メバリング入門ガイド!おすすめタックルや仕掛け・釣り方のポイントは?

近年人気が高まっている釣りの一つがメバリングで、専用のタックルや仕掛けなども販売されているほどです。そこでメバリングで釣れるメバルとはどのような魚なのか、おすすめの釣り場所やタイミング、そしてタックルや仕掛けと言った道具などについて紹介します。

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目次

  1. 1メバリングってどんな釣りなの?
  2. 2メバリングは初心者におすすめ
  3. 3メバリングのポイント
  4. 4メバリングのおすすめスポット
  5. 5メバリングをするのに初心者が気になるポイント
  6. 6メバリングのおすすめ仕掛け
  7. 7メバリングのおすすめタックル
  8. 8人気のメバリングのタックルや仕掛けのポイントを掴もう!

メバリングってどんな釣りなの?

一口に釣りと言っても、初心者でも楽しめるものもたくさんあり、アウトドアが人気となっている中、始めてみようという方も増えています。そんな初心者に人気の釣りの一つが「メバリング」です。初心者でメバリングをする方のためにタックルや仕掛けなど、釣りの方法について紹介します。

メバリングは初心者におすすめ

「メバリング」というのは、メバルのルアー釣りのことをいいます。近年海でのルアー釣りが人気となっているのですが、シーバス(スズキ)と並んで人気が高く、初心者でもチャレンジしたいという方が増えています。

メバルは「春告げ魚」とも呼ばれるように、冬から春にかけて旬の時期を迎えます。日本では北海道南部から九州にかけての沿岸の岩礁域にいるため、日本各地の沿岸で気軽に釣りが楽しめる点もおすすめポイントです。

しかもメバルは白身魚で淡泊ですが美味しい魚であり、釣りをした後で煮つけやみそ汁、唐揚げや刺身といろいろな楽しみ方ができる点もおすすめポイントです。もちろんいくつかポイントとなるところはありますが、そこをうまくクリアすることで、初心者でも十分に楽しむことができます。

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メバリングのポイント

それでは次に、メバリングのポイントについて紹介します。今述べたようにメバリングは初心者の方でも十分に楽しめるため近年人気が高まっている釣りですが、十分に楽しむためにはいくつかのポイントを押さえておく必要があります。

それではまずは、メバリングをする上でまず押さえておきたいポイントとして、釣りをする場所とタイミングの問題について紹介していきましょう。メバリングの場合はこの二つのポイントをしっかり押さえることが特に重要とされています。

場所

まずはメバリングをする場所についてです。メバルは冬から春の時期に産卵のために沿岸にやってきて、海藻に卵を産みます。生まれた稚魚は成長するまで沿岸の浅いところにいて、大きくなると6月から10月に沖に移動し、冬になるとふたたび沿岸に戻ってきます。ですから無理に船で海上に出なくても、時期によっては釣りができるのです。

メバルは北海道から九州に至る沿岸に生息しています。基本的に海岸の近くの海藻が多い岩礁のところに群れをなしているので、このような条件の場所で釣りをするというのが第一条件となります。

後でも述べますが、漁港の中や石積み、テトラポッドのところなど、船に乗らなくても気軽にできるのがメバリングです。漁港近くの釣り具店などで聞くと、さらにおすすめのポイントを教えてもらうことができるかもしれません。

タイミング

メバリングをする際に次に大切なのが「潮」です。メバルは「潮を釣る」ともいわれるほど、潮の具合により釣りの成果が違います。潮の満ち引きを味方につけることで、初心者でも釣果が期待できます。

堤防のところなど水深が浅いところでは、潮位があがるとメバルの回遊が起こり、活発に動くようになります。ですから満潮前後の潮が動くタイミングが一押しのポイントとなります。逆に干潮時になると浅いところにいた群れが深いところに移動するので、干潮時には水深が深いところがおすすめです。

ですから、メバリングをするのであればタイドグラフのチェックは必須です。近年ではスマホのアプリなどでもいろいろ用意されているので、初心者の方はそれを使ってもいいでしょう。

メバリングのおすすめスポット

先ほど、メバリングのポイントとして「場所」を挙げました。言うまでもなく、メバリングに限らず釣りをする場合にどこで釣るのかというのは重要なポイントであり、特に初心者にとっては外せないところです。そこでメバリングをする際に特におすすめの場所について、もう少し詳しく紹介していきましょう。

