キジムナーは沖縄の幸福を呼ぶ精霊!目撃情報や会う方法を徹底リサーチ!

沖縄本島南部に位置し、久米島のマチュピチュとも称される「宇江城」は既にご存知ですか?その地に古くから伝わる民話に登場する妖怪、キジムナーは人々に幸運をもたらす精霊だとされています。今回は、キジムナーの目撃情報や会う方法、沖縄に伝わる伝説に密着していきます。

キジムナーは沖縄の幸福を呼ぶ精霊!目撃情報や会う方法を徹底リサーチ!のイメージ

目次

  1. 1沖縄の幸運を呼ぶ精霊「キジムナー」
  2. 2キジムナーとはどんな精霊?
  3. 3キジムナーの姿や格好は?
  4. 4精霊とはそもそもどんなもの?
  5. 5幸運を呼ぶキジムナーの伝説
  6. 6キジムナーの目撃情報
  7. 7キジムナーに会う方法
  8. 8キジムナーを怒らせるとどうなる?
  9. 9キジムナーの苦手なもの
  10. 10キジムナーグッズはどこで買える?
  11. 11謎の多い沖縄の精霊キジムナー

沖縄の幸運を呼ぶ精霊「キジムナー」

皆さんは、地域で古くから伝承され語り継がれる昔の物語や民話、その中に登場する精霊や神秘的な伝説を信じますか?これらには面白い人生哲学や後世へと受け継ぐべき文化・風習があり、美術や音楽、文学の世界など現代の文化にも多くのインスピレーションを与えています。今回は、幸運を呼ぶ沖縄の精霊「キジムナー」の謎に迫ります。

キジムナーとはどんな精霊?

キジムナーとは、沖縄本島南部にある久米島の宇江城(うえぐすく)に伝わる「キジムナー」の仕返しが元になった民話に登場する森の木の精霊です。

沖縄本島や久米島の他、粟国島(あぐにじま)や伊江島(いえじま)、黒島などに伝わる幸運や豊作をもたらす、または漁など仕事の成果に携わる精霊とされ彼らを神のように祀り信仰の対象としている家もありました。

水の精霊とされる河童に性格が類似している点もあり、友達のように仲良くなったものに多くの幸運をもたらしてくれる一方で、精霊を裏切ったり彼らに酷いことをした場合、祟りがあるという伝説や謎が残されています。

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キジムナーの姿や格好は?

沖縄の伝説や昔からの言い伝えに登場する謎の精霊「キジムナー」本来の姿は、黄色味か黒味がかった顔に赤い髪の毛で幼児ぐらいの年齢として描かれることが多いようです。

キジムナーは、古くて大きなガジュマルの木の穴の中に住み着いているため「木の妖精」や「木の精霊」とも呼ばれています。

普段は森を住処とする木の精霊ですが、人間に興味を持っており基本的には人間が好きな精霊なので人間の前に姿を表すことがあるそうです。

関わった人間に学びや教訓を与えるため、幼児の姿ではなく時と場合により青年や大人の姿としても現れるようで、沖縄ではキジムナーを見た、彼らに会ったという人々も存在します。

精霊とはそもそもどんなもの?

精霊とは、草木や動物以外にも人工物や無生物などにも宿るとされている超自然的で神秘的な存在です。

医療の発達していない太古の昔、飢饉や疫病が起こると人々は自分達の力が及ばない領域に苦悩し精霊や大地の神を信仰し祈りや生贄を捧げていました。

邪馬台国の時代、卑弥呼も政治に呪いや呪術を取り入れ民衆を統治し、安倍晴明も神社や寺を次々と建設し井戸神に祈りを捧げ水が自然に湧き出るようにしています。

このように考えると、普段目に見えない超自然的な領域も私達の生活と表裏一体になっている事がわかります。

精霊とは地と水、火と風の「四大元素」を擬人化したもので、地の精霊であるノーム、水の精霊であるウンディーネ、火の精霊サラマンダー、風の精霊シルフィードなどが絵画や文学作品の中によく登場します。

これらは、中世の錬金術師やスイス、中国の神秘思想家によって地球上全ての根源をなしている「気」や「霊」などと意味付けられています。

ニンフなど、森に宿る妖精やキジムナーのように時として人に幸運をもたらす精霊もいれば、セイレーンのように船人を惑わし破滅に導く精霊も存在します。

興味深い事にヨーロッパ北部には「自然崇拝」や「自然主義」が古代から現在まで根付いている地域やエリアが多く存在しアイスランドには妖精の遺産を保護する法律まで存在します。

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幸運を呼ぶキジムナーの伝説

それでは、幸運をもたらす妖精や精霊に関する謎と伝説に少し触れたところで、次は幸運を呼ぶギジムナーの民話と謎をもう少し深掘りし目撃情報や彼らに会う方法も探っていきましょう。

