ナマズ釣りのコツをチェック!時期やルアー・仕掛けの選び方などを解説!

冬はできないと言われているナマズ釣りですが、気温やポイントなど条件が合えば年中楽しむことができます!ナマズ釣りは、ルアーや餌、浮きなど仕掛けによっても釣果が変わってきます。今回は、ナマズ釣りについておすすめのポイントも一緒に紹介します。

ナマズ釣りのコツをチェック!時期やルアー・仕掛けの選び方などを解説!のイメージ

目次

  1. 1身近な場所で釣れるナマズ釣りは楽しい!
  2. 2ナマズはどんな魚?
  3. 3ナマズ釣りの仕方
  4. 4ナマズ釣りの時間帯と条件
  5. 5冬でも使えるナマズ釣りのポイント
  6. 6ナマズは食べられる?
  7. 7ポイントに注意してナマズ釣りを楽しもう!

身近な場所で釣れるナマズ釣りは楽しい!

釣りの主なスポットとしては、海や川が主流です。しかし、海まで遠い地域に住んでいると釣りが難しいと諦めている人もいるのではないでしょうか。

実は、淡水魚であるナマズ釣りに関してはポイント確認とナマズ用の仕掛けをしっかりしておけば、時期を選ばず家の近くの用水路などで気軽に釣ることができます!ナマズ釣りのポイントを紹介します。

ナマズはどんな魚?

ナマズナマズ科の硬骨魚類です。サメのような軟骨魚類とは異なり、硬い骨で構成されている魚類です。地震を予知する魚と言われるほど神経質な魚です。

淡水魚で沖縄の一部を除く場所にいるなど分布域が広く、用水路内でもよく見かけることができます。水草が多くあることが重要で、水が濁っていても生息できるのがナマズです。

ナマズの習性

ナマズは夜行性です。また、日本に生息しているナマズは主に3種類のみで、それ以外のナマズを発見した場合は、新種か外来種を放流した可能性があります。

ナマズは、60センチほど大きくなります。ナマズ釣りをした後に飼育したいと言う人は、大型のナマズの場合は、それなりに大きくなるということを覚えておきましょう。

ナマズは体の表面がヌルヌルしていますので、ヌルヌルが苦手な人は手袋などヌルヌル対策を準備しておきましょう。夜行性のため、目が小さく幼体と成体ではひげの本数が異なることが特徴です。

全く目が見えないということはありませんが、目が悪いと言われています。食欲旺盛なナマズですが、ポイントによっては蓄光タイプのルアーを嫌がることがありますので、水面下に光が届かないように仕掛けに工夫が必要です。

ナマズの産卵は梅雨の時期です。流れが緩やかな用水路などに集まる習性があります。この時期に流れが早い河川でのナマズ釣りは、釣果が上がりません。

餌は、小魚が中心ですが成体であれば、ブルーギルやブラックバスも捕食します。飼育する場合は、小魚以外でもカニや昆虫も全て食べてしまうということも少なくないので、餌以外と水槽は別々にしましょう。

水温が10度以上であれば活動が活発になりますが、それ以下になると活動が鈍くなります。そのため、釣果が出なくなります。川でナマズ釣りをする場合は、3月から11月頃が最も釣果があがります。

ナマズ釣りの仕方

ナマズは夜行性です。さらに目がそこまで良くないのでひげや側線で餌を捕食すると言われています。そのため、ルアーの色は関係ないと言われていましたが、食いつきが良い色というものがあるようです。

生息域によっても同じ仕掛けで釣果が上がるわけではありません。生息域に合わせたルアーや餌を使った仕掛けを使用することでナマズ釣りがより楽しくなります。

ルアーを使ったナマズ釣り

ルアーの食いつきが悪い場合は、ルアーの形自体を変更するほうがよく釣れるようです。ただ、目が全く見えないということはないため、見えやすい色と見えにくい色があるので、カラーチェンジが全く効果がないとは言えません。

また、発光チューブを使用した場合には水面下に光が届かない塗料が厚めのルアーがおすすめです。自然界の餌は、蓄光タイプや光るタイプはいませんので、警戒されてしまいます。

逆にミリタリーカラーなどは、枯れ葉が川底に溜まっているポイント、濁りが強い部分ではイエローなど視認性が強いカラーが良いとされています。ポイントの状況にあわせてカラーを変えることで釣果が変わることもあります。

また、蓄光チューブなどが光らない場合は、UVライトが便利です。日中のナマズ釣りの場合は、太陽光で蓄光することもありますが、夜のナマズ釣りの場合はUVライトを持参することをおすすめします!

