「西明寺栗」は秋田の日本一の特大クリ!販売店や栗拾いができるスポットを紹介!

秋になると栗が美味しくなりますが、日本一大きい栗として知られるのが、秋田の「西明寺栗」です。「幻の栗」とも言われ、めったに手に入らない西明寺栗の栗拾いができる場所や販売店、旬の時期やおすすめの食べ方などについて紹介します。

「西明寺栗」は秋田の日本一の特大クリ!販売店や栗拾いができるスポットを紹介!のイメージ

目次

  1. 1秋田「西明寺栗」が食べたい!販売店や栗拾いスポットご紹介
  2. 2秋田「西明寺栗」ってどんな栗?
  3. 3秋田「西明寺栗」の栗拾いが出来るおすすめスポット
  4. 4秋田「西明寺栗」が購入できる人気販売店
  5. 5秋田「西明寺栗」の旬の時期はいつ?
  6. 6秋田「西明寺栗」のおすすめメニュー
  7. 7秋田「西明寺栗」を旬の時期にいただこう!

秋田「西明寺栗」が食べたい!販売店や栗拾いスポットご紹介

秋は実りの季節と言われるように、さまざまな山の幸が楽しめる時期です。中でも栗は人気レシピも多く、美味しい栗を食べると秋が来たと実感する方も多いでしょう。その栗の中で近年人気となっている秋田の「西明寺栗」について、栗拾いができるところや販売店などについて紹介します。

秋田「西明寺栗」ってどんな栗?

「西明寺栗」は秋田の有名な名産品の一つです。わざわざ「西明寺栗」と名前があることでわかるように、秋田のブランド産品の一つに数えてよいでしょう。この栗が人気なのは、秋田で古くから栽培されている栗であるということ、そしてなんといっても日本一と言われるその大きさにあるのです。

「西明寺栗」は秋田県東部にある仙北市の有名な栗

西明寺栗は今から300年ほど前、関ヶ原の合戦で秋田藩の藩主となった佐竹義宣が種を持ち込み、作り出したものと言われます。佐竹氏は栗が有名な京都の丹波、岐阜の美濃養老から種を持ち込んで、それを現在の秋田県仙北市のあたりにあった西明寺村で栽培し始めました。

栽培した場所は土壌が豊かな場所だったこともあって、栗はどんどん大きく育ち、とても大きな栗ができあがりました。この大きな栗がなる種を改良して作り出したのが、現在の西明寺栗です。江戸時代にはこれを年貢米の代わりに上納したとも伝えられています。

一方、西明寺栗の収穫高はとても少なく、豊作の年でも30トン程度しか収穫量がありません。そのため地元の限られた地域以外ではほとんどその存在が知られておらず、「幻の栗」と言われるほどでした。しかし近年、特許庁の地域団体商標登録にも認定され、有名になりつつあります。

なお、西明寺村は現在の秋田県仙北市西木町小山田地区あたりと言われています。仙北市には有名な観光スポットである角館や乳頭温泉などもあり、観光を楽しみながら美味しい西明寺栗の栗拾いなどを楽しむプランもおすすめです。

「西明寺栗」は一つ60g以上にもなる特大クリ!

西明寺栗の人気のポイントとなるのは、その大きさにあります。栗は自然のものですからサイズにばらつきがあるのは当然なのですが、西明寺栗は平均的なサイズでも25グラムから35グラムほど、大きなものでは栗1個でなんと60グラムを超えるものもあります。

日本一の大きさと言われるだけあり、一般的な栗と比べるとその大きさの違いは一目瞭然であり、大きいものでは赤ちゃんの握りこぶしほどのサイズになります。栗拾いなどに行くと、子供だと片手でようやく2個持つのが精一杯というくらいです。一般的な栗と比べると大きいものでは重さが倍以上あるのです。

もちろん甘みもとても強く、そのまま食べるのはもちろん、加工して食べるのもおすすめで、一度食べたらやみつきになるほどだと言われます。料理などについては後で紹介しますが、食べ応えもあるので、ぜひ西明寺栗を食べてみてください。

秋田「西明寺栗」の栗拾いが出来るおすすめスポット

さて、この西明寺栗ですが、販売店も限られており、なかなか秋田以外では手に入れることはできません。一方、秋田県仙北市周辺で栽培されている栗のほとんどはこの西明寺栗であり、現地に行けば販売店もありますし、時期が合えば栗拾いも楽しめます。そこでまずは西明寺栗の栗拾いができる場所を紹介します。

1:佐々木栗園

「佐々木栗園」は後で紹介する「かたくり館」の近くにある栗園です。この栗園の周辺は春にはかたくりの群生地として知られ、花を楽しみに来る方も多いです。栗とかたくりは相性がよいようで、春と秋に楽しみがある観光スポットとなっているのです。