漁港

メバリングで最も人気が高い場所が「漁港」です。前に述べたようにメバルは全国の沿岸部に生息しているため、全国どこでも近くにある漁港の堤防にいけばメバリングにチャレンジできると言っていいでしょう。

メバルはある程度成長するまで生まれた場所、つまり沿岸近くにいます。ですから漁港内であれば基本的には一年中釣ることができるのですが、産卵の時期以外だとあまり大きなメバルは期待できません。反面波や風があまりなく、影響を受けにくいので、初心者の方でも安全に釣りを楽しむことができます。

初心者で初めてメバリングにチャレンジしようというのであれば、まずは冬から春の時期に漁港に行くのがおすすめです。その分メバリングをする釣り客の人気も高いです。

石積み

漁港の堤防でメバリングに少し慣れてきたら、石積みのところもおすすめです。石積みのところでポイントになるのは潮通しがよく、サーフや堤防の近くにぽつんとあるようなところです。延々と石積みがあるとどうしても群れが散らばってしまうからです。

潮通しがよいところは特に、漁港の堤防よりも大きなメバルが期待できます。石積みのところは比較的浅いところが多いので、先ほど述べた潮の満ち引きのチェックをして、潮位が高い時間帯を狙うようにするとさらに期待ができるでしょう。

また、テトラポッドがあるところはメバルの隠れ家になるので、さらに釣果が期待できます。ただし地形が複雑であり、また足場があまりよくないので、釣りの場所としては難易度が高くなります。メバリングに慣れてきたらこちらにチャレンジしてみてもよいでしょう。

メバリングをするのに初心者が気になるポイント

メバリングにおすすめの場所がわかったところで、次は釣るためのタックルや仕掛けといった道具について紹介していきましょう。メバルに限らず釣りをする場合、その魚にあった仕掛けやタックルを使わなければ満足いくちょうかにはつながらないかもしれません。せっかくなら合ったものを選びましょう。

タックルや仕掛け

まずはタックルや仕掛けといった道具のほうからです。メバリングは人気の釣りということもあり、メバリング専用のタックルや仕掛けも多く出ています。まったくの初心者の方であればそれを揃えると簡単に用意ができるのでおすすめです。

基本的には、ルアーはメバリング用のものであればどれでも使うことができますし、タックルもシンプルなタイプのもので十分です。メバリングの場合、特別な道具を用意することよりも、メバルがいる場所に行き、メバルがいるタイミングで竿を投げることが大切なのです。

また、メバルはそれほど大きな魚ではないので、軽いルアーで投げやすいものを選ぶようにすればバス釣りやトラウト釣り用のタックルでも普通に釣ることができます。今までそちらの釣りを楽しんでいて道具があるならば、それを使ってもよいでしょう。

釣り方

次にメバリングの釣り方のコツについてです。ターゲットとなるメバルは肉食の魚で、甲殻類や小型の魚などを食べています。また、メバルと言えば大きな目が特徴ですが、視力がよい魚でもあります。

そのため、釣りをする場合にはちゃんと餌になる魚に見えるようにすることが大切です。小魚や虫のような形のルアーやフライなどを使うのもよいですし、ジグベッドを使う場合はワームをまっすぐにさして、魚のように見えるようにしましょう。

釣り方もさほど面倒ではありません。竿を投げたらメバルの少し上になるようにルアーを沈め、ゆっくりリトリーブします。メバルは餌を見つけると追いかけてきてバイトします。あとは釣り上げるだけです。

メバリングのおすすめ仕掛け

このように、メバリングの仕掛けはさほど面倒なものはありません。その中でもメバリングの仕掛けとして人気が高いものにはどのようなものがあるでしょうか。

次に初心者の方におすすめしたい人気の仕掛けについて、いくつかその特徴なども含めて紹介していきましょう。

おすすめ仕掛け(1) ジグヘッドリグ

メバリングの仕掛けとして最も人気なのが、1.5グラムほどのジグヘッドに、2インチほどのワームを組み合わせた「ジグヘッドリグ」と呼ばれるタイプのものです。ジグヘッドにはハリとオモリがついていて、それにワームをつけて使います。

ジグヘッド単体でキャストすることを「ジグ単」と言い、最もシンプルでありながらメバルが食いつきやすいということで人気がある仕掛けです。オモリがついているとはいえ、仕掛けとしては軽めなのであまり飛距離は出ないので、メバルの居場所を見つけて使うと効率的です。

