「洞海湾」は北九州の工業用地!歴史や周辺の見どころまで徹底ガイド!

北九州は、小倉城の城下町として発展してきた歴史や外国との貿易で栄えた歴史を感じられる街です。そんな北九州に「洞海湾」というかつて工場林立によって汚染されていた場所があります。北九州「洞海湾」の汚染などの歴史やおすすめの人気釣りスポットをご紹介します。

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目次

  1. 1北九州の工業用地「洞海湾」とは?
  2. 2「洞海湾」の歴史
  3. 3「洞海湾」の横断方法
  4. 4「洞海湾」の周辺にあるおすすめ観光スポット
  5. 5「洞海湾」周辺のおすすめカフェ
  6. 6「洞海湾」での釣りも人気
  7. 7「洞海湾」へのアクセス
  8. 8歴史あるエリア「洞海湾」へ訪れてみよう!

北九州の工業用地「洞海湾」とは?

北九州は、城下町としての歴史や海外貿易の玄関口だった歴史のある人気観光スポットです。そんな北九州にかつて工業地帯であった顔を持つ「洞海湾」という湾があります。1960年代、日本が高度成長期に入るまさにその瞬間に、日本を代表する工業都市として発展してきた歴史もあります。

1960年代、日本の各地では工業地帯での汚染が起こり、問題となっていました。ここ北九州の「洞海湾」もまた、公害による汚染が進行した場所でした。

公害汚染によって、北九州の「洞海湾」は、「死の空」や「死の海」と言われるくらいに汚染が蔓延していました。今でこそ、空気も海も技術の進歩によってきれいになっていますが、当時は汚染がひどかったエリアです。

北九州「洞海湾」の汚染などの歴史を振り返りつつ、おすすめの観光スポットや人気釣りスポットをご紹介します。

「洞海湾」の歴史

北九州の「洞海湾」の歴史は、汚染との戦いの歴史と言ってもいいかもしれません。まさか、誰もが、ここまできれいになるとは思っていなかったのではないでしょうか。それくらいに、北九州「洞海湾」の汚染は酷かったということです。

当時は、空は煙に覆われ、海は生物が棲めるような海ではありませんでした。喘息などの患者が急増したのもこの時代でした。北九州の工業地帯であった「洞海湾」は、一枚の写真を切り撮ってみると、まさに地獄絵図のようでした。

北九州の「洞海湾」の空は、昼間というのに薄暗く、空気は汚染され息をするのも苦しいくらいでした。海もまた、工業用水や汚水が流れ込み、海の青さなど忘れてしまうほどの黄褐色の海へとなり、その汚染の状態が酷かったようです。

北九州の「洞海湾」へと流れていた紫川もまた汚染され、魚が棲める川ではありませんでした。そんな汚染の歴史のある場所が、北九州「洞海湾」という場所です。

死の海と言われるほど汚染されていたが、現在は綺麗な海へ

この「洞海湾」の汚染からの脱却を訴えたのが、未来ある子供たちのお母さんでした。そのお母さんたちの声が市民の心に届いて、国を動かし日本で初めての公害を規制する法律ができました。

その汚染の歴史を振り返ってみると、1969年に最悪であった汚染状況から、1973年には早くも国の環境基準をクリアーしたきれいな空気になりました。紫川堆積汚泥を浚う工事や洞海湾の汚染された水底を浚う工事が行われ、1989年、20年という月日をかけて、今では、100種類もの生物が紫川や洞海湾へと戻ってきました。

あの時、勇気を持ってお母さんたちが声を上げなければ、今のようなきれいな「洞海湾」をみることはなかったことでしょう。

「洞海湾」の横断方法

ここでは、きれいになった「洞海湾」の横断方法についていくつかご紹介しましょう。昔から庶民の足として使われてきた「若戸渡船」は、観光客にも人気があります。

「洞海湾」の横断方法には、昭和37年に開通した「若戸大橋」や新若戸道路、江戸時代から歴史の続く「若戸渡船」などがあります。

若戸大橋

「洞海湾」の横断方法の一つ目には、「若戸大橋」があります。若戸大橋は、若松区と戸畑区にかかる橋で、かつては有料100円でしたが、今は無料となっています。1962年に開通した橋で、「洞海湾」を横断できます。

車で「洞海湾」を横断できる手軽なルートとしておすすめです。若松側にも戸畑側にも橋のたもとには、釣り場があります。

「若戸大橋」は、赤い橋で青い海の「洞海湾」とのコントラストも美しい橋として、地元でも愛されています。

新若戸道路

新若戸道路は、「洞海湾」の下をくぐり抜ける海底トンネルで人気があります。こちらの新若戸道路もまた以前は有料でしたが、2018年に「若戸大橋」とともに無料化されました。

