八丈小島の廃墟を観に行こう!自然溢れる無人島への行き方などまとめ!

東京の秘境、八丈小島は八丈島の西側にある島で、映画のロケ地にも使われたことがあります。江戸時代ごろまで流刑地だった歴史があり、島民も多く住んでいました。昭和になって島民が移住をして無人島になり、集落跡は廃墟になっています。八丈小島を観光で訪れてみましょう。

八丈小島の廃墟を観に行こう!自然溢れる無人島への行き方などまとめ!のイメージ

目次

  1. 1東京都にある八丈小島
  2. 2八丈小島の歴史を解説
  3. 3八丈小島の見どころ
  4. 4八丈小島への行き方
  5. 5八丈小島旅行におすすめの観光ツアー
  6. 6八丈小島を訪れる際の注意点
  7. 7八丈島の観光もおすすめ!
  8. 8八丈小島を観光してみよう

東京都にある八丈小島

八丈小島は、東京の伊豆諸島に位置する八丈島の西側に位置します。周囲約8.7kmの小さな島で、NHKの人形劇「ひょっこりひょうたん島」のモデルになった島と言われています。

八丈小島にはかつては人が住んでいましたが現在は無人島で、集落は廃墟になっています。最近は釣りやダイビングで訪れる人も多く、八丈島からは観光ツアーも開催されています。豊かな自然が残り、絶滅危惧種なども生息しています。

今回はそんな東京都の秘境、八丈小島について歴史や見どころ、行き方などについてご紹介しましょう。八丈島を訪れた際には、八丈小島まで足を伸ばしてみてください。

八丈小島の歴史を解説

東京の南、約287kmのところに位置する八丈小島は、かつては人が住んでいて、鳥打(とりうち)と宇津木(うつぎ)という集落がありました。お隣の八丈島と同じように流刑地として使われていたという歴史があり、全国から多くの人が流されてきました。

八丈島と八丈小島の間には激しい海流があり、行き来がほぼ不可能だったことから、特に八丈小島には重い罪の人が流されていたという歴史があります。

平安時代後期の武将、源為朝もその一人で、鳥打という名前は為朝に由来するとも伝えられています。流人の中には島で畑作業などを手伝い、島の人達と交流を持ち、刑期が終わった後も八丈小島へ残る人が少なくなかったと歴史が伝えています。

江戸時代には2つの集落に合わせて500人ほどが住んでいました。明治時代には「バク」と呼ばれる疫病が流行し、島の人口の約半分が亡くなったという記録があります。「バク」が流行したのは、日本全国で八丈小島だけという歴史があります。

八丈小島は海に囲まれた孤島で、昭和になっても島の暮らしは厳しいものでした。日本全体が高度経済成長期で発展する中、島の人々は取り残され、水道や電気も引かれず、ほぼ自給自足の暮らしをしていました。

1955年(昭和30年)にやっと公衆電話が設置されましたが、それまでは外部との通信手段はなく、八丈島へは危険を冒して小舟で渡るよりほかはありませんでした。

島は過疎化が進み、昭和の中頃には人口はわずか100人ほどになっていました。1966年(昭和41年)、八丈小島の人々は将来への不安などから離島を決意します。東京都に認められ、1969年(昭和44年)に全国で初めて集団移住が行われ、島の住人全員が島を離れました。

以後、八丈小島は無人島になったままです。2つの集落は廃墟になっていて、島の中を歩くと廃墟を見ることができます。

八丈小島の見どころ

東京の秘境とも言われる八丈小島は、豊かな自然と集落跡の廃墟などの見どころがあります。ハイキングを楽しみながら観光スポットを訪れるといいでしょう。

八丈小島への行き方は、八丈島から船で行くことになります。八丈島には港が整備されているわけではなく、岩場に船をつけて下船します。また島内には舗装された道はなく、山道を歩くことになるので、しっかりとした靴と服装で出かけるようにしましょう。

釣りやダイビングに人気の海

八丈島は伊豆諸島の中で最もダイビングが盛んで、八丈島の周りには数多くのダイビングスポットがあります。八丈島は温暖で年間を通してダイビングが楽しめることから、多くのダイバーが訪れます。

八丈小島周辺にも良好なダイビングスポットがいくつもあり、ダイビングツアーを行っているショップも数多くあります。透明度の高く、回遊魚など大物が現れる確率が高く、ダイナミックなダイビングが楽しめます。

