世界一長い川ランキング・ベスト11!広さや特徴など川の魅力も紹介!

世界一長い川を知っていますか。ナイル川やアマゾン川など、世界には日本では想像できないような長さや広さをもつ川が流れています。それらはどこを流れているのでしょうか、またその特徴は?今回は世界一長い川ベスト11とそれらの川を見るための観光情報をご紹介します。

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目次

  1. 1世界一長い川ベスト11をご紹介!
  2. 2世界一長い川の長さを測るのは難しい
  3. 3世界一長い川ランキング第11位から第10位
  4. 4世界一長い川ランキング第9位から第7位
  5. 5世界一長い川ランキング第6位から第4位
  6. 6世界一長い川ランキング第3位から第1位
  7. 7文明の誕生を支えた川の長さは?
  8. 8いつかは訪ねてみたい世界一長い川ランキング上位の川

世界一長い川ベスト11をご紹介!

世界には、島国である日本に住んでいては想像がつかないような長い距離を流れる川があります。それらの長い川はどこを流れているのでしょうか。そしてその特徴や流域の様子はどのようなものなのでしょうか。

また、世界の長い川にランキングされるような壮大な川は一般の人でも観光することができるのかも気になるところです。

そこで今回は世界の長い川ランキング上位11位までをご紹介すると共に、その流域の様子や観光情報もお伝えします。

世界一長い川の長さを測るのは難しい

世界の長い川をご紹介、といっても川の長さを決定するのは非常に難しく、ベスト11だけ見ても資料によって長さの順位はまちまちです。世界一長い川はナイル川なのかアマゾン川なのか、ということすら色々な説があるのです。

川の長さを決定するには水源と河口を特定しなければなりませんが、そのこと1つとっても難しいものです。季節によって水源が異なる場合もあれば、海と河口の境目が不明瞭な場合もあるからです。

また、大きな川が途中で枝分かれして支流がいくつかある場合、どの支流を選ぶのかによっても長さが異なります。発展途上の国では、流域や水源付近の地図がない場合や、水源地帯が未開の地ということもあります。

このような事情で、川の長さを決定するのは容易でなく、世界一長い川のランキングにも諸説あるのですが、今回は国立天文台の「理科年表」令和2年版に掲載されている順位をもとに記述を進めていきます。

ちなみに、日本一長い川は新潟県を流れる信濃川で長さは367キロ、北海道から沖縄までの距離が約3000キロになりますので、この数字を世界一長い川のランキングを見るときの参考にしてください。

世界一長い川ランキング第11位から第10位

この項では、世界一長い川ランキングの第11位と第10位をご紹介します。いずれも主にロシア領を流れている川です。

寒い地域を流れる川は凍結などで川の利用が制限される期間もあり、日本ではなかなか想像できないような苦労もあります。

第11位:レナ川

世界一長い川ランキングの第11位は「レナ川」で、長さは4400キロです。「レナ川」は、ロシアのシベリア東部を流れ、北極海に注ぐ川です。流域面積(降った雨や雪がその川に流れ込む土地の面積)の広さでも世界のベスト10に入る大河です。

レナ川の上流部では11月初めから5月、下流部では10月から6月という長い間、川が結氷するのが特徴です。夏は湿地帯になり、野生動物が多く集まる地域もありますし、後述のように世界遺産になっている地域もあります。

レナ川は世界的にも寒冷な地域を流れているため流域には大きな都市がなく、雄大かつ貴重な自然が残っています。一方、流域にはダイヤモンドや金、石炭や天然ガスなどが埋蔵されていて開発が進められています。

レナ川の魅力や観光

世界有数の長さと流域の広さをもつ「レナ川」で1番の観光エリアは、「レナ川の石柱自然公園」という名目で世界遺産に登録されている地域です。公園といっても広さが約140万ヘクタールもある広大なものです。

「レナ川の石柱自然公園」はサハ共和国首都のヤクーツクから上流へ180キロほどのぼった場所にあり、メインの見どころには高さが150メートルから300メートルもある石柱が川に沿って林立して特徴的な景観を造り出しています。

