鎌倉宮は日本唯一の天皇創建神社!御朱印やお守り・アクセス情報も紹介!

日本に数ある神社の中で、唯一天皇自らが創建した神社と言われるのが「鎌倉宮」です。そこには歴史を感じることができる見どころがたくさんあります。鎌倉宮の由緒や見どころ、そして近年人気となっている御朱印などの情報についても紹介します。

鎌倉宮は日本唯一の天皇創建神社!御朱印やお守り・アクセス情報も紹介!のイメージ

目次

  1. 1パワースポットとして注目の「鎌倉宮」
  2. 2鎌倉宮の見どころ
  3. 3鎌倉宮のおすすめスポット
  4. 4鎌倉宮の人気のお守り
  5. 5鎌倉宮の御朱印情報
  6. 6鎌倉宮へのアクセス方法
  7. 7鎌倉宮の周辺観光スポット
  8. 8鎌倉宮を参拝しよう

パワースポットとして注目の「鎌倉宮」

日本各地にある神社のご祭神の中には、日本神話などでも知られた神様が多く祀られています。また中には菅原道真などの実在した人物がご祭神のところ、歴代天皇を祀るところなどもあります。しかし鎌倉にある「鎌倉宮」は日本で唯一、天皇が造営した神社なのです。そんな鎌倉宮について見どころや御朱印、お守りなどを紹介します。

鎌倉宮の見どころ

鎌倉宮は神奈川県鎌倉市にある神社です。御祭神は護良親王と言い、有名な後醍醐天皇の皇子です。後醍醐天皇というと建武の新政を思い浮かべる方が多いでしょうが、護良親王は後醍醐天皇とともに建武の新政に尽力しました。

ところがその後、後醍醐天皇と足利尊氏が対立したことで護良親王は足利尊氏に捕らえられ、幽閉の身となります。この幽閉された場所が東光寺といい、現在の鎌倉宮がある場所でした。そして1335年、中先代の乱の中で尊氏の弟直義の命により殺害されてしまいました。

1869年、明治天皇は天皇を中心とする政権を作ろうとした建武の新政に貢献があったということで、護良親王を祀る神社の造営を命じます。護良親王が命を落とした場所である東光寺の跡地に神社が作られることになり、名前も明治天皇自ら「鎌倉宮」としたのです。

最初にも述べたように、日本にはたくさんの神社があり、地元の崇敬を集めています。また歴代天皇を祀る神社も多くあります。しかし天皇自らが造営した神社はこの鎌倉宮だけと言われます。「宮」というのも天皇家に関わる神社だからなのです。

鎌倉宮は護良親王が幽閉され、命を落とした場所に造営された神社ということもあり、歴史にかかわるさまざまな見どころがあります。そこでまずは、鎌倉宮の見どころについて紹介していきましょう。

入り口の白い鳥居

鎌倉宮を訪れてまず目に入るのが大きな鳥居です。一般的に神社の鳥居というと、朱色に塗られたものを連想しますが、鎌倉宮の鳥居は真っ白で、上の部分の一部が赤く塗られているというとても珍しい色合いになっています。

また、サイズもかなり大きいです。もちろん鳥居は神社によっても、また同じ神社でも場所によりサイズがいろいろですが、2倍くらいはあるのではないかというサイズで、鎌倉宮の威厳をあらわしているかのようです。入る前にぜひ一礼してください。

鎌倉宮の四季

鎌倉宮は天皇ゆかりの神社として崇敬を集めていますが、四季折々の美しい花が咲く神社としても人気となっています。まず春の訪れを告げるのが神苑にある紅白一対のシダレウメです。続いて4月中旬には境内の藤棚が見頃を迎えます。

ツツジやシャクナゲ、ショウブにアジサイと美しい花々がかわるがわる見頃を迎え、それらの花を楽しみたいという方にも人気となっています。そして秋になると美しい紅葉が参拝者を出迎えてくれます。

古都鎌倉の雰囲気とともに、これらの美しい季節ごとの植物は鎌倉宮の魅力の一つであり、また人気のポイントと言っていいでしょう。またさまざまなイベントなどは公式サイトで告知がされますので、行く前にこちらのチェックもおすすめします。

鎌倉宮のおすすめスポット

では次に、鎌倉宮の境内にある見どころについて紹介していきましょう。ここまで述べてきたように、鎌倉宮では護良親王など歴史上の人物に関わるさまざまな見どころがあり、歴史ファンの方にはぜひおすすめしたい神社となっています。具体的にどのようなスポットがあるのでしょうか。

護良親王の墓

先ほど護良親王について紹介した際に、この地に幽閉されていた護良親王が1335年に殺害されたと述べました。この時、護良親王の殺害を命じたのは足利尊氏の弟直義なのですが、実際に手をくだしたのはその家来である淵辺義博という者でした。