八丈島は釣り人にも人気がある島です。八丈島では年間を通して釣りを楽しむことができ、カンパチやヒラマサなどがよく釣れます。八丈小島周辺の釣り場では、カンパチやヒラマサをはじめ、シマアジ、イシダイ、メジナなどが釣れます。

大物を狙うこともでき、回遊魚も人気があります。ルアーやカゴ釣り、泳がせ釣りなどさまざまなスタイルの釣りが楽しめます。

廃墟として残る建物

八丈小島は円錐形の島で、中央に標高616mの大平山があります。平地にはかつて2つの集落があり、住民が移住した後は廃墟になっています。廃墟は風化が進んでいますが、今でも小学校の跡や神社の跡などが残り、島の歴史を知ることができます。

また、廃墟には石垣など民家の跡があり、わずかながら食器の破片なども見ることができます。集落には島の人を埋葬したお墓や流人を供養した祠なども残されています。

集落の跡は草原に埋もれ廃墟となっていますが、集落へ続く道は残されています。道は現在も管理されていて、草刈などの整備が行われているそうです。八丈小島の歴史を語る廃墟に思いを寄せ、ゆっくりと周辺を歩くといいでしょう。

八丈小島に住む生き物

八丈小島には、家畜として飼われていたヤギが逃げ出したり、移住の際にヤギが置き去りにされたりして、ヤギが野生化し、一時は1,000頭を超えるほどにも繁殖してしまいました。ヤギは島の自然に影響を与えるようになりました。

八丈小島のヤギについてはニュース番組などでも紹介されているので、覚えている方がいるかもしれません。数があまりにも増えてしまったため、野ヤギは駆除され、現在ではほとんど見ることがありません。

ヤギの駆除によって島の自然が回復され、現在では多くの植物や鳥類が見られます。八丈小島ではウミネコも多く、繁殖地として知られています。また2013年には準絶滅危惧種がクロアシアホウドリ観察され、繁殖を行っていることが分かっています。

八丈小島への行き方

東京の秘境、八丈小島の見どころをご紹介しましたが、八丈小島への行き方が気になります。結論から言いますと、八丈小島へ訪れる人は少なく、定期的にフェリーが運航されているわけではありません。八丈島への行き方は、少しハードルが高いかもしれません。

八丈小島への行き方は、八丈島から漁船をチャーターするかツアーを利用するの二択になるでしょう。次にそれぞれの行き方についてご紹介します。

漁船をチャーターする

最初にご紹介する八丈島への行き方は、魚船をチャーターする方法です。八丈島では漁船をチャーターして釣りを楽しむ観光客が多いので、釣りセンターなどで交渉することができます。

八丈島へ着いてから実際に交渉したり、ネットで検索したりして、漁船のチャーターができます。宿泊施設に尋ねるのもおすすめです。

観光ツアーに参加する

八丈小島への行き方で簡単なのは観光ツアーに参加する方法です。観光ツアーに参加すれば、自分で船の手配をする必要がありません。

またツアーでは島内のガイドも行っていて、八丈小島の見どころや歴史を解説してもらえます。八丈小島への行き方に不安がある方は、観光ツアーがおすすめです。

八丈小島旅行におすすめの観光ツアー

八丈小島への行き方でもご紹介したように、八丈小島へ個人で行くのはハードルが高いので、観光ツアーを利用するのがおすすめです。

Project WAVE(プロジェクト・ウェーブ)は、八丈小島への観光ツアーを行っている唯一のサービスです。八丈島を起点とした八丈小島ツアーを行っていて、八丈島の歴史や自然について詳しく学ぶことができます。興味のある方はお問い合わせをしてください。

Project WAVEガイドツアー

Project WAVEは八丈島にあるツアーサービスです。八丈島のエコツアーを行っている他、八丈小島への観光ツアーも開催しています。

八丈小島内は立ち入り禁止の場所もあるので、ガイドツアーで訪れると安心して島内を歩くことができます。ツアーでは八丈小島への往復も含まれているので、個人で訪れるよりツアーを利用したほうが便利とえいるでしょう。

住所 東京都八丈島八丈町大賀郷4953-27
電話番号 04996-2-5407

八丈小島を訪れる際の注意点

八丈小島は周囲を岸壁や岩場に囲まれています。崩落も多く、危険な状態の場所も多いので、上陸の際には注意が必要です。

八丈島から八丈小島を訪れる際、海が荒れると漁船で近づくのは困難になります。緊急事態が発生しても、すぐに救助に向かえない場合があるので、訪れる際には十分気を付けてください。

また、天気の急変が予想される時はすぐに避難できるよう準備をしておくようにしてください。八丈小島では、キャンプなど宿泊ができません。日帰りで訪れるようにしましょう。その他の注意事項は次の通りです。

島の自然を守る

八丈小島は伊豆諸島の固有種が多く生存しています。島の自然環境を壊さないために、島へは動植物への持ち込みは控えるようにしましょう。犬などのペットはもちろんのこと、植物の種子なども持ち込めません。

八丈小島は国立公園に指定されていて、島内に建物などを設置する場合は許可が必要です。またクロアシアホウドリの産卵場所は集落の廃墟周辺の草地にあります。草地の中をむやみに歩いて、産卵場所を荒らさないようにしましょう。

八丈島の観光もおすすめ!

