2021年03月09日公開
2021年03月09日更新
「ローソク岩」は北海道・積丹半島の奇石!おすすめの時期やアクセス方法は?
北海道の積丹半島・余市町にある「ローソク岩」は、とても人気の観光スポットです。海の中にすっと立っている岩は見ごたえ満点のおすすめ見どころスポットです。北海道の積丹半島・余市町にある「ローソク岩」について、いろいろな情報を集めました。

目次
北海道・余市町にあるローソク岩を見に行こう!
北海道の積丹半島・余市町にある「ローソク岩」は、とてもおすすめの観光スポットです。ここでしか見ることができない絶景を眺めることができる、ととても人気となっています。北海道の積丹半島・余市町にある「ローソク岩」について、アクセスなどの基本情報とあわせて観光情報をまとめました。是非、見に行ってみてください。
北海道・余市町で人気のローソク岩とは
「ローソク岩」は、北海道・余市郡の余市町潮見町沖にある、今話題沸騰中の自然観光スポットの一つです。ニセコ積丹小樽海岸国定公園の一部分として指定されています。
海岸から約550メートルほど海へと入ったところにある奇石であり、とても面白いと人気があって、多くの人から注目されています。
「ローソク岩」は、高さが約45メートルもあり、面積は約0.001キロ平方メートルしかなく、にょきっと海から飛び出した姿がとても素晴らしいと評判になっています。岩の一番てっぺんのところには、神社があります。
まるで空や天を指さしているかのような「ローソク岩」のその姿は、とても神秘的であり、見れば見るほど魅力が沸いてきます。
余市町の市内からなら、どこからもこの「ローソク岩」を眺められると言われていて、余市町のシンボル的な存在として古くから大事にされてきました。
時期・時間が合えば太陽が「ローソク岩」の上のところに重なってローソクの火が灯っているかのように見えることもあるので、事前にしっかりと調査してから出かけてみることをおすすめします。
自然がつくりだしたその姿は、とても素晴らしく、迫力も感じることができ、一度は見ておきたい人気の観光スポットです。
北海道の積丹半島・余市町の周辺に仕事や観光などで行く予定がある人は、少しだけ時間を見つけて人気の「ローソク岩」を眺めに行ってみることをおすすめします。心が洗われること間違いなしです。


ローソク岩の名前の由来
北海道の積丹半島・余市町にある「ローソク岩」は、見た目がローソクのように見えるから「ローソク岩」と名付けられたわけではありません。
もちろん、まるでローソクのように見える奇石であることは間違いないですが、名前の由来の始まりは別の理由であったと言われています。
「ローソク岩」が、そのような名前となった理由には、いくつかの由来がある、とされています。しかし、どれも絶対的なものではなく、どれが確かな理由なのか、などのことについては分かっていません。
名前の理由の第一には、「ローソク岩」がある余市町は、ニシン漁が盛んなのですが、そのニシンの大群がこの岩の周辺に群がり、ニシンのウロコが岩に張り付いたためにローソクのように光ったからである、と言われています。
また、理由の第二には、「ローソク岩」の周辺にたくさん集まったニシンを狙ってカモメが大群で飛来し、この岩のところでフンをしたため、そのフンに含まれるリンの成分が夜になるとぼうっと光ったからである、とも言われています。
ローソク岩の歴史
北海道の積丹半島・余市町にある「ローソク岩」がいつからその場所にあったか、ということは詳しいことは分かっていません。アイヌに伝わっている伝説によると、むかしまだ神様しかいなかった時代からここにあった、伝えられいます。
「ローソク岩」は、むかしはもっと丸くて太くて大ききな岩であり、今のようなほっそりとした岩ではなかった、とされています。
しかし、「ローソク岩」を形成している成分は、輝石安山岩質のハイアロクラスタイトと呼ばれている、溶岩が水の中で冷やされたものであり、とてももろい性質なので、長い年月のうちに何度も崩落して今のような形になりました。
近年では、1940年(昭和15年)のあたりに発生した複数の地震・それによって発生した津波などの影響によって、大きく崩落し、ほぼ半分の大きさとなり、だいたい現在の大きさの岩になった、と言われています。
