「マーマイト」はイギリス発祥の発酵食品!味や原料・美味しい食べ方は?

マーマイトはイギリス発祥の発酵食品で、黒い色をしたペースト状の食品です。イギリスの国民食とも言われる食品で、ジャムのようにトーストに塗ったり、料理の調味料として使ったりします。マーマイトは栄養価が高く、バランスの取れた食事をしたいときにもおすすめです。

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目次

  1. 1イギリスの人気食品「マーマイト」とは
  2. 2マーマイトはビールの酒粕が主原料
  3. 3マーマイトの歴史
  4. 4マーマイトの味は?
  5. 5マーマイトの口コミ評価
  6. 6マーマイトのおすすめの食べ方
  7. 7マーマイトのおすすめレシピ
  8. 8普段の料理にマーマイトを使ってみよう

イギリスの人気食品「マーマイト」とは

イギリスのソウルフード「マーマイト」を食べたことがありますか。イギリスでは古くから食べられている黒ペースト状の人気食品です。イギリスではジャムのようにトーストやクラッカーに塗って食べたり、料理の隠し味に使ったりします。

マーマイトといえば、ころんとした丸い形の容器に、黄色い蓋とラベルが付いています。このデザインは長いこと変わらず、イギリスではマーマイトをいうとこの容器をイメージする人がたくさんいます。

マーマイトは独特の風味があり、日本人の間では「美味しくない」という口コミが多く、あまり広まっていません。しかしマーマイトは発酵食品の一つで、体にも優しいおすすめの食べ物です。今回はそんなマーマイトの味や食べ方、原料などについてご紹介しましょう。

マーマイトはビールの酒粕が主原料

マーマイトはイギリスで生まれた食品で、家庭には必ずといっていいほど常備されている人気食品です。しかし、マーマイトの原料が酵母であり、発酵食品のであることはあまり知られていません。

マーマイトは酒粕と同じように、ビール酵母を原料とした発酵食品の一つです。発酵食品には腸内環境を整えたり、細胞の新陳代謝を促したりする働きがあります。マーマイトはイギリスで人気のある食品ですが、発酵食品としてもその価値が見直されています。

マーマイトの歴史

マーマイトの歴史は古く、マーメイトの起源はイギリスでビールが作られた1680年以前と言われています。ビールを作る時にできた酵母に塩や砂糖を加えて味を付けて食べていたのが、マーマイトの始まりと言われています。

「酵母を食べる」というとイメージがわかないかもしれませんが、日本でも日本酒を作るときにできる酒粕を再利用しています。酵母は酒粕と似たようなものと考えていいでしょう。

マーマイトが商品化されたのは1902年です。最初は小さな工場で作られていたのですが、ヨーロッパで研究が進み、さまざまな改良が加えられて現在のような商品となりました。

後にビタミンBなど栄養価が高いことが分かり、戦争中は兵士たちの食糧としても使われたようです。マーマイトは当初は瓶詰だったのですが、現在では瓶詰の他、プラスチック容器やチューブなどの商品も販売されています

マーマイトは、イギリスの他、アイルランドやオーストラリア、ニュージーランドなどイギリス連邦の国々でよく食べられています。最近は栄養価が高いことで注目されていて、ヘルシーな食品として広く愛用されるようになりました。

イギリスではマーマイトで作ったポテトチップスやライスケーキなども販売されています。ライスケーキとは米粉を使った丸い洋風せんべいのようなもので、朝食やおやつに人気があります。

また、マーマイトをコーティングしたカシューナッツなども販売されています。その他にもシリアルバーやマーマイト・ピーナッツバターなどさまざまな商品があります。

マーマイトが食べにくいと感じている方でも、お菓子やピーナッツバターなどは食べやすく、美味しいと感じる人が多いようです。

マーマイトの味は?

マーマイトの歴史や原料が分かったところで、次にチェックしたいのが味です。マーマイトの味を言葉でお伝えするのは難しいのですが、マーマイトは独特の風味と味が感じられる個性的な食品です。

マーマイトはイギリスでは国民食とも言われているほど人気がある食品ですが、日本人には食べ慣れない味で、「食べにくい」と感じる人も多いようです。

濃い醤油や味噌に似た味

マーマイトはイギリスなどでは、スーパーで普通に販売されています。サイズは70g入りの小さなものから500g入りの大型容器まで、さまざまなタイプが揃っています。蓋を開けてスプーンですくうと、とろりとした溶けたチョコレートのようです。

