イギリス英語の特徴は?発音やアメリカ英語との違い・アクセントを徹底調査!

日本人が学校で学ぶ主要教科の一つである英語には、大きく分けてイギリス英語とアメリカ英語があります。どんな違いがあるのでしょうか。イギリス英語の発音やアクセントなどの特徴やアメリカ英語との違い、イギリス英語の学び方について紹介します。

イギリス英語の特徴は?発音やアメリカ英語との違い・アクセントを徹底調査!のイメージ

目次

  1. 1発音や文法の美しいイギリス英語
  2. 2日本の学校の英語はどちらの英語?
  3. 3イギリス英語の特徴
  4. 4イギリス英語とアメリカ英語の違い
  5. 5イギリス英語の会話に役立つフレーズ
  6. 6イギリス英語を勉強する方法
  7. 7イギリス英語を勉強してみよう

発音や文法の美しいイギリス英語

学校の主要教科として位置づけられ、長年にわたって学んできている英語ですが、実はイギリス英語、アメリカ英語というような区別があることを知っているでしょうか。イギリス英語とあらためて「イギリス」とつけられた英語は、ふだん学ぶ英語とどんな違いがあるのか、その特徴や発音、アクセントなども含めて紹介していきましょう。

正式な英語は「イギリス英語」

ところで、「イギリス英語」と述べましたが、実は世界的に正式な英語とされているのは「イギリス英語」のほうなのです。その理由は、いわゆる植民地の歴史などと大きく関係しています。

そもそも英語というのはその文字があらわすように「英」国、つまりイギリスで使用されている言語のことを言います。そのイギリスはその昔、多くの国を植民地としていました。植民地にした国ではイギリス英語が使われました。そのためイギリスの植民地だった歴史を持つ国の多くは「イギリス英語」を使っています。

結果として、イギリス英語を一般的に使うという国は、イギリスだけではなく、その植民地となった歴史を持つオーストラリア、ニュージーランドなど、世界中に多くあります。もちろん植民地時代から現在までは長い歴史を経ており、地元の言葉とまじりあっています。

イギリスの英語は発音や文法などが正しく美しく、文章が忠実できれいであると言われます。表現のしかたも丁寧で礼儀正しいと言われており、あまり省略形などは使わないと言われています。

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日本の学校の英語はどちらの英語?

では、日本人が学校で学んでいる英語というのは、どちらの英語なのでしょうか。答えから言うと、日本の英語教育で一般的に学んでいるのは「アメリカ英語」です。その理由は、アメリカという国の影響力が大きいこと、そして日本とのつながりが深いことによります。

特に第二次世界大戦以降、アメリカは世界における経済的な覇権を握ってきました。経済的な覇権を握るということは、経済活動をする上でアメリカ英語を使う必要がそれだけ多いということになります。

また、日本は第二次世界大戦の後、アメリカを中心とする連合国軍最高司令部により戦後改革が行われました。そのため、日本にはアメリカを中心とする文化が入ってきたわけです。そのため英語もアメリカの英語が中心となって学ばれることになりました。

イギリス英語の特徴

では次に、具体的にイギリス英語の特徴について紹介していきましょう。先ほどイギリス英語の特徴として発音や文法が正しいと言われると述べましたが、具体的にどのように「正しい」のでしょうか。特に「クイーンズイングリッシュ」と呼ばれる標準的な英語を中心に紹介していきます。

発音

まず、イギリス英語の発音の特徴です。一般的には上品なイメージがあるとされるイギリス英語の発音ですが、アメリカ英語と違う特徴を持つ発音をいくつか紹介しましょう。

アメリカ英語とイギリス英語を比較して大きく違うのは「r」と「t」の発音です。イギリス英語の場合、「r」は母音が次に続く場合だけ発音し、逆に「t」ははっきり発音するという違いがあります。具体的に言うと「hard」は「ハード」、「water」は「ウォーター」に近い発音になります。

また、「stop」はアメリカ英語では「スタップ」というふうに「o」を「a」に近く発音しますが、イギリス英語では「ストップ」と「o」で発音します。日本の発音に近い言い方と言っていいかもしれません。

スペル

同じ英語ならスペルはどこでも同じと考えがちですが、実はイギリス英語とアメリカ英語ではスペルが違う英語もあります。英語の辞書などを見ると、アメリカとイギリスでスペルの違うものはそのことが書かれているので、気づく方もいるかもしれません。