現在でも風雨や波風・自然状況などによってもちろん少しずつ変化している岩であり、そのような意味では二度と同じ景色を見ることができない、奇跡の岩である、とも言えるでしょう。
ローソク岩観光の見どころ
北海道の積丹半島・余市町にある「ローソク岩」は、基本的にはいつでも変わることなくそこにあるので、自分の都合の良い時間帯に見に行くことができます。
写真を撮るのにも絶好のスポットであり、カメラを持って観光に訪れる人も多く、お天気が良い日にはより映える写真を撮ることができるでしょう。
「ローソク岩」は、思った以上に海岸から遠い場所にあるので、できるだけズームの効くカメラを持参することをおすすめします。
また、余市町からであればどこからでも「ローソク岩」を眺めることができますが、角度によって見え方が少しずつ異なるので、お気に入りの場所を探してみるのも良いでしょう。
ローソク岩観光におすすめの時期
北海道の積丹半島・余市町にある「ローソク岩」の観光におすすめの時期は、すべての時期・時間と言えるでしょう。
春・夏・秋・冬と、四季を通じて変化する周囲の状況や天候・海の状態などによって眺めることができる景色は変わります。
また、早朝・午前中・昼・サンセットの時間帯・夜などの時間によっても刻々と景色は変わっていきます。
時期や時間を変えて何度も行ってみると、それぞれの良さを体感することができ、より深く「ローソク岩」を楽しむことができるでしょう。
ローソク岩に火が灯る時期は?
「ローソク岩」の観光で特に人気のある時期の一つに、「ローソク岩」にまるで火が灯ったかのように見える時期があります。
この現象は、「ローソク岩」の真上に朝日が昇ってくることによってもたらされるものですが、いつも見ることができるわけではなく、時期と時間がほぼ決まっています。
「ローソク岩」の真上に朝日が来るのは、例年5月の中旬頃から下旬頃にかけて、そして、7月の末頃から8月初旬頃にかけて、の年に2回あります。
時間はもちろん早朝・日の出の時刻です。だいたいこの頃の日の出の時刻は午前4時過ぎ頃なので、かなりの早起きをすることが必要です。
この時期には、朝日がちょうど「ローソク岩」の先端のところを通る位置に昇ってきて、まるでローソクに火が灯っているかのように見えるとても神秘的な様子を眺めることができます。
ただし、この期間であれば毎日見えるというわけでもなく、水平線がくっきりとよく見えるような雲が少ないお天気の良い日でないと見ることができません。
また、実際にそのように見える時間はほんの一瞬であり、ちょっとしたタイミングのずれによっては見え方が変わってくるので、本当にローソクに火が灯っているかのような素晴らしい姿を見ることができるは、大変珍しい、と言われています。
「ローソク岩」の抜群の見ごたえで一番人気の姿を実際に自分の目で見てみたい、と思った人は、是非しっかりと準備をして行ってみてください。
ローソク岩の基本情報
「ローソク岩」は、北海道の余市郡・余市町潮見町沖にある、とても注目度の高いおすすめ観光スポットです。
積丹半島にある奇岩の一つであり、海の中にある岩なので、24時間・365日いつでも自由に見に行くことができますが、節度ある行動・マナーのある行動を心がけることが重要です。
絶景を夜遅い時間帯や朝早い時間帯に見に行きたい時には、特にたっぷりのゆとりを持った計画を立てて気を付けて出かけるようにしましょう。
ローソク岩へのアクセス方法
北海道の積丹半島・余市町にある「ローソク岩」へ公共交通機関を利用してアクセスしようと思っている場合には、JRの「余市駅」で降りてタクシーなどに乗り換えると約20分でアクセスすることができます。
また、「余市駅」からバスに乗り換える場合には、北海道中央バスの美国行きか神威岬行きに乗って約17分の「汐見町バス停」で降りるとすぐに到着できます。
北海道の積丹半島・余市町にある「ローソク岩」へ自動車を利用してアクセスしようと思っている場合には、札樽自動車道の「小樽インターチェンジ」で降りると約50分でアクセスすることができます。また、北海道横断自動車道の「余市インターチェンジ」で降りても行くことができます。
一般道路の利用を考えている場合には、国道229号線・国道5号線・道道753号線・道道755号線などを利用するのがおすすめです。
北海道の積丹半島・余市町にある「ローソク岩」には、「ローソク岩」を眺めるために設けられている専用駐車場があります。道路の海側にあり、料金無料で誰もが自由に利用することができるようになっています。
