「コロンバ」はイタリアのおしゃれな焼き菓子!日本で購入できる店舗は?

イタリアの焼き菓子「コロンバ」は、特別な行事で楽しむ美味しいお菓子。自分で作ることも可能ですが、日本でも購入できる店舗があり人気があります。おしゃれな焼き菓子として人気のコロンバについて紹介していくので、イタリアの美味しい焼き菓子の味を楽しんでみてください。

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目次

  1. 1イタリアのおしゃれ焼き菓子「コロンバ」とは?
  2. 2「コロンバ」の歴史
  3. 3「コロンバ」が広まったきっかけ
  4. 4「コロンバ」はいつ食べるの?
  5. 5日本の「コロンバ」を買えるおすすめ店舗
  6. 6自宅でも作ることができる?「コロンバ」の作り方!
  7. 7「コロンバ」を食べた人の感想
  8. 8他にもある人気のイタリア焼き菓子
  9. 9美味しいと人気のイタリアの焼き菓子「コロンバ」をチェックしてみよう!

イタリアのおしゃれ焼き菓子「コロンバ」とは?

イタリアの焼き菓子「コロンバ」は、おしゃれで美味しいと人気。コロンバとはイタリア語で鳩を意味する言葉で、鳩が羽ばたいているような形をした焼き菓子になっています。日本でもコロンバを販売している店舗があるので、味わってみるのがおすすめ。

当記事では、イタリアの焼き菓子コロンバについて紹介していきます。コロンバの歴史やどんな時に食べられているのか行事についてなどを徹底解説します。

日本でコロンバを購入できる店舗や家庭での作り方なども紹介していくので、美味しいコロンバの味を日本でも堪能することができます。イタリアの美味しい焼き菓子コロンバ、まだ食べたことがない方もぜひチェックして購入してみてください。

「コロンバ」の歴史

イタリアの美味しい焼き菓子のコロンバですが、歴史を紐解いていくととても古い焼き菓子になります。起源とされているのは572年の中世の時代。こと当時はイタリアの大半に独特の文化で建国していたのが「ランゴバルコ王国」になります。

後にカール大帝によって滅ぶのですが、現在では当時の要塞などは世界遺産にも登録されているのでイタリアでは有名な王国の一つになります。

そんなランドバルコ王国が侵略を進めていたのが、ロンバルディア州です。王国の侵略になるのですから戦争のように人の生き死にが関わってきます。そこで立ち上がったのがロンバルディア州のパヴィアに住んでいた菓子職人になります。

菓子職人はそのものお菓子を作る人になるのですから、戦で戦うわけではありません。彼は和解を求めてランゴバルト王国の王に鳩の形のパンを献上したと伝えられています。これにより和解が成立し鳩は平和の意味をもつようになったとされています。

コロンバはイタリアでも有名な焼き菓子になりますが、その歴史は古く言い伝えや伝説も多くあるとされています。ですが、戦争を終結に導いたとされるのも素晴らしい話でしょう。その当時の情景を考えると感慨深いのではないでしょうか。

「コロンバ」が広まったきっかけ

コロンバは歴史にも関わりがあるとされている焼き菓子になるのですが、家庭でも食べられるようになりイタリアでも広まっていきました。その口火を切ったのは、イタリアのMotta社という会社になります。コロンバを作り著名人などに送ったとされています。

もちろんコロンバをプレゼントするために送ったのではなく、宣伝文を考えてほしい旨を添えて依頼をしたのです。

その効果もあり大々的に広まりを見せたとされています。コロンバの認知度も高くなりミラノ発祥のお菓子として知られる形になりました。Motta社の依頼に答えてくれたのは、科学者のエルネスト・ベルタレッリという人物になります。

「コロンバ」はいつ食べるの?

イタリアには宗教的な行事が多く存在しますが、最も大事にしている行事なども存在します。せっかく美味しいコロンバを食べるなら、そんな行事についても知っておくのがおすすめ。日本でも古くから伝わるイタリアの文化に触れられるでしょう。

そこで、イタリアではコロンバはいつ食べられている焼き菓子なのかを紹介していきます。イタリアでは、常用な行事の一つとなる復活祭に関係するのがコロンバです。復活祭との関わり方などについて詳しく紹介していくので見ていきましょう。

復活祭の行事のタイミング

キリスト教においてクリスマスと並ぶ重要な行事となっているのが、復活祭(イースター)です。イースターエッグを見たことがある方もいるのではないでしょうか?カラフルな卵は、生命や復活の意味を持っているので復活祭の行事で使われています。

