南鳥島は日本最東端のミステリアスな孤島!行き方や観光スポットは?

東京の小笠原諸島に位置する絶海の孤島「南鳥島」。南鳥島は日本の最南端の島として人気が高く、日本の古い歴史を学ぶことが可能です。豊かな大自然に囲まれており、限られた人しか入れない島だからこそ手付かずの自然が残されています。

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目次

  1. 1東京都最東端の「南鳥島」をご紹介
  2. 2南鳥島の歴史背景
  3. 3南鳥島内に残る戦争の記憶
  4. 4南鳥島のおすすめ人気スポット
  5. 5南鳥島の遊び
  6. 6南鳥島の現在の様子
  7. 7南鳥島へのアクセス方法
  8. 8南鳥島に今後も注目

東京都最東端の「南鳥島」をご紹介

東京都最東端に位置する小笠原諸島の「南鳥島」。東京都の観光名所として有名な小笠原諸島ですが、その中でもミステリアスな島として謎の多い観光スポットが「南鳥島」です。南鳥島は日本の歴史や大自然の残されている無人島になります。

今回はそんな絶海の孤島「南鳥島」について詳しくご紹介します。南鳥島の歴史や観光スポットはもちろん、現在南鳥島はどういう状況なのかまで詳しくお伝えしていきます。南鳥島について知りたい方はぜひ目を通してみてください。

南鳥島の歴史背景

東京都小笠原諸島に位置する南鳥島は、独自の歴史を歩んできた島になります。小笠原諸島にとって大切な歴史の一部として南鳥島は有名なので、1度学生時代に教科書でその名を聞いたことがある方が多いはずです。

今回はそんな南鳥島の歴史について詳しくご紹介します。南鳥島の歴史は1543年から始まり、スペイン人が見つけた島と言われています。現在の東京都の島になるまでは長い歴史を歩んできた島になります。

1968年 小笠原諸島が日本に返還される

南鳥島は発見された当初、「マーカス島」と呼ばれており、現在でもアメリカではそう呼ばれています。南鳥島は東京都の小笠原諸島が返還された1968年から名前が変更され、晴れて日本の領土になりました。

南鳥島は現在こそ平和に見えますが、かつては戦争の地として多くの命が奪われた場所になります。太平洋戦争中は米軍の空襲や艦砲射撃を受け、191人もの兵隊がこの島で亡くなりました。米軍の上陸は避けましたが、被害の大きい戦争です。

そのため、南鳥島には南鳥島航空派遣隊が発足しています。アメリカから返還されたと同時に作られた施設になり、現在でも海上自衛隊が在住している島になります。島にアクセスすると、多くの海上自衛隊と出会えるはずです。

南鳥島は「気象庁の観測所」が設置されているので、観測地として有名な場所でもあります。今でも日本の気象情報を把握して情報を発信しており、私たちの日々の暮らしを支えてくれている島になります。

南鳥島は日本でも観測地として重要な島なので、観光地として訪れることができません。南鳥島は正三角形の形をしており、標高も9mしかないほど平らな島です。東京都小笠原諸島と同じく温暖な気候なので、過ごしやすいと言われています。

南鳥島内に残る戦争の記憶

小笠原諸島の南鳥島は、先ほど紹介した通り戦争の地として有名な島です。そのため、東京都でも戦争の爪痕がより濃く残されていることでも知られており、現在でも島内の海岸沿いには壊された「トーチカ」が残されています。

また、南鳥島を歩いていると「戦没者慰霊碑」や、旧日本軍が使用していたと言われる戦車の残骸がそのままの形で残っています。より間近で見ることで戦争の恐ろしさ、当時の緊張感を体感できるようなものばかりです。

南鳥島には至るところに防空壕がそのままの形で残されています。米軍からの空襲で食料も無くなり、餓死した人も多い戦争なので防空壕で亡くなった方もいます。南鳥島は美しい自然の中に悲しい戦争の歴史を垣間見せる島です。

南鳥島のおすすめ人気スポット

豊かな大自然の残る南鳥島には、人気のスポットがたくさん点在しています。残念ながら観光島として開放はしていませんが、限られた人にしか見られない絶景が広がっているので南鳥島は注目を集めています。

今回はそんな南鳥島でおすすめの人気スポットをまとめてご紹介します。いつか、将来観光島になったときに南鳥島を散策しやすいように確認しておくのがおすすめです。ぜひ1度南鳥島の魅力をチェックしてみてください。

