新潟の酒蔵巡り15選!試飲もできる見学コースなどおすすめのスポットを紹介!

良質の米と清らかな水を産する新潟県は、古くから日本酒造りが盛んな地域です。見学や試飲ができる酒蔵も多く、酒蔵巡りをすることで酒造りの実際や、生産者の思いに触れることができます。今回は、新潟で訪問におすすめの人気酒蔵15か所をご紹介します。

新潟の酒蔵巡り15選!試飲もできる見学コースなどおすすめのスポットを紹介!のイメージ

目次

  1. 1新潟には見学や試飲ができる酒蔵がいっぱい
  2. 2新潟県は日本一の酒蔵数を誇る酒どころ
  3. 3新潟県でおすすめの酒蔵【上越地方】
  4. 4新潟県でおすすめの酒蔵【中越地方】
  5. 5新潟県でおすすめの酒蔵【下越地方】
  6. 6新潟県でおすすめの酒蔵【佐渡地方】
  7. 7酒蔵巡りの際の注意点
  8. 8新潟の酒蔵巡りで日本酒の素晴らしさを再発見

新潟には見学や試飲ができる酒蔵がいっぱい

近年、日本酒の人気が海外でうなぎ登りです。酒蔵でも時代を反映して飲みやすい日本や、新しい試みを取り入れた日本酒の製造に力を注いでいます。

良質な米と水が豊富な新潟県は国内でも指折りの酒どころで、見学や試飲ができる酒蔵も多くあります。今回はおすすめの酒蔵15か所をエリア別にご紹介します。酒蔵巡りで、是非日本酒の良さを再発見してください。

新潟県は日本一の酒蔵数を誇る酒どころ

新潟県は国内屈指の酒どころで、出荷量では兵庫県の後塵を拝していますが、酒蔵数では日本一を誇っています。甘口が多かった日本酒の中で新潟の「淡麗辛口」は日本酒人気に火をつける役割を果たしました。

とはいえ、新潟は広く、酒造りにおいても淡麗辛口だけではない幅広さがあります。競争の激しい地域なので切磋琢磨し、新たな試みにチャレンジする酒蔵も少なくなく、酒蔵巡りの楽しさがあります。今回は上越、中越、下越、佐渡という地域別に合計15の、見学や試飲ができる新潟の酒蔵をご紹介します。

新潟県でおすすめの酒蔵【上越地方】

上越地方は、上越市、糸魚川市、妙高市の3市から成り立つエリアです。北は日本海ですが、南、そして東西の3方は山に囲まれ、日本でも屈指の豪雪地帯になります。

上越地方は硬水と軟水の両方が湧出するため、バリエーションに富んだ味わいの日本酒が醸造されています。芳醇で自然の甘さを感じるものもあり、淡麗辛口という新潟のお酒のイメージをとは異なるものも見受けられます。

千代の光酒造

妙高市の「千代の光酒造」は、肥料をほとんど使わない農法で育てた山田錦を原料とするなど、こだわりをもって酒造りをしている酒蔵です。醸造されるのは、新潟では比較的珍しい甘みを感じられる日本酒で、ふくよかな味わいです。

酒蔵見学では精米所や仕込み蔵、貯蔵庫などが見学できます。特に11月から3月の時期は仕込みが見られるおすすめの季節です。

「千代の光酒造」では伝統的な製法の日本酒と共に、斬新な手法で新しい味わいを目指した日本酒も製造しています。酒蔵見学ではそのチャレンジ精神も感じることができるでしょう。

君の井酒造

「君の井酒造」の創業は1842年、180年近い歴史をもつ酒蔵です。自然の乳酸菌を使い、手間と時間をかけて発酵させる山廃仕込みにこだわりをもって酒造りをしてきましたが、時代にあったモダンな味わいの酒の醸造も手掛けています。

「君の井酒造」は自由見学方式で、予約なく酒蔵見学をすることができます。大雪に耐えられるような頑丈な造りの建物や、釜をはじめとした酒造りの道具類、メディアの撮影にも使われたという施設などが見られます。無料の試飲も用意され、気軽に見学ができます。

