2020年03月30日公開
2020年03月30日更新
ベネズエラの観光スポットおすすめ9選!名所から穴場まで徹底ガイド!
ベネズエラといえば、観光名所の「ギアナ高地」や「エンジェルフォール」を有する世界遺産「カナイマ国立公園」が有名ですが、さらに多くの魅力を秘めた国でもあります。ここではベネズエラの魅力にあふれた観光スポットを、9つに厳選してご紹介していきます。

目次
ベネズエラのおすすめ観光スポットとは?
南米・ベネズエラには大自然を生かした観光スポットや、ここでしか見ることのできない神秘現象が見られる穴場の名所、人の手によって生み出された芸術的な世界遺産など、多くの見どころがあります。
今回はそんなベネズエラの観光スポットの中でも、特におすすめしたい観光スポットを3つのジャンルの中から計9つご紹介していきます。
ジャンルは「名所と言われる観光スポット」に、ベネズエラを代表する「人気の観光スポット」、そして「穴場の観光スポット」の3つとなっています。
ベネズエラはもちろん、南米に訪れた際、もしくはこれから訪れる方には必見のスポットばかりとなっているので、ぜひチェックしてみてください。
観光名所があるベネズエラってどんなところ?
まずは今回ご紹介するベネズエラという国についてのご案内です。「ベネズエラ・ボリバル共和国」通称ベネズエラは、南米北部の海岸に面する国であり、海に山、そして大自然ならではの神秘現象が目撃されるエリアに位置する都市でもあります。
日本の面積の約2.5倍の国土に3,0135,000人の人々が暮らしており、南米大陸の中でも特に自然環境に恵まれた国である事でも知られます。
国の北西部に位置するのは「アンデス山脈」、そしてカリブ海沖に浮かぶのは「マルガリータ島」をはじめとした熱帯ならではのリゾートアイランドです。
自然を生かした観光スポットが多いだけでなく、人の手によって生み出された芸術作品ともいえるような建造物も多く存在しており、自然と歴史が見事に調和した美しい国であると言う事ができるでしょう。
ベネズエラの名所と言われる観光スポット
ここからはさっそく、南米にあるベネズエラで名所と言われるおすすめの観光スポットを3つご紹介していきます。
その3つとは、ベネズエラの英雄を奉る像のある歴史深い公園「ボリバル公園」に、ベネズエを代表する観光名所の集結する世界遺産「カナイマ国立公園」、そして南米最大級の名瀑布「エンジェルフォール」です。
ベネズエラに訪れた際にはぜひ足を運びたいおすすめの人気スポットがさっそく登場します。ベネズエラに旅行をする方の多くが訪れる人気の観光スポットばかりとなっているので、必見の情報ばかりです。
ボリバル公園
まずご紹介したい名所と言われるベネズエラの人気観光スポットは、「ボリバル公園」です。ベネズエラの首都でもあり、近代化の進む美しい街でも知られるカラカスにある観光名所です。
正確にはカラカスの旧市街地にある公園の一つであり、散策にはもってこいの観光スポットでもあります。
この美しい公園の由来となった人物「シモン・ボリバル」氏の銅像が飾られており、ベネズエラの歴史に詳しいファンの間では聖地とされている公園でもあります。
園内には教会や映画館、ボリバル公園の象徴ともいえる存在・シモン・ボリバル氏の博物館なども併設されているので、園内の散策と併せて楽しめる人気の観光名所となっています。
南米ならではの気候の良さを感じるには最適な公園となっているので、ぜひくまなく散策してみることをおすすめします。
カナイマ国立公園
続いてご紹介したい名所と言われるベネズエラの人気観光スポットは、「カナイマ国立公園」です。ベネズエラではもちろんのこと、南米でもっとも人気の観光名所の一つである「エンジェルフォール」を園内の西側に有する国立公園です。
エンジェルフォールについては後ほどすぐにご案内しますが、カナイマ国立公園の魅力はそれだけではありません。
滝の流れを感じながら楽しめるボートツアーや遊覧飛行ツアー、そしてこちらもベネズエラを代表する観光名所の一つ「ギアナ高地」もあったりと、いずれも世界遺産の名にふさわしい観光スポットとなっています。
また円の東側には熱帯ジャングルが広がっており、ベネズエラならではのめずらしい生き物にも出会うことができるので、興味のある方は慎重に足を運んでみましょう。