この時殺害された護良親王の首はなんと藪の中に捨てられてしまったのですが、近くにあった理智光寺の住職がその首を拾い、手厚く葬ったと言われています。この理智光寺は1871年に廃絶となり、現在はありません。

しかしこの理智光寺の跡地の谷には現在でも護良親王の墓があり、宮内庁が管理をしています。急な石段を登ったところに石垣で囲んだ形でお墓が今でも残ります。もしこちらまで足を伸ばすことができたら行くことをおすすめします。

護良親王が幽閉された土牢

鎌倉宮の境内奥には、その護良親王が幽閉されていた土牢があります。土牢と言っても土蔵のようなものであり、「牢の御所」と称したにすぎないという説もありますが、いずれにしても護良親王はこの中で約9ヶ月を過ごしています。

土牢の正面には白壁に菊の御紋がついた門があるなど、親王が幽閉されていたという雰囲気がよく感じられる、鎌倉宮でも人気のスポットとなっています。

なお、この土牢の奥には「御構廟」があります。護良親王が殺害された時、その時に使われた刀を噛み折り、死んでも離さなかったため、その首をこの場に置いて逃げ戻ったというところで、「御首塚」とも呼ばれています。

「厄割り石」のある盃割り舎

鎌倉宮の境内でも人気スポットとなっているのがこの「盃割り舎」です。この建物の中には白い盃(かわらけ)がたくさん積んであります。100円を納めてこのかわらけを1枚手に取り、息を吹きかけ厄を乗せたら、隣の厄割り石に投げつけて割るのです。

人間は日常生活を送っている間に知らないうちに「厄」を受けています。厄割り石はこの厄をかわらけに移し割ることで厄祓いができるというものなのです。盃割り舎ができたのは比較的新しいようですが、鎌倉宮にお参りをする方みんなが立ち寄るほどの人気スポットとなっています。

宝物殿

「宝物殿」はその名前の通り、鎌倉宮の所蔵している宝物を展示している場所です。1873年、明治天皇は自らが造営した鎌倉宮に行幸したのですが、その際に行在所として建設された建物を使っています。

宝物殿には護良親王ゆかりの品々をはじめとして、歴代の連合艦隊司令長官の書などのさまざまな品物が展示されており、歴史ファンの方にはぜひおすすめしたいスポットとなっています。御朱印やお守りをいただく社務所などのすぐ近くなので、その点でも行きやすいでしょう。

身代わりさま木像

鎌倉宮の拝殿の横には甲冑を身につけた武士の木像が置かれています。この木像は「撫で身代わり様」という名前で呼ばれており、等身大なのでかなり大きな木像となっています。

この木像の主は村上義臣という人物です。この人物は護良親王の忠臣であり、1333年に吉野城が落城した際に護良親王の鎧を身につけて出て行き、代わりに切腹したのです。その逸話から2004年、境内の樹齢100年超のケヤキの大木でこの木像が作られました。

自らの体の悪い部分と同じ部分を撫でると病気平癒のご利益があると言われており、いつも多くの方がいろいろな場所を撫でている、こちらも人気のスポットとなっています。厄除けのご利益もあるということなので、ぜひこちらもお参りすることをおすすめします。

鎌倉宮の人気のお守り

次に鎌倉宮でいただくことができるお守りについてです。神社に参拝に行くとお守りをいろいろと見るという方は多いでしょう。また多くの神社ではその神社にゆかりの深いご利益が期待できるお守りをさまざま授与しています。

鎌倉宮でも同様にいろいろなお守りを授与しているのですが、中には鎌倉宮らしいお守りもあり、特に人気のお守りとして知られています。鎌倉宮らしいお守りについて紹介します。

獅子頭のお守り

鎌倉宮に行くと、拝殿の正面に大きな獅子頭があることに気がつきます。よく見ると中央に大きなもの、その左右に小さなものがあります。護良親王は小さな獅子頭をお守りとして自分の兜に忍ばせていたと言われており、それに由来するものです。

また、お正月の獅子舞に頭をかまれると幸せになるといわれます。それは獅子は人の頭をかむことで、その人の厄を食べてくれると言われており、獅子そのものにも厄除けや幸運招来などのご利益があると言われているのです。

この獅子頭をコンパクトにしたものが鎌倉宮の人気のお守りとなっています。玄関先や車のダッシュボードなどに置くと、厄除けや交通安全のお守りになると言われます。いずれも外に顔が向くように置くか、紐でぶら下げて飾ることをおすすめします。鎌倉では定番の交通安全のお守りとして人気が高いです。

