尾瀬沼の観光&ハイキングを楽しもう!おすすめコースやアクセスを紹介!

尾瀬沼はミズバショウが咲く湿地、または木道で有名というところか。木道の整備で高低差は少ないのでハイキングにはもってこいの尾瀬沼ではあるが、「はるかな尾瀬」の通り1700m近くの高地にあるので心構えも必要だ。これを読んで尾瀬沼の観光&ハイキングを楽しもう。

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目次

  1. 1尾瀬沼とは
  2. 2尾瀬沼の誕生から
  3. 3美しい尾瀬沼の秘密
  4. 4尾瀬沼のマナー
  5. 5尾瀬沼へのアクセス
  6. 6尾瀬沼の施設(東岸)
  7. 7尾瀬沼の施設(南側・西側)
  8. 8尾瀬沼観光の適期
  9. 9おすすめ尾瀬沼ハイキングコース
  10. 10尾瀬沼一周
  11. 11おすすめ尾瀬沼泊登山コース
  12. 12尾瀬沼周辺おすすめ観光コース
  13. 13尾瀬沼周辺の温泉
  14. 14尾瀬沼のおすすめな味覚
  15. 15尾瀬沼へ出かけよう

尾瀬沼とは

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尾瀬沼は、群馬と福島、新潟の3県に接している国立公園「尾瀬」の中にある沼である。「はるかな尾瀬・・・」と歌の歌詞にもあるので知っている方も多いと思うが、何処の場所にあるのかどのようなアクセスなのか知っている人はあまり多くないかもしれない。ここでは、尾瀬沼の観光を中心に尾瀬の魅力を充分楽しんで頂きたい。いざ尾瀬沼へ出発。

尾瀬沼の誕生から

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群馬と福島の境にある活火山の燧ケ岳(ひうちがだけ)の噴火でできた湿原が尾瀬であり、尾瀬沼もその時出来た沼であるとされている。群馬県と福島県の県境でもある。国立公園「尾瀬」の中心と言えるのが尾瀬沼だ。今では木道やヒュッテ(山小屋)などの設備が充実しているが、ここまでの尾瀬沼の道のりは順調ではなかったようだ。

尾瀬沼の観光の最初は1908年沼尻(ぬじり)に長蔵小屋が建ってからである。この頃木道はまだなかった。1938年に国立公園特別地域に指定。1949年「夏の思い出」の歌で尾瀬は大ブーム。この頃はすぐ近くまで車で行くことができたようだ。しかし貴重な高原植物が荒らされて行くので保護観点から1952年福島側から木道が整備されて行った。

美しい尾瀬沼の秘密

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尾瀬沼の周りには整然と木道が整備され、天然記念物のニッコウスゲを始めとする湿原植物が保護されていて絶景である。1950年代までは尾瀬沼にはボートが浮かんでいたり釣りを楽しんでいたようだ。1967年には特別天然記念物に指定されたこともあり、沼でのボートと釣りは禁止された。自然保護が盛り上がり美しい尾瀬沼が保たれている。

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それまでも木道はあったが単線(1本道)の個所が多く、すれ違う場合はどちらかが湿原に降りてダメージを与えていた。1966年には複線木道が整備され通行もスムーズで湿原に降りる観光客もいなくなったのである。1972年にはゴミ持ち帰り運動が始まりゴミゼロを目指した。今では富士山などでも行われているこの運動の元祖が尾瀬沼だったのだ。

尾瀬沼のマナー

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尾瀬沼のマナーとしては、まずは木道も整備されているので絶対に湿原には入らないこと。ちなみに木道は右側通行なので厳守のこと。そしてヒュッテ(山小屋)などの公衆トイレは使用前に箱に100円から200円を入れるチップ制である。これはトイレの浄化槽をヘリコプターでの搬送費などに充てられる。水の垂れ流しにも気を使っているのである。