栗拾いに行く時に必要なものは、栗を拾うための軍手と収穫した栗を入れる袋です。栗園は栗の林になっているので、動きやすい恰好がおすすめです。また栗を拾うためにいがを踏むので、スニーカーなどの靴でいくのもおすすめします。

こちらの栗拾いは、予約が必要です。時期は10月上旬から中旬くらいが最盛期となります。ご存じのように栗はいがに覆われているので、栗園に行ったら、いがが割れていない大きいものを見つけ、そっと靴で踏んでいがを開けてみましょう。特に中央の栗が大きくなるので、とにかく大きいものがおすすめです。

佐々木栗園の基本情報とアクセス方法

佐々木栗園では1キロ800円程度で収穫した栗を持ち帰ることができます。1キロの栗というとすごい量になりそうですが、西明寺栗は栗そのものが大きいため、20粒前後で1キロを超えてしまいます。栗拾いはいがから栗が現れるのが楽しく、ついついたくさんしてしまいますが、お値段を考えつつ楽しみましょう。

また、佐々木栗園はこのほかに入園料が800円かかります。営業時間は9時から16時までで、栗拾い期間中は休みはありません。また、農家民宿「くりの木」も併設されています。

アクセスは公共交通機関の場合、秋田内陸縦貫鉄道「八津」駅が最寄りとなります。駅からは車で5分ほど、徒歩でもアクセスは可能です。車の場合は秋田自動車道「大曲」ICから国道105号線を仙北市方面に進み、1時間ほどでアクセスできます。

住所 秋田県仙北市西木町小山田字鎌足186
電話番号 0187-47-3046

2:久之助栗園

もう一つのおすすめの栗園は「久之助栗園」です。こちらは同じ西明寺栗でも収穫時期が違う栗が植えられているため、収穫できる時期が長いのが特徴で、受付を済ませるとその時期の収穫ができる栗があるところに案内してもらえます。

歩く道もある程度整備されており、山手ではあるのですが、いわゆる登山をする必要はまったくありません。子供や年配の方でも安心して栗拾いをゆっくりと楽しむことができるようになっています。

こちらは入園料が200円で、収穫した栗はやはり1キロ800円で持ち帰ることができます。栗は収穫時期になるといがごと地面に落ちるので、木の上のものをゆすったりする必要はありません。足元を見て、先ほどと同様に大きく、口が開いていないいがを見つけましょう。

久之助栗園の基本情報とアクセス方法

久之助栗園は収穫時期が違う西明寺栗が植えられていることから、収穫時期が長めです。9月中旬ごろから10月中ごろまで十分に栗拾いを楽しむことができます。前に述べたように入園料が200円、収穫した栗は1キロ800円で持ち帰りができます。

営業時間は9時から16時までですが、収穫最盛期の時期の休日は混雑しがちです。この時期に栗拾いを予定している方は早めに行くとよいでしょう。収穫時期は特に休みはありません。

久之助栗園へのアクセスは、秋田内陸縦貫鉄道の「西明寺」駅が最寄りとなります。駅からは徒歩で20分ほどと少し距離があるので、車がある方は車でアクセスするのがおすすめです。車の場合は佐々木栗園とほぼ同じルートとなります。

住所 秋田県仙北市西木町小山田字高野6
電話番号 0187-47-2407

秋田「西明寺栗」が購入できる人気販売店

秋田の西明寺栗はちょうど収穫時期が秋田の紅葉シーズンと重なります。そのため人気の紅葉スポットを楽しみつつ栗拾いなどをしたいという方もいるでしょう。しかし時間的に栗拾いは難しいという場合には、販売店に行き購入するのもおすすめです。西明寺栗を購入できる販売店を紹介します。

1:かたくり館

先ほど触れた佐々木栗園の近くにある「かたくり館」は2006年にかたくりの群生地のそばにオープンした施設です。先ほども述べたように、このあたりはかたくりの群生地として知られており、人気観光スポットともなっており、多くの方が訪れます。

こちらの施設では、かたくりや西明寺栗など、地元の産品を使った加工のほか、紙すき体験などができる体験工房、会議室などが揃っています。特に紙漉き体験はテレビ番組で取り上げられたこともあるそうで、人気の体験プランとなっています。

また、西明寺栗の販売のほか、西明寺栗を使ったスイーツや焼酎などの販売店でもあるので、特に西明寺繰りの収穫時期にはぜひ足を運んでみたいおすすめスポットの一つです。

かたくり館の基本情報とアクセス方法

「かたくり館」の営業時間は8時30分から17時15分までとなっています。比較的朝早くから営業しているので、人気スポットに行く前に立ち寄って西明寺栗を手に入れるのもおすすめです。また、会議室などがあるため、建物そのものは22時まで利用ができます。

定休日は毎週土曜日です。ただし、かたくりの時期である4月、5月、西明寺栗の時期である10月、11月は土曜日も営業しているため、安心していくことができます。そのほか8月13日と年末年始が休みです。