また、ノイジー系のルアーで反応がない場合は、フローティングミノーを利用すると釣果が上がる場合があります!フローティングミノーを試したい場合は、ダイソーにもありますし、実際にナマズ釣りに利用されています!

タックルについては、バス釣りや磯釣り用のタックルを流用することにより、バス釣りもナマズ釣りも楽しめます!ただし、スピニングタックルはナマズ釣りに向きません。

ナマズ釣りには大物にも利用するベイトキャスティングタックルまたは、ベイトタックルと呼ばれるものを利用しましょう!ナマズ釣りは最大で60センチになるのでロッドが丈夫なベイトロッドは必須です。

リールもベイトリールが良いとされていますが、根ズレ対策が重要でラインブレイクを防ぐことにも繋がります。3号または4号のPEラインを使う人が多いようですが、ナイロンラインでもナマズ釣りは可能です。

PEラインは、摩擦に弱く、コンクリートなどで擦れてしまうと弱くなるというデメリットがあります。用水路で日中もしくは夜釣りを行う場合は、ナイロンラインも使用してみることをおすすめします。

餌を使ったナマズ釣り

ナマズ釣りの餌は、釣具店に売っているナマズ用の練り餌やミミズ、鳥のレバーが定番です。ザリガニや小さめのかえるが生息している場所なら現地調達も可能です。

他にもブルーギルなどの小魚、にんにく、石鹸、腐ったエビ、青りんご味のガム、イカの塩辛も餌として使っている人がいるようです。ぶり大根の大根やコンビニの鶏の唐揚げで釣果があったという情報もあります!

現地調達をすることによって、餌代を抑えることもできます。人とは違う餌を利用することによって、普通のナマズ釣りとは違う楽しみを見つけることもできます。

最近では、タックルや仕掛けの動画、食パンなど新しい餌を試す動画がYou Tubeにアップされています。釣果が出るか気になった場合は、まず動画で確認してみることをおすすめします。

浮きなどを使用せずに餌だけを使って釣る方法をポカン釣りと言われてます。昔からある方法で、年配の方で釣果のある方にコツを聞くと良いそうです。餌は大きめのミミズがおすすめです。

練り餌を使うならアメリカナマズを狙え!

現地調達や食べ物を使うことに抵抗がある人は、動物性の含有量が多い練り餌がおすすめです。外来種であるアメリカナマズを狙っている場合は、生レバーなどが食いつきが良いと言われています。

日本のナマズは、バイトフィッシュなどが生き餌が多いポイントにいることが多く、練り餌だとかかりが悪いと言われています。狙っているナマズによって餌を変えると良いでしょう。

餌を使った浮き釣りもおすすめ

また、餌でナマズ釣りをする場合は、浮きを利用した仕掛けにする人もいます。水深が1メートルほど流れが緩やかな場所が浮き釣りには適しています。浅場では水底をなぞるように動かすためルアーのほうが釣りやすいです。

浮きは電気浮きという上部が電池で光る浮きがおすすめです。沈むと色が変わる浮きなどが仕掛けにナマズがかかったことがわかりやすくて便利です。

浮き釣りの場合は、餌はミミズや塩辛など長いものがおすすめです。ブルーギルなど特定外来生物とナマズの生息地の条件が重なるため、ブルーギル釣りを楽しんでその釣果を餌としてナマズ釣りを楽しむこともできます。

ナマズ釣りの時間帯と条件

ナマズ釣りは丈夫なロッド、仕掛けがきちんとしたタックルなら初心者でも釣り上げることが可能です!また、季節外れという時期でもポイントを押さえれば釣果が見込めます。

今回は、そのポイントの中から時間帯と3つの条件について詳しく解説していきます。ナマズ釣りがちょっとうまく行ってない人は、今のポイントが条件に沿った場所か確認してみましょう。

ナマズ釣りの時間帯

雨が降った後なら餌釣りをすると釣果が上がると言われています。水が濁り日中でも活発に活動しますので、餌やルアーを工夫した仕掛けのタックルを準備すると日中でもしっかり釣れます。

ナマズは、日中でも水面下に光が届かないポイントであればナマズ釣りを楽しむことができます。落ち葉など底に溜まっている用水路や水深の深い流れの緩やかな川底が狙い目です!