武蔵野酒造

上越市の「武蔵野酒造」は、基本に忠実な伝統的な製法で、飲み飽きない酒造りを目指している酒蔵です。人気の看板商品は「スキー正宗」という、カタカナの入った珍しい名称のお酒です。数値上は辛口ながら、飲むとほんのりと甘みを感じられます。

「武蔵野酒造」の酒蔵見学と試飲には、無料のものと有料のものがあります。無料のコースでも3種類の日本酒を試飲することができます。

有料の見学コースは3種類あります。人気の大吟醸や純米吟醸を含む試飲ができる「プレミアムコース」は700円(税込)で予約不要です。1500円の「楽酔亭コース」は予約が必要で、スタッフの説明、庭園の見える部屋での試飲が入ります。同じく予約が必要な2000円の「蔵見学コース」では、藏の見学と5、6種類の試飲が入ります。

新潟県でおすすめの酒蔵【中越地方】

中越地方は長岡市、三条市、小千谷市などから成る、細長い新潟県の中部に位置するエリアです。コシヒカリの名産地、魚沼市も中越地方に入ります。

中越地方にはたくさんの酒蔵があり、「日本三大杜氏の里」とも言われています。淡麗辛口という新潟の日本酒のイメージを体現するようなお酒が多く醸造されています。全国的に有名な人気の酒蔵も多く、日本酒好きには酒蔵巡りがたまらないエリアです。

マスカガミ

加茂市の「マスカガミ」は1892年の創業、130年近い歴史をもつ酒蔵です。高精白にこだわり、普通酒でも吟醸並みの60パーセント以下に精米しています。淡麗ながら旨みのある酒造りを目指すと共に、陶器製の甕から柄杓で汲むという遊び心のある日本酒も生産していて人気があります。

酒蔵見学では麹室や酒母室など、酒の味を決める重要なスポットも見ることができます。圧巻は20個ほどの大きなセラミック製の甕です。1つの甕には800リットルもの酒が入っていて、静かに熟成されながらまろやかな味に仕上がっていきます。

朝日酒造

長岡市の「朝日酒造」は、1830年創業、190年の歴史を誇る老舗酒造です。原料である米作りにこだわり、農家と協力してより良い品質の米作りに腐心しています。また「朝日酒造」は地域との共生もうたっていて、社屋を利用したコンサート、所有する重要文化財の家屋の開放、地域活動への協力などを行っています。

「朝日酒造」の酒蔵見学には所要時間約20分、予約不要の無料のコースと、約60分で予約が必要な有料コースがあります。20分のコースでは映像を見ながら酒造りについて学び、60分コースでは実際の製造現場を見学します。

試飲は売店ででき、無料のものと有料のものがあります。有料のものは季節の飲み比べなどが人気です。

玉川酒造

魚沼市の「玉川酒造」は1673年から酒造りをしているという、350年近い歴史をもつ酒蔵です。一般的なイメージの日本酒の他、スパークリングの日本酒、コーヒー店とコラボしたコーヒーリキュールなど革新的な商品も生産しています。

「玉川酒造」の酒蔵見学の所要時間は約20分、予約不要で1名から案内してもらえます。貯蔵庫、つくり蔵、土蔵などを見学できますが、1番の見どころは「ゆきくら」という雪中貯蔵庫。年間を通して温度が2、3度に保たれ、美味しい日本酒が熟成されます。

「玉川酒造」の試飲コーナーでは、人気の銘柄はもちろん、低アルコール日本酒、日本酒のリキュールなど常時10種類ほどのお酒が試飲できます。

吉乃川酒造

長岡市の「吉乃川酒造」は1548年から、470年余りに渡って日本酒を造っている酒蔵です。「吉乃川酒造」では米はもちろん、水にもこだわっています。使用するには敷地内に湧き出る信濃川の伏流水です。ミネラルバランスの良い軟水で、さらりと口当たりの良いこの酒蔵の日本酒を生み出します。

「吉乃川酒造」には酒蔵巡りをしている人のためのミュージアムがあります。有形文化財にもなっている大正時代の倉庫を利用したこの建物は、かつては酒の瓶詰作業が行われていた味わい深い場所です。