ここからは、八丈島観光の拠点となる八丈島について見てみましょう。まず八丈島へのアクセスですが、羽田空港からANAの定期便が1日3往復運航されています。船でのアクセスは、東京竹芝桟橋から1日1往復運航されています。

八丈島への所要時間は、飛行機を利用するとわずか55分です。フェリーでは片道10時間20分となりますが、フェリーで船旅を楽しむのもおすすめです。

八丈島には多くの観光スポットがあります。海水浴やハイキング、温泉の他、海の幸などグルメも楽しみです。宿泊施設も多く、南国ムードを味わいながらのんびりと過ごすことができます。釣りやダイビングなどのマリンスポーツも人気があります。

八丈富士

八丈富士は八丈島の人気観光スポットです。八丈富士は伊豆諸島の最高峰で、標高854mあります。富士山のような形をした美しい山で、登山やハイキングの人気スポットとなっています。

八丈富士の山頂には直径400~500mほどの大きな火口があり、縁をぐるりと一周することができます。「お鉢めぐり」と呼ばれていて、360度の大パノラマが楽しめます。ここからお隣の八丈小島を見ることもできます。

八丈富士は7合目まで車で行けるので、足にあまり自信がない人でも登ることができます。八丈富士の山頂までは、1280段の階段を登ります。

みはらしの湯

みはらしの湯は町営の露天風呂で、八丈島にある7つの温泉のうち最も眺めのいい温泉として人気があります。標高約94mの高台にあり、露天風呂からは海と空の絶景が楽しめます。

日中の風景はもちろんのこと、夜は満天の星を眺めることができ、八丈島の自然を温泉の中から満喫できます。露天風呂は2種類あり、男湯と女湯は奇数日・偶数日で入れ替わります。濃厚な塩化物泉で、体がポカポカと温まると好評です。

シャンプーやディーソープが備えられていて、タオルも販売しているので手ぶらで温泉が楽しめます。八丈島を訪れたら、天然温泉で日頃の疲れを癒しましょう。

底土海水浴場

八丈島のビーチは岩場が多く、海水浴にはあまり向いていないのですが、底土(そこど)海水浴場は八丈島で唯一の人工砂浜で、海水浴を楽しむことができます。水が澄んだ美しいビーチで、海水浴シーズンには多くの観光客が訪れます。

シーズン中は海の家が作られ、食事やシャワーにも困ることはありません。また、浮き輪などのマリングッズをレンタルすることができ、手軽に海で遊ぶことができます。

底土海水浴場はダイビングスポットとしてもおすすめで、カラフルな海の世界を満喫できます。海水浴シーズン以外でも、浜辺を散策したり磯遊びをしたりと、さまざまな楽しみ方ができます。

南原千畳岩海岸

南原千畳岩海岸は八丈島の絶景スポットです。八丈富士が噴火した時に流れ出した溶岩で作られた海岸です。こつごつとした奇石が幅100m、長さ500mに渡って連なっています。ここから海に浮かぶ八丈小島を見ることができます。

南原千畳岩海岸は日中の風景はもちろんのこと、夕日スポットとしてもおすすめです。海にゆっくりと沈む夕日は大変美しく、八丈島ならではの絶景が楽しめます。

南原千畳岩海岸には、関ヶ原の戦いで敗れ、八丈島に流された宇喜多秀家の像があります。秀家は生涯を島で終え、子孫も八丈島で暮らしたそうです。

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八丈小島を観光してみよう

八丈小島は、現在は無人島ですが長い歴史があります。現在、島周辺は釣りやダイビングスポットとして人気があり、漁船をチャーターして島に上陸することもできます。

島には集落跡など廃墟も見られ、島の歴史を感じることができます。島には豊かな自然が残り、クロアシアホウドリの産卵場所もあります。島を訪れる際は、島の環境を乱さないよう注意をしましょう。

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Momoko

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