この石柱群は土地の隆起と、度重なる氷結による浸食作用でできたものです。観光に行くにはヤクーツク空港から船や車、時には犬ぞりなどを利用しますが、日本からのツアーや現地ツアーを利用するのがおすすめです。

第10位:アムール川

世界一長い川ランキングの第10位は、「黒龍江」とも呼ばれる「アムール川」で、長さは4444キロです。起点はロシアと中国との境目付近で、ユーラシア大陸の北東部の中国、モンゴル、ロシア領を流れてオホーツク海に注いでいます。

「アムール川」は、長さだけでなく流域面積の広さでも世界の上位に入っています。流域にはハバロフスクや中国側には黒河市などがあり、近年は工場排水などによる汚染が問題になっています。この川の汚染はオホーツク海の汚染にもつながるため、日本にとっても他人事ではありません。

アムール川の魅力や観光

アムール川をロシア側から観光するなら、他の見どころも多くグルメの町としても知られるハバロフスクへ行くのが一般的です。川沿いを歩きながら海のような大河を実感できます。展望台なども整備されています。

中国側から観光するという方法もあります。黒龍江省へのツアーの中には、アムール川に面している黒河市でのクルーズを含んでいるものもあります。

世界一長い川ランキング第9位から第7位

この項では、世界一長い川ランキング第9位から第7位までの3つの大河をご紹介します。南アメリカやアフリカにある川は日本から遠く、観光に訪れるのは容易ではありませんが、中国にある川は名前にもなじみがあり、日本からのツアーも多く催行されているため観光のハードルもさほど高くなく感じます。

第9位:パラナ川

世界一長い川ランキングの第9位は「パラナ川」で、長さは4500キロです。南アメリカの中南部を流れる川で、アルゼンチン、ブラジル、パラグアイの3国を通って大西洋に注いでいます。下流では「ラプラタ川」となるため、「ラプラタ-パラナ川」と表記されることもあります。

「パラナ川」は他の川と合流や分岐が多くあります。急流や滝が多い上流では雨の多い時期とそうでない時期で流量が7倍も違うという特徴もあります。

下流はよく整備されていて、交通や物流に大きな役割を果たしています。豊富な水量で世界最大級の発電も行われています。

パラナ川の魅力や観光

「パラナ川」の観光は、アルゼンチンのブエノスアイレスを拠点にするのが1つの方法です。港からランチクルーズ船なども出ていますし、パラナ川と合流するイグアス川にある「イグアスの滝」へ観光することもできます。

「イグアスの滝」は南米屈指の観光スポットで、アルゼンチン側からだけでなくブラジル側のイグアス市でも観光ができます。アルゼンチン側よりは滝の数は少ないのですが、ブラジル側は遊歩道が整備されていてスケールの大きな滝を間近で見ることができるというのが特徴です。

第8位:コンゴ川

世界一長い川ランキングの第8位は「コンゴ川」で、長さは4667キロです。中部アフリカのコンゴ盆地を発し、コンゴ民主共和国をはじめアンゴラ、タンザニア、ルワンダなど多くの国を通って大西洋に注いでいます。

水源から河口までの高低差が1600メートル近くもあるという特徴をもつ「コンゴ川」ですが、流域の熱帯雨林はエリアによって雨季が違うため、川の水量は年間を通して大きな変化はありません。

日本ではあまりなじみのない川ですが、「コンゴ川」は、流域面積の広さと川の流量が共にアマゾン川に次いで世界2位になっています。

コンゴ川の魅力や観光

多くの国を流れる「コンゴ川」ですが、観光する場合はコンゴ民主共和国または対岸のコンゴ共和国を拠点にするのが一般的です。

それぞれ首都であるコンゴ民主共和国のキンシャサ、コンゴ共和国のブラザビルから舟で「コンゴ川」をクルーズします。沿岸の様子を観光したり、急流を見ながらの昼食がツアーの内容になりますが、中には船で何日もかけて川を航行するツアーもあります。