「醸蔵」と名付けられたこのミュージアムの中には酒造りに関する資料が展示されている他、1000円で8種類が試飲し放題というバーがあります。

原酒造

柏崎市にある「原酒造」の創業は1814年、200年以上の歴史をもつ酒蔵です。自家精米の高品質な米を使っています。仕込み水は近くの米山の清水・伏流水。子の水は軟水で、お酒がまろやかな味わいに仕上がります。

「原酒造」には、入口に大きな杉玉が飾られた日本酒ミュージアムがあり、試飲スペースもその中にあります。

酒蔵の見学をしたい場合は、前日までに予約が必要です。スタッフから話を聞くと、より一層酒造りの工程が理解できます。100個近いタンクが並ぶ貯蔵庫は圧巻です。

新潟県でおすすめの酒蔵【下越地方】

下越地方は新潟市、村上市、新発田市などを含む、新潟県の北部に位置するエリアです。平地が多く、米作りが盛んなため、酒蔵の数も多く酒蔵めぐりが楽しめるエリアです。

下越地方の酒蔵も、辛口の日本酒を造っているところが多いのですが、女性や初心者に人気の飲みやすいマイルドな酒造りをしている藏も少なくありません。

大洋酒造

村上市の「大洋酒造」は、14の酒蔵が合併してできた酒蔵です。合併は1945年と昭和に入ってからですが、母体となった各酒蔵はそれぞれに長い歴史をもっていました。

「手頃な価格で毎日飲める高品質なお酒を」というモットーの「大洋酒造」の日本酒は、新潟らしい端麗辛口です。

「大洋酒造」には「和水藏(なごみぐら)」という展示場があり、この中に酒造りの道具、酒器、歴史的資料などが展示されています。また、試飲スペースも設けられています。仕込みに使用されていたという土蔵づくりの貯蔵庫を見学したい場合には予約が必要です。

宝山酒造

新潟市にある「宝山酒造」の創業は1885年、4代にわたって独自の味を守っています。こだわっているのは「手造り」で、極力機械化をせずに酒造りをしています。これが繊細な味や爽やかな香りを生み出しています。使用する酒米は、近所の契約農家から仕入れる「越淡麗」や「五百万石」です。

「宝山酒造」の酒蔵見学は女将が案内してくれます。昔から利用されている酒造りの道具を見ながら酒造りの歴史に思いを馳せます。特にほの暗い通路は趣たっぷりで、130年にも渡って誇りをもって日本酒造りをしてきた杜氏たちの息吹が感じられます。

酒蔵見学の後の試飲も楽しみです。店には並ばない、とっておきの日本酒を味わうことができると人気です。

今代司酒造

新潟市の「今代司酒造」は新潟駅から徒歩約15分、アクセス便利な酒蔵です。「今代司酒造」が大切にしてるのは「むすぶ」ということ。今と昔、人と人、地方と都市をむすぶ役割を果たしたいという思いをもって酒造りにいそしんでいます。

「今代司酒造」ではアルコール添加や副原料の使用を行わない酒造りをしています。それは味や香りの調整を行えないということで、酒造りの全ての過程で真剣勝負をすることになります。酒蔵見学ではそのような話も聞けることでしょう。

「今代司酒造」の酒蔵見学は予約不要で無料です。時間になるとスタッフが案内してくれます。所要時間は約30分、見学の後に試飲ができます。見学の際は備え付けのサンダルに履き替えることになります。

笹祝酒造

1899年創業の「笹祝酒造」は、近隣でとれた米を使い、地元の人間が酒を造り、生産されたもののほとんどは地元で消費されるという、地元密着の酒蔵です。他の地方にいてはほとんど味わうことができないお酒に巡り合えるという、酒蔵巡りの醍醐味を味わえる藏です。

「笹祝酒造」の木造土壁の建物は威風がありこの酒蔵の歴史を感じますが、いまだに現役で酒造りに使われています。大きな梁や柱をもつ内部も一見の価値があります。

「笹祝酒造」の試飲では、季節に合わせたおすすめのお酒が頂けます。色とりどりの酒器が並んでいるコーナーもありこの酒器で試飲することもできます。

越後桜酒造

阿賀野市にある「越後桜酒造」は、白鳥の飛来地として有名な瓢湖近くにある酒蔵です。この酒蔵のモットーは「大吟醸酒を日常酒として気軽に」。そのために設備を改装し、高品質でリーズナブルな価格の大吟醸酒を生産しています。華やかでありながら料理の邪魔をしない上品さが人気です。

