蔦沼の紅葉は見事!観光・散策や沼めぐりもおすすめ!温泉で癒しも!

蔦沼は青森県の八甲田山の麓にあって、秋も深まる季節になると沼の周辺を埋め尽くす木々が纏う美しい紅葉に人々の視線が集まる場所として知名度を上げています。行ったことのない人は蔦沼に一度は行ってみたい、一度行ったことがある人はもう一度行きたい、場所と言えましょう。

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目次

  1. 1青森八甲田山の蔦沼の絶景
  2. 2蔦沼の紅葉に心をつかまれる
  3. 3なぜ紅葉がそんなにきれいなの?
  4. 4蔦沼の周辺の見どころ
  5. 5蔦沼にアクセス
  6. 6蔦沼って湖とは違うの?
  7. 7四季折々の蔦沼の魅力
  8. 8春の蔦沼
  9. 9夏の蔦沼
  10. 10秋の蔦沼
  11. 11冬の蔦沼
  12. 12蔦沼周辺の散策のおすすめ
  13. 13沼めぐりも面白そう
  14. 14沼めぐりのコース
  15. 15蔦沼の周辺にある蔦温泉旅館
  16. 16蔦沼の紅葉に身体まで染まりそう

青森八甲田山の蔦沼の絶景

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青森県八甲田山の麓にある蔦沼は秋の紅葉季節になると多くのフォトグラファーが集まることで知られています。その、多くのフォトグラファーの注視を集める要因として挙げられるのが、ひっそりと佇む秘境の沼でありながら季節や時間の経過によってまったく違う絶景を見せてくれる、ということに尽きます。変化の様子をじっくり見てみましょう。

蔦沼の紅葉に心をつかまれる

こんな風に高いところから広範に写真を撮ると、徐々に移動している紅葉の様子が手に取るように見られて、心を鷲掴みにされます。よく、「秋が徐々に麓に降りて来る」という表現を見かけることがありますが、まさしく時間の経緯とともに秋の紅葉が青森の八甲田山にやって来ているのが分かります。それにしても、ほんとうに美しいです。

なぜ紅葉がそんなにきれいなの?

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では、蔦沼の紅葉が他に非類がないほどに美しいのはなぜなのでしょうか。ちょっと考えてみましょう。通常、紅葉の成り立ちを考える場合、一番に昼夜の気温差が挙げられるようです。夏の盛りに十分な日照時間プラス雨量があって、秋の足音とともにやってくる昼夜の温度差の落差が大きいほど美しい紅葉が出現する期待大、ということになりそうです。

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それと、蔦沼の紅葉が抜群に美しいのは、樹木が沼の岸ギリギリまで来ているのでそのまま反転して沼の面に鏡で映すかのように映り込む、ということもプラス要因と言えます。紅葉の色合いは植わっている樹木によっても違いますので、比較的ブナが多い蔦沼周辺に赤色の強い紅葉が出現するのは必然、ということになるようです。

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蔦沼の樹木は、他にもカエデ、ミズナラ、トチなどなど混ざっているようですが、樹木が持っている色素によって紅葉する時期や出現する色合いも違ってくるので、どんな時期に蔦沼を訪れればヒットするのか興味が湧きます。ちなみに、アントシアニンが多いと赤色が強く出るようです。お馴染みのクロロフィルが緑色、カロチノイドが黄色のようです。

蔦沼の周辺の見どころ

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蔦沼から眺める広大な八甲田山も素晴らしいですが、蔦沼を起点として周辺にどんな見どころがあるのかも気になります。蔦七沼めぐりもいいでしょう。アクセスもし易いのでまとめて後述します。なお、青森の蔦沼を全国に知らしめた文人および歌人の大町桂月の旧宅や銅像などもあります。蔦温泉に魅了されてこの地に落ち着いた文人にも惹かれます。

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青森の自然と蔦温泉を愛した大町桂月の銅像です。なお、大町桂月の墓所は蔦温泉の敷地の中にあります。大町桂月は1869年に高知で出生した文人です。旅と酒をこよなく愛し、紀行文を雑誌などに発表、美文家として知られていました。奥入瀬や十和田湖を愛するあまり晩年は住所を蔦温泉に移し、この地で生涯を閉じました。

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写真は大町桂月が住んだ旧宅です。大町桂月は歌人としても知られており、あの与謝野晶子との交流もありました。与謝野晶子の有名な歌「君死にたもうことなかれ」に対する大町桂月の評価について双方の相容れない感情についてやり取りがあったようです。この地の近くに彼の名前にちなんだ桂月岳という山もあるくらい、彼が残した足跡は多いです。

蔦沼にアクセス

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蔦沼へのアクセス方法を記述しておきましょう。青森駅よりバスでのアクセスは約60分で、青森駅→新青森駅→十和田湖を結ぶJRのバスが蔦温泉の停留所に停まりますのでここで降りましょう。車でのアクセスは、八戸市中心部から約2時間 、東北自動車道の黒石インターから約45分、東北自動車道の青森インターから約50分で蔦温泉駐車場に着きます。

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蔦温泉の裏手の方に蔦沼をはじめとする湖沼がありますので、車でのアクセスの場合も、蔦温泉の駐車場へ車を止めます。駐車場全体が広いので余程のことがない限り駐車場で困ることはありません。蔦温泉の敷地内にビジターセンターがありますので、そこで周辺へのアクセス方法など必要な情報を入手しましょう。

蔦沼って湖とは違うの?