また、先ほども述べたように、ワームはまっすぐになるようにつけることが大切です。ワームのカラーはどれでもいいですが、チャート系やピンク系、グロー系カラーなどのタイプは特におすすめなので、ぜひ入れておきましょう。

おすすめ仕掛け(2) フロートリグ

今述べたようにジグベッドリグは軽いため、あまり飛距離が出ません。その欠点をカバーするのが「フロートリグ」です。フロートというのは「飛ばしウキ」のことで、このウキをオモリにする仕掛けになります。

オモリがつく分竿を投げる時に飛距離が出ますし、浮力があるのでメバルの少し上にルアーを投げるという、中層、表層を探りメバルを探すこともできるので、ジグヘッドリグだけでは探りにくいところや、メバルの群れを探したい時にも使いやすく人気となっています。

おすすめ仕掛け(3) ハードルアー

前に述べたようにメバルは肉食の魚で小魚などを餌にしています。ミノーやメタルジグといった、小魚を模したハードルアーも仕掛けとしてはおすすめです。メバルそのものもさほど大きな魚ではなく、小魚を食べているので、5センチ以内の小ぶりなタイプが人気です。

あとは本物の小魚のように上手に泳がせることがポイントです。メバルは視力がよいので、小魚が泳いでいることに気づくとすぐに寄ってきます。とはいえ、警戒心もあるので、いくつかの種類を揃えて取り換えながら使うとさらによいでしょう。

メバリングのおすすめタックル

次にメバリング初心者の方におすすめのタックルです。先ほども述べたように、メバリングは人気の釣りということもあって、メバリング用のタックルも売っているので、初めて揃えるならその中から選ぶと使いやすくおすすめです。比較的シンブルなものが多いのでいずれにしても扱いは比較的楽でしょう。

おすすめタックル(1) メバリングロッド メバリングX 74UL-T

メバリングをこれから始めるのに揃えたいという方におすすめなのがこちらです。ロッドティップがチューブラー構造になっており、しっかりとした反発力があるのでとても使いやすくできています。ジグヘッドはもちろんですが、ハードルアーのキャストをする場合でも使いやすいです。

こちらのタックルがうれしいのはその値段です。実売価格で1万円を切る値段となっており、初めてでいろいろ揃えるのが大変という方にでもうれしい価格です。タックル自体も自重110グラムと軽く、疲れを感じにくいのもいいところです。

おすすめタックル(2) メバリングロッド スピニング 月下美人 76L-T

こちらのタックルはシリーズ中最もコスパがよいと評判が高いシリーズで、メバリングをこれから始めたいという方にも人気が高いものです。メバリングのタックルとして求められる基本性能が揃っており、グリップもコンパクトで握りやすい、使いやすいタイプです。

軽量で値段も安いタックルであり、ルアーも飛ばしやすく、ラインの放出もスムーズで、特に硬いラインの場合はかなりの飛距離の差が出るとされています。メバリングに使う5グラム程度のフロートリグなどを的確に操作でき、ジグヘッドリグも使いやすいです。

また、メバルは夜行性ということもあって、夜釣りに行く方も多いのですが、このシリーズは夜でもガイドにラインを通しやすいので夜釣りの時にも使いやすいという点も人気です。

おすすめタックル(3) メバリングロッド 月下美人 MX MB 76ML-T-5

こちらのタイプは遠投釣りにおすすめのハイスペックモデルです。メバリングに慣れてきて、本格的に道具を揃えたいという方におすすめのタイプで、前の2点に比べ値段は少し張りますが、メバル以外にシーバスやチヌなどにも使えます。

5本継ぎになっており、全体をしまうと約52センチととてもコンパクトになるので、車などに積んでいても邪魔にならないというのが特徴です。そのためいつでも釣りを楽しみたいという方に人気が高く、重めのジグヘッドリグなどを使いたいという方にもおすすめです。

メバリングはもちろん、アジやクロダイ、シーバスなどさまざまな魚を釣るためのタックルとしてもおすすめで、自重も77グラムと軽めにできています。軽めで丈夫なので、長く使っても疲れにくい点も人気の秘密と言えるでしょう。

人気のメバリングのタックルや仕掛けのポイントを掴もう!

メバリングは仕掛けやタックルもさほど特別なものが必要なく、また釣り場も漁港など身近なところということで、初心者の方でも気軽に始められる釣りとして人気となっています。場所や釣りのタイミングなどをしっかりチェックし、釣り初心者の方も気軽にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

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この記事のライター
茉莉花

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