京都丹後鉄道で関西の絶景を堪能!料金やフリー切符・走行ルートまで徹底調査!

京都の北部を観光する方にぜひおすすめしたいのが「京都丹後鉄道」での旅です。移動だけではなく、列車旅そのものが楽しめると人気の京都丹後鉄道について、その路線や観光列車の種類、また料金やフリー切符の内容などについても紹介します。

京都丹後鉄道で関西の絶景を堪能!料金やフリー切符・走行ルートまで徹底調査!のイメージ

目次

  1. 1京都北部にある京都丹後鉄道をご紹介!
  2. 2京都丹後鉄道の歴史
  3. 3京都丹後鉄道の見どころ
  4. 4京都丹後鉄道の路線
  5. 5京都丹後鉄道ではレストラン列車・カフェ列車を運行
  6. 6京都丹後鉄道に乗るならフリー切符がおすすめ
  7. 7京都丹後鉄道沿線の人気観光スポット
  8. 8人気のローカル線「京都丹後鉄道」に乗って旅をしよう!

京都北部にある京都丹後鉄道をご紹介!

京都の観光地というと、京都市や宇治市にある寺社などをイメージする方が多いのではないでしょうか。しかし京都の北部には日本海に面した絶景が楽しめる観光地もあり、人気となっています。そこで京都北部観光におすすめの「京都丹後鉄道」について、観光スポットやお得なフリー切符についても紹介します。

京都丹後鉄道の歴史

もともと京都北部には、旧国鉄の宮津線が走っていました。また宮津から福知山までは日本鉄道建設公団が路線を作る予定で凍結されていたのを、第三セクターの北近畿タンゴ鉄道が工事を完成させて、路線を開通させたのです。

ところが宮津線が国鉄の経営悪化で廃止対象となったことから、これを第三セクターに転換させて存続させることにして、こちらも北近畿タンゴ鉄道が引き継ぐことになります。「タンゴ」とはこの地域の旧国名「丹後」と音楽の「タンゴ」をかけています。

しかしそれでも、北近畿タンゴ鉄道は日本の第三セクターの鉄道の中でも赤字額が大きかったことから、2015年、鉄道運行事業をウィラートレインズに委譲し、「京都丹後鉄道」の名称で運航事業を行うようになり、現在に至っています。なお、北近畿タンゴ鉄道は鉄道施設を保有しており、「上下分離」という方法で鉄道事業を行っています。

この福知山と宮津を結ぶ鉄道路線の計画は古くからあったものの、経済的事情などによりなかなか実現しませんでした。しかし特に宮福線が開業したことによって、京都、大阪方面から宮津や天橋立に行く直通ルートができたことで、北近畿の鉄道状況は大きく改善されました。

この地域には日本三景の一つである天橋立をはじめとして、絶景が楽しめる観光スポットが多く、住民はもちろん観光客にとっても便利にアクセスできるということで人気となっています。「海の京都」の観光にはぜひおすすめの列車と言えるでしょう。

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京都丹後鉄道の見どころ

それではまず、京都丹後鉄道の人気の秘密について探っていきましょう。京都丹後鉄道は観光の目的地に行くための移動手段であると同時に、列車の旅そのものを楽しむことができるということで、鉄道ファンにも人気が高い列車です。

そこでまずは、京都丹後鉄道の列車旅そのもので楽しむことができる見どころから紹介していきましょう。北近畿の旅の足として、ぜひチェックしておきたいポイントがたくさんです。

海の京都の絶景を楽しめる

先ほども述べたように、京都丹後鉄道のルートのうち宮豊線、宮舞線は日本海沿岸を通っています。そのため列車は日本海沿岸を通っていきます。そこには先ほども触れた日本三景の一つである「天橋立」や「奈具海岸」、「由良川橋梁」などの絶景ポイントが揃っています。

特に由良川橋梁は架線がなく川の中に一本橋がのびているような絶景が見られるということで人気が高く、京都丹後鉄道からの絶景、そして最寄り駅である丹後由良駅を降りて少し歩いたところからの景色の両方を楽しむという観光客も多いです。

もし初めて京都丹後鉄道に乗り、絶景スポットを楽しみたいというのであれば、普通列車よりも観光列車を利用するのがおすすめです。理由は観光列車の場合はこれらの絶景スポットではスピードを落として、ゆっくり絶景を楽しむことができるようにしてくれるためです。

また、これらの絶景スポットを途中で降りて、列車の外からも楽しみたいという方には、いわゆるフリー切符が便利です。観光客の中にはフリー切符を上手に利用して、電車の待ち時間を利用しながら観光を楽しむ方も多く見られます。

レストラン列車やカフェ列車などを運行している

今観光列車と述べましたが、京都丹後鉄道は観光列車の種類が多いことでも知られています。中でもレストラン列車、カフェ列車では、海の京都の美しい絶景を楽しみながらグルメを楽しむことができるということで特に人気が高い列車となっています。

