーラーパネルが並んでいることで、周囲は非常にきれいに整えられています。間違いなく廃墟があったところとは思えないはずです。廃墟だった時に訪れたことがある人は、ここまで劇的に変化できるのかと思うかもしれません。

福島県内の人々にとって重要なソーラーパネルとなったので、廃墟だった時よりさらに意味のある存在になったことは間違いないでしょう。

心霊スポットに行く時の注意点

心霊スポットに行く時の注意点を紹介します。日本全国には心霊スポットと呼ばれるところがたくさん存在します。このような場所には、本来ならば足を運ばないことが一番良いことですが、興味を持って訪れる人がたくさんいます。その場合、絶対にやってはいけないことについて紹介します。ぜひ参考にしてください。

心霊スポットでは線香をあげる行為はしてはいけません。線香をあげることは供養するために良いことかと思われるかもしれませんが、霊に興味を持たせる行為になってしまいます。そのため、霊が自分についてきてしまう可能性があります。

霊を怒らせる行為はもちろんしてはいけません。心霊スポットと呼ばれているところで、むやみやたらに騒いだり、ゴミを散らかして行ったりしたなどの場合は、霊を怒らせてしまう危険性があります。生存している人たちにも迷惑をかけるくらいなので、そこにいる霊たちを怒らせてしまうのは間違いありません。

心霊スポットにある物を持ち帰ることはしないようにしましょう。心霊スポットに落ちている物に霊がついている可能性があります。つまり、霊をそのまま持って帰ってきてしまうことになります。持ち帰るだけでなく、触ったりするのもNGです。

心霊スポットに行く時には強い気持ちを持って行くようにしましょう。弱い気持ちで足を運ぶと、その心につけこんでくることがあります。心霊スポットに行けば、怖い思いをするはずなので、なかなか強い気持ちになれないかもしれません。強い気持ちが持てなくても、なるべく平常心でいられるようにしてください。

たくさんの噂がある「高子沼グリーンランド」

福島の高子沼グリーンランドについて紹介しましたが、日本にはこんなところがあるという知識にしてもらえれば幸いです。

現在は遊園地の面影が全くなく、ソーラーパネルがあるだけになっていますが、世界では怖い場所となっています。今でもたくさんの噂話がありますが、消えることはないかもしれません。

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この記事のライター
ベロニカ

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