新幹線のグリーン車と普通車の違いは?サービスや料金・座席まで徹底調査!

新幹線で快適な旅を楽しみたいときにはグリーン車がおすすめです。普通車より料金は高くなりますが、普通車にはないさまざまな設備やサービスが提供されます。新幹線のグリーン車の設備やサービス、料金などをご紹介しますので、普通車との違いを知りたい方は参考にしてください。

新幹線のグリーン車と普通車の違いは?サービスや料金・座席まで徹底調査!のイメージ

目次

  1. 1新幹線のグリーン車と普通車って何が違うの?
  2. 2新幹線のグリーン車とは
  3. 3新幹線のグリーン車の座席の様子
  4. 4新幹線のグリーン車のサービス
  5. 5新幹線のグリーン車と普通車の料金の違い
  6. 6グリーン車より上位のグランクラスも人気
  7. 7快適な旅に新幹線のグリーン車がおすすめ!

新幹線のグリーン車と普通車って何が違うの?

新幹線の旅をもっと快適にしたい、そんな方におすすめなのがグリーン車です。新幹線のグリーン車は芸能人やスポーツ選手、政治家などの著名人に人気でよく利用されているイメージですが、グリーン車と普通車では設備やサービスにどんな違いがあるのでしょうか?

この記事では、新幹線のグリーン車についてご紹介していきます。新幹線のグリーン車の座席設備やサービス、料金などをまとめてご紹介しますので、普通車との違いを知りたい方やグリーン車に乗ってみたいと考えている方はぜひ参考にしてみてください。

新幹線のグリーン車とは

一部の車両を除くと、新幹線には普通車だけでなくグリーン車も連結されています。普通車に乗車するときよりも料金は高くなりますが、普通車と比べると座席がゆったりとしていて、ワンランク上の設備やサービスを提供してもらえるため人気です。

新幹線のグリーン車のチケットは、自動券売機やみどりの窓口、インターネットなどで購入できます。新幹線は一般的な在来線と違って乗車券と特急券が必要ですが、グリーン車に乗車する場合にはさらにグリーン券が必要になります。もし新幹線に乗り慣れていなくて、チケットの購入方法がよくわからない場合には、窓口で購入するのがおすすめです。

普通列車にグリーン車が連結されていることもありますが、普通列車のグリーン車は自由席のみのことも多いです。そのため、グリーン券を購入しても満席で座れないことがあります。新幹線のグリーン車は全席指定席なので、グリーン券があれば必ず座れます。

グリーン車が誕生したきっかけ

グリーン車が誕生したのは今から50年以上前のことです。新幹線を運営するJRの前身は日本国有鉄道(国鉄)ですが、国鉄時代の座席は1等と2等に分かれていて、等級によって料金が異なっていました。1969年(昭和44年)5月の国鉄の運賃改定の際にこの等級が廃止され、1等車がグリーン車、2等車が普通車という呼称に変わったのです。

国鉄の新幹線の料金は運賃と特急料金が設定されていて、1等車を利用するには1等運賃と1等特急料金をそれぞれ支払う必要がありました。呼称が変わると、グリーン車と普通車の運賃と特急料金は統一されましたが、新たにグリーン料金が設定されました。

グリーン車という名前の由来

グリーン車という名前が付いていますが、グリーン車の車体や座席を見ても、色がグリーンになっているわけではありません。それなのになぜグリーン車という名前が付けられたのかというと、1等車の側面窓下に入っていたラインの色や一等車の乗車券の色がグリーンだったことがグリーン車という名前の由来になったという説が有力なようです。

1978年(昭和53年)には側面窓下のグリーンのラインが廃止されたため、現在のグリーン車にはグリーンのラインはありません。そのため、外観は普通車とほぼ同じです。

四葉のクローバーのマークが目印

グリーン車の車両のドア付近には、グリーンの四葉のクローバーのマーク(グリーンマーク)が付いています。呼称が変更されたときに制定されたマークで、国鉄のデザイナーだった黒岩保美(くろいわやすよし)さんによるデザインです。このクローバーのマークには、乗車する人に幸運が訪れるようにという願いが込められているそうです。

1978年(昭和53年)まではグリーンのラインとクローバーのマークが併存していましたが、現在のグリーン車の目印はクローバーのマークのみです。外観は普通車とあまり変わりませんが、普通車にはない特別な設備やサービスが用意されています。

新幹線のグリーン車の座席の様子

続いては、新幹線のグリーン車の座席の様子についてご紹介しましょう。グリーン車が何号車なのかは車両によって違いますが、東京と新大阪を結ぶ東海道新幹線(のぞみ・ひかり・こだま)は16両編成で、グリーン車は8号車から10号車までです。

