「太龍寺」は徳島のパワースポット!ロープウェイの長さは西日本一?

徳島の太龍寺は四国八十八か所霊場の第21番札所です。標高約600mの山頂近くにある人気パワースポットで、西日本一長いロープウェイで簡単にアクセスできます。今回はそんな太龍寺の見どころや絶景スポット、ロープウェイの魅力などについて紹介します。

「太龍寺」は徳島のパワースポット!ロープウェイの長さは西日本一?のイメージ

目次

  1. 1徳島・太龍寺の見どころをご紹介
  2. 2太龍寺の魅力を解説
  3. 3太龍寺の境内案内
  4. 4太龍寺の御朱印
  5. 5太龍寺への行き方
  6. 6太龍寺ロープウェイについて解説
  7. 7太龍寺周辺のおすすめ観光スポット
  8. 8太龍寺へ行ってみよう

徳島・太龍寺の見どころをご紹介

徳島の太龍寺は四国八十八か所霊場の第21番札所です。徳島県南部の標高618mの太龍寺山の山頂付近にあり、和歌山県の高野山に対し「西の高野」とも呼ばれています。

現在はロープウェイで簡単に登ることができますが、かつては険しい山のため登るのがたいへん難しく、お遍路の難所とされ「遍路ころがし」と呼ばれていました。

実は太龍寺ロープウェイは西日本で最も長いロープウェイで、ゴンドラの中からは山や川の絶景を楽しむことができます。今回はそんな太龍寺や太龍寺ロープウェイについて、おすすめの見どころや行き方などを詳しく紹介しましょう。

「西の高野」太龍寺を参拝しよう

太龍寺は四国山脈の東南端にある太龍寺山にあり、周辺には樹齢数百年とも言われる大木が生い茂り、鬱蒼とした雰囲気が漂います。境内は霊気にあふれ、本堂や大師堂、多宝塔などの見どころがあります。

太龍寺ロープウェイは199.年(平成4年)に開通し、ふもとから山頂まで約15分間で登ることができます。お遍路さんにとっては難所でしたが、現在は多くの参拝客が訪れています。

太龍寺の魅力を解説

徳島の太龍寺は高野山真言宗の準別格本山で、正式には「舎心山 常住院 太龍寺」といいます。創建は792年で、若き弘法大師空海が修行をした場所とされています。本尊は虚空蔵菩薩です。

山の中に佇む静かなお寺で、境内には空海が修行をしたとされる舎心ヶ嶽があります。自分と向かい合うのにおすすめの場所で、お遍路さんや参拝客に人気があります。

空海が修行した山岳寺

徳島の太龍寺は、弘法大師空海が19歳の時、舎心ヶ嶽という岩の上で100日間の虚空蔵求聞持法という修行をしたことで知られています。虚空蔵求聞持法とは難行の一つで、虚空蔵菩薩の真言を一日一万回、合計100万回唱える修行のことを指します。

この修行は若い弘法大師空海の思想に大きな影響を与えたと言われ、太龍寺は四国霊場の中でも需要な位置を占めます。後に桓武天皇によって堂塔が建立され、本尊の虚空蔵菩薩像などが安置されて、太龍寺として開基しました。

平安時代には皇室や武家から厚く信仰を集め、太龍寺は子院を12か所に持つほど大きく繁栄しました。しかし戦火や火災などにより次第に荒廃していきます。現在は巨木に囲まれた神秘的な雰囲気の寺院として、多くの参拝客から人気を集めています。

四国八十八箇所の第二十一番札所

徳島の太龍寺は、四国八十八か所霊場の第21番札所です。寺領は広大で、四国霊場の中でも最も規模が大きなお寺の一つとなっています。

境内は杉やヒノキの巨木が生い茂り、仁王門や堂塔など様々な建物が並んでいます。高山植物も見どころの一つで、春はシャクナゲ、夏はアジサイの名所として人気があります。

また秋の紅葉や冬の椿など年間を通して様々な花々を愛でることができ、花が好きな方にもおすすめのスポットです。

太龍寺の境内案内

太龍寺は四国霊場の中でも壮大な寺領を持ちます。境内には本堂・大師堂・多宝塔の他、鐘楼門や護摩堂、六角経蔵、本坊など点在していて、おすすめの見どころがたくさんあります。

太龍寺を参拝に訪れたら、これらの見どころを見ながらゆっくりと境内を散策してみるのもおすすめです。ここでは人気がある見どころを中心に、太龍寺の境内を紹介します。

山門(仁王門)

太龍寺で最初に紹介するおすすめのスポットは山門です。山門は太龍寺の表玄関で、ロープウェイを降りて最初にある建物です。山門は太龍寺で現存する建物の中で最も古いものです。

山門の両側には仁王像が安置されていて、仁王門とも呼ばれています。仁王門や仁王像は鎌倉時代に造られたもので、徳島では最古の仁王像として人気があります。

龍天井

本堂と六角経蔵の間に持仏堂と呼ばれる建物があります。持仏堂は別名本坊と呼ばれ、僧が寝泊まりする場所となっています。1894年の火災で焼失し、現在あるのはその後に再建されたものです。