第7位:黄河

世界一長い川ランキングの第7位は「黄河」で、長さは5464キロです。チベットに端を発し、中国の北部を流れて渤海へと注ぐ大河です。

「黄河」は浸食されやすい黄土を削りながら流れるため川が黄色く濁り、その名のもとになっています。流量の割に土砂が多いというのが特徴で、古来から洪水の原因になり治水対策に苦慮してきた歴史があります。

流域に乾燥地帯の多い「黄河」は水量が少なく、沿岸の人口も多いため途中で大半の水が使われ、河口には全流量の2割未満の水しか流れていません。水質が良くなく飲料水にできないエリアも少なくありません。

黄河の魅力や観光

「黄河」が流れるエリアのうち、河南省、甘粛省、陝西省などは、黄河を観光の目玉にしようという機運が盛り上がっています。

河南省の「鄭州黄河風景名勝区」はアメリカのラシュモア山を彷彿させる、岩を彫った巨大な像が特徴的な公園ですが、クルーズ船や川を見ながらのランチスポットがあります。

黄河に架かる甘粛省の「黄河鉄橋」は5つのアーチをもつ趣のある鉄橋ですが、夜はライトアップされて夜景の名所になっています。陝西省の「黄河壺口瀑布景勝地」では滝が見られます。特にダムの放流がある時などは大迫力です。

世界一長い川ランキング第6位から第4位

この項では世界一長い川ランキング第6位から第4位の3つの大河をご紹介します。3つの川のうち1つはアメリカの川ですが、あとの2つはロシア領を流れる川です。

今回の世界一長い川ランキングベスト11の中にロシアの川が4本も入っています。改めてロシアの広さを感じる数字です。

第6位:エニセイ川

世界一長い川ランキングの第6位は「エニセイ川」で、長さは5550キロです。「エニセイ川」はモンゴルとロシア国内という2つの水源をもっているのが特徴で、シベリアの中央部を通って北上し、北極海に注いでいます。

1年の半分以上は凍結するという「エニセイ川」では、氷が川を堰き止めないよう爆発物で氷を砕いて川の流れを確保しています。

「エニセイ川」の上流では水力発電用の巨大ダムが建設され、ロシアの産業を支えています。河口では川が十数本にも分かれ、広大な広さのある三角州を形成しているのが特徴です。

エニセイ川の魅力や観光

クラスノヤルスクには「エニセイ川」に沿って多くの宿泊施設やレストランが立地しています。クルーズも催行されていて、身近に川の景観を楽しむことができます。

「エニセイ川」の支流であるアンガラ川は「バイカル湖」を水源としています。琵琶湖の47倍の広さ、そして世界一の透明度をもつ「バイカル湖」へは、イルクーツクからバスやシベリア鉄道でアクセスできます。日本からのツアーもいくつかあるので、利用するのがおすすめです。

第5位:オビ川

世界一長い川ランキングの第5位は「オビ川」で、長さは5568キロです。ロシア・西シベリアを流れる大河で、水源はアルタイ山脈、カラ海、ひいては北極海につながるオビ湾に注いでいます。

河口のオビ湾は北極圏にあり、付近は10月末から6月初めまでと、1年の大半が凍結しているのが特徴です。

シベリア鉄道ができる前は、凍結しない時期の「オビ川」が交通の重要な役割を果たしていました。現在でも川は飲料水をはじめ、水力発電や農業、漁業など多方面に貢献しています。

オビ川の魅力や観光

「オビ川」観光にはノヴォシビルスクを拠点とすると良いでしょう。川沿いにはシベリア鉄道橋梁やアレキサンダー3世モニュメントなどの見どころがあり、散策やジョギングをする人の姿も多く見られます。