アクセスですが、秋田内陸縦貫鉄道「八津」駅から徒歩で2分ほどとすぐのところにあります。先ほど紹介した佐々木栗園はここから移動したところにあるので、行き帰りの電車の時間の合間に利用するのもおすすめです。

住所 秋田県仙北市西木町小山田字八津249-1
電話番号 0187-47-3535

2:むらっこ物産館

西明寺栗の販売店としてもう1か所おすすめなのが「むらっこ物産館」です。こちらは西木温泉の近くにあり、角館や田沢湖など人気の観光スポットからも近い場所にある物産館で、周辺の農産物の直売コーナーが特に人気です。

特に毎月第三日曜日には旬の味覚祭りが行われ、その時期の美味しい農産物が楽しめるととても人気が高いです。西明寺栗の販売店としては、栗そのものももちろんですが、加工品も多く販売されており、特に栗のソフトクリームは美味しいと大人気です。

むらっこ物産館の基本情報とアクセス方法

「むらっこ物産館」は4月中旬から11月中旬まで営業しています。営業時間は9時から18時までとなっており、期間中は特に休みなどはありません。

アクセスはJR「田沢湖」駅が最寄りとなります。田沢湖駅は秋田新幹線も停まる駅なので、ここまでのアクセスは比較的いいのですが、駅からはバスでのアクセスが必要です。バスは「田沢湖一周線」で「潟尻」で下車し、徒歩15分ほどです。

住所 秋田県仙北市西木町西明寺字潟尻119
電話番号 0187-47-2205

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秋田「西明寺栗」の旬の時期はいつ?

ところで、西明寺栗の旬の季節はいつになるのでしょうか。ここまで栗拾いのスポットや販売店などを紹介してきて、そこでも述べてきたように、西明寺栗の旬の時期は9月中旬から10月中旬が目安となります。

実は西明寺栗には現在、一号から五号までの5つの品種が秋田県の奨励品種となっています。多く栽培されているのは一号と二号ですが、これらは10月中旬が旬の時期となります。中の栗も大きく、中には樹齢百年を超えるのではと推測されるものもあります。

一方、五号は比較的最近になって選抜された早生種で、9月中旬から収穫が始まります。他の西明寺栗に比べると1ヶ月ほど早く収穫が始まるので、栗園の中にはこれらの5品種をエリアをわけて組み合わせて栽培することで、長い期間栗拾い、収穫ができるようにしているところも見られます。

また、西明寺栗は収穫してすぐに食べるのももちろんいいのですが、収穫してから熟成させるとさらに甘みが増します。具体的には収穫したそのまま、つまり生のままで1ヶ月ほど冷蔵庫に置くのです。そうするとさらに糖度があがり、美味しい栗が食べられます。

ですから、栗拾いが終わってからでも、販売店での西明寺栗の販売をしている場合もあるので、観光などで秋田に行く予定がある方は販売店にも問い合わせをしてみるのがおすすめです。

秋田「西明寺栗」のおすすめメニュー

最後に、手に入れた西明寺栗を美味しく食べるレシピをいくつか紹介しましょう。西明寺栗は何といっても日本一と言われる大きさと、高い糖度が魅力です。ですからそのまま食べるのはもちろん、さまざまな料理に利用しても美味しくいただくことができます。

西明寺栗を手に入れたら、まずは焼き栗、ゆで栗で西明寺栗そのものの美味しさを味わってみましょう。先ほど述べたように、冷蔵庫で1ヶ月ほど寝かせて糖度を増したものはさらにおすすめです。焼いたりゆでたりしたものはそのまま食べるのはもちろん、冷凍しておくことで他の料理にいつでもそのまま使うことができます。

次はもう少し手を加えてみましょう。栗の渋皮煮は栗を煮る分手間がかかりますが、ほっくりとした栗の美味しさがたっぷり味わえるため人気のメニューです。そのまま食べてもよいですし、大きな西明寺栗はスイーツの飾りにしても目を引きます。

また、栗ご飯などの定番メニューも美味しく作れます。料理に使う場合は特に西明寺栗の大きさがわかるようにするのがおすすめなので、ぜひ大きな粒のまま使いましょう。栗ご飯などの場合はご飯の上に乗せるようにするとSNS映えもしそうです。

このように、西明寺栗は栗拾いをした後も楽しみがたくさんです。ぜひいろいろな食べ方を工夫して、その大きさや味などを目でも口でも存分に堪能してください。

秋田「西明寺栗」を旬の時期にいただこう!

秋田の西明寺栗は江戸時代から現在に至るまでさまざまな改良がおこなわれ、日本一の大きさの栗へと成長してきました。大きく食べごたえがあり、糖度が高い栗は、栗好きの方にはぜひ一度試してほしい一品です。ぜひ秋に秋田に行ったら、西明寺栗を手に入れて存分に堪能してみてはいかがでしょうか。

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この記事のライター
茉莉花

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