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尾瀬沼にある何軒かのヒュッテ(山小屋)ではシャワーは浴びれるが石鹸やシャンプーは使えない。水の使用も最小限に抑え下水の量を減らしているので、ヒュッテに泊まる場合には心しておくように。アクセスも含めすべては尾瀬沼を含む尾瀬の湿原植物を保全してその自然を維持するためなので、観光客の多少の不便さは我慢してほしいところである。

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次のアクセスの紹介の沼山峠からが尾瀬沼に近く、日帰りのハイキング可能であるが服装や靴には注意が必要だ。尾瀬沼の標高は約1700mと高地なので平地とは10℃くらい気温が低いので天気がいいからと軽装にならないように。また、木道で割と平坦なので歩きやすいがスニーカーなどでは滑りやすい。足元は登山靴に近いものがおすすめである。

尾瀬沼へのアクセス

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いまは環境保護のため尾瀬沼へのハイキングであっても、峠の登山口まではマイカーや単独タクシーでは行くことはできなく、駅や途中の駐車場から路線バスか乗合タクシーで行くことになってしまう。これは群馬県でも福島県、新潟県でも同様である。ここでは一般的なアクセスを紹介しておこう。いずれ尾瀬沼までは少なからず歩くことにはなる。

群馬側からのアクセス

群馬側からの徒歩出発点(登山口)は大清水(おおしみず)。JR上越線沼田駅(上越新幹線上高原駅)から大清水行バスに乗車して終点で下車するアクセス。最も近い尾瀬沼の三平下までは徒歩で約1時間半というところだ。もっと西側の鳩待峠までバスで行くアクセスもあるが、尾瀬ヶ原を回っての尾瀬沼到着コースとなるため途中1泊した方が良い。

福島側からのアクセス

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尾瀬沼へは福島県檜枝岐村からのアクセスがもっとも一般的である。会津鉄道「会津高原尾瀬口駅」からバスで燧ヶ岳への登山口でもある尾瀬御池に向かい、そこからシャトルバスで沼山峠バス停まで向かう。途中の山間の風景は「ブナ平」と言われている通りブナの原生林でリスなどの小動物が見られるかもしれない。進行方向左側の座席がおすすめ。

尾瀬沼の施設(東岸)

尾瀬沼ビジターセンター

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尾瀬沼の観光に初めて来た人にはぜひ立ち寄ってほしい施設が「尾瀬沼ビジターセンター」だ。尾瀬のいろいろな植物や動物についての解説が展示されているのだ。湿原植物の花の咲く時期や鳥の名前、鳴き声も聞くことができる。テンやオコジョの糞もあるそうだから、参考にして尾瀬沼のハイキングの途中にいろいろ発見するかもしれない。

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「尾瀬沼ビジターセンター」の近くには売店もあって、水などの飲料を始め、尾瀬沼を軽装で訪れてしまった方のために帽子やストック、スパッツまでも売っている。尾瀬沼を軽いハイキングと考えてきた人たちの需要が凝縮されている売店グッツなのだろう。「尾瀬沼は甘くはない」ということだ。ここでトイレと水分補給で鋭気を養おう。

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住所:福島県檜枝岐村 燧ケ岳1尾瀬沼畔
電話番号:090-5306-4004

長蔵小屋

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昭和9年建造の「長蔵小屋」は尾瀬沼ではもっとも古いヒュッテ(山小屋)だ。年季の入った木造造りは廊下の黒光りにも風情を感じる。簡易な客室だが風呂もあり設備は十分だ。昔から燧ヶ岳登山や尾瀬のハイキングの拠点として登山者や観光客を見守ってきた。名物の尾瀬沼の天然水を使ったドリップコーヒーを堪能されたし。

住所:福島県檜枝岐村 燧ケ岳1尾瀬沼畔
電話番号:0278-58-7100

尾瀬沼ヒュッテ

尾瀬沼東岸のもう一つの宿泊施設が「尾瀬沼ヒュッテ」だ。こちらは檜枝岐村直営の施設だ。新しい清潔な感じはヒュッテというよりロッジのイメージで女性に人気なようだ。隣接しているキャンプ場の管理もしており、予約もここで扱っている。尾瀬沼東岸の代表的な施設として存在感を示している。尾瀬沼周遊には欠かせないところだ。