歩いて「オビ川」を渡れる橋もあり、風が強いことも多いながら世界屈指の大河を自分の足で渡り、川幅の広さを実感することができます。

第4位:ミシシッピ川

世界一長い川ランキングの第4位はアメリカの「ミシシッピ川」で、長さは5969キロです。ミネソタ州の湖から発し、10の州を通ってメキシコ湾に注いでいます。流れが非常に穏やかなのが特徴で、水源に降った雨はおよそ90日後に河口に届きます。

開拓時代、そして現代でもアメリカ中央部の輸送に大きな役割を果たしている「ミシシッピ川」は、蛇行をなくすため多くのダム湖が建設されましたが、それによって川の長さも従来よりかなり短くなってしまいました。

「ミシシッピ川」はアメリカ文化にも大きな影響を与えています。ジャズ、ロック、ブルースといった音楽はミシシッピ川流域で生まれました。また、アメリカの有名作家の1人であるマーク・トウェインはミシシッピ川沿いの町で育ち、彼の作品である『トム・ソーヤーの冒険』などはその頃の体験をもとに書かれています。

ミシシッピ川の魅力や観光

「ミシシッピ川」沿いにはミネアポリス、セントルイスなど大きな都市がいくつもあり、それらの都市を起点に観光を楽しむことができます。車の運転ができるなら、川沿いに全長約4800キロというグレート・リバー・ロードが通っていて、それをたどりながら観光することもできます。

ミシシッピ川の観光の1例を挙げると、セントルイスのランドマークで192メートルの高さをもつ「ゲートウェイアーチ」が有名です。川沿いに建ち、てっぺんの展望台からは360度の景観を見晴らすことができます。

また、河口に近いニューオリンズでは、昔ながらの蒸気船に乗ってミシシッピ川をクルーズするのが観光の目玉の1つになっています。

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世界一長い川ランキング第3位から第1位

この項では、世界一長い川ランキング第3位から第1位の3つの大河をご紹介します。長江、アマゾン川、ナイル川の名前が挙がるのですが、ランキングもこのくらいの上位になると、テレビ番組などで取り上げられることも少なくなく、ほとんどの人が名前くらいは知っている有名な川になります。

第3位:長江

世界一長い川ランキングの第3位は中国の「長江」で、長さは6380キロです。チベット高原が水源で、中国を横断するように流れて東シナ海へ注いでいます。「長江」の下流部が「揚子江」と呼ばれるのですが、中国以外の国では「長江=揚子江」と認識されていることが多々あります。

「長江」の源流から河口までは5400メートルもの高低差があり、途中は高山、高原、中低山、丘陵、平野など多様で特徴的な景観が見られます。また、流域には、市や自治区といった19の省があり、流域人口は4億5000万にもなります。

一方、流域面積の広さはさほどでもなく、第4位のミシシッピ川や第1位のナイル川の6割ほど、流域面積の広さで群を抜く第2位のアマゾン川と比べると4分の1ほどにしかなりません。

長江の魅力や観光

流量が多く、中国の交通の大動脈である「長江」の流域には工業都市である成都、武漢、重慶、商業都市である上海、南京など、多くの重要な都市があります。

「長江」の中でも景観の良いのが「長江三峡」と呼ばれる、3つの峡谷を有するエリアですが、そこだけでも130キロの長さにわたります。重慶や武漢などから日帰りや泊を伴うクルーズツアーが出ていますし、日本からのツアーでもこの「長江三峡」を含むものが少なからず催行されています。

また、武漢には「長江大橋」という大きな橋があり、川幅が1500メートルにもなる川を自分の足で渡り、川幅の広さを体感することができます。

第2位:アマゾン川

世界一長い川ランキングの第2位は大西洋に注ぐ「アマゾン川」で、長さは6516キロです。長さの6割ほどはブラジル国内を流れていますが、他にもペルー、 ボリビア、 コロンビア 、 エクアドルといった国々が流域にあります。

