「ポンチキ」はポーランドの定番スイーツ!美味しいおすすめの有名店を紹介!

ポーランドの「ポンチキ」は、大変美味しいドーナツのようなスイーツです。人気の商品であり、是非一度は味わってみて欲しいおすすめの逸品です。ポーランドでとても人気のスイーツ「ポンチキ」について、いろいろな情報を集めてみました。

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目次

  1. 1ポーランドのスイーツポンチキを食べてみよう!
  2. 2ポンチキとは何?
  3. 3ポンチキの特徴
  4. 4ポンチキの美味しいおすすめ人気店
  5. 5日本でおすすめのポンチキのお店
  6. 6脂の木曜日のポンチキ早食い大会
  7. 7薔薇のジャムを使ったポンチキの作り方
  8. 8美味しくてやみつき間違い無しのポンチキ

ポーランドのスイーツポンチキを食べてみよう!

「ポンチキ」は、ポーランドが発祥のスイーツであり、ドーナツのようにもちもちとした食感が堪らないと人気急上昇中の商品です。ポーランドではもちろん、日本で食べることができるお店や自分でつくることもできるので、是非味わってみてください。ポーランドで話題の「ポンチキ」について、情報をピックアップして紹介します。

ポンチキとは何?

「ポンチキ(pączki)」とは、ポーランドの定番のスイーツの一つであり、ドーナツのように丸いふんわりとした形をしています。

穀粉やバター・ショートニング・ベーキングパウダー・たまごなどを使ってつくられているスイーツであり、大変美味しいと話題になっています。

「ポンチキ」は、ポーランド語でつぼみを意味する「ポンチェック」の複数形であり、日本語に訳すと「つぼみちゃんたち」というような大変かわいらしい名前になります。

ポーランドで味わうことができるのはもちろん、日本でも食べることができるお店もあり、また日本のドーナツと同様に自分で作ることも可能なので、さまざまなシーンにおすすめです。

ポーランドに観光や仕事などで行くスケジュールがあるときには、是非少し時間を取って「ポンチキ」を味わいに行ってみることをおすすめします。

ポーランドの伝統的なドーナツ

「ポンチキ」は、古くからポーランドなどで地元の人を中心に愛されてきた人気の伝統的なドーナツのような定番スイーツの一つです。

「ポンチキ」は、中世頃にはあったと考えられている歴史のある食べ物の一つですが、はじまりがいつであるのか、などの詳しいことはよく分かっていません。

18世紀頃にフランスから来た料理人が「ポンチキ」の生地を、より軽くて、ふわふわとしていながらもちもちとした食感も楽しめるスイーツへと改良した、と大活躍した歴史学者として知られているイェンジェイ・キトヴィチが記しています。

現在では古くからある大きめサイズの「ポンチキ」の他にも、食べ歩きをしたい時や小さな子どもでも食べやすい一口サイズの「ポンチキ」もあり、それぞれのお店がさまざまな工夫を凝らし、異なった雰囲気やフレーバーの「ポンチキ」を味わうことができるようになっています。

ドーナツのようにおやつに食べることができるのはもちろん、しっかりと満腹感も味わうことができるので食事代わりにもおすすめです。

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ポンチキの特徴

ポーランドで大変人気がある「ポンチキ」には、オリジナルの特徴がいくつかあることで知られています。

「ポンチキ」の特徴について、少し詳しく紹介します。事前に少し知っておくとより美味しい「ポンチキ」を味わうことができるでしょう。

どんどんと歴史を経て、進化していく過程でさまざまな形態の「ポンチキ」が登場しているので、必ずしもこれらの特徴を持つものばかりではなく、現在では多様性に富んでいるスイーツですが、基本の形式として知識に入れておくことをおすすめします。

ふんわりした丸い形のスイーツ

「ポンチキ」の特徴の一つ目は、「ふんわりした丸い形のスイーツ」であるということです。握りこぶしほどの大きさのであり、穴のあいていないドーナツのような形となっています。

ぷっくりとした日本の昔ながらのあんドーナツのような形をしていて、かわいらしいビジュアルで女性を中心として人気です。

ふんわりとした食感のスイーツであり、ぱくぱくと次々に口に運べてしまううまさであると話題になっています。

生地にポーランド産ウォッカを使用

「ポンチキ」の特徴の二つ目は、「生地にポーランド産ウォッカを使用」して作られているということです。

「ポンチキ」は、世界最強のお酒としても知られていて、アルコール度数が96パーセントとも言われているポーランド産のウォッカであるスピリタスなどを生地作りに使っています。