キジムナーの伝説や謎は、目撃した人それぞれの異なる体験や彼らにどんな行いをされたのか、各地域や家族間の伝承のされ方によっても印象が変わります。

しかし彼らにもある一定の目的や行為などが存在します。まず彼らの印象や特徴は人間が好き、少なくとも私達とは仲良くなりたい、友好的関係を築きたいと思っているところです。

家が裕福になる

そのため、何か自分の力ではどうにもできない様な場面に出くわしたり、大きな物事を達成する上で助けが必要になると、いつまでも年を取らない好奇心旺盛な精神を持つ彼らが登場します。

自然と共に人間と共存するスタイルをとっている彼らは、私達の仕事や任務が円滑に回るよう一緒に仕事を手伝ってくれるようです。

人間の能力を超えた不思議な力を持つ彼らを大事にし仲良く共存する事で、彼らの恩恵を受けていくうちに幸運にも恵まれ、次第に裕福になっていくそうです。

漁で魚がとれる

例えば、人間のする作業に興味のある彼らは、早朝から薪を運んだり割ったりするのを手伝ってくれたり家を建てるのを手伝ってくれたりします。

島や海に面した地域で彼らが現れたら、一緒に漁に行ってみると必ず魚が大量に獲れるそうです。

彼らの大好物は魚の左目とグルクンの頭だそうで、獲れた魚の目は彼らがいただいてしまいます。漁港で目玉のない魚を見かけたら、もしかするとそれは彼らの仕業なのかもしれません。

人間の男性・女性の姿で現れる

沖縄の伝説で幸運を呼ぶとされる「精霊」であるキジムナーは「妖怪」とは区別され、性別を持っています。

幼児や青年の姿をしたキジムナーが大人に成長すると、人間と同様、結婚をし家庭を持ちます。

中には人間が好きなために人間に嫁ぐキジムナーもいるそうで、彼らは裕福になるために頑張って働こうと言わんばかりに嵐や悪天候の日も仕事に誘ってきます。

ありがたい存在の精霊ですが、いたずらっ子で超人的な一面も持ち合わせているため、違った種族である彼らと付き合うためには適度な距離感、返答の仕方など考慮しておくべき点がいくつか存在します。

キジムナーの目撃情報

多くの伝説を沖縄に残したキジムナーの目撃情報は、南部に限らず亜熱帯の森が広がる北部でも多数上がっているそうです。

まだこの世を知り始めたばかりのピュアな魂や好奇心を持っている子供の方が大人に比べキジムナーを目にする確率が多いとされています。

子供は一般的に、精霊のほか、危機的状況になると天使が見えたり家にお化けが住んでいる事などよく五感で感知したり見えたりすると言われているためです。

目撃した人の中にはタレントの方や、子供の時から強い霊感を持ったまま大人になった方、キジムナーに好意を寄せられたり興味を持たれた方からの目撃情報や謎が寄せられているそうです。

キジムナーに会う方法

そんな謎の多い精霊キジムナーですが、彼らに意図的に会う方法や彼らを目撃する方法は存在するのでしょうか?

キジムナーに確実に会う方法というのは存在しませんが、キジムナーと遭遇する確率または好意をもたれる確率の上がる、精霊の住処である世界観を体験すると言う意味で彼らに会う方法は存在します。

キジムナーに会う方法や境遇状況が伝承されている家庭では、体調が悪くて夜寝ている時、金縛りにあい身動きがとれず何か布団が重いと感じた時彼らを目撃したという話があります。

その他キジムナーに会う方法やキジムナーに会いやすい環境としては、北部に位置する「国立公園」の大石林山と言う場所がおすすめです。

ここは3つのウォーキングコースがある岩や滝の織りなす景色の素晴らしいパワースポットとして知られ自生のガジュマルが生い茂っています。

もう1つのキジムナーに会いやすいスポットやキジムナーに会う方法としてのおすすめは、沖縄本島の南部に位置する「ガンガラーの谷」や「琉球村」です。

森林が比較的多くガジュマルの古木が生い茂る場所はキジムナーに会う方法として有効で、仮に目撃できなかったとしても千年前から存在する謎の洞窟の中でカフェや散策を堪能する事も可能です。

また、キジムナーが現れたかどうか戦前から伝わる古い遊びもありキジムナーに会う方法として有効です。

それにはまず、薄暗い場所に小麦粉をまき円を描いたら、中心にロウソクで火をつけた線香をたて、それに向かい呪文を唱えると言うものです。

隠れて見ている時に、まいておいた小麦粉の上にキジムナーの足跡が付いていれば彼らが姿を現した事になります。

キジムナーを怒らせるとどうなる?

