2019年12月15日公開
2019年12月15日更新
戸隠のおすすめ温泉まとめ!日帰り入浴から宿泊まで人気の施設を紹介!
長野県長野市の北部にある戸隠、高原やスキー場が良く知られていますが、戸隠にも人気の温泉があります。宿泊もでき、日帰り利用もできます。そんな、戸隠の温泉について詳しく紹介します。さらに、歴史ある戸隠の観光名所や、戸隠ならではのお土産についても紹介します。

目次
戸隠エリアのおすすめ温泉とは?
長野県長野市の戸隠へは、毎年約150万人ほどの観光客が訪れます。観光地が多い長野県な中でも、人気観光地になっています。首都圏に比べると気温も低く、夏場の避暑地として古くから良く知られている観光名所です。
そんな戸隠はスキーが良く知られていますが、戸隠にはおすすめの温泉もあります。緑あふれる戸隠の大自然の中でゆっくりと温泉に浸かると、至福の喜びが感じられます。
長野の戸隠ってどんな街?
旧戸隠村(とがくしむら)は、かっては長野県上水内郡の一部でした。平成17年(2005年)1月1日に長野県長野市に編入され長野市の一部になっています。
「祈りの道・癒しの杜」といわれ、水の神・九頭龍が棲む聖地として、あがめられていた戸隠山があります。849年に戸隠山が開山されてから、信仰と修験者の場として栄え、神域・戸隠として栄えていました。現在でも、戸隠神社や戸隠古道や宿坊が残っています。
妙高戸隠連山国立公園
戸隠地区は2015年3月に国立公園に指定されています。「妙高戸隠連山国立公園」として、初心者が楽しめるハイキングクラスの山から、上級者レベルの登山家が登る山まであります。美しい山が続く戸隠連峰の高原地帯には野鳥や蝶や高山植物もあります。冬季はスキーの名所になります。
そばも有名
戸隠は手打ちそばの名所として知られています。有名なそば処だけに戸隠には多数のそば店があります。
寒暖差の激しい戸隠高原の自然条件を生かし、美味しいそばができています。春夏にそばは収穫できるそうです。伝統に基づき極められた高度なそば打ちの技術に、戸隠の冷たくて美しい水があり、おいしい戸隠そばが生まれています。
戸隠エリアのおすすめ温泉(1) むれ温泉天狗の館
長野市内から車で20分ほどの距離にある、「むれ温泉 天狗の館(むれおんせんてんぐのやかた)」は、戸隠地区にある公営の日帰り温泉施設です。「天狗の麦めし定食」など食事もできます。「むれ温泉天狗の館」の名称は、飯綱山に伝わる天狗信仰から名付けられたそうです。
北信五岳を眺めながら浸かる露天風呂が人気
大浴場には露天風呂があり、霊仙寺湖(れいせんじこ)や、北信五岳と呼ばれる飯綱山や黒姫山や妙高山が眺望できます。内湯はゆったりと広いスペースでゆっくりと寛げます。肌がつるつるになり、慢性の皮膚病に良く効くといわれています。
「むれ温泉天狗の館」では、リンゴ風呂や菖蒲湯など趣向を凝らした「イベント風呂」も開かれます。サウナ室も水風呂も完備しています。日帰りでも十分に楽しめる温泉です。駐車場も完備しています。
「むれ温泉天狗の館」の入館料は、大人:600円、小学生:300円で、幼児以下は無料です。営業時間は10:00~21:00で、最終入館時間は20:30になります。休館日は第3火曜で、祝日の場合は翌日が休みになります。8月は無休ですが、6月、11月には臨時休館が予定されています。
住所 | 長野県飯綱町川上2755-345 |
電話番号 | 026-253-3740 |
戸隠エリアのおすすめ温泉(2) 戸隠神告げ温泉湯行館
「戸隠神告げ温泉 湯行館(とがくしかみつげおんせんゆにいくかん)」は、戸隠スキー場中社ゲレンデ前にあり、好立地で、冬はスキー客も利用する日帰り温泉施設です。
ガラス張りの浴室から戸隠の美しい森を眺め、野鳥を見ながら入浴もきます。休憩スペースも広く、そばが美味しい食堂があります。自家製粉の手打ちそばが堪能できます。日本三代そばの一つ戸隠のそばをおすすめします。
戸隠中社にある戸隠そばを食べられると人気の日帰り温泉
「戸隠神告げ温泉湯行館」の泉質は、弱アルカリ性低張性低温泉と区分されています。五十肩、神経痛、筋肉痛、関節痛、うちみなどに効果があります。慢性消化器の病気や冷え性や病後の回復などにも効果があるそうです。
「神告げ温泉湯行館」の入浴料は大人(中学生以上)は600円、子供は300円です。営業時間は、10:00~20:00です。休館日はなく年中無休です。湯舟は男湯、女湯に分かれ、それぞれ一か所あります。駐車場もあります。
住所 | 長野県長野市戸隠3182 |
電話番号 | 026-254-1126 |
戸隠エリアのおすすめ温泉(3) 奥裾花温泉 鬼無里の湯