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住所:福島県南会津郡檜枝岐村字尾瀬沼
電話番号:0241-75-2350

尾瀬沼の施設(南側・西側)

尾瀬沼山荘

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尾瀬沼の南側に位置する「尾瀬沼山荘」は、群馬側の大清水から徒歩1時間半位、福島側沼山峠からも徒歩1時間半位であるから尾瀬沼観光の拠点としては絶好な場所に位置している。北欧風な佇まいの外観も観光客に人気だが、小屋の正面の尾瀬沼に映る燧ヶ岳の姿が絶景である。余裕があればここで1泊し朝晩の景色を堪能のことをおすすめ。

住所:群馬県利根郡片品村戸倉761
電話番号:0278-58-7311
 

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沼尻休憩所

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尾瀬沼の西側に沼尻休憩所がある。尾瀬沼東岸と南側の三平下からの中間点にあってとても重要な休憩所であるのだが、いまはここは近年火災があって使用ができない。この沼尻は燧ヶ岳登山の「ナデッ窪」登山口であり、尾瀬ヶ原に向かう分岐点でもある。急ピッチで休憩所は建築中だが早く復旧してほしいものである。

尾瀬沼観光の適期

尾瀬沼は標高の高いところにあるので冬期間は通行止めである。観光の適期は7月から10月中旬というところになるだろうか。「夏の思い出」のミズバショウが咲き始める5月下旬頃は尾瀬沼はまだ残雪が多く通行も禁止されている。7月から8月まではいろいろな花が楽しめるし、9月中旬以降は紅葉の絶景を楽しんでもらいたいところだ。

おすすめ尾瀬沼ハイキングコース

尾瀬沼日帰りコース1:沼山峠から

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沼山峠バス停から尾瀬沼日帰りハイキングを楽しもう。沼山バス停は1700mの標高なのでゆっくり体を慣らしながら出発するのがコツである。40分ほどで視界が開け大江湿原に出る。木道がずうっと先まで伸びていて気持ちがいい。先へ進むとやがて尾瀬沼が現れ右に燧ヶ岳が見える。尾瀬沼東岸を経て南の三平下まで行ってUターンするコース。

尾瀬沼日帰りコース2:大清水から

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群馬側からは大清水から出発だ。1時間ほどで一ノ瀬休憩所に着く。橋を渡り石清水の給水所をさらに進んで三平峠を下っていくと尾瀬沼が見え隠れしてくる。やがて三平下に出ると木道の尾瀬沼遊歩道が現れる。ここを尾瀬沼の銀座ともいえる施設の多い尾瀬沼東岸まで行ってUターンしてくるのがこのコースだ。ここから福島側の沼山峠に出てもいい。

尾瀬沼一周

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尾瀬沼を一周するには約3時間は必要だ。日帰りにはこれにバス停までの時間も考慮しないといけないので、バス停からは6時間位を計画しなければならない。日帰りの強行軍を決行するか、ヒュッテ(山小屋)に1泊してゆっくり尾瀬沼の観光を満喫するかはアナタの体力と日程の都合にかかっている。

尾瀬沼右回りコース

福島側沼山峠バス停から歩き尾瀬沼東岸に到着。そこから三平下の尾瀬沼休憩所までは沼山峠からの日帰りコース。ここから右に折れて小沼湿原へと向かう。林の中の木道もまたおつなものである。ちょっと日陰が多い山道を抜けると小沼湿原が広がっている。さらに進むと沼尻休憩所があり燧ヶ岳が近い。沼の北側を歩いて尾瀬沼東岸に至って1周だ。

おすすめ尾瀬沼泊登山コース

燧ヶ岳登山

登山では尾瀬沼は燧ヶ岳登山の通過点という位置であろうか。尾瀬沼東岸の尾瀬沼ヒュッテからのルートを紹介。大江湿原に出てから長英新道へと進む。ぬかるみも多い樹林を登っていくとやがて視界が開けてミノブチ岳に出る。やがて岩が積み重なったような爼嵓(まないたぐら)頂上2346mに立てば360度の大展望だ。眼下には尾瀬沼が見える。