持仏堂の正面の大廊下の天井には、高知出身の明治時代の日本画家・竹村松嶺の筆による龍の絵が描かれていて、龍天井と呼ばれています。持仏堂は空海が行った虚空蔵求聞持法を修行する道場で、真言密教の教えを伝える重要な建物となっています。

本堂

続いておすすめする太龍寺の見どころは本堂です。本堂は、1852年に阿波藩の藩主である蜂須賀公によって建てられました。弘法大師空海が彫った虚空蔵菩薩を本尊として祀っています。

本尊は普段は拝むことができませんが、毎年1月12日の初会式の際にご開帳され、姿を見ることができます。丑年生まれの人の守護神で、知恵や幸福などあらゆるご利益があるとされています。

多宝塔

続いて紹介する太龍寺のおすすめスポットは多宝塔です。多宝塔は本堂北側にある高台に建つ建物で、1861年に建立されました。五大虚空蔵が安置されています。

五大虚空蔵は災いを防ぎ、招福のご利益があるとされ、太龍寺の中でも参拝客に人気があるスポットとなっています。特に60年に1度行われる除災祈願は、天変地異の災いを取り除くご利益があるとされていて、盛大に執り行われます。

舎心ヶ嶽(奥の院)

続いて紹介する太龍寺の人気スポットは舎心ヶ嶽です。太龍寺には奥の院が3つあり、舎心ヶ嶽は、弘法大師空海が100日間の修行をした場所です。

舎心ヶ嶽は本堂から離れた場所にあります。行き方は、太龍寺ロープウェイを降りたら本堂とは反対の左側に向かって歩きます。距離は680mほどで、時間にして15分ほどです。坂になった山道なので、足元に注意して歩いてください。

参道にそって四国八十八か所の本尊像が1番から順に並んでいるので、拝みながら歩くのもおすすめです。舎心ヶ嶽の入口は切り立った岩場で石段などはなく、ロープを使ってよじ登る形となります。頑張って登ったところに、求聞持修行大師像が鎮座しています。

以前はこちらにお堂があったのですが、弘法大師入定1200年の際に青銅の像が建てられました。大師像は東を向いていて、虚空蔵菩薩の化身・明けの明星を拝んでいます。大師像のそばまで登ることができますが、危険なので十分気を付けてください。

ここから見る風景は絶景で、天気がよければ、空海が1000年以上前に見たような青空とパノラマビューを拝むことができます。

太龍寺の御朱印

太龍寺では御朱印をいただくことができます。太龍寺でいただける御朱印は3種類あり、四国八十八か所霊場第21番札所の御朱印、奥の院・舎心ヶ嶽の御朱印、阿波秩父観音霊場第10番札所の御朱印となります。初穂料は300円です。

また太龍寺で納経をした人には本尊の姿を描いた御影が無料でいただけます。カラー版は別途200円となります。

オリジナルの御朱印帳も用意されています。境内の建物や弘法大師像、ロープウェイなどが刺繍されたもので、サイズは横11cm、縦16cmとなります。御朱印がいただける時間は7時から17時までとなっています。

太龍寺への行き方

ここからは太龍寺への行き方を詳しく説明しましょう。太龍寺への行き方は、徒歩とロープウェイがあります。

平成のはじめまではロープウエイがなかったので、徒歩での行き方しかなく、お遍路の最大の難所とも言われていました。現在はロープウェイで簡単に登ることができ、歩いて登るのに自信がない方にもおすすめです。

徒歩の場合は険しい山道を進む

太龍寺へは徒歩での行き方もあります。阿波にあるお遍路の3か所の難所を「一に焼山、二にお鶴、三に太龍」と呼ぶことがありますが、太龍寺はその3番目の難所となります。特に登山道は、「遍路ころがし」と呼ばれていて、険しい山道となっています。

登山道は整備されているので歩いて登ることができますが、山頂まで急勾配が続くので注意が必要です。駐車場から山頂まで、一般に30分から40分ほどかかります。

一般的な移動手段はロープウェイ

今でも登山道を歩いて登る人が多くいますが、簡単に太龍寺まで登る行き方があります。それはロープウェイを利用する行き方で、麓から山頂まで約15分で登ることができます。

従来は険しい山道を登らないと行くことができかったのですが、ろーっぷウェイが開通してからは簡単な行き方として、多くの参拝者が太龍寺を訪れるようになりました。

太龍寺ロープウェイについて解説

それでは太龍寺ロープウェイの乗り場への行き方や料金、おすすめの見どころなどについて解説することにしましょう。

太龍寺ロープウェイは距離にして2700m以上もあり、次々と変わる景観を楽しむことができます。西日本でも人気があるロープウェイの一つです。

全長2,775メートル!西日本一の長さ

太龍寺ロープウェイは、山のふもとにある道の駅鷲の里内の鷲の里駅から山頂近くの太龍寺駅を結んでいます。その長さはなんと2775mあり、西日本で最も長いロープウェイです。