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よく湖沼地帯などと言いますが、湖と沼の違いって何なのでしょう。一般に言われているのは、水浸が5m以下であまり透明度が高くなくて水中に水草などが生えているのが沼、ということのようです。反して、湖というのは、水深が5mから10m以上の箇所もあって比較的規模が大きい、ということなのでしょう。

四季折々の蔦沼の魅力

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蔦沼については、紅葉の季節の美しさだけにフォーカスが当っていて、じゃあ、他の季節はどうなんだろう? と思うことがありますね。しかし、四季がある日本だからこそ四季折々の美しさとか季節ごとの変化の魅力があるわけです。紅葉以外の季節でのアクセスも探ってみましょう。歩いているうちに意外な発見もありそうで楽しみです。

春の蔦沼

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雪が解けてやがて春から新緑の季節に向かう蔦沼もいいです。木々を渡る風の中に小鳥の声が聞こえてきて、雪の中で静かに暮れていた沼の周囲の空気が動き出したような感覚になります。沼めぐりの小路とか野鳥の小路とか、なかなかのネーミングの遊歩道があります。この辺りは野鳥の保護区にもなっています。

夏の蔦沼

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夏の蔦沼は緑色で埋まりますが、5月下旬ごろから野鳥が活躍する時期に入るので、野鳥保護区ということもあり、いろんな野鳥の鳴き声が響き渡って快感です。小鳥たちの鳴き声をシャワーのように浴びましょう。また、この季節のもうひとつの魅力が濃霧です。緑一色の濃霧の中を蛍が飛び交う幻想的な視界が広がって思わず夏の暑さを忘れます。

秋の蔦沼

秋の蔦沼の紅葉は最高、と誰しもが言いますが、最高潮の紅葉の時期や時間帯に遭遇するのはなかなか大変そうです。体験者によりますと、昼夜の寒暖差の大きい10月ごろの早朝の日の出時刻が、朝日が当って赤く輝く紅葉と反転して沼の面に鏡のように映り込んだ紅葉が息を呑む美しさだといいます。その瞬間を狙って多くのフォトグラファがカメラを構えています。

冬の蔦沼

冬の蔦沼の魅力って静謐な空気と言えるかもしれません。あれほど賑わった紅葉時の蔦沼も、さすがに標高が500mを越えるだけに雪に覆われています。シーンとした空気を切り裂くように時折キツツキが木を穿つ音が響き渡ったり、凍った沼の面に積もった雪がきれいな造形を作っていたり、そこに非日常の美しさの世界があります。

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蔦沼周辺の散策のおすすめ

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蔦沼周辺の散策コースを探してみましょう。蔦温泉から蔦沼までの散策路はバリアフリーになっていて車イスの方や幼い子どもたちでも楽しく散策できます。季節によってはいろんな種類の野鳥観察ができたり、モリアオガエルの生態などに触れることもできます。沼で魚釣りもできるそうですよ。散策には格好の場所と言えましょう。

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蔦温泉の裏手の沼めぐりの小路入口を起点として、ゆっくり散策を楽しむのもいいでしょう。文字どおりの散策という訳ですが、以後に沼めぐりについて触れてみます。沼めぐりは、散策時間が最大でも1時間半あれば起点の蔦温泉に戻ることができます。散策の後の汗ばんだ身体を癒すことができる温泉は天国です。

沼めぐりも面白そう

七沼めぐりもいいですね。沼めぐりの小路の入口は蔦温泉のすぐ裏手にありますが、入口近くにビジターセンターがあって蔦沼やその他の沼の現在の状況やアクセスについて知ることができますので、立ち寄って情報を仕入れてから出発するといいでしょう。ホワイトボードに体験者からの情報も書かれていてとても役に立ちそうです。

沼めぐりのコース

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蔦温泉を起点として、沼めぐりの小路を辿って徒歩約10分で蔦沼に着きます。蔦沼まではバリアフリーになっていますので車イスの方でもアクセスは大丈夫です。ちょっと距離が遠い赤沼を除く六沼めぐりは徒歩で約1時間20分くらい、距離にして約2.6kmで出発点の蔦温泉に戻れます。

鏡沼(かがみぬま)

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冬の鏡沼(かがみぬま)。ドラゴンアイとも呼ばれます。蔦沼から徒歩約15分で鏡沼に着きます。人造湖ですが、周囲の景色が鏡のような沼面に映り込んでその名の通り鏡を見るようです。ここの水は月沼から流れ込んでいるようです。

月沼(つきぬま)