マーマイトはとろりとした粘り気のある液体で、黒色をしています。見た目のインパクトも大きいのですが、酵母を原料としているため独特の香りがあります。

口に含めると塩分が強く、次に苦みが感じられます。醤油を焦がしたような味とも、味噌のような濃厚な味という口コミもあります。原料の酵母の味が強く、独特の味と匂いがあります。コクはありますが、後味は悪くなく、すっきりとしてます。

少し塩味や苦味がある

マーマイトの味について、もう少し詳しくみてみましょう。マーマイトは塩味が強く、原料の酵母に由来する甘さが少し感じられます。後味に少し苦みがありますが、全く食べられないというわけではありません。

原料の酵母のような独特な味がするため、好き嫌いが分かれるところですが、好きな方は「クセになる美味しさ」という感想も多く寄せられています。マーマイトの味を表現するのは難しいのですが、気になる方は実際に味わってみてください。

マーマイトの口コミ評価

マーマイトはイギリスやオーストラリア、ニュージーランドなどでとても人気があります。子供の頃から食べ慣れており、トーストにマーマイトがないと物足りないと感じる人も多いようです。

アメリカや日本などでは評価が分かれ、「食べにくい」「まずい」と感じる人が多い一方で、「食べ慣れるとクセになる」「やめられない美味しさ」と感じる人もたくさんいます。

マーマイトはイギリスではスーパーで簡単に手に入ります。値段もお手頃で、お土産としても人気があります。また日本でも通販やカルディなどで手に入るので、まだ味わったことがない方は試してみてください。

ビタミンBが豊富に摂取できる

マーマイトは、酵母を原料とした発酵食品なので栄養価が高く、さまざまな栄養を含んでいます。ダイエット中の方や妊娠中の方など、バランスのいい食事をしたいと考えている方にもおすすめです。

マーマイトにはビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB3、ビタミンB12などビタミンB類が豊富に含まれています。1回に食べる量を小さじ1杯ほどとすると、ビタミンB1は1日に必要な摂取量の実に50%が含まれています。

さらにビタミンB2やビタミンB3は1日に必要な摂取量の25%、葉酸は50%、鉄分は15%になります。たった5gのマーマイトに、このように多くのビタミンB類や栄養が含まれています。

葉酸は妊娠前や妊娠初期の女性に必要な栄養素と言われており、女性におすすめの食品といえるでしょう。ビタミンB類は体に大切な栄養素なので、バランスのいい食事をしたい時におすすめです。

調味料として使うと味に深みが出る

マーマイトは、ビールを作るときにできる酵母を原料としていますが、アルコール分は含まれていないので、お子様でも安心して食べられます。ジャムのようなに食べ方できる他、料理に加える食べ方もあります。

塩味や味噌に似たような味があり、料理の隠し味として使うとコクのある料理となります。おすすめの食べ方は、最初は少し加えてみて、味に慣れてきたら量を増やしていくといいでしょう。いろいろなアレンジをして楽しんでください。

マーマイトのおすすめの食べ方

イギリスやオーストラリア、ニュージーランドなどで人気のマーマイトは、さまざまな食べ方があります。ここからはイギリスなどで人気の食べ方をご紹介しましょう。

マーマイトはジャムのように使う他、料理の隠し味として使うのもおすすめです。おすすめのレシピもご紹介しましょう。

バターを塗ったトーストに薄く塗る

マーマイトの最も人気の食べ方は、トーストに塗って食べる方法です。この時、マーガリンやバターを先に塗って、その上に薄くマーマイトを塗る食べ方がおすすめです。

あまりたくさん塗ると塩辛くなってしまうので、小さじ1杯分くらいを薄くの伸ばすのがおすすめです。食パンよりもライ麦パンやハードタイプのパンのほうがおすすめです。コツはパンをカリッとトーストすることです。

マーマイトが食べにくいと感じる方は、チーズをトッピングすると食べやすくなります。チーズはどんなチーズでもよく合いますが、チェダーチーズやゴーダチーズなど濃い味のチーズがおすすめです。

肉料理の味付けとして使う

マーマイトは初め使いにくいと感じるかもしれませんが、慣れるとさまざまな食べ方ができます。マーマイトをお土産でもらったけれど、トーストの食べ方では使い切れないという方は、料理に加えてみるのがおすすめです。

調味料としてスープやサラダのドレッシング、肉料理などに加えてみるといいでしょう。また、カレーやシチューに加えるのもおすすめです。初めは少し加えて味を確かめてから、量を増やすのがおすすめです。