「奥裾花温泉 鬼無里の湯(おくすそばなおんせんきなさのゆ)」は、宿泊可能なホテルとコテージがある温泉です。
戸隠の里山の温泉が付いたホテルとコテージです。本館は開放感があふれる客室とおすすめのレストランが併設されています。戸隠の自然に良く似合う山小屋感覚のコテージにはバスとトイレにキッチンが整っています。
日帰りでも宿泊でも利用できる人気の温泉
「奥裾花温泉 鬼無里の湯」の泉質は単純硫黄冷鉱泉です。温泉の効能は、五十肩に神経痛、筋肉痛、関節痛や運動麻痺の改善などがあります。日帰り入浴は10:00~20:30分までになります。料金は、大人:510円、小人:300円です。
「奥裾花温泉 鬼無里の湯」は通年営業で、休館日は不定休になります。地元食材を使った料理が自慢のお店があります。
宿泊プランも有り
「奥裾花温泉 鬼無里の湯」の宿泊の内容ですが、宿泊定員が27名です。利用時間はチェックインが15:00から、チェックアウトは10:00になっています。30台駐車できる駐車場があります。部屋は和室が4室、洋室はシングルが2室、ツインが2室あります。
同じく宿泊施設で着る施設として、コテージが5棟あります。コテージの宿泊ではペット同伴プランも有ます。
住所 | 長野県長野市鬼無里日影8855 |
電話番号 | 026-256-2140 |
戸隠エリアのおすすめ温泉(4) いこいの村アゼィリア飯綱
飯綱(いいづな)高原は長野市街地から車で25分の場所になります。ハイキングやテニスが楽しめ、冬はウインタースポーツもできます。「いこいの村アゼィリア飯綱」はそんな場所にある温泉施設です。
「いこいの村アゼィリア飯綱」では、テニスコートやバドミントンなどが楽しめる体育館などリクリエーション施設が完備しています。
バーベキューも楽しめる!
体育館は各種室内競技から、室内運動会、ダンス、空手なども楽しめます。講演会や研修もできます。日帰りの利用もできます。ナイター設備があるテニスコートもあり、森の中でテニスが楽しめます。テニスコートも日帰りで利用できます。
カラオケルームも完備しています。少人数から30人まで対応できます。バーベキューガーデンもあり、雨天でも利用できる屋根付きです。春から秋の時期に家族や友人や職場の仲間と一緒にバーベキューが楽しめます。
開放感あふれる大浴場が人気の宿泊もできる温泉
「いこいの村アゼィリア飯綱」の部屋数は31室、チェックインは15:00からでチェックアウトは10:00になっています。
大きなガラス張りの大浴場から飯綱高原の木々が眺められます。木々の間から漏れてくる澄んだ光を浴びながら温泉が楽しめる贅沢な温泉施設です。
「いこいの村アゼィリア飯綱」は、日帰り入浴もできます。時間は11時から20時までの間利用ができます。料金は大人が510円、小人が310円で、3歳以上は100円です。3歳未満は入場料が無料になります。
住所 | 長野県長野市大字上ケ屋2471-79 |
電話番号 | 026-239-2522 |

戸隠の観光名所
戸隠の観光名所といえば、やはり、戸隠神社です。しかし、戸隠神社が実際には五社あることはあまり知られていません。戸隠温泉に宿泊して、じっくりと、戸隠神社を回ってみるのもおすすめです。それぞれの神社に個性があり、願掛けも各神社でお願いできます。神社の歴史も興味を惹かれます。
戸隠神社奥社
戸隠神社奥社(とがくしじんじゃおくしゃ)のご祭神は「天手力雄命(あめのたぢからおのみこと)」です。日本神話では、天照大神が天の岩屋にお隠れになった際に、天手力雄命が、無双の神力で天の岩戸を開いた、その神様です。その天手力雄命を戸隠山にお祀りしています。
奥社の参道は約2キロメートルあり、中間付近に萱葺きの赤い随神門があります。そこから先は天然記念物に指定されている杉の原生林が続きます。樹齢は400年以上といわれています。莫大なパワースポットです。
「戸隠神社奥社」の開山期間は4月下旬から翌1月上旬の期間です。冬期もお参りはできますが、神社関係者は不在になります。
住所 | 長野県長野市戸隠奥社 |
電話番号 | 026-254-2001(戸隠神社中社) |
戸隠神社中社
「戸隠神社中社(とがくしじんじゃちゅうしゃ)」は、戸隠神社の中でも中心的な神社で、多くの方々がお参りする神社です。ご祭神は、天八意思兼命(あめのやごころおもいかねのみこと)です。天照大神が天岩戸にお隠れになった時に、岩戸神楽を誕生させ、天照大神の興味を惹きつけ、岩戸を開くきっかけを作られた神様です。
社殿の天井には復元された「龍の天井絵」があります。境内には樹齢800年を超える三本杉があります。霊験あらたかな神社です。
住所 | 長野県長野市戸隠3506 |