101名乗りの大きなロープウェイで、高低差は422mあります。ゴンドラの中から、眼下に広がる絶景を楽しむことができ、太龍寺を訪れる参拝客に人気があります。

太龍寺山山頂まで続く絶景

太龍寺ロープウェイは支柱が2基あります。山麓から1号支柱までは、眼下に流れる那賀川の風景を楽しむことができます。1号支柱から2号支柱までは遠くにそびえる剣山山系の雄大な風景を眺めることができます。

そして2号支柱から終点の山頂駅までは紀伊水道と橘湾の絶景を楽しむことができ、川や山、海と次々に変わる景観を満喫できます。

太龍寺ロープウェイの利用料金

太龍寺ロープウェイの利用料金をお知らせしましょう。太龍寺ロープウェイの利用料金は片道料金と往復料金の2種類があります。

まず大人の利用料金は往復料金2470円、片道料金1300円です。続いて中高校生の利用料金は、往復料金1800円、片道料金980円です。そして小学生の利用料金は往復料金1200円、片道料金650円となっています。ペットは無料で利用できます。

営業時間・アクセス方法

続いて太龍寺ロープウェイの営業時間とロープウェイ山麓駅までの行き方をお知らせします。太龍寺ロープウェイの営業時間は、8時から16時40分(上りの最終時間)となっています。ロープウェイは20分ごとに運行されていて、毎時0・20・40分発となります。

次に太龍寺ロープウェイ山麓駅までの行き方をお伝えします。車でアクセスする場合は徳島インターから約1時間です。

公共交通機関を使う行き方は、徳島駅から徳島バスを利用し、約1時間30分のところにある那賀町和食東で下車し徒歩10分です。もう一つの行き方は、JR牟岐線桑野駅から徳島バスを利用し、那賀町和食東で下車徒歩し10分となります。

住所 徳島県那賀郡那賀町和食郷田野76
電話番号 0884-62-3100

太龍寺周辺のおすすめ観光スポット

徳島の太龍寺を参拝したら、周辺の観光スポットも訪れてみましょう。太龍寺周辺には興味深いスポットがいくつもあるので、合わせて訪れてみるといいでしょう。

ここではロープウェイ駅がある「道の駅 鷲の里」と、「猫神さま」として親しまれているお松権現を紹介しましょう。

人気のグルメスポット「道の駅 鷲の里」

まず最初に紹介する道の駅 鷲の里は、敷地内に太龍寺ロープウェイの駅があるので、太龍寺の参拝を終えた後に食事や買い物を楽しむことができるおすすめスポットです。

直売所では徳島の名産や工芸品を販売しているので、お土産探しができます。またお遍路さんの衣装や必要な道具などもここで購入することができます。その他、弘法大師空海に関する書籍や絵本なども扱っているので、興味のある人は探してみるといいでしょう。

レストラン「菩提樹」では、地元の名物を味わうことができます。中でも徳島名産の木頭ゆずをたっぷりと使ったちらし寿司「かきまぜ」が人気で、太龍寺のおすすめグルメとなっています。近くには足湯があるので、疲れた体を癒すこともできます。

猫神様で有名な「お松権現」

続いて紹介する太龍寺周辺の人気観光スポットはお松権現です。太龍寺から少し北にある神社で、「猫神さま」と呼ばれ親しまれています。境内には奉納された1万体を越す招き猫がぎっしりと並んでいます。

お松権現は、無念の死を遂げた女性のために、飼い猫の三毛猫が化け猫になって仇討をしたという悲しい話が伝わっています。招き猫が並ぶ境内は圧巻で、思わず写真に収めたくなるような光景です。

お松権現は学問成就のパワースポットとして人気があり、受験シーズンには多くの学生が参拝に訪れます。また、勝負運や訴訟の神様としても有名で、年間を通して多くの人が参拝に訪れます。

Thumb 徳島の道の駅おすすめランキング!人気のお土産やグルメもまとめて紹介!
四国の大自然を感じられる徳島県は、ドライブにおすすめです。ドライブをする上でかかせないスポッ...
Thumb徳島県の人気観光地25選!おすすめグルメや穴場スポットもリサーチ!
徳島県といえば「阿波踊り」で有名な地域ですが、徳島県観光というとあまりピンと来ない方も多いの...

太龍寺へ行ってみよう

徳島の太龍寺は山頂近くにあり、かつてはお遍路の難所と言われていました。現在はロープウェイで空中散歩を楽しみながら簡単に訪れることができます。

かつで若き空海が修行をした道場など、境内には多くの見どころがあります。巨木の囲まれた静かな寺で、自分と向かい合いたい時に訪れるといいでしょう。

関連記事

Original
この記事のライター
Momoko