新若戸道路は、「若戸大橋」と同じく、若松区と戸畑区を結ぶもので、若戸大橋の交通量の多さを緩和するために建設されました。

若戸渡船

若戸渡船は、若松区と戸畑区を結ぶ渡し船で、この渡し船の歴史は、江戸時代まで遡ります。今ではポンポン船と呼ばれて、地元でも愛されている横断方法です。

若戸渡船の乗り場は、JR筑豊本線若松駅から徒歩15分で、JR鹿児島本線戸畑駅から徒歩7分の場所にあります。片道運賃は、大人が100円で小児が50円、自転車は50円になります。

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「洞海湾」の周辺にあるおすすめ観光スポット

ここでは、「洞海湾」の周辺にあるおすすめ観光スポットをいくつかご紹介しましょう。「洞海湾」の周辺には、見どころ満載のおすすめ観光スポットがあります。今では、きれいになった「洞海湾」を眺めることもできるのでおすすめです。

「洞海湾」の周辺にあるおすすめ観光スポットとして、「都島展望公園」と「高塔山展望台」、「官営八幡製鐵所旧本事務所」をご紹介します。

都島展望公園

都島展望公園は、JR戸畑駅から西鉄バスに乗車して牧山バス停で下車して徒歩およそ10分でアクセスできる公園です。野球場やグラウンド以外は、公園としては無料で終日解放されています。駐車場も5台ほど完備されています。

都島展望公園は、歴史的にも重要な場所で、牧山古墳群のある場所としても知られています。なんでも、6世紀後半に作られた円墳ということで、歴史浪漫を感じずにはいられません。土器なども多数出土しています。

夕日が美しい場所としても有名で、地元の人の憩いの場所にもなっています。高台にある公園ということで、洞海湾はもちろんのこと、小倉や門司などの人気観光地も見渡すことができます。

高塔山展望台

高塔山展望台は、標高124メートルの高塔山にある展望台で、美しい夜景が見れる場所として有名です。展望台広場には、椅子なども設置されているので、まったりとした時間を過ごすことができるので人気があります。

高塔山展望台のある一帯は、高塔山公園として整備されています。山頂からは、若戸大橋をはじめ、皿倉山や響灘などを眺めることができます。万葉植物園も整備されていて、四季折々の花々を楽しめるのでおすすめです。

若松で生まれた作家の火野葦平や北九州の産業を支えた吉田磯吉などの文学碑や銅像もあります。若松のそして、北九州の歴史を支えた二人が見守る高塔山展望台は人気があります。

官営八幡製鐵所旧本事務所

官営八幡製鐵所旧本事務所は、公共交通機関でのアクセスは、JRスペースワールド駅から徒歩10分で、車でのアクセスは、都市高速・枝光インター出口からアクセスしてください。普通乗用車の駐車場は10台ほど用意されています。

開場時間は、9時30分から17時で、入場は16時30分までにしてください。定休日は月曜日ですが、祝日・休日の場合はその翌日が休館日になります。12月29日から1月3日までは年末年始休業になります。

官営八幡製鐵所旧本事務所というのは、北九州のシンボルのような場所で、北九州と言えば、八幡製鉄所の歴史を外すことはできません。「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」の構成要素の一つであり、世界遺産登録もされています。

現在は、官営八幡製鐵所旧本事務所内に入ることはできませんが、眺望スペースからその姿を見ることができます。官営八幡製鐵所旧本事務所は、1899年竣工した建物で、そそままの姿で残されているので人気のある観光スポットです。

「洞海湾」周辺のおすすめカフェ

こちらでは、「洞海湾」周辺のおすすめカフェをいくつかご紹介しましょう。きれいになった「洞海湾」周辺には、おしゃれなカフェもあちこちにあります。のんびりとした時間が流れるカフェやこだわりの食材を使ったランチを楽しめるお店もあります。

「洞海湾」周辺のおすすめカフェとして、「キッサネコノジ」や「アサカフェ」、「AICafe」をご紹介します。「洞海湾」周辺でカフェをお探しの場合には、まずは、この三店から選んでみてください。

キッサネコノジ

キッサネコノジは、JR若松駅から徒歩10分ほどで、若松渡場から徒歩3分ほどになります。反対岸のJR戸畑駅からは若戸渡船でアクセスできます。駐車場も完備されていますので、車での来店もおすすめです。

定休日は日曜日で、営業時間は11時30分から17時です。カウンターとテーブルの合計11席の小さなお店です。入り口のドアがなんとも隠れ家的な雰囲気のカフェです。店内に入ると、レトロで懐かしい感じのする喫茶店になります。