絶海の孤島に広がる白い砂浜

東京都小笠原諸島に位置する南鳥島は亜熱帯海洋性気候で、エメラルドグリーンの美しい海に囲まれている小さい島です。海抜8mと陸地に上がっても海を近くに感じることができ、360度海に囲まれたおすすめの島になります。

そんな南鳥島は白い砂浜が島を囲むように続いています。時折、戦争の記憶を思い出させるような残骸が残っていますが、砂浜をずっと歩いて行くだけで心が落ち着きます。ですが観光島ではないので海水浴ができません。

南鳥島の海は見ているだけで心が落ち着き、小笠原諸島の見せる大自然を体感することができます。東京都とは思えない手付かずの自然が残されており、観光スポットに認定されたら南鳥島の海は海水浴客で賑わうはずです。

自衛隊基地

南鳥島でおすすめなのが、先ほども紹介した海上自衛隊の「自衛隊基地」。自衛隊基地は観光客の喜ぶような娯楽施設があるわけではありませんが、普段は見られないような設備や装備を見ることができます。

自衛隊基地には南鳥島に在住している兵隊が、娯楽を楽しめるちょっとした施設があるとの噂も。人気の映画を放映する場所や、トランプができる広場など思い思いの時間を過ごしています。飛行機や船など自得体のかっこ良い姿も確認できます。

南鳥島では交代で兵隊が住み込みしており、毎日厳しい訓練を受けています。南鳥島は土の状態が良くなく、食料を作ることができないので海上自衛隊からの寄付のみで毎日賄っています。決して贅沢な暮らしをしていません。

また、南鳥島は豊かな自然に恵まれているので、パパイヤや魚介類などを獲ることもあるとか。自衛隊は普段の生活とは全く生活スタイルで過ごしているので、自衛隊基地を見ているだけでも学ぶことができると人気です。

自衛隊基地には広い滑走路が設置され、暇な時間は兵隊みんなで野球をしているとも言われています。今では自由な時間も過ごせる平和な南鳥島ですが、過去には壮絶な戦争や空襲の歴史があったからこそ今の平和へと繋がりました。

南鳥島の遊び

東京都小笠原諸島の南鳥島は、何度も紹介している通り今は観光島ではありません。ですが、手つかずの自然が残されている南鳥島だからこそ楽しめる遊びがたくさん。東京都にいるとは思えない時間を過ごすことができます。

今回は南鳥島でおすすめの遊びをまとめてご紹介します。南鳥島は観光施設がまったくないので、自然の中での遊びが中心となります。今後、もし南鳥島に訪れるようなことがあったらぜひ参考にしてみてください。

島内散策

小笠原諸島の南鳥島に訪れたなら、島内散策がおすすめです。小笠原諸島の観光スポットのような施設があるわけではありませんが、限られた人しか入れない南鳥島だからこそ今まで見たことのない絶景に出会えるはず。

南鳥島は1周6kmしかないので、歩いて周っても1日かかりません。ですが、場所によっては道がしっかりと整備されていない場合もあるので、足元や今いる場所に注意しながら南鳥島内を散策するようにしましょう。

南鳥島内を散策していれば、旧日本軍の残した施設や大砲跡を発見することが可能です。当時のまま手付かずで残されているので、教科書よりも歴史について詳しく知ることができます。島内を散策するだけでワクワクできるはずです。

釣り

南鳥島が東京都の観光地になった場合、多くの釣り人が訪れるはずです。南鳥島は360度海に囲まれている島なので、海釣りにはおすすめのポイントがたくさんあります。今まで釣り人が入れなかった分、人気になること間違いなし。

南鳥島は島付近の浅瀬ではもちろん、船を出して沖釣りも体験することができます。ウミヘビやサメなど海釣りでは珍しい種類も釣れる場合があり、沖に出れば時期によってマグロの群れに出会える可能性もあります。

南鳥島は日本最東端に位置していることから、日本ではあまり見られない貴重な魚種もたくさんいます。そのため、見たことのない魚が釣れた場合は、毒を持っている可能性もあるのでむやみに触らないようにしましょう。

星空観測

南鳥島は観光施設が少なく、基本的に無人島の島なので夜は真っ暗です。また、島自体が平らなことから空を見上げる際に遮るものが少なく、晴れた日には満天の星空を楽しむことができます。南鳥島の星空は自衛隊基地にいる兵隊からも人気です。

とくに新月で晴れている日には、東京とは思えないほどの美しい星空が広がっています。南鳥島の位置は南十字星を観測できることでも人気が高く、星空ファンには1度は見てみたい聖地としても有名な島です。

