「シャブリ」は辛口白ワインの代名詞!おすすめ商品や味・価格まで紹介!

辛口白ワインが好きな人に大人気のシャブリは、色々な料理にも合うフランスワイン。階級により価格や味が全然違う魅力を持っています。シャブリを飲んだことがない人や白ワイン初心者でも美味しく楽しめるように、シャブリワインの価格や味、おすすめの保存方法など紹介します。

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目次

  1. 1辛口白ワイン「シャブリ」について解説
  2. 2シャブリワインのはじまり
  3. 3シャブリワインの4つの階級
  4. 4シャブリワインの味の特徴
  5. 5シャブリワインに適した温度
  6. 6シャブリワイン飲み残しの保存方法
  7. 7シャブリワインはリーズナブルな価格で楽しめる
  8. 8シャブリワインと合うおすすめ料理
  9. 9人気のシャブリワイン
  10. 10どのシャブリワインも美味しいのでおすすめ

辛口白ワイン「シャブリ」について解説

辛口白ワインが好きな人には大人気のシャブリは、辛口白ワインの代名詞として有名です。日本でも目にすることが多い白ワインになり、白ワインが好きな方は一度は飲んだ事があるのではないでしょうか?ですが、身近にあるからあまり知られていないものです。

白ワインのシャブリが好きでも、シャブリの魅力や特徴、階級など意外と知らないという人は多いのが、辛口白ワインのシャブリになります。

当記事では、辛口白ワインのシャブリが好きな方やワイン初心者でも美味しくシャブリを楽しむ事ができるように、シャブリの特徴、味、価格などを紹介してます。辛口白ワインに合う料理や、飲み残したワインの保存方法なども紹介するので参考にしてください。

シャブリワインのはじまり

フランスワインで有名な、ブルゴーニュ地方の北の果てにあるシャブリ村。辛口白ワインで人気のシャブリは、そのシャブリ村で生産されてます。そして、辛口白ワインのシャブリに使われているのが、シャルドネでブルゴーニュ産のものを使用しています。

もちろん、シャルドネを使った白ワインは他にもあります。ですが、他の白ワインと違って美味しいと人気があるのを紹介するには、シャブリに歴史を紐解く必要があります。

まず、その一つが約1億5千万年前の恐竜が生きていたとされる時代になります。当時のブルゴーニュ地方のシャブリ村周辺は深い海の底にあったとされていて、海底にあった地層が隆起してできたのが現在のブルゴーニュ地方のシャブル村になります。

この時に、土俵にはたくさんの貝殻や化石が混ざっていたのですが、そのおかげで石灰質の混じった良質な土壌が出来上がりました。これが、美味しいと人気の高いシャブリを作り上げている秘密となります。では、実際にシャブリが作られたのはいつからでしょう。

白ワインシャブリが作られたのは、今からおよそ900年ほど前になります。シャブリ村にある、ポンティーニ修道院が作り始めた事が位、現在のシャブリの始まりです。

当時は、白ワインに限らずにワイン全般が貴重品として扱われていました。そんな貴重なワインの製造には、気候や土壌など色々な要素が必要になるのですが、先述したように石灰質を持つ土壌と適度な気候が揃うジャブリ村は質の高いワインを作るのに最適でした。

世界中に広まったのはパリから

シャブリ村のワインの質がいいのを世界中に広がったのは、シャブリ村に近い場所に位置するパリからになります。パリの人たちに評判になったシャブリは瞬く間に世界に広がっていくのですが、当時は偽物のシャブリが出回るほどの人気のワインでした。

ですが、当時のシャブリの偽物が出回た時にフランス政府はワイン法を設立したので、シャブリは現在手にする事ができるシャブリ村で作ったのだけが名乗る事ができるようになりました。つまり、ワイン法が無ければシャブリの質は落ちていたかもしれません。

苦難の時代があり高騰

シャブリ村で作られているシャブリですが、シャルドネの収穫が出来なくてワインが作れないという時もありました。長い時には3年以上も収穫が出来ない時もありました。それが原因となって、質の高いワインシャブリは高騰しやすくなりました。

今でこそ、気軽に手を出す事ができる白ワインとしてシャブリはありますが、当時高騰したシャブリは一般市民が飲めるワインではありません。

特に、12世紀に作られていたシャブリは最上級のワインとされていますので、貴族や有力者だけが口にする事ができるワインだったのです。そんな歴史を持っているため、現在でもシャブリは高級品というイメージを根強く持っているワインになります。