夜ナマズ釣りをする場合は、水深の浅い部分を狙う場合がありますので、浮き釣りがおすすめです。日中にナマズ釣りをする場合は、水深が深いところなのでルアー釣りが最適です。

ナマズ釣りの条件その①水温

ナマズ釣りに適した水温は10度から20度ほどと言われています。夜中から午前中にかけてよりも水温の上がった午後から日没すぐが狙い目です。

時期外れでも水底を沿うように動かせる仕掛けを付けたタックルであれば、釣果を望める場合があります。しかし、基本的にはナマズ釣りの時期は、春から秋が基本です。

ナマズ釣りの条件その②ベイトフィッシュ

ベイトフィッシュとは大型の餌となる魚のことです。ブルーギルなどが一般的です。ただ、ナマズは魚以外でも食べますので、かえるなど水辺の生物がたくさんいる場所を好みます。

ベイトフィッシュが少ない用水路でも魚以外のザリガニなどの水生生物がいる場合は、ナマズが水底に生息している可能性があります。

また、ベイトフィッシュが少なくなる時期になると物陰でじっとすることもあります。釣りたい時期にベイトフィッシュがいないエリアであるなら、ベイトフィッシュが固まっているポイントを探しましょう。

同じ用水路や河川でもベイトフィッシュが溜まる水温が高いエリアがあります。そのエリアには、水温含めナマズ釣りの条件が満たされている可能性があります。

浅瀬なら浮き釣りやポカン釣りを少し深いならルアーとタックルを使い分けながら、ナマズ釣りを楽しみましょう!タックルを間違えるとベイトフィッシュが釣れて、本命のナマズが釣れないという可能性があります。

ナマズ釣りの条件その③水深と流れ

水草が生えている場所などに隠れたり、堆積した落ち葉の下に隠れたりするので、安定した水深の場所を好みます。流れが急な場所では、水底にとどまることができないため、ナマズに生息は難しいです。

また、水底を移動しますので、凸凹したポイントよりは、水深が一定のエリアが好きです。水深が浅すぎるポイントでは物陰に、水深1メートルほどある場所では水底の光が届かないポイントにいる可能性があります。

冬でも使えるナマズ釣りのポイント

ナマズ釣りは水温が下がる時期である冬の間にできないと思われがちですが、紀伊半島の紀ノ川流域で1月頃まで釣りが可能です。また、用水路に関しては東北地方でも水温が10度以上、2、3日暖かければ釣果が期待できます。

他にもベイトフィッシュが多いポイント、水深の安定したポイントという条件が揃うと確実に冬でも釣果があると言われています。時間帯は、水温が上がった午後から暗くなった直後が狙い目です。

ナマズは食べられる?

ナマズは食べられます!ただし、泥抜きなど他の魚にはない作業が必要です。最近はナマズ料理専門店ができていますので、北関東などでは食べられるようです。

家で調理する場合は、生はやめましょう。それよりもぶつ切りにして唐揚げにすると美味しいです!他にも天ぷらや蒲焼きなど味が濃い目の味付けがよくあいます。

ナマズ料理専門店で食べる場合は処理がしっかりされているので、握りやお造りなど生で提供されているものもあります。淡白な味で鯛のような感じのしっかりした食感です。

ナマズ料理専門店

実は、ナマズ料理専門店やナマズを扱っているお店は、日本各地にあります。ナマズの里と言われる埼玉県の吉川市にはナマズの養殖場があるため、ナマズ料理も豊富です!

埼玉県吉川市のナマズ専門店では、刺し身の提供があります!また、吉川市内の大場川では、天然のナマズも釣れると有名です!

ますや

テレビで紹介されるほど有名なうなぎとナマズの料理店です!特にうなぎで培った経験が生かされているナマズの蒲焼きは絶品です!2021年2月現在、今だけサービスメニューということで割引されています!

ナマズ定食やナマズの料理が入っている川魚コースなど、手頃な値段でいろいろなナマズ料理や川魚料理も楽しめます。ナマズをミンチにして揚げたナマズのたたき揚げなどもあります。

住所 埼玉県吉川市平沼148番地
電話番号 048-982-0022

料亭糀家

なまずの里吉川の創業400年の歴史がある由緒ある料亭です。生け簀で日本なまずを品質管理しているので、時期を問わず新鮮なナマズ料理が提供されるお店です。

ナマズのたたき揚げや天ぷらなどもお土産として持ち帰ることもお店に相談すれば可能です。ナマズの天ぷら御膳やなまずつくしのコースがあります。ナマズの団子汁がおすすめです。

住所 埼玉県吉川市平沼173
電話番号 048-982-0009

ポイントに注意してナマズ釣りを楽しもう!

ナマズ釣りは、比較的初心者でも身近なポイントでできる釣りです。しかし、奥が深くポイントが違えば、釣れる時期や餌の好み、仕掛けのかかり具合が全く異なります。

釣果が上がらない場合は、ポイントやタックルの見直しをして再度挑戦してみてはいかがでしょうか?また、餌の研究もナマズ釣りの醍醐味です!自分オリジナルのナマズ釣りの楽しみを発見しましょう!

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この記事のライター
藤沢直

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