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燧ヶ岳での最高点は爼嵓西の柴安嵓(しばやすぐら)2356mなので余裕があれば寄り道を。爼嵓から北方向へ尾根を下っていく。がれ場やかれ沢を下って沢から離れると熊沢田代だ。湿原を通って樹林へと進むとやがて広沢田代に着く。そこから最後の湿原を楽しんだら燧裏(ひうちうら)林道に合流し、尾瀬御池に到着。後は温泉で疲れを癒そうか。

尾瀬沼周辺おすすめ観光コース

尾瀬ヶ原

尾瀬は尾瀬沼と共に尾瀬ヶ原も観光地だ。尾瀬ヶ原は尾瀬沼の西側に位置していて白砂湿原や白砂峠、段小屋坂を通っていくことができる。ヒュッテ(山小屋)やキャンプ場などの宿泊施設も尾瀬沼よりも多いくらいに充実している。ここからも燧ヶ岳への登山道があるし、すぐ西側には至仏山(しぶつさん)2228mもあって登山の基点でもある。

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尾瀬ヶ原に行くには群馬側からバスで鳩待峠で下車するのが尾瀬ヶ原に最も近く一番多く利用されているアクセスのようだ。徒歩1時間弱で尾瀬ヶ原のヒュッテも多くある山ノ鼻に到着だ。湿原を散策してここに1泊することがおすすめである。翌日は、至仏山、燧ヶ岳、尾瀬沼へと、どのコースにするか思案のしどころだ。

尾瀬沼周辺の温泉

アルザ尾瀬の郷

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福島側に下山したら、「道の駅尾瀬檜枝岐」隣接の「アルザ尾瀬の郷」に立ち寄ることをおすすめ。ここの温泉ゾーンの大露天風呂が木立に囲まれてハイキングの疲れも癒されるというものだ。その他に打たせ湯や寝湯、泡ぶろもあって楽しめる。プールやエアースライダーなどの施設もある。温泉だけなら850円で利用できる。

住所::福島県南会津郡檜枝岐村見通1156-1
電話番号:0241-75-2200

尾瀬ぷらり館

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群馬側に下山したら戸倉温泉がおすすめだ。ちょっと穴場的な温泉なのだが「尾瀬ぷらり館」をその名の通りぷらりと訪れてほしい。内風呂と小さいながらも山が見える露天風呂もあって疲れが癒される。お湯は無色透明ながらかすかに硫黄臭があり源泉かけ流しだ。地味な温泉ながら500円の低価格では十分に楽しめる施設でおすすめである。

住所:群馬県利根郡片品村大字戸倉736-1
電話番号:0278-58-7263
 

尾瀬沼のおすすめな味覚

ソバの里

尾瀬沼の北、檜枝岐村は温泉と共に「ソバの里」としても有名だ。11月初旬には「新ソバ祭り」も開催されるという力の入れようだ。尾瀬の水でのソバの味は格別でおすすめである。また、ソバ粉を使った加工品も数々あり、「ハットウ」やツメッコ(ソバスイトン)といった独特のものがあり、一度口にしたら忘れられない味となることだろう。

くだもの狩り

尾瀬沼に近い群馬県沼田市や利根村ではくだもの狩りが盛んだ。12月上旬から6月上旬にかけての「いちご狩り」からブルーベリー、さくらんぼ、もも、ぶどうと続いて一番盛んなのが8月下旬から12月上旬にかけての「りんご狩り」ということになる。尾瀬沼の観光&ハイキングの行程に入れてみるのがおすすめだ。

尾瀬沼へ出かけよう

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尾瀬沼自体は木道で平たんでありハイキングに向いているところではある。しかし尾瀬沼に到着するには少なからず歩かなければならないから近そうで遠い尾瀬沼というところだろう。そうであるからこそ尾瀬沼の絶景に堪能し感動するに違いない。ぜひ尾瀬沼周辺も含め四季折々何度も訪れてみることである。

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この記事のライター
納谷 稔

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