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シャブリワインの4つの階級

白ワインとして有名なシャブリになりますが、シャブリは品質の高いことからAOCに認定されているワインになります。AOCは、ワイン法の中でも最上級の格付けになるのですが、その中でもランクは4つに分類されています。

ランクが上がればそれだけ高級なワインになるのですが、実際にシャブリを飲んだ時の好みはランクとは異なりますので注意してください。

その中でも日本にもっとも輸入されているのが、シャブリになります。シャブリは生産量も全体の65パーセントとなっているので、階級で分けたら3番目に位置するのがシャブリになるのですが、価格も手頃で購入しやすい金額になっています。

最上級シャブリ•グラン•クリュ

日当たりの良い特級の畑で作られたシャルドネを使用したワインになるのですが、生産量が全体の2パーセントと少ないため希少価値があるワインになります。これは、1ヘクタールから4500リットル以上生産してはいけないという制限があるからです。

シャブリの中でも、シャブリ•グラン•クリュは長期熟成タイプのワインになるので、10年から15年寝かせて作り上げるワインになります。

寝かせる年月でワインの質は大きく変わるのですが、熟成させた期間が長いほどまろやかな味わいになります。最上級のシャブリワインになるので価格は高くなってしまいますが、特別な日やお祝いなどにはピッタリのワインなのでおすすめになります。

1級シャブリ•プルミエ•クリュ

1級に値するシャブリワインが、シャブリ•プルミエ•クリュになります。シャブリ•グラン•クリュに使用している畑よりもワンランク下の畑をで作られたシャルドネを使用して作ります。生産量は、全体の14パーセントの生産量となっているワインです。

1級に分類されていますが、条件や質によってはシャブリ•グラン•クリュと同じくらいの味が作り出されることもあるワインなので人気があります。

熟成させる年数でコクのある味わいを堪能することができるのですが、シャブリ•プルミエ•クリュには気候によって区分されているクリマによって40種類に分かれてます。それぞれのクリマによって味が変わりますので、色々な味を楽しめるのでおすすめです。

低価格のプティ•シャブリ

日本に輸入されている量は少ないのですが、シャブリワインの中では一番価格が安いワインです。生産量もシャブリ全体の中で19パーセントと少なく、作られている畑も一番質の悪い畑になります。ですが、シャブリの中では日本食に一番合うとも言われてます。

辛口の味わいを一番強く感じることができるのも、プティ•シャブリになります。気軽にシャブリを楽しみたい場合などのように、日常的にピッタリの階級になっていますので人気がありおすすめのシャブリワインになります。

シャブリワインの味の特徴

フランスで適用されているワイン法は細かく分類されていて、地域によって使用することができるブドウの品種は決まっています。その他に、ブルゴーニュ地域ではワインを作る時に1種類のブドウしか使ってはいけないという規定があります。

そのため、シャブリワインに使用されているのはシャルドネだけになっています。また、先述したようにシャブリ村の土壌には石灰質が混ざっていることから、豊富なミネラルを持っているのが特徴の一つとなっています。

そんなシャブリになりますが、辛口ながらも上質で爽快な酸味を感じることができます。特に、シャブリの中でも高級品になるにつれて重みがあるコクを感じることができるワインになっているのが特徴とも言えるでしょう。

シャブリ•プルミエ•クリュの場合には、熟成が若いほどフルーティーな味わいを楽しむことができるシャブリワインになっています。そのため、同じワインでも熟成期間や階級によっても味わいは大きく変わってきますので、自分の好みを見つけるのがおすすめです。

シャブリワインに適した温度

せっかく手にしたシャブリワインになりますが、飲むなら最高に美味しい状態で飲みたいものです。シャブリワインに限らずに気をつけなくてはいけないのが、ワインの温度になります。温度を間違えると、せっかくの味が台無しになってしまいます。

そこで、シャブリワインを購入した時に美味しい状態で楽しむための適した温度を紹介していきます。それぞれの、購入したシャブリワインの階級によって適した温度は違ってきますので、シャブリワイン購入した時の参考にしてください。

1級以上は冷やしすぎない

シャブリ•プルミエ•クリュや、シャブリ•グラン•クリュのシャブリワインを購入した場合には、熟成させることで旨味が出るワインとなっています。そのため、冷やしすぎてしまうとシャブリワインの美味しさを感じることができなくなってしまいます。