こちらのレストラン列車やカフェ列車は、列車の便によってコースが違い、内容も違っています。また、日程よってもコースが違うので、こちらを利用したいという場合はまずは公式サイトで列車の時間とコースを前もってチェックすることをおすすめします。

眼下に広がる絶景を楽しみながら、地元の美味しい食材を堪能できるというのは、まさに京都丹後鉄道ならではのおすすめプランと言えるでしょう。ぜひ北近畿観光の計画に組み入れてみてください。

京都駅から直通の特急列車も

関西は私鉄なども多く、電車でのアクセスはとても便利であり、観光もしやすい場所でもあります。しかし北近畿となると、京都、大阪、神戸などを観光するのと違い、便利さの面で気になるという方がいるかもしれません。

実は京都丹後鉄道はいわゆる第三セクターの会社なのですが、ちゃんとJRが乗り入れしています。京都駅から宮津駅を経由し、天橋立駅、豊岡駅まで運行している「はしだて」がその列車です。

「はしだて」は文字通り「天橋立」から名付けられていますが、それまで走っていた急行や特急を統合しています。京都から天橋立に行くもの、豊岡に行くもののほか、東舞鶴駅に行く「まいづる」を連結するものもあります。

この「はしだて」を使うと、京都から宮津、天橋立まで2時間程度で行くことができます。京都観光の際に少し足を伸ばして絶景を楽しみたいという方にも人気が高いルートであり、可能ならば組み込むことをおすすめしたいルートと言えるでしょう。

なお、大阪方面からアクセスする場合は「こうのとり」で福知山まで行けば、そこで「はしだて」に接続し、北近畿の方に行くことができるようになっています。大阪方面からアクセスする方も便利に行くことができる特急と言っていいでしょう。

京都丹後鉄道の路線

それでは次に、京都丹後鉄道の路線について紹介します。先ほど述べたように、京都丹後鉄道は京都、大阪方面と北近畿方面とを結ぶ重要な路線であり、またこの路線ができたことでアクセスがぐんとよくなりました。京都丹後鉄道は大きく3つの路線から成り立っており、それぞれに特徴があります。

宮津を起点に3つの路線がある

京都丹後鉄道の起点となるのは「宮津」駅です。この駅を中心にして、3方向に延びるように路線が広がっています。宮津から南の福知山に向かうのが「宮福線」、東の西舞鶴に向かうのが「宮舞線」、西の豊岡に向かうのが「宮豊線」となっています。

京都方面からアクセスする場合、まずは山陰本線で福知山に向かいます。直通列車以外はここで乗り換えて木京都丹後鉄道宮福線に入ります。ここにはJRからの特急列車、普通列車が多く乗り入れており、また観光列車に乗り換えることもできます。

宮舞線は宮津駅から西舞鶴駅を結びます。基本的には特急列車は走っていませんが、観光列車は走ります。また宮豊線は豊岡駅までのルートで、有名な観光スポット天橋立などの最寄り路線となっており、先ほど述べたた特急列車などもこちらを通っています。

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京都丹後鉄道ではレストラン列車・カフェ列車を運行

先ほど少し触れたのですが、京都丹後鉄道の人気列車と言えばやはり外せないのが多くの観光列車です。中でもレストラン列車やカフェ列車は人気が高く、あっという間に切符が売り切れてしまうほどと言われています。京都丹後鉄道に乗るならぜひおすすめしたい列車でもあります。

そこで次に、京都丹後鉄道の人気列車である観光列車について紹介します。京都丹後鉄道の観光列車には3種類あり、それぞれにコンセプトや内装に違いがあるので、複数回乗る予定ならば別のものを乗るようにするとさらにおすすめです。

この3種類のうち、「丹後あおまつ号」は車体が「青」の列車です。毎日運転していて、普通列車で乗車することができるうえ、予約や乗車整理券と言った切符がいりません。フリー切符でも普通に乗ることができるので、一番乗りやすいでしょう。

乗車するには事前に予約が必要

残りの2種類の列車「丹後あかまつ号」と「丹後くろまつ号」が食事が楽しめる列車となります。「丹後あかまつ号」がカフェ列車、「丹後くろまつ号」がレストラン列車としての運行となります。

「丹後あかまつ号」は西舞鶴駅と天橋立駅の間に運行されている列車で、料金は運賃と乗車整理券だけで乗ることができます。絶景として人気があるルートを通り、赤を基調とした華やかな列車で軽食を楽しむことができます。自由席ですが予約が必要です。

「丹後くろまつ号」はレストラン列車なので、予約が必要です。同じく天橋立駅と西舞鶴駅を結んでおり、時間帯により違う食事つきのコースとなっています。料金はコース料金となっているため、便により料金が違います。予約をする前にそれぞれのコースの内容などをチェックすることをおすすめします。