クローバーのマークが付いたドアからグリーン車の車内に入ると、床面にカーペットが敷かれていて、フカフカの踏み心地です。このカーペットによって足音がしないため、他の乗客の足音が気になることがなく静かに過ごせます。

それでは、ここから座席設備を詳しくご紹介していきます。快適に過ごせる設備が満載ですが、古い車両だとグリーン車でも備わっていない設備もありますのでご注意ください。

横四列のゆったりした座席が人気

新幹線のグリーン車は、ゆったりとした座席で人気があります。新幹線の一般的な普通車の座席は通路を挟んで2列+3列で横5列の座席が配列されていますが、グリーン車は2列+2列の横4列の座席が配列されていて普通車より1列少ないです。

普通車と比べるとグリーン車の座席は前後左右に広くなっていて、座席と座席の間隔も広いのが特徴です。普通車の座席の幅は約40cmでシートピッチは約104cm、グリーン車の座席の幅は約50cmでシートピッチは約116cmとなっています。

おすすめの座席

新幹線のおすすめの座席は人によって違います。景色を楽しみたい人やゆっくりと休みたい人などには窓側が人気ですが、頻繁に席を立つ人には通路側もおすすめです。

とはいえ、グリーン車は普通車と比べると料金が割高なため、年末年始や大型連休以外は満席になることがありません。普段の日中のグリーン車は空いていることが多く、隣に人が座ることもあまりありません。そのため、圧倒的に窓側の座席が人気です。

新幹線は全席禁煙ですが、喫煙ルームが完備されています。何号車にするか迷ったときには、喫煙する方は喫煙ルームのある車両がおすすめで、タバコが苦手な方は喫煙ルームから離れた車両がおすすめです。トイレが近い方はトイレのある車両がおすすめです。

コンセント

新幹線のグリーン車の座席には、大きなひじ掛けが付いています。そして、センターのひじ掛けの先端には、座席ごとに1つずつ、合計で2つのコンセントが付いています。

旅行や出張のときにもスマホやPCなどの充電が欠かせませんが、古い車両の普通車だと最前列・最後列を除くと窓側の座席にしかコンセントがありません。グリーン車は全席にコンセントが付いていますので、通路側に座ったとしても充電に困ることがないのです。

収納テーブル

普通車でも前の座席の背面にテーブルが付いていますが、グリーン車の方が座席の間隔が広いためテーブルも広めで、手前にスライドさせて位置を調整することもできます。

グリーン車に付いているテーブルは正面のテーブルだけではなく、外側のひじ掛けを開けると中から三角のサブテーブルも現れます。ドリンクなどを置くのにおすすめです。手を伸ばさなくても手が届きます。サブテーブルを出したままでも、ひじ掛けは閉められます。

フットレスト

新幹線のグリーン車の座席の正面足元には、フットレストが付いています。フットレストとは足置きのことです。最初は折りたたまれた状態になっていて、外面が床と同じカーペットになっているため、靴を履いたまま足を乗せたい場合にはこのまま使ってください。

フットレストを手前にひっくり返して広げると、シートと同じ柄の中面が出てきますので、靴を脱いで足を置くことも可能です。中面は土足禁止です。フットレストの横にはペダルが付いていて、ペダルを踏むことでフットレストの位置を調整できます。

読書灯

新幹線のグリーン車は暖色系の照明が使われていて、普通車と比べると車内は少し暗めです。静かに落ち着いた雰囲気の中で過ごせて、寝るにはちょうどいいですが、読書などをするときには暗すぎると感じる場合もあるかもしれません。最近は電子書籍の人気が高まっていますが、紙の本も根強い人気で本は紙派という人はまだまだ多いです。

背もたれのヘッドレストに読書灯が付いていますので、灯りが欲しいときに点灯させましょう。センターひじ掛けの側面にスイッチが付いていて、スイッチを押すと、手元を優しく照らしてくれます。角度の調整が可能なので、自分に丁度いい向きで使えます。

レッグウォーマー

読書灯のスイッチの隣にもう1つスイッチがありますが、こちらはレッグウォーマーのスイッチです。レッグウォーマーとは足元を暖める装置のことで、寒いときにスイッチを押すと足元が暖かくなります。冬はもちろん、夏に冷房で冷えたときにもおすすめです。

消し忘れ防止のために座席から離れて5分経つと自動的にスイッチがオフになりますので、トイレなどで席を離れたときにはオフになっていないかチェックしましょう。

電動リクライニング

新幹線の一般的な普通車の座席の背もたれのリクライニングは手動式ですが、グリーン車は電動式です。座席の外側のひじ掛けに矢印付きのレバーが付いていて、電動で角度を調整できます。レバーを手前に動かすと倒れて、反対に動かすと起き上がります。