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とても美しい晩秋の月沼(つきぬま)です。鏡沼から徒歩約5分で到着します。蔦温泉には大町桂月が逗留していたからでしょうか、多くの文人が風雅な月沼を訪れて酒宴をしたりすることもあったようです。たしかに、風雅な感じがします。

長沼(ながぬま)

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長沼(ながぬま)です。月沼から徒歩約15分で到着します。春の雪解けの時期は大量の雪解け水が注ぐため、その名の通り長い形の沼ですが、夏の間に徐々に渇水して丸い小さな沼になっていきます。たくさんの植物が生育していて、夏の間は群落を描くようです。オシドリが見られます。

菅沼(すげぬま)

菅沼(すげぬま)です。長沼から徒歩約20分で到着します。水芭蕉の群生地帯として知られています。菅沼には東屋があって散策の途中でひと息入れることができます。菅沼は人造沼で、かつては材木を伐りだして流すための沼だったようです。

瓢箪沼(ひょうたんぬま)

瓢箪沼(ひょうたんぬま)です。菅沼から徒歩約10分で到着します。春は水芭蕉の群落を見ることができますし、夏にはモリアオガエルの産卵風景が見られます。モリアオガエルは日本固有の蛙の種で、産卵期には沼にせり出した樹木の枝に泡粒のような卵を産みつけ、孵化した卵は沼の中に落ちてオタマジャクシになります。

赤沼(あかぬま)

赤沼(あかぬま)です。他の六沼からは少し距離があるために沼めぐりの小路のコースには入っていませんが、それだけに、手つかずの自然が残っていて、日常から切り離された時間を過ごすのには良い場所と言えましょう。アクセスは大変ですが、太古の自然に会うために行ってみるのもおすすめです。

蔦沼の周辺にある蔦温泉旅館

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蔦温泉(蔦温泉旅館)は青森県八甲田山の麓にあって、アクセスが便利で環境もとてもいい温泉です。どのお風呂も源泉が足下から湧出しているという希少価値の温泉ですし、駐車場スペースがとても広くてここを起点として蔦沼やその他七沼めぐりもできる利便性といい、環境的にも申し分のない温泉です。今年の宿泊営業は4月20日からだそうです。

住所:青森県十和田市奥瀬字蔦野湯1
電話番号:0176-74-2311

すばらしいロケーション

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蔦温泉の裏辺りからバリアフリーの散策路が始まっており、申し分のないロケーションです。散策に出るにあたってもビジターセンターでいろいろ知識を仕込むこともできます。近くに土産物店もあり、夏場などは野菜や果物を冷やして販売していてこれがとてもおいしいです。ちょっとした必需品もここで調達できるので便利です。

秘湯蔦温泉旅館のお風呂がすごい

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蔦温泉久安の湯です。昔は旅館棟専用の混浴湯だったのを1990年に改築したため、男性と女性の入浴時間を決めて入れ替えで入浴する方式になっています。入浴時間は、女性が10時から12時と21時から翌朝8時まで、男性が13時から20時になっています。湯船の足下からポコポコと湯が湧いてきて温まりますし、ずっと入っていたいことでしょう。

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蔦温泉泉響の湯です。男湯と女湯が分かれています。かつて、作家の井上靖さんが宿泊した際に、ここのお風呂を「泉響颯颯」と詠われたそうで、泉響の湯というのはそこから名付けられた、と蔦温泉のホームページに書かれています。1996年に改築、天井の梁が高く、お湯の出る音が泉のせせらぎのように響いて、その解放感は特別なものがあります。入浴時間は10時から翌日9時です。

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お風呂場の梁が高くて採光の感じも特別なものがありますね。浴槽から天井までの高さは12mもあるそうです。たしかに、湧き出る湯が発する共鳴音や高い梁の間から入り込む間接光などがコラボレーションするお風呂にはなかなか遭遇できるものではありません。自然のなかの一軒宿の、しかもこんなお風呂に入ったら、思わず「極楽、極楽」という言葉も出てきそうです。

立ち寄り入浴もできる蔦温泉

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蔦温泉は立ち寄り入浴もできます。とにかく温泉の評価は満点に近いので、周辺の散策で疲れた体を立ち寄り入浴でほぐすことをおすすめします。入湯料は、大人800円、小人(小学生)500円です。ハンドタオルは250円で、貸出しのバスタオルは500円です。多少の入浴時間の変動はあるようですが、10時から16時(15時30分に受付終了で16時までに退館)です。

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蔦沼の紅葉に身体まで染まりそう

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蔦沼や蔦温泉やその周辺の沼にアプローチしてみました。身体の芯まで染まりそうな秋の紅葉は、今や知名度の高い存在になっていますが、冬の静まり返った無音の世界の沼や、一転して小鳥たちの賑やかなさえずりに誘われるように心が弾む春の沼など、人々が折に触れて求める心安らぐ要素がこの辺りにはたくさん存在して人の訪れを待っているような気がします。

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この記事のライター
T. Binnaka

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