鎌倉宮の御朱印情報

次に、鎌倉宮の御朱印に関する情報です。鎌倉宮は御朱印の種類が多い神社としても知られており、期間限定のものやオリジナル御朱印帳限定のものなどもあります。常時もらえるものは「鎌倉宮」の御朱印と揮毫が入るもの、「大塔宮の神鹿」という揮毫と鹿の御朱印のものなどがあります。

このうち、鎌倉宮の御朱印については、見開きのタイプがあり、毎月左側の御朱印が変わります。上の部分の「睦月詣」などの文字の部分と、下にある「今月の星座」が月により変わるので、毎月違うものが見られます。

また、お正月にいただくことができる「元始祭」のものも限定御朱印であり、このほかに毎月1日の「月首祭」、毎月20日の護良親王の命日に行われる「月次祭」などの時にも限定御朱印が授与されています。

このほかに、オリジナル御朱印帳を購入した方のみがいただくことができる御朱印があります。鎌倉宮には桜吹雪や獅子頭、そして武者姿の護良親王をデザインしたオリジナル御朱印帳があるのですが、これらを購入した方には、最初のページに「征夷大将軍 大塔宮護良親王」と揮毫された御朱印がいただけます。

それから、鎌倉宮が含まれる神社巡りで「建武中興十五社巡り」というものがあります。これは建武中興、つまり建武の新政に関係した人々を主祭神とする全国の神社を巡るものです。

この十五社を巡り、御朱印をいただく冊子が別に用意されています。ただし神社は全国に散らばっており、関東はこのほかに千葉県の小御門神社しかありません。歴史好きの方は旅行の際にでも巡ってみるのがおすすめです。

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鎌倉宮へのアクセス方法

次に鎌倉宮へのアクセスについて紹介します。最初に述べたように、鎌倉宮は神奈川県鎌倉市にあるのですが、最寄りである「鎌倉」駅からは徒歩で30分ほどかかるなど、距離があります。そのためバスなどを利用してのアクセスがおすすめです。

なお鎌倉宮の拝観時間は9時30分から16時30分まで、12月、1月は16時までとなっています。御朱印は9時から16時までの受付、神苑は10時から16時までとなります。土牢、宝物館、神苑は有料で大人300円となりますが、それ以外は無料で拝観することができます。

バスでのアクセス

鎌倉駅から鎌倉宮にアクセスする方法としては、バスでのアクセスがおすすめです。バスは東口5番乗り場から「鎌20 大塔宮行き」を利用します。これに乗ると10分ほどで「大塔宮」バス停に着きますので、ここで下車することになります。

バスそのものは朝晩は1時間に4本から5本、昼は1時間に3本ほどあり、だいたい20分に1本の割合で出ています。本数の面では特に少ないということはないので、時間を合わせて行けば問題ないでしょう。

なお、バスの料金は200円なのですが、ICカードを利用する場合は1円安くなり、199円となります。一応はICカードの方がお得ということになりますので、持っている方はアクセスの際に利用することをおすすめします。

車でのアクセス・駐車場

車を使って鎌倉宮にアクセスしたいという場合は、横浜横須賀道路の「朝比奈」ICが最寄りとなります。ここから鎌倉宮までは約5キロほどのところにあります。

なお、車でアクセスする場合に気になる駐車場ですが、鎌倉宮には駐車場が設置されています。参拝者用の駐車場が20台分ほどあり、自由に停めることができるようになっています。もしこちらが満車の場合などは有料ですが北西隣にある「鎌倉宮横駐車場」を利用すると便利にアクセスができるのでおすすめです。

鎌倉宮の周辺観光スポット

最後に、鎌倉宮の周辺にある人気観光スポットを紹介します。鎌倉宮の周辺には他にも寺社が多くあり、御朱印巡りをする方などには便利な場所となっています。その中で最も近いのが「荏柄天神社」です。源頼朝が鎌倉幕府を作った際、鬼門として作った神社として知られます。

菅原道真を祀っており、日本三古天神の一つに数えられているほか、「えがら」という呼び名から漫画家の方が絵筆を納めた「かっぱ筆塚」があります。多くの漫画家の方が参加した灯篭なども作られています。

また、この荏柄天神社もそうですが、同じく近くにある瑞泉寺は梅の名所として人気が高く、また瑞泉寺ではスイセンも人気です。鎌倉宮もそうですが、四季折々の花を楽しみたい方にもおすすめのエリアとなっています。

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鎌倉宮を参拝しよう

鎌倉宮は日本でも他にない、天皇自らが造営した由緒ある神社であり、そこには建武の新政に関わった護良親王ゆかりの場所がたくさんあります。歴史が好きという方にとっては、実際に歴史を感じられる場所としてぜひおすすめです。鎌倉宮で歴史を実感してみてはいかがでしょうか。

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この記事のライター
茉莉花

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