酒蔵見学では酒造りやその歴史共に、スタッフの熱意ある話で越後桜酒造のこだわりなどを知ることができます。

利き酒コーナーでの試飲では、ここだけの限定酒や、蔵出しの生しぼりの試飲が楽しみです。

Thumb新潟市観光のおすすめスポットランキングTOP15!デートや子供連れにも
新潟市内には公園や神社など、デートや子供も一緒に楽しめる観光スポットが数多くあります。他にも...
Thumb新潟駅でお土産GET!美味しいお菓子・日本酒からかわいい雑貨まで!
新潟駅には新潟の名産である和菓子、日本海の海の幸を使った商品、昔ながらの雑貨、米どころならで...

新潟県でおすすめの酒蔵【佐渡地方】

沖縄本島に次ぐ広い面積をもつ佐渡島は、海流の影響で本土に比べて夏は涼しく冬は暖かという特徴をもっています。

農薬や化学肥料の使用を抑えた米作りをしている農家も少なくなく、良質な水も豊富なため、佐渡の日本酒は高い評価を得ています。佐渡では淡麗辛口から芳醇な旨口まで、バリエーション豊かな日本酒が醸造されています。個性的な人気酒藏も多く、印象的な酒蔵巡りができることでしょう。

天領盃酒造

佐渡市の「天領盃酒造」は、日本酒には全く縁のなかった若い男性が蔵元となり、杜氏と一緒に理想の酒造りを目指して日々邁進している酒蔵です。

機械を利用した方が良いところは機械に任す、という現代的な感性で人間と機械の協働による酒造りを行っています。特に精米機は日本に数台しかないという高性能のものが導入され、品質の高い酒米づくりに寄与しています。

「天領盃酒造」の酒蔵見学では、幅広い世代の人たちに支持されるような日本酒造りを目指す情熱、そして応援してくれる人を大切にするホスピタリティを感じ取ることができるでしょう。

小畑酒造

佐渡市の「小畑酒造」は、1892年創業、130年近い歴史をもつ酒蔵です。米、水、人、自然という4つの要素を大切にしている「小畑酒造」の日本酒は淡麗でまろやか、品評会やコンクールでの受賞も多くなっています。

「小畑酒造」の酒蔵見学は自由見学方式で、所要時間の目安は20から30分です。映像や展示などで酒造りやその歴史などについて知ることができ、大きなタンクが並ぶ仕込み藏もガラス越しに見ることができます。

試飲コーナーでは、代表銘柄である「真野鶴」のさまざまなバリエーションを試すことができます。酒蔵限定酒の試飲や、自家製粕漬の試食もおすすめです。

酒蔵巡りの際の注意点

酒蔵巡りをする際にはいくつかの注意点があります。まず、HPなどで酒蔵見学が可能なのか、希望の日時に開催されているのか、予約は必要なのかをチェックし、必要なら予約をします。

酒蔵によって見学の内容はさまざまです。用意された展示スペースを自由に見学するタイプから、スタッフと一緒に製造の現場まで入っていくものまであります。酒蔵によってはアクセサリーやヘア飾りなどを外すように求められる場合もあります。

また、日本酒の醸造現場や試飲スペースでは、強すぎる香水などの香りは迷惑になります。TPOをわきまえた装いで見学に出かけたいものです。

新潟の酒蔵巡りで日本酒の素晴らしさを再発見

以上、見学や試飲ができる新潟でおすすめの酒蔵15か所をご紹介しました。国内では特に若い世代にはあまり浸透していない日本酒ですが、その美味しさは、近年外国で評価が高まっています。

良質の米と水がないと造ることのできない日本酒は、日本の風土と文化に育まれた伝統食品の1つです。酒蔵巡りをすることで、日本酒やその歴史的背景だけでなく、製造に携わる人の思いや新しい時代への試みも実感できることでしょう。酒どころの新潟に行く機会があれば、是非酒蔵を訪ねてみてください。

関連記事

Noimage
この記事のライター
MinminK

新着一覧

最近公開されたまとめ