「アマゾン川」の長さについては諸説あり、2007年には新しい水源が発見されて長さが伸びたり、衛生写真で比べるとナイル川より長いといった説もあります。

一方、「アマゾン川」の流域面積の広さはどの説をとっても文句なく世界一で、オーストラリア大陸の広さに匹敵するほどです。

アマゾン川の魅力や観光

「アマゾン川」の観光は、ブラジルのマナウスを拠点にするのが一般的です。1日クルーズツアーでは先住民の文化に触れたり、ピンクイルカやナマケモノといったアマゾンに暮らす動物たちとの出会いがあります。

ペルーならイキトスやプエルト・マルドナードなど流域の町から「アマゾン川」へのクルーズやエコツアーが催行されています。マチュピチュやクスコの観光と組み合わせた長期のツアーも、アンデスとアマゾンという2つの異なる魅力が堪能できると人気です。

第1位:ナイル川

世界一長い川ランキングの第1位は「ナイル川」で、長さは6695キロです。アフリカ大陸の北東部を流れ地中海に注ぐ「ナイル川」は、エジプトだけでなくタンザニア、ウガンダ、ケニア、エチオピアなど10の国を流れています。

上流は多雨地帯ですが、降水量の少ない下流のエジプトにとってナイル川の水は国の存亡にも関わる重要なものです。発電や灌漑などへの貢献度も多大なものがあります。1970年に完成したアスワン・ハイ・ダムは農地面積も大幅に増やしました。

ナイル川の魅力や観光

多くの国を流れる「ナイル川」ですが、観光はエジプトからがメインになります。カイロでは各種のクルーズツアーが催行されています。ベリーダンス鑑賞や食事のついたものや、何日もかけてナイル川を船で上って行くものもあります。日本からのパックツアーの中にも泊を伴うナイル川クルーズをメインにしたものがみられます。

カイロから南へ900キロほど離れたアスワンの町では、川に点在する島々、その間を航行するヨットなど美しいナイル川の景観が見られます。もちろんクルーズも催行されています。

アスワンの近くにはアブシンベル神殿など有名な遺跡群もあり、カイロと並ぶ人気のナイル川観光拠点になっています。

文明の誕生を支えた川の長さは?

一定以上の年齢の人は、学校で「四大文明」という言葉を学習したのを覚えていることでしょう。エジプト文明、メソポタミア文明、インダス文明、黄河文明という4つの重要な古代文明のことで、これらはいずれも大きな川の流域に現れたという特徴をもっています。

エジプト文明を支えたのは「ナイル川」、黄河文明を支えたのは「黄河」です。この2つは世界一長い川ランキング上位に入るためすでにご紹介しましたが、あとの2つの文明は同様に長い川のほとりに起こったのでしょうか。

メソポタミア文明は現在のイラクあたりに栄えた文明で、この地域に生まれたいくつかの文明を総称したものです。メソポタミア文明を支えた川はチグリス川とユーフラテス川という2つの大きな川です。チグリス川は約1750キロ、ユーフラテス川は約2800キロですからどちらも日本の川とは比べ物にならないほど長い川だといえます。

今のインド、パキスタン周辺に栄えたインダス(ハラッパー)文明を支えたインダス川の現在の長さは3180キロで、こちらも相当の大河です。当時はインダス川と共に並行して流れていたガッガル・ハークラー川もインダス川と共に重要な水源でした。

インダス文明が滅亡してしまったのは、地殻変動によりインダス川の流れが変わると同時にガッガル・ハークラー川が涸れてしまったのが原因と推定されています。川は人々の暮らし、ひいては文明の存亡までも左右する重要な生命線なのです。

いつかは訪ねてみたい世界一長い川ランキング上位の川

以上、世界一長い川ランキング11をご紹介しました。調査方法の進歩や地理的な変動によって、今後この順位が変わることは大いにありえますが、どの川もそれぞれに特徴があり、島国の日本では想像できないような壮大なスケールで流れています。

ご紹介した11の川の多くは遠く日本から離れていたり、観光しづらい地域にあったりで、なかなか実際に見ることは簡単ではありませんが、機会があれば訪問する計画を立ててみてはいかがでしょうか。

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この記事のライター
MinminK

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