料金

今述べたように、これらの観光列車の場合、丹後あおまつ号は予約がいらず、乗車料金も普通列車の運賃だけで気軽に楽しむことができます。丹後あかまつ号の場合は予約というよりも乗車整理券が必要で、料金に乗車整理券の料金が必要となります。

一方、丹後くろまつ号の場合は今述べたように、乗る列車によって必要な料金が大きく違います。ちょうど昼の時間帯にかかる便はイタリアンや懐石料理の食事付きコースとなっており、これらは料金もそれだけ高くなり1万円から2万円程度です。一方朝の朝食コースや夕方近くのスイーツコースなどは比較的料金が安めで、4500円から5000円程度です。

他の観光の予定との兼ね合いもありますが、丹後くろまつ号を利用する場合は他の観光の予定とも兼ね合わせて、どの時間帯にするのかを考えることをおすすめします。時間帯としては朝から夜まで数本ありますので、その中から料金含めて選ぶとよいでしょう。

京都丹後鉄道に乗るならフリー切符がおすすめ

さて、京都丹後鉄道は列車の旅そのものを楽しむことができる観光列車などが多く、また沿線にも観光地が多くあります。せっかく丹後まで来たのならば、観光スポットももれなく楽しみたいという方が多いでしょう。

そのような観光客のために、京都丹後鉄道ではさまざまなフリー切符を用意しています。これらを上手に利用することで、列車の旅と共に沿線観光も効率よく楽しむことができます。京都丹後鉄道のおすすめフリー切符を紹介しましょう。

フリー切符の料金

京都丹後鉄道沿線の観光をいろいろ楽しみたいという方にまずおすすめしたいのが「もうひとつの京都 周遊パス 海の京都エリア」というフリー切符です。これは京都丹後鉄道の列車が特急自由席まで乗り放題になるほか、丹後海陸交通の路線バス、観光船、京都交通の路線バスなどが乗り放題になるもので、1日券と2日券があります。

1日券が大人2200円、2日券が3000円という料金なので、ゆっくり観光したい方には2日券がおすすめです。しかもフリー切符でお得になるものも多く、確実にもとは取れると見ていいでしょう。

また、3日間ならば「幸福パス」というフリー切符もおすすめです。京都丹後鉄道は快速列車までですが北近畿エリアの路線バスの多くが乗り放題になるなど、さらに広い範囲で利用できます。このほかにもさまざまなフリー切符があるのでチェックしてください。

京都丹後鉄道沿線の人気観光スポット

最後に京都丹後鉄道沿線の外せない観光スポットをいくつか紹介しましょう。先ほども述べたように京都丹後鉄道沿線にはたくさんの観光スポットがあり、時間がいくらあっても足りないほどですが、その中でも絶対に外せないという場所があります。そこにしぼって紹介します。

天橋立

北近畿の観光スポットで世界的にも有名なところと言えば、やはり「天橋立」でしょう。京都府内で京都市を除き最も多い観光客が来るという、代表的な観光スポットです。

天橋立は宮津湾と内海の阿蘇海を南北に隔てる砂州です。日本三景の一つに数えられ、なんと「古事記」の中の国生み神話に出てくる「天の浮橋」が天橋立とする説もあるほど、古くから景勝地として知られてきました。平安時代から江戸時代中期にかけて大天橋が、その後明治にかけて小天橋ができたと言われます。

1986年には「天橋立十景」と呼ばれる、美しい眺望の場所が選ばれるなど、いろいろな方面からの景色が人気となっており、また天橋立の眺望は大学の入学試験にも出題されるほど、多くの人に知られた観光スポットでもあります。

舞鶴赤れんがパーク

「舞鶴赤れんがパーク」は1901年、旧海軍舞鶴鎮守府の開庁以来建設された赤れんがの建物が並ぶ場所です。現在12棟のうちの8棟が国の重要文化財に指定されています。この場所を2012年、舞鶴市の観光拠点施設にしたものがこちらのスポットとなります。

博物館やイベントホール、レストランなどが整備され、またドラマや映画のロケ地としてもよく使われるなど、舞鶴でも知られた場所となっており、また遊覧船で景色を楽しむこともできます。舞鶴に行ったらぜひ行ってみたいおすすめスポットです。

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京都府宮津市に位置する天橋立は、日本三景のひとつとして数えられている国内有数の観光スポットで...

人気のローカル線「京都丹後鉄道」に乗って旅をしよう!

京都丹後鉄道は、その沿線に多くの観光スポットがあるのはもちろんですが、列車そのものも絶景が楽しめるなど魅力的であり、京都観光の際に足を伸ばして楽しむ方も増えています。ふだんと少し違う、「海の京都」観光をする際には、ぜひ京都丹後鉄道を利用して、列車旅も丸ごと楽しんでください。

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この記事のライター
茉莉花

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