電話番号 | 026-254-2001 |
戸隠神社宝光社
「戸隠神社宝光社(とがくしじんじゃほうこうしゃ)」は、康平元年(1058年)より続く社と伝えられています。社殿に続く270余段の石段の先、神仏習合時代の名残が感じられる荘厳な社殿があります。ご祭神は、天表春命(あめのうわはるのみこと)で、中社祭神の御子神様です。女性や子供の守り神様として、多くの方々がお参りしています。
住所 | 長野県長野市戸隠2110 |
電話番号 | 026-254-2001 |
戸隠神社九頭龍社
「戸隠神社九頭龍社(とがくしじんじゃくずりゅうしゃ)」は、ご祭神が九頭龍大神(くずりゅうのおおかみ)で、 水の神様であり、雨乞いの神や虫歯の神、縁結びの神として知られています。「戸隠神社九頭龍社」の開山期間は4月下旬から翌1月上旬の期間です。冬期もお参りはできますが、神職や神社職員の方は不在になります。
住所 | 長野県長野市戸隠奥社 |
電話番号 | 026-254-2001 |
戸隠神社 火之御子社
「戸隠神社 火之御子社(とがくしじんじゃひのみこしゃ)」は、ご祭神が、天鈿女命(あめのうずめのみこと)、高皇産御霊命(たかみむすびのみこと)、栲幡千々姫命(たくはたちちひめのみこと)、天忍穂耳命(あめのおしほみみのみこと)です。承徳2年(1098年)頃の創建と伝えられています。
ご祭神の中では、天の岩戸の前で舞を披露された天鈿女命が主祭神です。戸隠神社の太々神楽は「戸隠神社 火之御子社」に古来から伝えられ、現在まで踊りが定期的に舞われます。
そこから舞楽芸能の神様であり、縁結びの神や火防の神としても崇められています。境内には樹齢500年を超える「夫婦の杉(二本杉)」があり、能で知られる西行桜も見ることができます。
住所 | 長野県長野市戸隠2410 |
電話番号 | 026-254-2001 |


戸隠おすすめのお土産
長野県戸隠の名物といえば、岩手県のわんこそば、島根県の出雲そばとならぶ、戸隠名物の戸隠そばです。しかし、戸隠には、戸隠そば以外でおすすめの戸隠名物になっている、戸隠お土産におすすめの名品があります。何れも外れがない戸隠で人気のお土産になります。
おすすめの御土産1:碓井製菓の「そば饅頭」
「碓井製菓」は、大正3年(1914年)創業の戸隠の老舗和菓子店です。そば粉を使ったお菓子がたくさんあります。良質のくず粉を使ったくず餅「信州戸隠 森のしずく」、そばの風味が決め手の「戸隠そば落雁」、そばの実風味のクッキー「にんじゃ村のそばの実クッキー」などがあります。
おすすめの人気のお土産は、そばの風味を生かした「そば饅頭」です。碓井製菓の営業時間は、8:30~17:30、定休日は無く無休で営業しています。
住所 | 長野県長野市戸隠3400-1 |
電話番号 | 026-254-2250 |
おすすめの御土産2:手力屋の「竹細工」
手力屋(たじからや)は、戸隠の竹細工の名店です。竹細工の材料となる、戸隠の「根曲り竹」は、粘り強く、復元性も強く、しかも堅牢な竹細工に仕上がります。
戸隠の竹細工は、江戸時代初期から受け継がれている、戸隠の伝統的工芸品です。かごや手さげ、戸隠名物のそばざるなどで使われています。手力屋の営業時間は、9:00~17:00になります。定休日は無く不定休です。
住所 | 長野県長野市戸隠3414-3 |
電話番号 | 026-254-3004 |
おすすめの御土産3:いろは堂「おやき」
お土産にできる長野を代表する人気の名物品といえば、やはり、「おやき」抜きには長野のお土産は語れません。今は、長野県全域から日本全国でもおやきが知られていますが、元はといえば、長野県の北部、戸隠を含む長野市周辺の地域で食べられていました。
中でも「いろは堂」のおやきは、日本観光博覧会の旅フェアグルメ大賞受賞の逸品です。こんがりと焼き上げたおやきの美味しさはくせになります。野沢菜、切り干し、なすなど、長野の素朴な美味しさです。
住所 | 長野県長野市鬼無里1687-1 |
電話番号 | 0120-168-041 |
人気の戸隠エリアのおすすめ温泉へ行ってみよう!
春や秋はハイキングや登山、冬場はスキーで人気の長野の戸隠にある温泉について紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。宿泊しても、日帰り温泉でも楽しめる人気の温泉です。グルメな蕎麦も人気になっています。そんな、戸隠に出かけて、観光やレジャーを大いに楽しんだ後は、人気の戸隠の温泉を楽しみましょう。
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