時間が止まっているかのようなそんな錯覚にもなる喫茶店で、とても落ち着けると人気があります。オリジナルサンドイッチやねこのお菓子というケーキセットもおすすめです。観光の合間の時間に立ち寄るにもぴったりなお店です。

アサカフェ

アサカフェは、若松駅から徒歩10分ほどの場所にあるカフェで、若戸渡船乗り場もすぐの場所ということで、目の前には洞海湾を望むことができます。店舗は3階にあるということで、見晴らしがよくなっています。

定休日は木曜日で、営業時間は11時から18時です。駐車場は2台分確保されています。店内に入ると、調度品もとてもレトロで、まったりとした時間が流れるそんなカフェです。カップルにおすすめなソファー席もあります。

ハンバーグと玉子のサンドイッチやチキンのラタトゥイユ丼、そぼろのバジル炒めごはんプレートなど優しい感じのランチを楽しめるので人気があります。ベイクドチーズケーキなどのケーキも食後に楽しめます。

AICafe

AICafeは、若松駅から徒歩5分ほどの場所にあり、ナチュラルな空間が人気のカフェです。定休日は特に定められてはおらず、営業時間は9時から20時です。臨時休業がある場合もあるので、来店前には確認をしてください。

駐車場も完備されていますので、車での来店にもおすすめです。子供も歓迎のお店なので、ママさんのランチ会にも人気があります。カウンター席もあるので、一人でのカフェ利用にもおすすめなカフェです。

ランチには、色々な種類のスパゲッティーをパン・サラダ・ドリンク付きで楽しむこともできます。その他にも、ロースカツセットやオムライス、ドリア、サンドイッチ、トルコライス、ガパオライスなど種類も豊富なメニューが揃っています。

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「洞海湾」での釣りも人気

「洞海湾」では、今、釣りも人気です。それも、やはり、汚染から立ち直り、魚介類が100種類以上も棲む海だからこそです。「洞海湾」は、若松や戸畑からも近く、駅から徒歩圏ということもあり、人気の釣り場となっています。

また、「洞海湾」は外海ではなく、湾ということもあり、海は静かで足場も安定していることから、子供との釣りにもおすすめです。おすすめの釣り場としては、「若松漁港」と「戸畑漁港」が人気があります。それぞれの釣り場で、釣れる魚などもご紹介します。

おすすめの釣り場

「洞海湾」でのおすすめの釣り場ですが、「若松漁港」が人気です。若松駅からもほど近く、若戸大橋の北にある漁港です。漁港ということで、安定した足場ということもあり、子連れで釣りを楽しむファミリーにも人気があります。

「若松漁港」では、アジやメバルを釣ることができるのでおすすめです。また、シーバスが現れることもあるので、シーバス好きの釣り人にも人気がある釣り場です。若戸大橋のたもとには、常夜灯もあるので夜の釣りもおすすめです。

「洞海湾」でもう一つの人気釣り場は、「戸畑漁港」です。戸畑漁港にはアオリイカも釣れる旧波止やコウイカが釣れる新波止などがあります。戸畑漁港の船着場は照明もあるので、夜間釣りもおすすめです。

「洞海湾」へのアクセス

最後に、「洞海湾」へのアクセスについてご紹介しましょう。「洞海湾」へのアクセスですが、最寄駅はJR若松駅やJR戸畑駅ではありますが、歩ける距離ではないので、基本的には、車でのアクセスになります。

「洞海湾」を眺めることのできるカフェや展望公園などであれば、JR若松駅やJR戸畑駅からも徒歩圏の場所もあります。

歴史あるエリア「洞海湾」へ訪れてみよう!

かつては、汚染され死の海とまで言われた歴史を持つ「洞海湾」ですが、今では、汚染されたその頃の海や空の色を忘れてしまうほどきれいな海になっています。そこには、青い空と青い海があり、汚染という二文字は、今では忘れ去られています。

「洞海湾」周辺には、歴史ある官営八幡製鐵所旧本事務所なども観光スポットも多いので、北九州で人気のスポットになっています。たくさんの種類の魚を楽しめる釣り場もありおすすめです。

「洞海湾」周辺には、おしゃれなカフェも多く、観光の合間にゆっくりと小休止することもできるのでおすすめです。「洞海湾」を横断する交通網も整備されていて、特におすすめは、ポンポン船の愛称で知られる若戸渡船です。北九州にお越しの際には、歴史ある「洞海湾」を訪れてはいかがですか。

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この記事のライター
phoophiang

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