マーマイトのおすすめレシピ

マーマイトはイギリスではたいへん人気がある食品ですが、日本ではあまり使われていないので、どのように食べたらいいか迷ってしまう方も多いことでしょう。

そこでここからは、マーマイトのおすすめの食べ方や人気のレシピなどをご紹介します。いろいろな料理に加えて楽しんでみましょう。

ツナサンドイッチ

マーマイトはパンやクラッカーによく合う食品です。ペースト状なのでパンに塗りやすく、手軽に楽しめます。いつものサンドイッチに飽きたら、マーマイトを少し加えるだけで、ひと違ったサンドイッチが楽しめます。

ツナサンドイッチの作り方は簡単です。ツナ缶を用意し、汁気を絞ったらマヨネーズと和えてツナサラダを作ります。次にパンの片側にバターとマーマイトを薄く塗ります。

パンを1枚用意し、ツナサラダと薄くスライスしたアボカド、チーズなどを並べ、もう一枚のパンを乗せます。軽く押して落ち着かせたら、食べやすい大きさにカットします。

マーマイトはツナサンドの他、ハムサンドやハンバーガーにもおすすめです。野菜やトマトやキュウリ、レタスなど、お好きなものを用意してください。

手羽先のから揚げ

から揚げにマーマイトを加えると、いつもと違う味のから揚げができあがります。マーマイトは栄養価が高いので、お子様の食事にもおすすめです。

手羽先のから揚げの作り方は、まず手羽先12本に生姜すりおろし、ニンニクのすりおろし、お好みのビネガーか酢を適量、塩、胡椒、そしてマーマイトを小さじ1杯加えて下味をつけます。そのまま30分以上置いて、味をしみ込ませます。

次に漬け込んだ手羽先に片栗粉をまぶします。鍋に油を入れて熱し、中火でじっくりと揚げます。一度取り出したら、高温で二度揚げをするとカラッと揚がります。ここでは手羽先を使いましたが、鶏もも肉でも美味しくできあがります。

マーマイトのパスタ

マーマイトの食べ方の中で、特に人気があるのがパスタです。口コミで話題のマーマイトのパスタのレシピは簡単で、パスタを茹でたらバターとマーマイトを加えて和え、パルメザンチーズをかけてできあがりです。

シンプルですが、マーマイトの塩味とコクがパスタとよくからんで、絶品パスタとして人気があります。忙しい日のランチにもおすすめです。

マーマイトは、ミートソースの隠し味に使うのもおすすめです。また、ツナとトマトのパスタなど、さまざまなレシピに応用できるので、少量を加えて味の変化を楽しんでください。

ベトナム風フォー

ベトナムのフォーはシンプルながらも味付けが複雑で、なかなか本番のような味にならないと感じている方も多いのではないでしょうか。意外なことに、マーマイトを使うと美味しいフォーが作れます。

2人前のフォー100gを用意し、パッケージに表示されている通りに茹でます。フォーを茹でている間に、マーメイト小さじ1杯を器に入れ、500mlの湯を加えて溶いておきます。

鍋に油を入れ、きのことネギを良く炒めます。そこにお湯で溶いたマーメイドを加え、10分から15分ほどに詰めます。茹でたフォーを器にもり、スープを加えます。

最後に、ミントやパクチー、刻んたピーナッツ、糸唐辛子などのトッピングをプラスしてできあがりです。もやしなどの野菜やチキンなどのお肉を加えてもいいでしょう。

アボカド丼

マーメイトを使った美味しいアボカド丼をご紹介しましょう。こちらは1人前のレシピになります。アボカド半分を一口大にカットしたら、醤油小さじ1、マーマイト小さじ1、ごま油小さじ1を合わせたタレに漬けます。
 

10分ほどアボカドを漬け込んだら、温かいご飯に乗せ刻みネギをパラパラとかけてできあがりです。マーメイトの塩味とアボカドがよくマッチし、簡単で美味しいアボカド丼になります。

マーメイトが苦手な方でも、料理に調味料として使うとマーメイトに抵抗なく食べることができるようです。アボカド丼の他、中華料理の調味料にもおすすめです。

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普段の料理にマーマイトを使ってみよう

マーマイトはカルディなど輸入食品を扱うショップや通販などで入手できます。マーマイトは栄養価が高く、一度味わうと忘れられない味です。好きになる人も多い人気商品なので、試してみてください。

ジャムとして食べる他、さまざまな食べ方がありますので、工夫をしていろいろな料理に加えて楽しんでください。

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Momoko

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