訪れた観光地や自然の豊かなスポットで、ガジュマルの樹をぞんざいに扱ったり、いたずらに危害を加えたりする事により神の化身である精霊を怒らせ、仕返しをされたり同じ目に合わされるという言い伝えがあります。

昔話によると、キジムナーに恩を受け大金持ちになった若い夫婦がいましたが毎回誘いに来るキジムナーをうとましく思った彼らは、キジムナーの大切な住処である木に火をつけました。

悲しんだキジムナーは若者のところへ姿を現しませんでしたが、都へ出かけた若者は、お酒を飲んだ席でキジムナーの住処を焼いたのは自分であることを話してしまいます。

それを耳にしたキジムナーは怒り、燃えさかる薪を若者へ投げつけ若者はそれ以来村へ戻って来ることはなかったそうです。

キジムナーと過ごす為にはリスクが伴うと言う事を考慮し賢く接しないと、キジムナーを怒らせ漁船をひっくり返され溺死、目玉を取られる、圧死させられるなど復讐される危険性もあります。

キジムナーの苦手なもの

そんな、仲が深まるとしつこく誘って来るキジムナーを上手く遠ざけたり復讐されないよう距離を置く為、キジムナーが苦手としているものも公開していきます。

また、キジムナーの報復や仕返しを受けてしまった島の人々はどうしたかと言うと、ユタという伝説の人物に相談をしに行っていたということもわかっています。

タコ

一度好意を向けた人間がキジムナーに悪いことをすると容赦なく人間を殺してしまう彼らですが、彼らにもどうしても苦手なものや駄目なものがあるようです。

伝説によるとまず最初に彼らが苦手としているものに「タコ」があります。軟体動物であるタコの体はほとんどが筋肉で時に強い力を発揮する場合があります。

なぜキジムナー達がタコを犬猿するのかは、謎のまま分かっていませんがタコは高い知能を持った賢い生物でもあります。

危険を察知すると墨を吐いたり、記憶力が良く道具を使って身を守ったり高速で移動することも可能、強い吸着力のある吸盤も持っています。きっとキジムナーも捕獲に手こずる相手なのでしょう。

次にキジムナー達が苦手としている生物に「鶏」がありますが、メスの雌鳥や名古屋コーチンなどの卵肉兼用の鶏は比較的大人しくキジムナーが苦手としている理由は謎です。

しかし、時を告げる時の彼らの声や、怪しいものを目にした時の騒ぎはかなり大げさで、闘争用に使用される鶏も存在します。

本来鶏の祖先と呼ばれているものは、キジ科のセキショクヤケイで、小さな事でオス同士殺し合いをするほど闘争心が強い鶏です。

闘争心の強い雄鶏(おんどり)の鋭いクチバシが秒速でキジムナーの目をつついたらひとたまりもないのかもしれません。

人間のおなら

キジムナー達が苦手としている最後の厄介なものは、生物ではなく「人間のおなら」です。異臭を放つものや臭い匂いは精霊だけでなく老若男女全ての人が嫌がるものです。

それらは時に吐き気を催し、人間がキジムナーの目の前でおならをしたり、熱い鍋蓋を触ったりさせられるなど強い刺激のあるものはキジムナー達は大の苦手のようです。

キジムナーグッズはどこで買える?

沖縄の観光施設の重要なマスコットキャラクターであるキジムナーには、ハブショーや三線(さんしん)のパフォーマンスも見られる「琉球村」(りゅうきゅうむら)で出会えます。

このテーマパークでは、パークのオリジナルキャラクターである「キム君」が職人の手により丹精込めて作られたグッズとして販売されています。

そのほか琉球ガラスで作られたアクセサリーや、「キム君」のキャラクター入りバスタオルなどがここで販売されています。

また、精霊の住処であるカジュマルの木の上にはツリーハウスが設けられ、名護市(なごし)の車道には天然記念物に指定された立派なカジュマルの木も植えられているそうです。

通信販売のサイトでは、クリアトランプやお洒落なイラストの壁掛け、木彫りのグッズ、カジュマルの盆栽や絵本などが販売されています。

座敷わらしのように私達にも馴染みの深い伝承を持つこのキャラクターは、近年人気のキャラクターとして様々なシーンで採用されアートやデザイン、衣類にも多く使われているのが特徴です。

北谷町にある「ボクネン美術館」のお土産ギャラリーもキャラグッズが買えるスポットのうちの1つで、階段の脇にはオリジナルグッズがずらりと並んでいます。

この美術館にはボクネンアート商品の他、沖縄で活躍するアーティストのオリジナルグッズが購入できるためアート好きや雑貨好きにはおすすめの場所です。

このスポットは一応グッズ売り場となっていますが、グッズの他ポストカードや絵画も並びステッカーにマスキングテープなどの文房具も充実しています。

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謎の多い沖縄の精霊キジムナー

幸運をもたらすと言われ、沖縄の人々から現在も大切に守られているカジュマルの木やそこに宿る精霊キジムナーの伝説と目撃情報などをお伝えしてきました。沖縄旅行に出かけた際、ふと目を向ければ県内の至る所で精霊の姿をしたマスコットキャラクター達が出迎えてくれているのに気がつくでしょう。

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