珍しい食虫植物に、小さな「飛べないカエル」など、過酷な環境の中で独自の進化を遂げた希少な動植物を見ることができます。ここでしかできない体験をしたい方は、園の東側にあるグランサバナにも足を運んでみる事をおすすめします。
エンジェルフォール
最後にご紹介したい名所と言われるベネズエラの人気観光スポットは、「エンジェルフォール」です。言わずと知れた南米最大級の名瀑布の一つとされる人気の観光名所であり、その落差は979メートルにも及ぶというのだから驚きです。
あまりの高さから勢いよく流れ落ちることから、途中で霧散して地上に届かないため、エンジェルフォールには滝つぼが存在しません。この神秘現象によって、他の滝では得られない感動を体験できるでしょう。
さまざまな角度から見ることのできるスポットや展望台が周囲にはありますので、ぜひすべての角度から滝の流れ出る光景を楽しむことをおすすめします。自分のお気に入りの一枚を撮影することのできるスポットを探してみましょう。
ベネズエラの人気の観光スポット
ここからは、南米・ベネズエラに訪れた際にぜひ足を運びたい人気の観光スポットを、3つご紹介します。
世界遺産となった大学都市の誇る「アウラ・マグナ」に、ベネズエラに訪れたからには必見と言える名所「ギアナ高地」、そしてカラカス市街を一望する事のできる「テレフェリコ・デ・カラカス」の計3つとなります。
ベネズエラ観光の際にはいずれも定番ともいえるスポットですが、まだ訪れたことのない方や、迷っているという方にはぜひおすすめしたい名所ばかりとなっていますので、ぜひ最後までチェックしてみて下さい。
アウラ・マグナ
まずご紹介したいベネズエラで人気の観光スポットは、「アウラ・マグナ」です。世界遺産となった大学都市であるカラカスにある学園都市の講堂には、彫刻家アレキサンダー・カルダーの手によって生み出された名作「雲」が壮大に飾られた空間が存在します。
世界中から多くの人がその作品を一目見ようと足を伸ばしており、その空間は学園都市というよりまるでアートのようでもあります。
彫刻家アレキサンダー・カルダーの手掛けた作品はそれだけではなく、ドーム広場にオリンピックスタジアムなどでも拝見することができるので、近代建築とアートの融合を目に焼き付けましょう。アウラ・マグナの周辺は、散策をするにも最適な空間となっています。
ギアナ高地
続いてご紹介したいベネズエラで人気の観光スポットは、「ギアナ高地」です。こちらも南米を代表する、世界的な知名度を持った観光名所の一つです。
「世界最後の秘境」といわれるギアナ高地は、まるで巨大なテーブルのような山が大樹のごとく乱立する神秘現象を見ることができ、世界自然遺産となったカナイマ国立公園の中でも中心的な存在と言えます。
この広大なギアナ高地には、なんと6つの国が入り込んでいるとされています。それほどに広大な面積を持った観光スポットでは、他では決して見ることのできないほど巨大な大穴を見ることができます。
思わず目を疑うような規模の大穴と、そこへ流れ落ちるエンジェルフォールの姿は、息を飲むほどの美しさ、そして迫力を体験させてくれることでしょう。
ベネズエラ観光の際には外せないスポットとなっているので、ぜひプランに組み込み、南米ならではの大自然を体感してみてください。
テレフェリコ・デ・カラカス
最後にご紹介したいベネズエラで人気の観光スポットは、「テレフェリコ・デ・カラカス」です。ベネズエラの首都であるカラカスで人気の山「テレフェリコ」を伝う、ゴンドラを指します。
ゴンドラの営業時間については、基本的に8時から20時までとなっていますが、シーズンによっては21時まで営業しています。チケット販売の時間については18時までとなり、毎週月曜日は定休日となりますので注意して向かいましょう。
標高2,756メートルに位置する公園「エルアビラ国立公園」へアクセスをする際に一般的に利用されるゴンドラですが、標高差があるので服装には注意をして乗り込みましょう。
このエルアビラ国立公園とはカラカスでも最大規模の公園とされ、園内ではシカやリス、キツネにウサギといった小動物に加え、野鳥も生息しているので、大自然を感じながらトレッキングや登山を楽しみたい方にとってはぴったりの環境です。
山頂付近には絶景が待ち構えていることは言うまでもなく、またレストランやお土産屋さんも併設されているので便利です。
ベネズエラの穴場の観光スポット
ここからは、日本人観光客からはあまり知られていない、ベネズエラにある穴場的な観光スポットをご紹介します。