1級以上のワインは約10度から13度ほどに設定するのが最適と言われていますので、冷やしすぎないように注意するようにしましょう。美味しいシャブリの階級の高いワインになりますので、最高の味を楽しめるようにするのがおすすめになります。

プティ•シャブリは冷やすのがおすすめ

階級の高いワインとは逆に、プティ•シャブリは冷やした方が美味しい味を楽しむことができます。よりフルーティーな味わいを楽しみながらシャブリワインを楽しみたい場合には、温度を8度から10度になるように冷やすようにしましょう。

ですが、冷やしすぎてしまうとシャブリワインの本来の美味しさからは違ってきてしまいますので、しやす時にも注意が必要になります。価格が安いシャブリワインになりますが、ちょうど良い温度に設定すればより美味しく味わえるのでおすすめです。

シャブリワイン飲み残しの保存方法

シャブリワインを開けたのはいいけども、残ってしまった。そんな経験をする場合もあるのですが、シャブリワインの保存方法を知らないと、どうしたらいいのか分からなくダメにしてしまうこともあります。

ここで紹介していくのは、シャブリワインに限らずにワイン全般で良することができる保存方法になります。同じ状態で美味しくワインを楽しむために、保存方法はしっかり覚えておくことはおすすめになりますので見ていきましょう。

寝かせるのはNG

飲み残しのワインは冷蔵庫に入れるのは、一番利用される保存方法の一つになります。高級なワインの場合には飲み残しを保存するのは向かないのですが、価格の安いワインの場合には冷蔵庫に保存しても多少の風味が低下するだけで飲むことができます。

ですが、ここで気をつけなくてはいけないのがワインボトルを横にして保存しないことです。これは、空気に触れる量が多くなってしまい、劣化を早める原因となっています。ですから、冷蔵庫に保存する場合には縦にして入れるのがおすすめになります。

また、赤ワインの場合には、飲む前に常温に戻すことで美味しく味わうことができるようになります。白ワインと違いますので気をつけるようにしましょう。

保存期間

食品と違って、ワインの場合には保存期間が明確にされてません。栓を開けた後1週間経っても美味しいと感じる場合もあります。もちろん、個々の好みにもよって変わってきてしまう内容になってしまうのですが、もともと熟成させるワインもあるからです。

また、品質などによってもワインの飲み頃は変わってきてしまいますので、いつまでという決まりはありません。ですが、価格が安いワインの場合には、保存期間を長くおくと劣化してしまう可能性がありますので、早めに飲むのをおすすめします。

シャブリワインはリーズナブルな価格で楽しめる

人気のシャブリワインになりますが、いくらで購入することができるのか価格は気になるポイントです。手頃な値段で購入することができる人気のシャブリワインから、価格の高いシャブリワインまで色々あります。そこで、シャブリワインの価格を紹介します。

シャブリワインは、先述したように階級によってランク分けされているワインになりますので、それぞれの階級で価格は大きく異なってしまいます。

最高級のランクに分類されるシャブリワインの場合には、平均価格が1万円から2万円となっています。もちろん、なかなか手に入らない種類になりますので価格も高くなってしまいます。1等級のシャブリワインの場合には、5千円から7千円が平均価格になります。

日本に一番輸入しているシャブリの場合には、価格は手頃な金額になり平均価格が2千円前後になっています。そのため、シャブリワインの中でも購入しやすく人気があります。もちろん、シャブリの味わいを楽しめるワインですのでおすすめになります。

もう少し価格が安く楽しみたい場合には、プティ•シャブリになります。日本ではあまり見かけることがない種類になりますが、価格は平均2千円以下となっていますのでリーズナブルにシャブリワインを楽しむことができるのでおすすめになります。

シャブリワインと合うおすすめ料理

シャブリワインは料理にもピッタリなワインとして人気があるのですが、有名なのが魚介類になります。これは、シャブリワインの酸味が、魚介類の臭みを消す役割をしているからとも言われています。しかしながら、まろやかな味わいも持っているワインです。

そのため、魚介類でもサッと火を通した料理にピッタリになります。もちろん、魚介類だけでなく肉料理にも会いますので、色々な料理との相性を知っておくのもシャブリワインの楽しみ方の一つです。そこで、シャブリワインに合う料理を紹介します。

牡蠣料理をはじめ魚介類

シャブリワインと言えば牡蠣料理は、定番のメニューの一つと言えるでしょう。牡蠣料理でも、生牡蠣よりも調理されている牡蠣料理の方がシャブリワインに合うと言われています。ちょっと味が濃いめという料理であっても、魚介類には合いますので大丈夫です。