たとえば「center」という単語があります。これはアメリカ英語でのスペルであり、イギリス英語では「centre」というスペルになります。知らない方にとっては全く別の単語のように感じられるかもしれません。

ですから、初めてイギリス英語を学ぶ時には、辞書を引きながらチェックしていくといいでしょう。他にもいろいろあるので、覚えて行くのも楽しいかもしれません。

アクセント

先ほど発音の特徴について紹介しましたが、その違いはアクセントの違いとしても出てきます。先ほど述べた「r」の発音ですが、アメリカ英語の場合は「r」を強調することが多いです。学校で「r」の発音で巻き舌にすると習ったことを記憶している方もいるでしょう。

いっぽう、イギリス英語では先ほど述べたように発音しない場合が多いため、あまりアクセントはつきません。ですから耳で聞く印象ではアメリカ英語では「ハールド」に近くなり、「ル」という「r」が耳にはっきり入るように聞こえます。

逆に「water」の場合、アメリカ英語では「t」をはっきり発音しないため「ワラー」に近い発音になります。一方「t」をはっきり発音するイギリス英語は「ウォーター」と「t」にアクセントがあるようになります。アクセントの違いは感じやすいでしょう。

名詞

次に「名詞」です。同じ英語で、同じものを指す場合でも、イギリスとアメリカでは違いが見られます。例えば「休暇」はイギリスでは「holiday」、アメリカでは「vacation」、「庭」はイギリスでは「garden」、アメリカでは「yard」です。

「イングリッシュガーデン」「ロングバケーション」など、日本語でもよく使われる言葉ですが、「イングリッシュガーデン」はイギリスでよく見られるような庭のことをあらわします。ですからイギリスの「庭」である「ガーデン」を使うわけです。

本などの文章を見ていても、こういった名詞の違いからでもイギリス英語かアメリカ英語かがわかる場合も多く見られます。英文を読む時に、少し気をつけて見てみると、その特徴や違いなどに気づくかもしれません。

地域ごとの訛り

さて、このようにイギリス英語の発音やアクセントなどの特徴について紹介してきたわけですが、先に述べたように、この特徴がぴったりあてはまるクイーンズイングリッシュだけがイギリス英語ではありません。クイーンズイングリッシュは実際には3パーセントほどとも言われます。

日本でもそうであるように、イギリスにも地域による言葉の違い、いわゆる「訛り」があります。訛りがあるということは、発音やアクセントなどに地域によって違いがあるということです。実際に会話をしてみるとわかるでしょう。

特にイギリスはイングランド、ウェールズ、スコットランド、北アイルランドという複数の国から成り立っているため、それぞれの地域により発音やアクセントが違います。実際に会話を聞く機会があれば地域の違いを体験することができます。

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イギリス英語とアメリカ英語の違い

このように、イギリス英語とアメリカ英語には発音やアクセント、文法などの面で違いがあります。それではイギリス英語とアメリカ英語の違いについてもう少し見て行きましょう。英語は他の言語と同様に生きている言語ですから、それぞれに変化していく部分も多いのです。

言葉の影響力

最初の方で述べたように、世界的に正式な「英語」とされているのはイギリス英語であり、地域による違いはもちろんあるものの、世界のより広い国々で使われているのがイギリス英語です。一方で日本などがそうであるように、アメリカ英語を話す人も多く、実際の会話で使う人が多いのはアメリカ英語とも言われます。

特に第二次世界大戦後、世界の覇権を握ったアメリカの言語であるアメリカ英語は、経済活動の中で多く使われるため、会話などではアメリカ英語を使う機会が多いという地域は少なくありません。その点から言うと、言語としての影響力には違いがあるでしょう。

ですから、イギリス英語を学び、ふだんはイギリス英語を使うという地域でも、世界的な経済活動の中ではアメリカ英語を会話で使うという方もいるようです。同じ英語でありながら、その使われる範囲によりさまざまな影響を人間に与えるのです。

省略言葉

最初にイギリス英語は文法などが「正しい」英語と述べました。それに対してアメリカ英語は移民の人たちなどにも通じやすいように、省略が重ねられて作られている部分があると言われます。