電動リクライニングは、手動式と比べるとゆっくりと倒れるのが特徴です。N700系やN700Sなどにはシンクロナイズド・コンフォートシートが採用されていて、リクライニングすると座面が後方へ沈みこみ、ゆりかごのような座り心地を体感できます。

リクライニング角度は車両によって異なりますが、25〜37度程度で普通車の座席より深くリクライニングできます。新幹線に乗っている間に睡眠を取りたい方にもおすすめです。ただし、背もたれを倒すと後ろの人のスペースが狭くなりますので、後ろの座席に人が座っている場合には後ろの人にも配慮するように気をつけましょう。

新幹線のグリーン車のサービス

新幹線のグリーン車では、普通車にはないさまざまなサービスが提供されます。1つ目はおしぼりが無料でもらえるというサービスです。一部の車両にはパーサーと呼ばれるスタッフがいて、グリーン車に乗るとパーサーさんが席までおしぼりを持ってきてくれます。

日清紡の製品で、最上位仕様の高級おしぼりです。天然コットンのみで作られていて、厚手で破けにくく、表面がなめらかで使い心地がよいと人気があります。

2つ目はブランケットを無料で借りられるというサービスです。各号車の最前列の荷物置き場にブランケットが用意されていますので、寒いときや寝るときなどに借りましょう。

その他に、ゴミを回収してもらえるサービス、座席の網ポケットに入っている雑誌2冊を無料でもらえるサービス、車内販売のサービスなどがあります。

新幹線のグリーン車と普通車の料金の違い

新幹線に乗るときには運賃と特急料金を支払う必要がありますが、グリーン車を利用する場合にはさらにグリーン料金を別途で支払わなくてはいけません。子供が新幹線に乗るときには、運賃と特急料金は原則として大人の半額ですが、グリーン料金は大人と同額です。

普通車の指定席を利用する場合には指定席特急料金を支払うことになり、この指定席特急料金は通常期・繁忙期・閑散期で金額が変わります。グリーン車を利用する場合の特急料金は、通常期の指定席特急料金から530円を引いた金額で、繁忙期・閑散期も同額です。

グリーン料金は距離で決まっていて、JR各社で料金設定に違いがあります。東海道・山陽新幹線のグリーン料金は、営業キロ100kmまで1300円、200kmまで2800円、400kmまで4190円、600kmまで5400円、800kmまで6600円、801km以上7790円です。

東京駅から新大阪駅までのぞみで行く場合には、営業キロは552.6kmです。普通車の指定席の通常期の料金は運賃8910円+特急料金5810円=14720円で、グリーン車の料金は運賃8910円+特急料金5810円-530円+グリーン料金5400円=19590円となります。ひかり・こだまはのぞみより特急料金が安くて、通常期は5490円です。

もっと安い料金でグリーン車に乗る方法も

新幹線のグリーン車に乗ってみたいけれど、料金が高くて躊躇しているという方もいらっしゃるでしょう。実は、グリーン車にもっと安い料金で乗る方法もあります。

特に人気なのが、新幹線ネット予約サービスを利用する方法です。会員登録すると、通常より安くグリーン車のチケットを購入できます。JR各社が新幹線ネット予約サービスを提供しているため、それぞれのサービスで予約できる新幹線が違います。

また、東海道新幹線に安い料金で乗りたい場合には、JR東海ツアーズが販売する「ぷらっとこだま」のグリーン車プランを利用する方法も人気です。さらに、新幹線で往復・宿泊するのであれば、往復新幹線と宿泊がセットになったパックツアーもおすすめです。

グリーン車より上位のグランクラスも人気

東北・北海道新幹線や北陸新幹線、上越新幹線には、グリーン車より上位のグランクラスという車両もあります。グリーン料金より高いグランクラス料金を支払う必要がありますが、グリーン車以上に豪華で特別な空間で過ごせるため人気です。

グランクラスの座席は2列+1列で、横3列の配列となっています。そのため、グリーン車よりも座席の横幅が広く、座席と座席の前後間隔も広いです。専任のアテンダントもいて、さまざまなサービスを提供してくれます。新幹線のファーストクラスです。

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快適な旅に新幹線のグリーン車がおすすめ!

新幹線のグリーン車の座席設備やサービス、料金などをご紹介しました。グリーン車は普通車と比べると料金が高くなりますが、快適な旅を楽しみたいときにおすすめです。

旅行へ出かけるときや出張の帰りなどに、頑張った自分へのご褒美として新幹線のグリーン車に乗車してみてはいかがでしょうか。

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この記事のライター
Hayakawa

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