その観光スポットとは、ベネズエラならではの豊かな川「オリノコ川」に、美しい装飾が施された大聖堂「ヌエストラ・セニョーラ・デ・チキンクイラ聖堂」、そしてここでしか見ることのできない神秘現象で話題の「マラカイボ湖」の3つです。
いずれも日本では、ベネズエラの観光スポットとしてはまだ広く認知されていない名所ですが、ここまでにご紹介してきた人気の観光スポットにもひけを取りません。
オリノコ川
まずご紹介したいベネズエラの穴場のおすすめ観光スポットは、「オリノコ川」です。ベネズエラを大きく横断する形で流れる、水量の豊かな川です。南米はおろか、世界3位ともいわれる豊富な水量を有した大河で、その姿はもはや神秘的ですらあります。
全長はなんと2,140キロメートルを誇り、オリノコ川に架けられたつり橋「アンゴストゥーラ橋」は南米最大の大橋と言われています。
川には南米ならではの獰猛な生物が生息しているとされ、ピンク色のアマゾンカワイルカや世界最大の蛇でもあるアナコンダ、そしてピラニアといった魚も生息しています。
日本ではあまり広く知られていない観光名所ですが、その優雅な姿と壮大な自然は一見の価値ありです。大航海時代の冒険家たちから、黄金郷が眠るとされていたほど神秘的な場所でもあるオリノコ川は、ベネズエラの大自然をより感じたい方に特におすすめです。
ヌエストラ・セニョーラ・デ・チキンクイラ聖堂
続いてご紹介したいベネズエラの穴場のおすすめ観光スポットは、「ヌエストラ・セニョーラ・デ・チキンクイラ聖堂」です。「世界でもっとも雷が多い村」からすぐの場所にある教会で、美しいステンドグラスや独創的な絵画で、多くの観光客を魅了してきました。
外観はまるでヨーロッパの大聖堂のようですが、見どころは手の込んだ内装にこそあるとされ、中でもまるでアート作品のようなイスは、他では決して見ることのできない独特の美しいデザインをしています。
大理石の柱、ドーム状になっている天井、そして見事なステンドグラスや絵画は一見の価値ありです。
まるで建物全体がアート作品のようでもあり、教会であることを忘れさせるような穴場の観光名所となっているので、「マラカイボ湖」周辺に足を運んだ際はぜひ立ち寄る事をおすすめします。
マラカイボ湖
最後にご紹介したいベネズエラの穴場のおすすめ観光スポットは、「マラカイボ湖」です。先ほどご紹介したヌエストラ・セニョーラ・デ・チキンクイラ聖堂のすぐ近くにある、南米最大の淡水湖です。
マラカイボ湖の南側では、非常に珍しい気象現象「カタトゥンボの稲妻」を頻繁に観測できることでも知られ、その神秘的な光景を一目見ようと世界中から多くの観光客が押し寄せています。
周辺で発生する「無音の雷」という現象は現在でも解明されておらず、観光客のみならず世界中の研究家からも注目を集めています。音も鳴らず、そして色も紫色をした神秘的な雷を一目見るために、ぜひマラカイボ湖に訪れてみましょう。
またマラカイボ湖の魅力はそれだけではなく、湖の上に家を建てる集落があることから「ベネズエラの小さなベネチア」と称されており、知る人ぞ知る隠れた名所となっています。ぜひそちらにも注目してみてください。
南米・ベネズエラのアクセス情報
最後に、日本からベネズエラに行く際のアクセス情報をご案内します。現在は日本からベネズエラを直接結ぶ便はないので、サンフランシスコやロサンゼルス、メキシコなどを経由してアクセスするのが一般的です。
日本からベネズエラまでのフライト時間はおよそ28時間前後と言われているので、かなりの長旅となることでしょう。
南米の航空会社の多くが、今回ご紹介しているベネズエラの首都となるカラカスへの便を取り扱っていますので、まずは首都カラカスを経由してから各観光スポットへと足を伸ばすと良いかも知れません。

南米・ベネズエラの観光を楽しもう!
ここでは南米・ベネズエラにある人気の観光スポットのなかでも、特におすすめしたい名所を9つに厳選してご紹介してきました。
ベネズエラにはこの他にもまだまだ多くの神秘現象が発生する名所や大自然ならではの観光スポット、そして人の手で生み出された芸術的建造物が多く存在します。
ベネズエラに訪れた際には、ぜひご紹介した9つの観光スポットをもとに、散策を楽しんでみてください。
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