文法や発音など省略が加えられた結果、アメリカ英語はどちらかというとカジュアルで、会話をスムーズにしていくのに便利な言葉と言えるかもしれません。会話などで言いたいことを端的に伝えるという場合に適した言い方に進化していると言えるでしょう。

また、日本人にとってアメリカ英語は、何といっても学校で学ぶ英語でもあります。その分基本的なことは身についていることが多く、英語をとにかく使いこなしたいというならばアメリカ英語のほうがハードルが低いと言えるかもしれません。

イギリス英語の会話に役立つフレーズ

それでは次に、イギリス英語を会話で使ってみたいという方におすすめしたい、使いやすいフレーズをいくつか紹介しましょう。イギリスに旅行に行く時など、よく使うフレーズなどを覚えていれば、観光や食事などを楽しむ際にも便利ですし、より旅を楽しめるのではないでしょうか。

Hiya!/Cheers!

まず紹介するのは「Hiya!」と「Cheers!」です。イギリスに行ったらこれはまずは会話で使えるようにしておきたいフレーズです。「Hiya!」は「こんにちは」、「Cheers!」は「ありがとう」の意味の言葉です。

「Hiya!」は特に現代のイギリスの若者が会話でよく使う言い回しです。ふだん知っている方に会った時はもちろん、メールなどの出だしにも使うなど、使い道が多い言葉です。同様に「Cheers!」もなにかしてもらった時に気軽に使うことができます。

イギリスに行った時、助けてもらったら「Cheers!」といえば、相手も喜んでくれるでしょう。また「Hiya!」と声を掛けられたら、こちらも同じように返事をしてみましょう。ちょっとしたコミュニケーションがとれるかもしれません。

Thank you, love.

「Cheers!」は比較的カジュアルな「ありがとう」ですが、お店などで丁寧にお礼を言いたい時には「Thank you, love」と言うのがおすすめです。「どうもありがとうね」というくらいの言い方になります。

地域にもよりますが、イギリスではお店の方などが気さくに「Darling」や「Love」などと言って話しかけてくるそうです。イギリスの方は無言でうなずくよりも「イエス」などはっきり答えてもらうほうを好むそうなので、ちょっと自信がなくてもまずは会話してみるのがおすすめだそうです。

なお、先ほど触れたように、イギリスには移民が多く、同じ英語でも出身地域によってもアクセントなどが違うことが多くあります。ですから、あまり気にせずに、親切にしてもらったら「Thank you, love」、「Thank you, so much」と答えてみましょう。

Can I have the bill please?

「Can I have the bill please?」もよく使う言葉です。意味は「お勘定お願いします」だからです。お買い物や食事などした時、この言葉でお会計ができるので、必須の言葉と言えるでしょう。

ちなみに「お会計」という意味で「Check」と言いますが、これはアメリカ英語で、イギリス英語では「Bill」と言います。イギリスに旅行した時には間違えないようにするとよいでしょう。

イギリス英語を勉強する方法

このようにさまざまな特徴があるイギリス英語ですが、ここまで述べてきたように日本で学ぶ英語の多くはアメリカ英語です。そこで、イギリス英語を学びたいという場合には自分でうまく機会を見つけて勉強する必要があると言えるでしょう。

イギリス英語について知りたいという場合、手軽なのはイギリスの映画を見ることです。例えば有名な「ハリーポッターシリーズ」などの映画を見ると、イギリス英語の表現が多く使われていますし、イギリスで本が出版されているので原書を読むことでイギリス英語に触れることができます。

オンライン英会話

趣味程度ではなく、もっと本格的にイギリス英語を学びたいというのであれば、イギリスに留学するのもおすすめですが、なかなかそう簡単にはいきません。そんな方におすすめしたいのが「オンライン英会話」です。

イギリス英語を使う地域出身の方に担当になっていただき、その方と1対1で会話することで、イギリスまで行かなくても本場のイギリス英語での会話を体験することができます。イギリス英語地域の人ならば、イギリス英語の言い回しなども普通に出てくるので、十分に体験できるでしょう。

イギリス英語を勉強してみよう

英語は長年学んできたけれど、もっとブラッシュアップしたいという時にイギリス英語はおすすめです。なんといっても英語のベースはイギリス英語ですから、より上達した英語を使えるようになるのではないでしょうか。オンライン英会話なども上手に使ってぜひイギリス英語の勉強を楽しんでみてください。

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この記事のライター
茉莉花

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