また、牡蠣に留まらずスモークサーモンや魚介類を使ったグラタンなども、シャブリワインに合う料理として人気があります。シャブリワインのまろやかな酸味と魚介類の旨味は適度にマッチしますので、一度魚介類と一緒に味わってみてはいかがでしょうか。

焼き魚などの和食にもピッタリ

シャブリワインは洋食にしか合わないわけではありません。焼き魚やウナギなどの料理にも合うワインになります。洋食料理と合わせて飲むのとは違った味わいを楽しむことができるようになりますので、和食と合わせて味わうのも人気があります。

特に、焼き鳥の塩に合うと言われています。洋食よりも手軽に作ることができる和食料理も色々ありますので、普段洋食と合わせてシャブリワインを飲んでいる場合には、和食と合わせて楽しんでみてはいかがでしょうか。

人気のシャブリワイン

ここまで、シャブリワインの価格や味など魅力について紹介してきました。目にすることも多い、シャブリワインの魅力を知って飲んでみると、一味違った味わいを楽しむことができるようになります。ですが、シャブリワインには色々あります。

そこで、シャブリワインの銘柄の中でも人気のある銘柄や種類を紹介していきます。まだ、シャブリワインを味わったことがない方も、ワイン初心者の方も自分の好みの味を見つけるために、参考にしてみてください。

ウィリアム フェーブル シャブリ

フルーティーな味わいは、口に含むだけでも感じることができるシャブリワインになります。男性よりも女性に人気が高く、辛口でも後味がとてもスッキリしています。

また、柑橘系の香りがするワインになり若干甘味もありますので、とても飲みやすいワインになっています。シャブリワインを初めて飲むという方の場合にもおすすめになりますので、初めての方はぜひ一度味わってみてください。

刺身などにも合うシャブリワインなのですが、上記したように後味がスッキリしているので油ものの料理にも合います。唐揚げや天ぷらなどの揚げ物との相性も良いシャブリワインになるので、普段の食事にも合わせやすいです。

価格は2500円からとなっていますので、リーズナブルな料金でシャブリワインを楽しむことができます。また、ハーフサイズもありますので試しに飲んでみたい場合には、ハーフサイズから購入するのもおすすめになります。

Jモロー シャブリ

Jモロー社が提供しているシャブリワインになるのですが、シャブリワインの作り手の中では一番の古株と言われています。そんなJモロー社が出しているシャブリワインも、人気があるのでおすすめのワインになります。

辛口白ワインで知られているシャブリワインになりますが、辛口が少しキツめのワインになっています。ですが、詩ひっかりとフルーティーさがありますので酸味も嫌味がなく、最後まで美味しく味わうことができます。

また、シャブリワインのコクとまろやかさも感じることができるワインとなっているのでおすすめです。料理は、魚介類よりも肉料理が合いますので、肉の脂の旨味を活かす料理で味わってみてください。

価格は平均約3500円前後となっていますので、ちょっとした贅沢に一本購入して味わってみてはいかがでしょうか。

フランス ブルゴーニュ シャブリ 飲み比べ3本セット

3種類のシャブリワインを飲み比べすることができるセットになっています。みんなで飲み比べをする場合にもピッタリですが、初めての方でも好みのシャブリワインの味を見つけることができるのでおすすめのセットになります。

750ミリリットルのシャブリワインが3本セットになっているのですが、銘柄が違うシャブリワインのセットは数種類あります。それぞれ価格が異なってきますので、それぞれのシャブリワインを見比べて選ぶようにしましょう。

購入はネット通販を良することでできるようになっています。生産者の情報などもしっかり載っている場合もありますので、購入する時にはしっかりチェックするようにしましょう。

価格は、平均6500円からとなっています。シャブリワインの種類によっては価格が高くなりますので併せてチェックするようにしましょう。

どのシャブリワインも美味しいのでおすすめ

最高級シャブリワインから手頃なシャブリワインまで種類はいろいろありますが、どれもシャブリワインの旨味を味わうことができるワインになっています。適切な温度や、一緒に食べる料理によってもワインの味は変わってきてしまうのが特徴になります。

そのため、初めてシャブリワインを飲む場合には、リーズナブルな価格で購入できるワインがおすすめになります。一つ一つ味が異なっていますので、いろいろな種類を味わって自分好みのシャブリワインを見つけて、ぜひ楽しんでみてください。

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この記事のライター
沖野愛

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