ほとんど「ローソク岩」見学者のための駐車場なので、満車となって入庫できるまでに並んで待つ、などということはほぼありませんが、皆が気持ち良く利用することができるように、また1台でも多く駐車することができるように譲り合いを大切にしましょう。
ローソク岩のおすすめ周辺観光
北海道の積丹半島・余市町にある「ローソク岩」の周辺には、是非あわせて見ておきたい人気でおすすめの観光スポットがたくさんあります。
「ローソク岩」を見に行くときに、一緒にスケジュールに入れてみて欲しいおすすめ観光スポットについて、厳選して紹介します。
余市川温泉 宇宙の湯
「余市川温泉 宇宙の湯」は、北海道・余市郡の余市町入舟町にある、日帰りでの入浴をじっくりと楽しむことができる人気の日帰り入浴温泉施設です。
「余市川温泉 宇宙の湯」は、もともとは宇宙飛行士としてよく知られている余市町出身の毛利衛さんのご両親が喜久乃湯という名前の銭湯を営業していました。毛利衛さんの宇宙飛行ののち、子どもたちへ宇宙の夢を与えたい、という彼の希望によって名前が変えられました。屋根の上にはスペースシャトルの模型が乗せられています。
お湯は、塩化ナトリウム炭酸水素塩泉の天然温泉となっていて、源泉100パーセントが惜しげもなくかけ流しで使われています。
湯船は、大浴場のほかに、ひのきでできた露天風呂・日替り風呂・サウナ・水風呂・子ども風呂などとなっていて、自由に好きなところから入浴を楽しむことができます。
「余市川温泉 宇宙の湯」へ電車で行こうと考えている場合には、JRの「余市駅」で降りると徒歩約15分でアクセスできます。自動車で行こうと考えている場合は、札樽自動車道の「小樽インターチェンジ」、または北海道横断自動車道の「余市インターチェンジ」などで降りるのがおすすめです。専用駐車場があります。
営業時間は、9時30分から22時までとなっていますが、水曜日のみ13時から21時までとなっています。基本的には年中無休で営業しています。入浴料金は、大人が440円、小学生以上中学生未満の中人が140円、小学生未満の小人が70円となっています。
2階には、無料休憩スペースの他に食事処があり、リーズナブルな値段でさまざまなお料理やスイーツ・ドリンクを味わうことができます。
余市水産博物館
「余市水産博物館」は、北海道の余市郡・余市町入舟町にある、この地の歴史などを知ることができる人気の博物館となっています。
余市町は、古くからニシン漁で栄えてきた町であり、ニシンの千石場所とも呼ばれて、多くの人がニシン漁に携わってきました。
「余市水産博物館」は、そのような当時の様子を知ることができる場所であり、貴重な資料や道具などがたくさん展示されています。
館内でひときわ目を惹くのは、大きな弁財船の模型であり、とても立派で圧巻です。その他にも、漁で使われた網やタモ類・網元家財具などをはじめ、とても重要な文献写真資料なども豊富にあります。
「よいち水産博物館」へ電車を使って行きたい場合には、JRの「余市駅」で降りてバスに乗り換えて「余市役場前バス停」で降りると徒歩約10分で行けます。自動車を使って行きたい場合には、札樽自動車道・「小樽インターチェンジ」であったり、北海道横断自動車道・「余市インターチェンジ」などで降りることができるようにしておきましょう。
営業時間は、4月の上旬頃から12月の上旬頃までの9時から16時30分までです。毎週月曜日や祝日の翌日は休館日です。ただし、月曜日が祝日となる場合は開館となります。
入館料金は、高校生以上の大人が300円、小・中学生が100円、幼児は無料となっています。20人以上の場合は、団体料金が適用となって2割引きとなるので、複数家族での旅行やグループ旅行などの場合はうまく利用すると良いでしょう。
積丹半島へローソク岩を見に行こう
北海道の積丹半島・余市町にある「ローソク岩」は、人気急上昇中の観光スポットです。海の中にある自然にできた奇石であり、一見の価値ありの素敵な眺めを楽しむことができるところです。北海道の積丹半島・余市町の周辺に行くスケジュールがある人は、ほんのちょっぴり足を延ばして「ローソク岩」に行ってみることをおすすめします。
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