イエス・キリストが処刑後の3日目に復活をしたのは聖書の中でも有名な話になりますが、そのイエス・キリストの復活を祝うのが復活祭の行事になります。

イタリアでは、復活祭の行事は家族で集まるのが慣わしとなっています。復活祭のお祝いのランチを共に食すのですが、その時に最後に食べるのがコロンバとなっています。そのため、復活祭の行事の時期にはコロンバは店頭にもたくさん並ぶようです。

そんな復活祭の行事ですが、日にちは特定されていないのは知っていましたか?春分の日以降、最初の満月の日の次に来る日曜日が復活祭の日と定められています。そのため、毎年異なる日が復活祭の行事の日に当たるので注意しましょう。

日本にいると復活祭に馴染みがない方も少なくありませんが、イタリアでは貴重な行事となっています。そんな日の締めくくりに食べるのがコロンバになるので、味わう時には同じように復活祭を楽しんでみるのもおすすめになります。

日本の「コロンバ」を買えるおすすめ店舗

イタリアの焼き菓子コロンバですが、イタリアでしか購入できないわけではありません。日本国内でも購入して味わうことができるので、美味しい焼き菓子を食べてみたい方は店舗に足を運んでみるのがおすすめになります。

そこで、ここでは日本でコロンバを購入できるおすすめの店舗を紹介します。それぞれの店舗情報やアクセス方法なども紹介していくので参考にしてみてください。また、期間限定となっているので事前にしっかりとチェックしておくのがおすすめです。

EATALY グランスタ丸の内店

最初に紹介するコロンバの購入できるお店は、「EATALY グランスタ丸の内店」です。東京駅丸の内地下北口改札を出て、みどりの窓口の前にあるのがグランスタ丸の内店です。そこの地下1階にあるお店でイタリアの食材の購入や食事が楽しめます。

日本では馴染みのないようなイタリア食材も販売しているので、アンテナショップのように買い物が楽しめる人気店になっています。

そんな「EATALY グランスタ丸の内店」では、期間限定でコロンバの販売を行っています。販売を開始する時期は毎年異なってしまうので、公式サイトを利用して日にちを確認するのがおすすめになります。また、数に限りがあるので注意しましょう。

「EATALY グランスタ丸の内店」で提供しているコロンバは、老舗のBONIFANTI(ボニファンティ社)の職人が作り出した商品になります。味によって値段にも違いがあるのですが、750グラムで約4000円前後で購入することができるのでおすすめです。

「EATALY グランスタ丸の内店」の営業時間になりますが、マーケット利用は11時から20時までとなっています。定休日はグランスタ丸の内に準じているのでチェックしておきましょう。老舗店のコロンバは美味しいと人気があるので味わってみてください。

住所 東京都千代田区丸の内1-9-1 JR東日本東京駅構内 地下1階
電話番号 03-3217-7070

EATALY 日本橋三越店

先ほど紹介したEATALYと同じ系列店になるのが、「EATALY 日本橋三越店」です。こちらの店舗でも期間限定でコロンバを販売しているのでおすすめになります。販売の開始は、グランスタ丸の内店と同時期になるので事前にチェックしておくのがおすすめです。

提供しているのも老舗のBONIFANTI(ボニファンティ社)の美味しいコロンバになるので、人気が高いのでおすすめになります。

営業時間は10時から19時となっていて、コロンバは数に限りがあるので注意しましょう。定休日は日本橋三越に準じています。アクセス方法は、東京メトロの三越前駅からだと徒歩で約1分となっていて、東京メトロの日本橋駅B12出口からは徒歩で約5分です。

住所 東京都中央区日本橋室町1-4-1 日本橋三越新館 地下1階
電話番号 03-3527-9660

DONQ

最後に紹介するのは、神戸に本社を置く「DONQ」です。当初は藤井パンとして創業したパンメーカーとなるDONQは、創業が明治38年の老舗店です。全国各地に店舗があるので、DONQのパンを食べたことがある方も多いのではないでしょうか。

あんぱんなどの菓子パンや食パンやウィンナーロールなど、美味しいと人気のパンがたくさん並んでいてイートインスペースもあるのでその場で楽しめます。

そんなDONQが期間限定で季節のパンとしてコロンバを提供しています。イタリアの菓子職人オリンド・メネギン氏から技術とパネトーネ種を譲り受けて本場の味を再現しているので、DONQのコロンバも一度は味わってみるのがおすすめになります。

DONQの全国151店舗で購入できるようになっていて、大きさの異なる2種類が販売されています。小さいサイズは約600円ほどで購入できるので、気軽に楽しめるでしょう。大きいサイズは約2000円前後となっているので、みんなで楽しむ時にはおすすめ。

販売開始の時期については一部店舗によって異なっているので、DONQの公式サイトを利用してチェックしておくのがおすすめになります。人気のパンメーカーが手がける本場のコロンバの味、ぜひ一度購入して味わってみてください。

自宅でも作ることができる?「コロンバ」の作り方!