「ポンチキ」を揚げるときに、アルコールが蒸発することによって油が生地の中に入り込まないようにするためとの工夫であるとされています。

アルコールを使うことによって、外はカリッと、中はふんわりと柔らかい「ポンチキ」とすることができ、より美味しくすることができます。

また、アルコールを使うことで、ふんわりとお酒の香りも楽しむことができ、大人がしっかり楽しむことができるスイーツとしても有名です。

コンビニやスーパー・専門店などで買える

「ポンチキ」の特徴の三つ目は、「コンビニやスーパー・専門店などで買える」ものであるということです。

「ポンチキ」は、ポーランドでは基本の定番スイーツの一つであり、カフェなどで座って落ち着いて食べることができるお店があるのはもちろん、コンビニやスーパー・専門店などでいつでも気軽に購入することができるものの一つです。

おやつとしてや、ランチ後のスイーツとして、または小腹が空いた時などにちょっと寄り道をして購入することができる場所で売られていて、誰もがいつでも手にすることができるスイーツとなっています。

思いついた時に揚げたての「ポンチキ」を味わうことができるようになっていて、仕事途中や帰り道・家族へのお土産としてなどさまざまなシーンで大活躍のスイーツです。

「ポンチキ」は、気軽に食べることができるスイーツですが、ドーナツと同様に油やバターがたっぷりと使ってあるので、カロリーを気にしている人やダイエットなどをしている人は食べすぎには注意をしておくと良いでしょう。

ポンチキの美味しいおすすめ人気店

ポーランドで大変美味しいと評判の「ポンチキ」を味わうことができるおすすめのお店を厳選して2つ紹介します。

ポーランドに行く予定があるときには、是非少し時間を取って足を延ばして寄ってみるとポーランドの伝統を感じることができるでしょう。

Cukiernia Pawłowicz

ポーランドで美味しいと人気でおすすめの「ポンチキ」のお店の一つ目は、「Cukiernia Pawłowicz」です。

「Cukiernia Pawłowicz」は、「ポンチキ」の専門店であり、ワルシャワをはじめポーランドに合計約4つの店舗があります。

ポーランドで「ポンチキ」の専門店として一番有名なお店であり、ポーランドの伝統スイーツの「ポンチキ」をじっくりと味わいたいと思った時には、ここをまず押さえておくことをおすすめします。

観光客が大変多く訪れる人気の名店であるのと同時に、地元の人が買いに来る地元密着型のお店の一つであり、朝やお昼のピークの時間帯には購入するための長い行列ができていることもあります。時間には余裕を持って行くようにすると良いでしょう。

ショーケースには、色とりどりのさまざまな種類の「ポンチキ」が並べられていて、フレーバーもたくさんあり、どれにしようか迷ってしまうほどの充実ぶりです。

「Cukiernia Pawłowicz」の「ポンチキ」は、揚げドーナツのように満点の食べ応えでありながら、それほど油っぽさを感じることもなく、何度もリピートしたくなるほど美味しいと評判です。

LUKULLUS

ポーランドで美味しいと人気でおすすめの「ポンチキ」のお店の二つ目は、「LUKULLUS」です。フランス菓子のお店です。

「LUKULLUS」は、さまざまなショップやレストラン・カフェなどが立ち並ぶコトフスカ通りにあります。

いろいろな種類のケーキやパンなどと一緒に「ポンチキ」も販売されていて、リーズナブルな値段で堪能することができ、素朴な味わいが堪らないと大変人気があります。

店内には、1席のみですがイートインスペースもあるので、空いていたらコーヒーなどとあわせて足休めをすることができます。

日本でおすすめのポンチキのお店

ポーランドで大変注目度の高い「ポンチキ」は、日本でもじっくりと味わうことができるお店があります。

ポーランドで味わって再び日本で食べたいと思った時、まだ食べたことはないけれどポーランドの味を味わってみたい時などにおすすめとなっています。

ポンチキヤ

日本で「ポンチキ」を味わうことができるのは、「ポンチキヤ」です。東京都・調布市の菊野台1丁目にあるカフェ・ドーナツ屋さんです。

ビルの1階部分にあるこじんまりとしたカフェですが、海外の人からも人気で多くの人が訪れるので、異文化交流をすることができる場所としても知られています。

椅子席・カウンター席など合計が約10席ある店内は、アットホームな雰囲気で大変居心地が良いことでも評判です。

「ポンチキヤ」の「ポンチキ」は、ベーシックなバラが330円、ラズベリーが270円、チョコレートが270円となっていて、どれも大変美味しいと話題になっています。ドリンクや食事などとあわせてゆっくりと堪能することもできます。