南鳥島で見られる美しい朝焼けや夕焼けはもちろん、昼間の海に反射する大きな太陽も見る価値があります。運が良いと「グリーンフラッシュ」を見ることが可能で、一瞬緑の光が走る自然の美しさを体感できます。

南鳥島の現在の様子

南鳥島は戦争や自衛隊基地の施設を作るなど日本にとって大切な歴史を歩んできた島になります。教科書にも記載されるほど重要性の高い島となっており、南鳥島は観光島でなくても日本では知名度の高い島です。

今回はそんな南鳥島の現在の様子について詳しくご紹介します。特別な招待でこれから南鳥島に訪れる方、現在の南鳥島がどうなっているのか気になる方は参考にしてみてください。

生活するには不便な場所

東京都内の南鳥島ですが、暮らすのにはおすすめできない島です。まず南鳥島はインターネットやテレビの電波が届かず、南鳥島外と連絡を取ることができません。自衛隊基地にいる兵隊が家族と連絡を取る際は、1歩だけ設置されている衛星電話を使用します。

南鳥島外と連絡を取るにはこまめな手紙のやり取りが主流となっています。南鳥島で津波が訪れた際、どうやって避難をするかなど不便な島故、悩みは尽きないと言われています。噂ではBSの電波が入る箇所もあるそうです。

最近、南鳥島では水をきれいにする「淡水化装置」が設置されたので、いつでもシャワーを浴びれるようになりました。電気は通じていますが、人が住むには不便すぎる島なので、現在でも南鳥島は生活に向いていません。

期待されるレアアース発掘

南鳥島の名前を、日本内で一躍有名にしたのが希土類「レアアース」の発見です。レアアースを南鳥島周辺の海域で発見し、日本の経済がより豊かになるとして発見当初はニュースでもちきりでした。

南鳥島で発見されたレアアースとは「泥」のことで、磁石や発光ダイオードなどの最先端技術の材料として使用されています。世界的にも貴重な資源となり、電気自動車やハイブリット車、風力発電に利用されています。

現在、南鳥島の海面下には「世界の消費量の数百年分に相当する規模」のレアアースが存在していると言われています。日本の経済面からみても歴史的に大きな発見となり、南鳥島はその名を世界中に轟かせました。

南鳥島のレアアースはハイブリッド車など磁石に使うジスプロシウムは730年分、レーザーなどに使うイットリウムは780年分になります。レアアースは地球寒冷化で生まれたと言われており、レアアースを濃集する魚の骨が大量です。

南鳥島を含む現在の北西太平洋から中央太平洋にかけては、大きな海山が多数点在しています。たくさんある海山の周辺を検査することで、超高濃度レアアースが発見できると期待されています。今でも研究チームがレアアースを調査し続けています。

南鳥島へのアクセス方法

小笠原諸島でも人気のある南鳥島は、海からのアクセスになります。現在民間人は立ち入りを禁止されている島なので、アクセスには特別な許可が必要です。また、アクセス手段も限られているので、なかなか島に近づくこともできません。

今回はそんな南鳥島でおすすめのアクセス方法をご紹介します。勝手に南鳥島まで立ち入ることはできないので、アクセス方法はあくまでも参考にしておきましょう。行く機会のある方はアクセス方法や時間帯に注意してください。

一般人の観光は難しい

南鳥島へのアクセスは、東京都の小笠原諸島からがおすすめです。航空機や船でのアクセスになり、観光目的で訪れることができません。特別な招待や、研究のために訪れる学者が足を運べる島となっています。

南鳥島は小笠原諸島の父島から東南東に約1300km離れており、船ではアクセスに時間がかかります。飛行機であれば船の半分の時間でアクセス可能ですが、天候によっては運行していないので注意しましょう。

南鳥島へアクセスする場合は、事前に要請しておく必要があります。また、どんな目的で南鳥島に入島するのか質問される可能性もあるので、きちんと理由を説明できるようにしておきましょう。

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南鳥島に今後も注目

レアアースが発掘されたことで有名になった日本最東端の島「南鳥島」。南鳥島は小笠原諸島でも人気のある島ですが、残念ながら観光目的で入島することができません。ですが、日本の歴史や経済を揺るがす貴重な島でもあります。

南鳥島に入島できるのは、日本全国でも限られた人間のみ。南鳥島はおすすめの絶景や人気のスポットがまだまだたくさんあり、謎に包まれたミステリアスな島です。今後も南鳥島に注目していきましょう。

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