コロンバは自宅でも作ることができるので、料理好きの方には人気があります。用意するのは小麦粉が500グラムになるのですが、こちらは薄力粉と強力粉を250グラムづつになります。他にも、マーガリンが100グラム、オリーブオイルが大さじ2。

水は200ミリリットル、牛乳は2カップ、オレンジの皮を削ったものを2個分、イースト・アーモンド・ヘーゼルナッツ・ドライフルーツなどは適量、アーモンドパウダーは50グラム用意しましょう。

最初に行うのはマーガリンを湯煎にかけて、オリーブオイル、ミルク、水、イーストを混ぜ合わせていくことです。ある程度混ざったらここにオレンジの皮やドライフルーツを加えていき、さらに混ぜ合わせていきます。

そこに小麦粉を加えてさらに混ぜ合わせていくのですが、柔らかくまとまるまで混ぜていきます。この時に水分は調整していくようにしましょう。

まとまったら、暖かい場所で布をかけた状態で2時間以上寝かせなくてはいけません。発酵したら型に入れアーモンドなどは上部に飾り付け、200度のオーブンで40分以上焼きあげます。様子を見ながら中まで焼き上げ、アーモンドパウダーなどをかけ完成です。

「コロンバ」を食べた人の感想

コロンバを食べた人の感想になりますが、チョコレート味などが販売されているので甘味が強いとしている方も少なくありません。ですが、ちょっとしたスイーツとして美味しいとしている方がとても多く見受けられました。

また、自分で作ってアレンジして楽しんでいる方も多いようです。飾り付け次第では色鮮やかに楽しめるとしている方も多いので、自宅で作る時には独自のアレンジで楽しむのもおすすめと言えるでしょう。

他にもある人気のイタリア焼き菓子

世界各国に焼き菓子はたくさんあるのですが、イタリアで人気がある焼き菓子はコロンバだけではありません。他にも人気の焼き菓子はたくさんあるので、色んな焼き菓子を楽しんでみるのがおすすめになります。

そこでイタリアで人気の焼き菓子を紹介していきます。日本でも購入できる商品などもあるのでぜひ楽しんでみてはいかがでしょうか。では、順番にどんなお菓子があるのかをチェックしていきましょう。

トルタ カプレーゼ

最初に紹介するのはトルタと呼ばれているケーキ。南イタリアのカプリ島名物になっているケーキで、小麦粉の代わりにアーモンドパウダーが使われているのが特徴です。グルテンフリーのケーキとして、ヘルシーなスイーツとも言われています。

自宅でも簡単に作れるチョコレートケーキとして、日本でも人気がある焼き菓子になります。チョコレートの量などで濃厚な味わいを楽しめるので、一度味わってみてはいかがでしょうか。甘いお菓子が好きな方には、おすすめのお菓子になります。

ビスコッティ

ビスケットの由来になっているビスコッティは、イタリア発祥の焼き菓子として有名。バターを使用していないのですが、2度焼きしているのでそのままでは硬いのが特徴のお菓子になっています。レーズンやナッツなど色んな種類があり美味しい味を楽しめます。

本場イタリアでは、エスプレッソなどに浸しながら食べる方も多い焼き菓子になっています。硬すぎると感じる方は、ミルクやコーヒーを利用して柔らかくして味わってみるのもおすすめ。イタリアでも人気の焼き菓子になっているのでおすすめです。

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美味しいと人気のイタリアの焼き菓子「コロンバ」をチェックしてみよう!

イタリアでは復活祭に食べられているコロンバ。鳩の形をしていて歴史も古い食べ物となっていて、日本でも購入することが可能です。復活祭の日にちは毎年変わるのですが、美味しいコロンバをイタリアの復活祭に合わせて楽しんでみませんか。

イースターエッグやウサギも準備すると、日本でもイタリアの文化を取り入れて楽しむことができるでしょう。コロンバについて知らなかったという方も、まずは一度味わってみてください。購入する場合は、期間限定になるので注意しましょう。

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この記事のライター
沖野愛

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