「ポンチキヤ」の営業時間は、11時30分から20時までとなっていますが、「ポンチキ」はその日の販売分が売り切れ次第終了となるので、「ポンチキ」を必ず食べたい時には早めの時間に行くことをおすすめします。毎週水曜日と木曜日は定休日となっています。テイクアウトをすることができるメニューもあります。

「ポンチキヤ」に電車を利用してアクセスしようと思っている場合は、京王線の「柴崎駅」で降りると約190メートル・徒歩約3分、京王線の「つつじヶ丘駅」で降りると約860メートル・徒歩約11分、京王線の「国領駅」で降りると約1.2キロメートル・徒歩約16分で行くことができ、その日の予定にあわせて自由に降りる駅をチョイスできます。

「ポンチキヤ」に自動車を利用してアクセスしようと思っている場合は、中央自動車道・「調布インターチェンジ」または「高井戸インターチェンジ」などで降りるとアクセスできます。

自動車で行くときには、お店には来店者専用の駐車場はないので、近隣のコインパーキングを利用するようにしましょう。

「タイムズ調布菊野台第2」は、約8台分の駐車スペースがある平地の自走式の駐車場となっています。24時間営業なので、ゆっくりとすることが可能です。料金は、全日8時から24時までが40分220円、24時から翌朝8時までが60分110円となっています。最大料金は、駐車してから24時間までが1540円で繰り返し適用となります。

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脂の木曜日のポンチキ早食い大会

ポーランドには、「脂の木曜日」と呼ばれる慣習があります。キリストの復活を祝う行事の一つにイースター(復活祭)がありますが、イースターの前の46日間はごちそうや甘いものなどを断つ断食をする期間とされています。

断食の期間に入る直前の木曜日のことを「脂の木曜日」と言い、牛乳やたまごなどを食べてしっかりと栄養を取るために脂っぽい食事・スイーツなどをとる習慣があります。

その代表的なスイーツが「ポンチキ」なのです。「脂の木曜日」には、ポーランド国内で約1億個もの「ポンチキ」が食べられるとされています。

今ではポーランドでは、「脂の木曜日」のことを「ポンチキの日」とも呼んでいて、この日に「ポンチキ」を食べないと不幸になる、とも言われているほどで、老若男女・年代問わず皆が「ポンチキ」をたっぷりと食べます。

その「脂の木曜日」・「ポンチキの日」に行われるイベントの一つが「ポンチキ早食い大会」です。ポーランド国内のあちこちで行われます。

それぞれによって細かいルールは異なりますが、「ポンチキ」を10個早食いするというのが基本ルールとなっています。

薔薇のジャムを使ったポンチキの作り方

ポーランドで大人気の「ポンチキ」は、家庭でも簡単に手づくりをすることができるので、是非挑戦してみてることをおすすめします。ここでは、薔薇のジャムを使った美味しい「ポンチキ」の作り方を紹介します。

必要な材料は、強力粉が380グラム・たまごが1個・水が200cc・塩が6グラム・砂糖が40グラム・バターが60グラム・スキムミルクが10グラム・ドライイーストが5グラム・薔薇のジャムが「ポンチキ」1個につき約5グラムとなっています。

最初にジャム以外の材料をすべて混ぜ合わせ生地をつくり、発酵をしておきます。そして、一つが25グラム程度になるように分けて丸めます。

一つの生地を直径が約10センチになるように広げて真ん中に薔薇のジャムを小さじ1杯ほど置き、包み込みます。

その後再び約30分発酵させてから油でからりと揚げます。揚げ終わったらグラニュー糖をたっぷりとかけてできあがりです。

温かい揚げたてのうちに食べるとより美味しさが増すのでおすすめです。ほのかに香る薔薇の香りが大人感を醸し出し、カップルなどにもおすすめのスイーツです。

美味しくてやみつき間違い無しのポンチキ

ポーランドでとても評判の「ポンチキ」は、美味しいと人気でやみつきになること間違いなしです。本場ポーランドで味わうのも良いですし、日本で食べることができるカフェに行ったり、自分で作ってみたりするのも良いでしょう。ポーランドの伝統の定番スイーツ「ポンチキ」を是非味わってみることをおすすめします。頬が落ちるほどのうまさです。

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この記事のライター
m-ryou

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